コン・ティキ★仮説を証明
■コン・ティキ■♪音が出ます!太陽だけを追いかけて、海の彼方へ男たちは旅だった・・・。南太平洋のポリネシア諸島は、大陸から遠く位置するにもかかわらず、古くから住人がいる。彼らの起源についてある仮説を立てた人物がいた。南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先は、南米から海を渡って渡来した古代南米人なのではないか。1947年、提唱者であるノルウェーの若き学者トール・ヘイエルダール(ポール・スべーレ・バルハイム・ハーゲン)は、この仮説を証明するため、ある挑戦を決意。それは無謀とも言える試みだった。古代でも入手が容易な材料のみで筏を作り、現代的な装備は無線機のみで、ペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦するというのだ。その距離、8,000km。同じ志を持つ仲間が集まり、信念を貫く男たちの命がけの冒険が始まる。“コン・ティキ号”と名付けられた筏に乗り込んだのはヘイエルダールに加えて5人の仲間たち。 コン・ティキの旅は、多くの困難があった。●嵐。コン・ティキは、大昔の材料のみで作っているので、嵐に耐えられるか・・・。●大きな渦がある。マダガスカル島?だったかの近くには、大きな渦巻きがあって、その渦の中に入れば、船は遭難する。エンジンを積まないコン・ティキは、方向を簡単に変えることが出来ないので、心配。●海流。この航海は海流が頼り。けれども、海流に乗れるという保証はない。●するどい海底。到着地点の島の海底には、するどいサンゴ礁?があって、コン・ティキが着けない。こうやって、多くの困難を乗り越えて冒険は成功した。しかし、大昔の人たちは、こんな冒険をしたとは思えない。ちょっと近くに行くつもりが、嵐が来て流れ着いたのではないかと思う。 冒険家には多くの資質がいると思った。*陽気な性格。ダメかも知れないと思わない。*動物、特に魚に詳しい。*リーダーシップ。*海図が読める。*力持ち。*無線に精通。*船員の経験がある。*料理が得意。*勇敢である。私は無理だ・・・。第85回アカデミー賞:外国語映画賞ノミネート作品。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2013年7月7日*七夕の「団子刺し」 *・・・・・・・・・・・・・・