カウリのすべて:カウリミュージアム
■3月14日(火)この日は、カウリミュージアム。カウリコーストにあるカウリ博物館は、ニュージーランド原産の巨木カウリのすべてがわかる充実した展示品を誇る。カウリ材で作られた芸術品や工芸品、家具のほか、 4300年前のカウリの樹液が固まった美しいカウリガムのコレクションも必見。 かつてニュージーランド北島北部には、カウリの森が広がっていました。しかしヨーロッパ人の入植によって伐採が始まり、わずか数十年の間にカウリの森は最大時の4%まで縮小されてしまいました。伐採は、森を開拓して牧場を作るためでもあり、カウリの木を建材として売りさばくためでした。 幹の下部に枝がなく、長くて太く、しかも硬質なカウリ木材は建材として重宝されたといいます。危機感を覚えた人々がカウリの保護を訴えるようになり、保護区が制定されたのは1952年のこと。北島北部の約9105haがカウリ保護区「ワイポウアの森」として認定されました。今では、カウリの伐採は全面的に禁止されており、植樹も頻繁に行われています。■カウリ博物館 The Kauri Museum ■その他、有用な木材として、さらに美しいカウリガム(樹脂)がとれることでも知られています。当時、カウリの伐採やカウリガムの採掘に携わった開拓民の作業場面を 人形を使って再現したコーナーもあります。見どころのひとつは、化石化した虫や植物が含まれた琥珀のようなカウリガムのコレクションです。1900年前後の邸宅や日々の生活の様子を再現したコーナーがあり、当時をうかがい知ることができます。■ケリケリのストーン・ストア■は1832年建造はニュージーランド最古の石造建築物。本来の目的はテ・ワイマテの直営農場で収穫される大量の小麦を貯蔵することだったが小麦の生産は思うようにいかず、カウリの樹脂の売買所として使われることになった。 ここでも、カウリの取引があったのだなと思った。 1時間ほどミュージアムを見てから 外に出てカフェに。 開いていたので遅い朝ごはん。●住所: 5 Church Road, RD 1,Matakohe 0593, Northland, New Zealand・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・