東大散歩
すっかり気温が下がり、いよいよ暖房も一日中欲しくなってきましたが、皆さんの所ではどうされていますか?それでも、先週までは暖冬のお陰で夕方ごろまでは暖房いらずでいられたのはうれしかったです。相変わらず、灯油が高いですからねでも、その暖冬のお陰で今年は紅葉を長く満喫することができました。12月入って最初の土曜日。さて、ととらの撮影に「根津神社」へ行こうと地下鉄に乗り、「東大前」から地上に出れば、すっかり頭は狐につままれた模様・・・うろ覚えの地図を頭の中でグルグルと思い浮かべながら、この道を渡って、右に曲がると・・・と見れば案の定反対に歩いていた。。。亭主に「おーい、反対じゃないかよ」と文句を言われるけど、「あら、ここって東大よ♪なんか素敵ぃ」と、農学部正門から中へ入ると、一目で今日の撮影場所と決定まるでヨーロッパに「どこでもドア」で滑り込んだ気分一度は訪れたいと思っていた「東大キャンパス」そこのイチョウの紅葉を見ることが思いがけずかなったことに感謝あまりの広大なキャンパス内を撮影しながら歩くのは一日では足りず、翌日も天気に恵まれたのを幸いに、二日続けての東大通いとなりました。軽食とホットコーヒーで時々休憩を取りながら、ととらと歩く落葉のジュウタン。かさかさと心地よい音を立てながら、東大の古いレンガ造りのたたずまいと落葉。パリの下町でも歩いている気分にさせてくれて、しばし異国の人になった気分。しかし、撮影が始まると、ととらの置き場所が違うの、もっと右だ左だと言われ少々ムカつきながら、ととらのポーズを決めては、フレーム内からはよ姿を消さねばと早足でわきへ寄れば、「どーしてそっちに寄るかなぁ」と、邪魔だと言わんばかりのカメラマン。でも「あっかんベー」と心の中では舌をだし、のらりくらりとかわしていく私。そうしながらも、何点も良い作品が撮れたとご機嫌な亭主を見ているのがうれしいさな猫でした。それにこの日の東大は私を異国へと運んでくれた魔力がかかっていて、昔訪れたヨーロッパの風景を思い出させては、胸がキューんと震えるばかり。そして、撮影中に出会う人たちも優しい人ばかりで、小さな女の子が黄色い猫の姿に惹かれて遊びに来てくれたり。他の場所では小犬と飼い主の女の子も一緒に写真に入ってもらい、この小犬が東大の動物病院に白血球の異常で入院中の犬だと聞かされ、犬にもそんな病気があるのかと驚いたり。さらには、銀杏並木にいたあまりにも愛くるしい二匹のチワワの飼い主さんに声をかけ、ととらも一緒に撮影させて欲しいとお願いしたりして、色々な出会いが続いていく。東京のど真ん中にいて、不思議な旅気分に心を躍らせながら、いい撮影が出来たと笑顔でいられるこんな時間が好きです。 東大のスタバ前の茂みが縄狩りのにゃんこ 心優しい東大の誰かが作ってくれた、にゃんこ兄弟のお家 こんな感じで撮影は進んでいきます。東大キャンパスで実際に撮影された写真ですととら「イチョウと小犬」ととら「落葉のゆくえ」 ととら「標 識」「ととらの路地紀行」 楽天日記 本家サイト「イメージアート しろくま」トップページへ戻る