あずがお化粧に目覚めた日。
あずは30歳まで、なんかない限りお化粧してませんでした。だから持ってるファンデなんかは全然減りませんでした。かろうじて、口紅だけはうっすらつける程度。でもその口紅は¥100~¥300くらいの超安い、クレヨンみたいな味の。女を捨ててたので、お化粧なんて、なんか無い限りホントに不必要でした。あずがお化粧って、女にとってものスンゴイ大事なものでは!???・・・と遅まきながら気付いたのは、本当に30を迎えてからでした。その頃はまだダイエットを始める前です。きっかけは、PTAの役員の集まりで、違う学年のお母さんの指先を見た瞬間。あれが、本当にきっかけになったんじゃないかと思う。その方は、きれいにマニキュアをしてて、その爪が本当に綺麗なグラデーション(ブルーだった)になってて、ものすんごい感激!!してしまったのです。思わず「綺麗な爪ですね!!」と声をかけていました。私も真似してみたい!と思うものの、どうやっていいかさっぱりわからない。せめて、あんなふうに塗れないにしても、私も爪を可愛くしてみたい!・・・そこで初めて気が付いたのです。マニキュアするなら、お化粧もしなきゃなんか変でないかい?と。・・・目覚めるには遅すぎる、30の秋でございました。化粧の奥深さ・・・本当にお化粧ってすごいよね。だってさ、まず、したとしないでは、心の元気のスイッチがON・OFFくらいの勢いでまったく違う。ノーメイクで買い物なんか行っちゃったら、背中丸めてそらもう挙動不審な女です。ばっちり決まった!?かも???なんて時のルンルン♪した気持ち。「誰かー!!今日のメイクのノリをちょっと見てくれい♪」みたいな。(笑)心まで、バラ色になっちゃうお化粧って、やっぱり女には欠かせないよね!!だからもう、今はお化粧大好き。お化粧を満喫するために、なんとかベースとなるお肌を磨きあげっぞ!!と、力を入れるのでした。だって、ボロボロの肌じゃ、いいお化粧できんもんね~。持って生まれた顔のパーツは変えられないけど、それを最大限、魅力的には出来るんじゃないかと、思うんすよ。技術向上のために精進したいと思っちょります!!・・・ちなみに私の友達で、本当にいつも化粧バッチリの友人がおります。ノーメイク、もしくは落ちかけの顔を見た事が無い。それを彼女に言うと、彼女はこう言いました。「朝はお父さん(旦那さん)が起きる前にメイクするの。夜はね、お父さんが寝てから、化粧落とすんだよ。そうじゃないと、絶対嫌なの。」すすすす。すんごい・・・と、ただただびっくりしたもんです。同じ屋根の下で寝食共にしてて、そんな事、本当に可能なのか!?と思ったり、そこまでしてスッピンを見せないのには何かわけでもあるんかい???と思ったり。でも、それが彼女のこだわりで、家の中の、だら~んとしがちな空気の中でも、決して女捨ててない、彼女のピンと伸びた背筋をみたようで、妙にすがすがしくて、かっこよく思えた。だからあずちんは、出来る限り彼女を見習う事にしています。さて、化粧なおしすっかな~♪