京都・詩仙堂
「京都、行こう」という友人T子とM子の誘いに、行ってきました。行き先は、どこでもいいと言うので、私が前から行きたかった「詩仙堂」に。詩仙堂は、京都に住む、「おしゃれ手紙」の相棒、浜辺遥嬢が以前、「京都に友人が来たら、絶対に案内するのがここ」と言ってたところ。京阪、出町柳駅から、叡山電鉄、一乗寺駅下車。しばらく歩いて、もう少しで見逃すところでした。そのくらい、小さな、ひっそりした門。私は、この門に一目ぼれ。ワクワクしながら中に入ったのですが、ワクワク感を裏切らない、藁葺きの、ワビ、サビな建物。「詩仙堂」は正しくは、「凹凸カ(おうとつか)」。でこぼこの凹凸のあるところに建てられた住居という意味。1641年(寛永18)石川丈山という人が自ら作って、90歳でなくなるまでここに暮したんですって。漢詩の大家だった丈山の勉強部屋、四畳半の詩仙の間に、狩野探幽筆の中国の36詩仙の肖像を飾ってあるのですがここから詩仙堂の名前がつきました。詩仙堂の庭からでも部屋からでも水の音が聞こえます。時おり、「かーん」という猪を脅すための「鹿おどし」の音。この「鹿おどし」は丈山が考案したとか。花と緑の視覚を楽しんで、耳まで楽しむ庭。閉館を知らせる拍子木の音がするまでいました。■詩仙堂■■場所:京都市左京区一乗寺門口町27:TEL 075-781-2954 ■時間:9:00-17:00:500円 ■交通:市バス5,北5,65、京都バスで一乗寺下り松町下車徒歩5分。 *ここには、昔、チャールズ皇太子とダイアナ妃も来たんですって。写真がありました。*一乗寺のもうひとつの名所?恵文社にも案内しました。ふたりとも大喜び(^-^*)*その後、「おしゃれ手紙」の浜辺遥嬢と合流。11時過ぎに家に。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★5月1日*トリビアの井戸:鯉幟は、なぜ屋根より高いのか。*UP