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カテゴリ:アメリカの食材
夫は毎日欠かせず私の手作り弁当を持っていくのだが、勤務時間がやたら長く、余りにも仕事が忙しすぎるせいか、一日の食事はせいぜい昼食である弁当だけということも多い。
そんな夫のリクエストで、弁当以外にもデザート1種類、野菜スティック、フルーツ2種類も用意するようにしているのだが、口にすぐ放り込めるという意味でもお決まりのように買っていた苺やぶどうも、毎日のように与えているとさすがに飽きるだろうと思い、これからはアメリカならではのフルーツを試しに買ってみることにした。 こちらでも、一つずつ紹介していこうと思う。 ~Pluot(プルオット)~ Pluot (プルオット)は、Plum(プラム)とApricot(杏)をかけあわせて出来た果物、Plumcot(プラムコット)の一種である。 プラムの割合が50%で杏の割合が50%のPlumcot(プラムコット)を改良し、プラムの割合を約30%、杏の割合を約70%にしたものがPluot (プルオット)だそうだが、杏の割合をより多くし、プラムの割合を低めたせいか、従来のPlumcot(プラムコット)よりも甘いそうだ。 姿形はプラムに限りなく近く、皮はプラムそのものだが、果肉は桃のように柔らかく、舌で触れた感じはまるで柔らかい熟した柿に触れているような感触である。 味は、プラムや杏よりも甘く、よりジューシーという印象を受けた。 私が今回購入したPluot (プルオット)は、皮がプラムのように赤く、ところどころが黄色がかったもので、果実は杏のようなオレンジ色をしていたのだが、同じPluot (プルオット)でも、形や色、または味や果汁の量まで実に様々だという。 私はまだ見たことはないのだが、果肉が赤みがかったものや皮が黒ずんだ赤色をしているもの、そして、楕円形の形をしているものなど、他にも色々あるようで、なんと25種類以上もあるのだとか、、、。 Pluot (プルオット)の食べ方にも色々あるようで、レシピも少しチェックしてみたのだが、生でそのままかぶりつく食べ方はもちろん、マフィンに入れて焼いたり、ローストポークの上にのせたり、ミキサーにかけたPluot (プルオット)をしょうゆ、砂糖、しょうが、にんにくと混ぜ合わせて肉用のたれにしたり、などととても興味深い。 Pluot (プルオット)の旬の時期は、5月後半から10月にかけてなので、もう暫くは店頭でお目にかかれそうである。 参考HP: ・Family tree farms http://www.familytreefarms.com/flavor_safari_consumer.htm ・Walkabout Magazine "Dinosaur eggs are here in Oregon-The Pluot" by Paul Widerburg http://www.unclepaulsproduce.com/articles/walkabout/pluots /WA_julAug.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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