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『人 ニ ハ 1 一』
この意味↑、分かりますか? 友人の大阪案内人のプリントの入ったTシャツ(ヨレヨレでしたが・・) 大笹 吉五郎の墓石と詩碑 人 ニ ハ |(芯棒=辛抱) 一 読み方は 「人には芯棒(辛抱)が一番」 昨日、京橋(大阪)のフールドワークに行ってきました。 大阪商人の大笹吉五郎の墓が京橋駅の京街道筋入口付近にありました。 大正時代の証券相場師で、世界大恐慌のため、全ての財を亡くしたましたが、唯一、子孫に残したのがこの家訓だと伝えられています。 「人には(芯棒)辛抱が一番」と掛け合わせています。辛抱の「辛」の字は一本足を両手で均衝をとり重荷を頭に乗せてジッと辛抱の姿です。 土中から芽を出す為、熱と力と意気を持てば「幸」(しあわせ)の字だとも。 「人ニハ1一」を組み合わせると「金」お金になります。 「あなたは何の為に働いているのですか」と問われ、 「お金の為」と答え、「乞食だ」と叱られた人がいました。 若いときは誰でも、そう思いがちです。 人の為に辛抱して働けば後からお金が回ってくるという心境になれたら 大阪商人の第1関門のハードルを越えたといえます。 人という字は、倒れかかった二人がお互いに支え合っている姿。 人間の本質を究めて「真の大阪商人」を目指したいと常に思っています。 私が師と仰ぐ商売の大先輩に若い頃「船場小学校に入学は出来るが、中々卒業できないぞ。」と言われた言葉は今も心に沁みてます。 父が亡くなる直前「自分の為に生きるな。人の為に生きろ!」,「人に泣かされても人を泣かすな」の言葉を肝に銘じつつ生きていますが、 近頃は、「親を勝る子は無なし」の諺に「なるほどな~」と、納得する毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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