本と着物と時々ごはん

マグロ漁獲量23％削減！？　たいへん、高くなるまえにマグロステーキ作らなきゃ！

『　「で、猫の紳士、あなたはなにをご所望で？」　ロッドが返事をするより早く、ク・メルがいった。　　
　「彼にはバショウカジキのステーキを二枚と、ポテトフライと、ウォルドーフ・サラダ、
　それにアイスクリームの取り合わせと、大きなグラスでオレンジジュースを」　
　　熊男は、目に見えるほどの身ぶるいをした。　「この店へきてもう何年にもなるが、猫のお客に
　そんなおそろしいランチを出すのははじめてですぜ。あっしもいっちょう試食してみるか」
　…（中略）…　ロボットは新しい糊のきいたナプキンをさしだした。
　ロッド・マクバンがこれまでに見た、最高にすばらしいランチだった。
　オールド・ノース・オーストラリアでは、政府の晩餐会でさえ、お客にこんなごちそうは出さない。』

大好きなSF小説　『ノーストリリア』　より。
猫に扮した主人公が楽しんだこのランチ、実際に作ってみました。

「バショウカジキのステーキ」
マグロはカジキなかったんでメバチで代用。味付けは欧米風（？）に塩胡椒とハーブにしました。
　1）　塩・胡椒・白ワイン・醤油を適量ふりかけ、10分ほどおいて余分な水分と臭みをぬきます。
　2）　水分をふきとったマグロにバジルやローズマリーなど、魚にあうハーブをまぶします。
　3）　たっぷりのバターとオリーブオイルでスライスしたにんにくを炒め、
　　　　香りがでてきたら（2）をいれ両面こんがり焼きます。　レモン汁をかけて出来上がり。

「ウォルドーフ・サラダ」
アメリカのウォルドーフホテルで出されたのが始まりの　「リンゴとレーズン、セロリとくるみのマヨネーズあえ」　サラダだそう。学校給食でよくこんなの出たなあ（笑）。
　1）　リンゴとセロリは1ｃｍ角に切り、色止めにレモン汁をかけておきます。
　2）　（1）にお湯でやわらかくもどしたレーズンと炒ったくるみをまぜ、胡椒とマヨネーズであえます。

「アイスクリームの取り合わせ」
好きなもの2つ。ハーゲンダッツのクラシックショコラとレディボーデンのストロベリー。

憧れだったランチ、ようやく食べれて大満足v　実は火を通したマグロ苦手で躊躇してたんです（苦笑）。　刺身用のサクを使ってレアに焼いたので気になりませんでした。

味はもちろん　『最高にすばらしい』！　 一緒に食べた友人にも好評でした♪