予期せぬ出来事
毎日、毎日、暇してるんだから、昼寝なんかできていーだろーねー とか、みんな思っていない? わたしも昼寝三昧の日々を想像していたのだけれど、世の中そう甘くなかったのだ。 まず、家で働くというのは、想像以上に時間の制約が多い。合間を縫って洗濯物干しに出たりするわけだ。 何か食べていると電話がかかってきたりするわけだ。きっちりお昼を食べることすら難しい。 それと、夏場は良かったけれど、最近のイギリスはすっかり冬。暖房入れたくなる。入れずにがんばっていたら、風邪ひいた しかたがないので、今日は温風ヒーター入れた。本格的に暖房せねばならない日はもう間近。照明だってすぐ必要になる。 これじゃぁ、お金かかってしょうがない。一日中家にいるということは、お金がかかるのだ (これは「主婦の稼ぎだす金額」という観点から書きたかった話題の一つ。後日改めて。) これじゃぁ、もっと貧乏になって公的補助金を貰えるようにならない限り、プロフェッショナルなシングル・マムもちっとも儲からないわ。ってことで、書き直した履歴書を某有名求人サイトに登録した。 庭もなんとかしなくちゃだけど、屋根裏部屋もなんとかしなくちゃだわ~他にも直したい箇所がいくつかあるし~。テレビの映りが帰国以来おかしいので、あたしの部屋のものと取り替えなくっちゃだわ~~。 とか思っていたら、ドンドンと誰かドアを叩く。誰かと思っていたら、ついさっき奥さんにメールを書いたその旦那さんが立っていた。突いて出た言葉が、「こんなところで、いったい何してんの? 」 ロンドンからサマセット(これ、イギリス人のみならずフランス人も憧れる土地なんですよ)へ引っ越したはず。 「前の家の片付けごとがあって、行って来たところなんだ。どうしてるかなーと思って寄ってみた。」 をを、それは、それは ってことで、お茶を煎れて、しばしおしゃべり。 あんまりにも急な訪問だったので、いろいろ話し忘れた 映りがあまり芳しくなくなってきたテレビは、もともとこのご夫妻のもの。誰かにあげていいか、はたまた捨ててもいいか、訊けば良かった。もしも、またどこかに保管するのであれば、持って帰ってもらえば良かった。(大きなキャンピング・カーで来てたのよ。)いらないならば、とりあえずわたしの部屋のテレビと取り替えてもらえばよかった。(すっごく重たいのです。) ロンドンの家へ戻っていたのは、家を改装した部分を取り壊すため。本職の大工さんのような人なのだから、屋根裏部屋頼めば良かった。 奥さんから長く借りている本、持って帰ってもらえば良かった。 ぱなっちが帰ってきてから、手伝ってもらって、うんしょうんしょと、テレビ取り替えました。