FAPについて【つぶされた偏官の星】
ども!自分大好き ainです。今日は私のとある昔話をもとに構成しています。物語なので、友人という設定で「彼」として書いています。四柱推命をやっていて彼の持ち味ってのが通変星は偏官で十二運星が絶なので、とにかく行動力がすごい!思い立ったらすぐ行動!ほぼ本能的に動く。セールスは抜群にうまい!(というより何かを伝えたくてしょうがない)挑戦して挑戦して、動き回るから成功もあるが失敗も多い。でも失敗も経験と知恵にしてしまって「芸の肥やし」にするくらいバイタリティに溢れている。ついでに食神という星を持っているので表現が命!というくらい何かを伝えるのが好きというか、生来のエンターテイナーというべきでしょう。ゆえに、昔から「話上手になるにはどうしたらよいか」を常にアンテナをはって探求したがっていました。そんな彼の母親は「お前は口下手だ。いらんことばかり言う」「論理的ではない」と呪詛のように暗示を入れていました。小さいときや高校生まではそれでよかったのですが・・・・時は流れ、彼は大学受験をクリアして、4回生になりました。母親は「父親が公務員だったから、お前も安定した公務員になれ」と必死になってかかわってくるので、公務員試験の講座に通いながら、合格に向けて必死になって勉強したのですが全部不合格。その事実は彼にものすごいショックなことでした。落ち込んでばかりもいられないので、一般企業への就職活動を開始しました。4回生の夏のころです。一般的には遅い活動開始でした。ここで、持っている星というか、資質というか、才能というか、そういうものはここ一番の時に、呪詛の硬い殻を打ち破って出てくるんでしょうね。だってその後、生きるか死ぬかぐらいの瀬戸際ですから。人間、自分を活かすためには潜在能力のすべてを発揮するのではないかと思うくらいです。破竹の快進撃で内定をたくさん取って、無事就職。この経験をとおして、彼は「人生には何か大きな力が働いているのではないか」ということを考え出します。そしてある宗教活動に身を投じていきます。お約束通り、親に話をしてものすごい反対をされるわけですよ。いったんスイッチが入ってしまったので、引かないです。すさまじい親子の葛藤と相克の物語が幕を上げたのでした。(これは約10年におよぶため、のちに〇〇家の10年戦争と呼ばれたりしています。 彼の結婚とともに終結するのですが。。。)そして、落としどころとして「絶対に人に勧めるな。自分だけで楽しむのだ。」という親の強権発動で無理からに約束させられ、宗教活動をしていくのでした。彼の愚痴とか悩み事を聴いていて、すごかったです。生来、「何かを伝えたい」「経験は芸の肥やし」といった資質を持つ彼にとって「人に勧めるな」は、とんでもない制限以外何者でもないのです。あわせて就職した企業での仕事は「営業職」人に伝えるのが仕事です。ここで問題になるのは、親からの呪詛そのものである「人に勧めるな」については宗教活動に限定されるものではなく、人生全般に影響を及ぼすわけです。暗示ってそういうものです。ましてや、幼いころから「お前は口下手だ。いらんことばかり言う」「論理的ではない」という呪詛のような暗示も入れられているわけですから、営業の仕事にも当然影響を及ぼします。しかし、抜群の行動力はあるわけですから、「突撃隊長」の異名をとるほどの行動力で新製品の新規開拓を次々となしとげ、一躍有名になったりします。惜しむべくらくは、「人に勧めるな」の制限がなく、表現力に制限がかからず生来の表現力が顕現していれば、どれだけすごいことになったことでしょう。おそらく暗示のため、三分の一以下になっていたことでしょう。だってダブルバインドで常に苦しみながら、活動するわけですから効率が悪いことこの上ない。彼の鑑定をしていて、偏官・絶の強味があまり出ていないな~と思って聴いてみたところ、上記のエピソードが開示されたわけでした。うーん、これは鑑定ではクリアできない心の傷だよね~と思うわけでしたFAPでやってみようということで人に勧めるな、が気になる~を手順にそってやってました。するとまず激怒まぁ、当然ですね。そりゃ怒るわな。潰されたんだもの。親がこれ以上めんどくさいことにならないようにって生来のものを潰しにかかったわけですから、それはすごいエネルギーが使われていたことでしょう。星が怒るのも無理がない話です。絶叫に近いものを感じました。私は輝きたいのだ~、この資質で世の中に貢献するって、経験を積んで成長するって約束して搭載してきたのに、それを潰さないで~って。内側にずっとこもっていて怒りが解放されたような感じでした。それでも何か残っているのでは~?と残っているものが気になる~で探ってみると憎しみ恨みやっぱり・・・・残ってますよね。潰された恨みですね。ということで取っていきましょう。キレイになったようで。ものすごくスッキリとしたようです。やれやれ。これに気づくのに何十年もかかっているから。気づけてよかった、と思ってます。これからちょっと楽に生きることができそうかな。このエピソードから感じられたことは四柱推命などで表されている生来のものって、親が嫉妬して潰そうとしても潰れないのです。どうやっても潰れないです。何度でも蘇ってきます。枯れない井戸(その人のコア)から湧き上がってくるのですからどうしたって潰れるわけがない。むしろ、そういうようなことをしようとすると何倍にもなって返ってくる。これは職場でも一緒です。上司が部下の「資質」「強味」「才能」の部分に嫉妬して潰そうとしても潰れない。今の世の中だったらさっさと他に行ってしまう。人材の喪失ってやつですね。企業であれば、嫉妬して潰そうとするくらいなら、活かして利益を上げてくれたほうがよいわけだし、家族であれば、子供が自分の道を速やかに見つけて、独立して、自分で稼げるようになってくれたほうが楽だと思います。自分で稼げるようになるための基盤をつくるため、就職するために大学まで行かせるのですから。自分の道を知るために、四柱推命などの鑑定を活用していただければ鑑定師としてはとてもうれしい限りです。FAPでは気になることを癒して自由自在に表現できるようになることのお手伝いができるようになれたら、うれしいと思ってます。では~本当の私よ こんにちは FAP療法で過去を手放し「今」を生きる [ 大嶋信頼・米沢 宏・泉 園子 ] 楽天で購入