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カテゴリ:読書
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」 「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ!!」 正月早々、江戸の町では開店したばかりの老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。 しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった…。 井筒屋の真の“狙い”とはいったい何なのか!? 着物の始末屋・余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るがー。 着物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する!! 大人気シリーズ、待望の第四弾!! 【目次】(「BOOK」データベースより) 禁色/歳月の実/雪とけ柳/絹の毒 ●読書メモ● ●四枚肩(しまいがた) 三人一組(一人は交替要員)で担ぐ場合を三枚肩(さんまいがた)、 四人一組(一つの駕籠を四人同時に担ぐか、二人で担いで残りは交替要員)で担ぐものを四枚肩(しまいがた)と呼んだ。 さらに八人で交替に担ぐものは、八枚肩(はちまいがた)、あるいは八人肩(はちにんがた)と呼ばれた。 ●如月(きさらぎ)とは「生更木(きさらぎ)」、つまり「木が生えてくる」という意味らしい。 もっとも、余一は「寒くてきものを重ねるから『着更着』と言い張るが。 ■如月■ ●・・・(略)「おきやあがれ」とそっぽを向いた。 ◎江戸言葉。 相手の言動を強く打ち消すのに用いる語。やめてくれ。いいかげんにしろ。よせやい。 『放って措け(措いてくれ)』といった意味。 ●蝙蝠柄(こうもりがら) ■文様になったのは中国の影響が大きいと思われます。■ 吉祥を表す文字と発音や意味が同じものを大事にする中国では、蝠と福は同義語です。 福を呼ぶものとして、蝙蝠の絵柄は今でも陶磁器等にみられます。 日本でも江戸後期、七代目市川団十郎が家紋にしたり染め柄にしたりして大流行し、浴衣、絣、小紋などの意匠にされました。 現代ではあまり用いられない文様ですが、忌み柄ではありません。 この他、古典的な柄の名前が沢山出てくる。 毎回、本の最後に、柄の説明があるので面白い。 ●妄想劇場・配役発表!!● ★始末屋・余一 着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一は、職人としての腕もよく、若くて男前なのだが、人と深く関わろうとしない。 そんな余一役に、■清原翔人(カート)、■さんが、決定!! 関係者は、 「余一が歩いてきた!!と思った」と言っている人も(私。) なお、あだ名は、アプリ君と言います。 ■しのぶ梅 着物始末暦■ ■藍の糸 着物始末暦2■ ■夢かさね 着物始末暦3■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.05.13 00:01:15
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