悲しい愛の物語、その後・・・。
その後、兵士は何処に行ったのでしょう。 可愛そうな兵士は、実は此処かにワープしてしまっていたのです。 え、あまりにも奇想天外ですかぁ~。 いえいえ、有り得ない事など、ぱるむワールドでは無いのです。 そう、不可能を可能にしてしまうマジックパワーがぁーー!! って言うのは、うそです。 では軌道修正して、兵士のその後をお見せしましょう。 兵士は、とある街に降り立ちました。そこはあの寒いノースランドという国よりは ちょっとましな場所でしたが、雪が降る、という点では同じ位過酷な状況でした。 しかも、降り立った場所は街中の公園らしき場所なのですが、 何処が何処の家なのか、兵士パルムは、皆目見当も付きません。 なぜなら彼は犬になっていたからでした。 此処は一体、何処なんだろう?僕は、自分が住んでいたらしき街に戻って来ている 筈なのに、住んでた家が解らない!! 可愛そうなパルム兵士。あの時、お城を抜け出した途端に、魔女に出くわして いきなり犬にされてしまったのであった。段々、以前の記憶が消されて行くパルム兵士。 その時、「早く持っておいで!!」という懐かしい声が聞こえた。 パルム兵士は、もう兵士の記憶も無くなり、ただの犬と化していた。 そばに落ちていたフリスビーをくわえると、ぱるむは走りだした。 そうだ、此処が僕の住んでいた街だ。そして、僕を呼んでいるのは、ママだーぁ!! 苦悩の99日間を耐えて、姫の愛を得る事を諦めたパルム兵士は、やっと安らげる 家に戻って来たのであった。良かったね、ぱるむ!! 風花「んだけどもぉ~、あの犬、誰なの?わたち、知らないでチュよぉ~」 と言いながら、風花は、ニャっと笑った。 (やっとお帰りなんだねぇ~悲しみの兵士よ) その声は、あの時の魔女の声そのものだった。 あーー、魔女の呪いはまだ消えてなかったのかぁ~。もしかして風花が魔女!! それは、今となっては誰も解らない・・・。 ブログを見ている皆々様 (何処が愛の物語やぁー。お金返せぇーー!!)