引っ越し大名!★国替えプロジェクト
■引っ越し大名■引っ越しは戦でござる!徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に七度の国替えをさせられ、付いた渾名が「引っ越し大名」という不運の君主・松平直矩。またもや幕府から国替えを命じられたものの、度重なる激務によって亡くなった「引っ越し奉行」の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介だった。「人無し・金無し・経験無し」の最悪の状況で、果たして姫路播磨から豊後日田への国替えは成功するのか?上司からの無茶振りに右往左往する武士たちをコミカルに描き、時代劇に新風を吹き込んだ新鋭が描く傑作時代小説。 江戸時代の姫路藩。書庫にこもって本を読んでばかりの引きこもり侍・片桐春之介は、突然【引っ越し奉行】に任命される。引っ越し奉行とは、すべての藩士とその家族全員で別の国に引っ越し(国替え)をする際の総責任者である。当時の引っ越しは、参勤交代を遥かに上回る費用と労力がかかり、前任者もあまりの激務に亡くなってしまうほど。失敗すれば、即、切腹!という状況の中、全くノウハウのない春之介は、果たして国の存亡をかけた超難関プロジェクトをクリアできるのか!?引きこもり侍、一世一代の大挑戦が今始まる!!■原作は『超高速!参勤交代』■シリーズで、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓した土橋章宏原作の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」。実在した大名のエピソードをもとにした原作を『のぼうの城』の犬童一心監督が手掛け、主演・星野源、共演に高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、濱田岳、西村まさ彦、松重豊ら超豪華キャストが集結した。 国替えということは、殿様のみならず家来も一緒に引っ越し。人数:10,000人移動:600キロ予算:なし!?現代でも大変な引っ越し。トラックもなかった時代のしかも、お金のない引っ越しってどうするのか見当もつかない。それを知恵と勇気と細やかな心遣いで乗り切った物語。 こんな大変な国替えは、そう度々はないだろうと思うが、この映画のモデルになった松平直矩は7回あったそうだ。姫路から九州の日田へと国替えしたわけだが、日田の殿さまもどこかに国替えしただろうし、姫路に城に入ったのも引っ越し大名。つまりこの映画に描かれていないだけで、「鉢植え大名」といわれるくらいに多くの大名家が国替えのために移動している。みんなが嫌がる引っ越し奉行を押し付けられた引きこもり侍・片桐春之介を星野源。片桐の相棒でお調子者で腕自慢を高橋一生と豪華出演者だった。引っ越し唄を歌い踊るシーンも面白いし、片桐の真摯な態度もいい。今の会社勤めに当てはめても面白い。この映画、大好きだ!!原作も読みたい。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・