小さな恋のメロディ
朝ドラのちりとてちん、第4週目に入りました。1週ごとに副題がついていまして、今週の題名は「小さな鯉のメロディ」。ということで思い出したのはこの本物の、「小さな恋のメロディ」。(「Melody」) 監督 ワリス・フセイン原作・脚本 アラン・パーカー音楽 ビー・ジーズ出演 マーク・レスター(ダニエル) トレーシー・ハイド(メロディ) ジャック・ワイルド(オーンショー)1971年のイギリス映画です。イギリスのごくごく普通の、学校生活の中で繰り広げられる、少年少女の素敵な恋の物語。レンガの家の町並み、学校の教室、海、遊園地・・・・年を重ねるほど、まぶしく見えてくるものにあふれています。 厳格な教育方針をとるパブリックスクールに通う11才のダニエルとメロディ。お互いを好きになり、「結婚したい」とみんなに大宣言。でも親も教師も全くとりあいません。二人の意志は石よりもダイヤモンドよりも固く・・・親友オーンショーら、級友達も応援して、ついにあることをしてしまいます・・・大人に対抗する子供たち、というテーマがありますが、そんなに緊迫していたり、暴力的ではまったくありません。主人公二人が初々しくて、一所懸命で、一緒に応援したくなります。親友役のジャック・ワイルドの個性的な顔立ちが、とても印象に残っております。 まるで小さな宝石のような映画です・・・ BGMがビージーズなのが、最大の魅力かも。(サタデーナイトフィーバーの方が知られているのかなぁ?)ヒロインの名前はメロディというのですが、まるでそのために作ったかのように思われる名曲「メロディ・フェア」の旋律がとても美しいです。この曲を聴くと、雨の中で金魚鉢を持って、町をさまようヒロインの姿がパッと浮かびます。 もしかして、今週の朝ドラで、この名曲が流れたり・・・・するのかな?ヒロインが雨の中をさまよったりするのかな? しかし鯉だから・・・何か落語が絡んでくるに違いない・・・ 『メロディ・フェア』ビー・ジーズ泣き顔のあの女の子は誰?数えきれないほどの音符をみつめてる人生は戦争だって彼女は知ってるんだ彼女の顔に嘘なんかひとつもないのさだからメロディ・フェア、髪をとかしてごらんもっと美しくなれるよ、メロディ・フェア女だってことを忘れないで、メロディ・フェア君は女の子なんだよ・・・窓ガラスのところにいる女の子は誰?そぼ降る雨をみつめてるメロディ、人生は雨みたいじゃないんだよただのメリー・ゴー・ランドさだからメロディ・フェア、髪をとかしてごらんもっと美しくなれるよ、メロディ・フェア女だってことを忘れないで、メロディ・フェア君は女の子なんだよ・・・メロディフェア・オルゴール曲・ちょびっと試聴