カセットテープ・ダイアリーズ★パキスタン移民
■カセットテープ・ダイアリーズ■♪音が出ます!!ブルース・スプリングスティーンのロックに乗せて、僕は明日へ走り出す・・・。2019年のサンダンス映画祭をはじめ、多くの観客と評論家から大絶賛された本作。主人公は地方の町ルートンで暮らすパキスタン系の高校生ジャベド。音楽と詩を書くのが好きな彼は、日々の生活の中で鬱屈と焦燥を抱えている。閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な父親との確執など、彼の悩みは尽きない。だがそんなある日、モヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会う―。原作はパキスタンに生まれ、現在は英国ガーディアン紙で定評のあるジャーナリストとして活躍し、自身もブルース・スプリングスティーンの大ファンであるサルフラズ・マンズールの自伝的な回顧録「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll(原題)」。1987年のイギリスを舞台に、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を、爽やかに描いた珠玉の青春音楽映画がイギリスからやってきた! イギリスには、インドやパキスタンからの移民が多い。■マイ・ビューティフル・ランドレッド■の主人公、オマール青年もパキスタンからの移民。暴力を受けたり、「パキ」と罵られたり、就職差別にあったりとパキスタン出身ということだけで、いわれのない差別を受けている家族。だから、家族で団結して乗り切ろうというのだが、若者はいつの時代も親のいう通りにはならない。この作品の監督、脚本、政策は、グリンダ・チャーダ (監督、脚本、製作)で960年生まれ。ケニヤ・ナイロビ生まれのインド系。ロンドンで育つ。 インド・パキスタン分離独立についての大作ドラマ■『英国総督 最後の家』(17)■がある。 1980年代後半の風景、特に音楽に関するものが見えて面白かった。当時の若者は、腰に小さなカセットテープを付けて音楽をイヤホーンで聞いていた。日本でもあったのだろうか?子どもふたりと仕事に追われて、当時のことは、すっぽりと抜けている。広場で物を売っていて、音楽に合わせて歌い出す主人公。友人のお父さんも加わって、周りの人もダンスし始めて・・・。フラッシュモブか、フラッシュモブなのか!!((´∀`))また、集団でキレっキレのダンスシーン。タケノコ族か、タケノコ族なのか!!( ´艸`)音楽や服装など、この時代に若者だった人は、大感激だろうなと思うような映画だった。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・