小学校見学
金曜日、会社を休みました。以前から約束していた、あーくんの小学校支援級の見学です。残念ながら、家内は幼稚園の用事があって行けず。とりあえず、私だけ。朝、小学校へ行って職員室へ来意を告げると、いきなり校長室に通されて。人生の中で、校長室に呼ばれたことは、たぶん無く。少し、校長先生とお話をして、支援級のA先生が来られたところで、案内されました。まずは、いつも使っている教室。高学年用と低学年用がありました。そのときは、どちらの教室にも誰もいませんでした。 いつも使っているわけではなく、生徒さんの中で、普通教室で受けられるときは、普通教室にいる子もいるようです。その後、普通級に。1年生の教室。ここに、支援を必要とする生徒さんがいて、別の支援のB先生と一緒に授業を受けていました。A先生が教室に入ると、その生徒さんが気づいて、にこにこ。可愛いかったA先生の話では、1,2年生くらいまでは、ほとんどの授業を普通級で受けて、パニックになったり落ち着くことが出来なくなったときだけ、支援級の教室に来るそうです。この4月、1年生は一クラスだけなので、あーくんもこの教室で受けることになります、そういわれると、思わず教室をぐるりと眺めてしまいました。で、3,4年生になってやはり、国語とか算数とか難しくなってついていけない場合、支援級の教室で授業をするらしいです。で、また支援級に戻ると。今度は、自閉症の男の子が教室に戻っていました。みさちゃんの担任の先生も含めて他の先生も何人かいらっしゃいました。家庭科とか音楽とかの専門の先生がいらっしゃったり、その先生が授業をされていて、担任の先生が残っていらっしゃったのだろうかと思います。A先生いわく、「支援級の様子も、他の先生にも時々見てもらって、理解を深めたり情報交換をしたり、アドバイスをもらったりしています」だそうです。字を書いたり、ビーズを通したり、そんな授業を受けていましたが、さすがにそのときは、何人もの大人がいたのか、生徒さんは、落ち着かなかったのか、すぐに出て行ってしまい、支援の先生が追いかけていきました。その後、また校長室に戻って校長先生とA先生と3人でお話をしました。支援の先生は、補助の先生も含め5人。低学年では普通級で受けてもらい、さっき言ったようにその後、追いつけない授業は支援級で受けてもらっています、との事。どの授業をどこで受けるかは、保護者の方と話をして決めるそうです。支援級では、日誌をつけたり、週に一回B51枚の紙に、その週にあったトピックを写真を交えて先生方に配布したりして、情報交換を欠かさずやっているようです。私としては、あーくんの日ごろの様子、まだウンチが出来ないこと、幼稚園での様子、字を書いたり読んだりすることは問題ないこと、ただ、具体的な事象について理解がまだしんどくて、そこに凸凹感があることなどを話しました。今の幼稚園は、ほのぼのとしたところで、さほどお友達同士のトラブルも無いのだけど、小学校に行って人間関係がどうなるか、少し心配であるし、そこを乗り越えなければ、将来もっと人間関係で大変になるから、どうにかうまく乗り越えてほしい、などを話しました。自分でも喋りすぎかな、と思うくらいに喋っていました。最後に、何はともあれ、学校と保護者のコミュニケーションが大事です、と私のほうからも言いましたが、学校側の取り組みを見ていると、その面では大丈夫な気がします。校長先生は、何度も、「まだ、一度だけではなかなかわからないでしょうから、何度も足を運んでくださって結構です。いつでもお越しください」とありがたいお言葉を頂きました。ほんの1時間ほどのことでした。まだ、何がわかっていないのか、自分でもわかっていないですが、有意義な時間だったと思います。時間が取れるようであれば、また見学をしてみたいと思います。