なぜ抱っこで赤ちゃんは泣き止むのか
今朝のNHK視点・論点「抱っこで赤ちゃんはなぜ泣き止む」を見たのですが、目からウロコでした!子育てをしている方なら経験があると思いますが、泣いている赤ちゃんを抱っこして歩き回っていると泣きやみ、ほっとして寝かせるとまた泣き出して・・・。いつまでたってもおろせなかったり、寝てくれなかったり(TT)。うちの長女が赤ちゃんの時はまさにこれで、家内も夜中にずーと抱っこをしていると寝てくれるのに、ベットに寝かせるとすぐに起きて泣いてしまい。どうしてなのかわからず本当に苦労してました。今子育て中の方も、どうしたらいいのやら、本当に大変ですよね。疲労も育児ストレスも溜まってしまいます・・・。でも、この番組を見て、抱っこすると泣きやむ理由がわかりました!何故そうなるのか知っていると、ストレスを減らすのにすごく役立ちます!だから是非シェアしたいと思いブログを書いています。この番組での説明では、赤ちゃんは抱っこされると【輸送反応】がでて、即座に心拍数が安定しておとなしくなるそうなんです。人間でも動物でも、お母さんは赤ちゃんを危険なところから安全なところに運びます。このときに赤ちゃんが暴れてしまうとうまく運べませんよね。そこでスムーズに運ばれやすいよう、赤ちゃんは反射的に丸くおとなしくなる、それが【輸送反応】です。人間や動物には本能的にこのような仕組みがあるんですね。赤ちゃんが泣いている時、抱っこして歩いてあげると落ち着いて泣きやむのは、こんな訳があったのかと納得です。私の父母の時代はよく赤ちゃんをおんぶをしていましたが、おんぶもしっかりお母さんにくっついて揺られていますから、赤ちゃんにとっても落ち着けたんでしょうね。抱っこしていないと泣きやまないのは、長い人生から見たら、赤ちゃんが小さいほんの一時です。「そうか~自然な反応なんだ」と思えたら、抱っこで泣きやんでくれる姿も健やかな成長の1つとして、余裕を持てるんじゃないでしょうか(^^)また、泣いている赤ちゃんにも、抱っこしてすぐ泣きやむ子と、抱っこしてもすぐ泣きやまない子がいるじゃないですか。泣きやまない子に関してブレインジム的に補足しますと、原始反射の1つ、モロー反射を残していると、カンが強く、ちょっとした刺激で機嫌が悪くなったり、泣いたりする傾向性があります。今朝の番組の内容をネットで調べていたら、番組にも出ていた理化学研究所のページにたどり着きました。http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130419_2/ページの説明のポイントに、【「輸送反応」には触覚・固有感覚と小脳皮質が必要】とあります。このページの動画のマウスの実験では、感覚を遮断して運ばれているのがわからないようにすると、マウスは輸送反応が出ないで暴れています。なかなか泣きやまないのは、原始反射が統合しないで、感覚系が十分に発達していないことが原因ではないかと思います。感覚系の発達には、その土台である原始反射が大きく関わっているからです。モロー反射はお母さんのお腹の中で出現していく反射なので、妊娠中からブレインジムをやることは、お腹の赤ちゃんにとっても非常に有益です!だから妊婦さんにはプレインジムをぜひやって頂きたいです!!お腹の赤ちゃんの反射なのにお母さんがするの?と思われるかも知れませんね。この辺りの説明は、長くなるのでブレインジム公式クラスでお話しします。そして、カンが強く、ちょっとした刺激で機嫌が悪くなったり、泣いたりする傾向性があるお子さんや、イライラしやすかったり、ちょっととしたことに敏感に反応してしまう大人も、モロー反射の影響が考えられます。大きくなってからも遅くはありません!原始反射は個人セッションで対応しています。モロー反射が当てはまる方、それを何とかしたい方は、ぜひブレインジム個人セッションでご自身の変化を実感して頂きたいです。どういうものか理論的に知りたい方には、ブレインジム公式クラス(101・VC)でモロー反射の統合を助ける方法をお伝えしています。受講時間をたっぷりとって、原始反射に力を入れているのが、エネポートの公式クラスの魅力です(^^)モロー反射の他にも、まだ発揮し切れていない力をスムーズに引き出せるようになる方法がブレインジム公式クラスで沢山学べますよ。 人気blogランキングに参加しています。クリックありがとうございます。 ブレインジムについてはこちらhttp://eneport.com/brain_101.html