世界遺産の街:ベルゲン
■スウェーデン■で2泊した後、ノルウェー、第二の街、ベルゲンに来た。ベルゲン都市圏で約390,500人で、ノルウェーでは首都オスロに次ぐ規模の都市である。「ベルゲンは雨がよく降ります」と現地に30年住む日本人のガイド女性。現地の人と結婚して、ここに住んでいるのだそうだ。「雨は365日のうち400日降ります」とガイド氏は笑った。尾鷲か!!(三重県・尾鷲には、弁当忘れても傘忘れるなという言葉があるほど雨が降る。)海洋性気候で比較的穏やかな冬と涼しい夏が訪れる。北緯60度の高緯度にあるが、天候は緯度の割に穏やかである。冬はノルウェーの中でも温暖な場所の一つで、これはメキシコ湾流(ガルフストリーム)の影響である。ベルゲンは1217年から1299年までノルウェーの首都であり、13世紀後半からはハンザ同盟都市となった。1789年までベルゲンはノルウェー北部と国外の仲介交易の独占権を謳歌していた。波止場やブリッゲンが残され、世界遺産になっていて、世界遺産のマークが・・・。下水道の蓋?も古い町並みが・・・。そんなベルゲンを山の上の展望台から眺めて見ると、結構大きな町だ。私たちは30年以上前に、ベルゲンに来たことがあるが、その頃は、もっとひっそりとした町だったように記憶している。飛行機と船で観光客がどっと来るので、夏の間は、大混雑のベルゲン。町の中の並木の根本に金属の飾りのようなものがある。降った雨が土に染み込み、流れないようにするのと、木の根を踏まないから木を守るという工夫なのか・・・。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・