カテゴリ:薬膳
めずらしくケーキを焼きました。少し前に、生協で国産レモンを買っておいたので、それを 使ってみたかったのです。 国産レモンは冬から春にかけてが旬。生産量は総消費量の数%と、とっても貴重です。 すりおろした皮も生地に混ぜ込んでつくるレモンケーキは、やっぱり国産レモンでなくては♪ なあんて、かっこいいこといっていますが、実はつくるのは初めてです。 皮を削ると、キッチン中にレモンの香りが広がって、とても気持ちいい! 見た目スゴイことになっています 薬膳では、レモンは春の時期によい食べ物だそうです。 春は陽の気が急激に高まるため、体の中でも陽の気が高まって、頭がボーっとしたり、 血圧の上昇などが起こりやすくなるそう。 また、五行でいうと、春は「肝」が高ぶりやすくなる季節。 だから、「肝」を養う働きのある食べ物=酸味のあるものを食べるとよいのですね。 酸味のあるものは、ボーっとした体や頭をキュッと引き締め、すっきりした気分にさせてくれます。 だから、まだ寝ぼけている朝、ごはんに梅干を頂くのはとてもいい習慣なのですね。
気学では、春にあたるのは三碧木星。その象意として、「酸っぱいもの」もちゃんと入っています。 薬膳と気学は、どちらもその根底に「陰陽」と「五行」、そして季節の流れがあります。 迷信なのではなく、とても身近な話ばかりです。
そして、安全でおいしい国産の果物や野菜が、もっともっと増えていくとよいのですが・・・。
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