テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:映画
ネネ、12歳。 夢は、オペラ座、エトワール・・・。 パリ郊外の団地で育った労働者階級の12歳の黒人少女ネネ。 何よりもダンスが大好きで、自宅近くや郊外線RERの駅で伸びやかに踊る喜びを感じさせる彼女のダンスには人を惹きつける“華”があった。 ネネはパリ・オペラ座バレエ学校の入学試験に見事合格、毎日時間をかけて髪をシニヨンにまとめ、熱心にレッスンに励むネネは才能を花開かせていく。 だがネネが憧れている、パリ・オペラ座の最高位“エトワール”だった校長マリアンヌは伝統を守ることに固執し、「バレエは白人のもの」とネネを邪険に扱う。 またネネを羨み、あるいは妬む同級生たちの嫌がらせも始まる。 このままバレエを続けるか苦悩するネネ…そんな最中、マリアンヌの隠された秘密が明らかになる――。 パリ・オペラ座バレエ学校は、国王ルイ14世が設立した王立舞踊アカデミーに起源を持ち、300年以上の歴史と格式を誇る世界で最も古いバレエ学校。 世界最高峰のバレエ団の一つであるパリ・オペラ座バレエ団の団員の95%は、このパリ・オペラ座学校の出身者であり、毎年数百名の応募者の中から、20人程度が入学できるという狭き門。 入学してから卒業するまで毎年選抜試験が行われ、選ばれた者だけが残っていくという厳格なシステムでパリ・オペラ座バレエ団に入団できるのは毎年数人に過ぎない。 ★映画メモ★ ★パリ・オペラ座のバレエ学校に入るのは、至難の業。 バレエの技術は当然のことで、体形が悪ければとらない。 なんせ、親の身長が体重まで書かなければならないのだ。 ★12歳で入るのだが、これから身長は、どこまで伸びるのか、肥る家系ではないかなどが、入学試験の参考になる。 ★エトワールとは、星という意味で、そこから花形スターを意味する。 ★映画を観ていて、フィギュアスケートのスルヤ・ボナリーを思い出した。 ■スルヤ・ボナリー/1992 Albertville Olympic - Free Skating■ スルヤは、たぐいまれなジャンプで1990年代のはじめ頃、女性ながら4回転と飛んでいた。 これは、女性としては初である。 しかし、フィギュアスケートも白人をイメージするスポーツだ。 ★黒人が花形ダンサーになれるかというのは、少し?だ。 もともと、こういものは、白人を主人公に作られたものだから・・・。 もし、黒人が主人公になるならば、それにあったストーリーの作品が必要だ。 街角の演奏に自由に体を動かして踊るネネを見て、 バレエ以外のダンスを目指した方がいいのではないかと思った。 たとえば、ミュージカル。 「コーラスライン」なんかピッタリだと思う。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.13 00:12:20
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