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ひきつけ

昨日、子供が風邪を引いたのか熱があったので日系病院に三時ごろ行ってきた。なのでうちの子供、お昼寝が遅かったせいかなかなか寝ず、「ねんねいや～」と泣き出す始末。しょうがないからアンパンマンのビデオを見せていたけどさすがに11時半、もう寝よう！とベッドに誘った。子供ももう眠くなったのか自分でベッドにゴロン。部屋の電気を消してベッドサイドのライトの明るさを調節してフと我が子を見ると、どこかをじっと見つめてた。何をそんなに見入ってるんだろうと一緒に並んでみても何も無い･･･今の今まですごく元気だったのにやっぱり熱があるからつらいのかな？と思いつつ、なんだか異様に大人しいので声かけてみた･･･反応なし。おかしいので揺すってみたが･･･反応なし。ふざけてるのかな？とここまできても異変に気付かない私も私。でもやっぱりなんかおかしいので電気を明るくしてみると･･･目を開けたまま動かなくなっていた。この時点で2，3分経過。慌てて日系の病院に電話してみたが坦々とテープでの案内が聞こえるのみ。もうひとつの、1件目程機材が充実してないが、昼にもかかった日系の医者に連絡し、すぐにタクシーを呼んだ。ベッドルームに戻り我が子を見ると相変わらず動かず、目は開いたまま･･･涙も出てない。「嫌だ･･･死んじゃったみたいじゃない、はく製みたい。目が開いたままでつらくない？」と、私の手で目お閉じさせようとしたけど堅くてまぶたが閉じれない。蘇州に出張中の主人の携帯に電話したが通じない。主人は水曜日の夜中に家に戻る予定だった。半泣きでタクシーに乗り病院に向かった。すると動かされたことによりひきつけを起こし始めた。「もうすぐ病院だよ!しっかり！」叫びながら病院に駆け込んだ。その時点でもう10分以上経っていた。ふと、口元を見ると血が出ていた。もう、それを見て涙が出てしょうがなかった。病院に着くとすぐに先生が子供の口に指を突っ込んだ。舌を噛んでいたから血が出ていたのだった。2人がかりでやっと口の中に舌をしまいこみ、タオルを噛ませた。足も手も青くなってきていた。目は右左勝手な方向に向き、もうこの子は障害が残るかもしれないと思った。先生も脳波を見たほうがいいと言い出した。そしてうちではもう対処しきれないから現地の大学病院（子供専門）に急いで行けとのこと。でも私はまだ中国語がそこまでしゃべれない。もう一度お医者様の携帯を借りて主人に電話したら繋がった。主人の上司が病院に連れてってくれるとの事。そして待つ事10数分、ひきつけ止めの座薬が効き始め、反っていた姿勢も楽になり、体が柔らかくなってきた。そして現地の外国人病棟に駆け込んだ。といっても敷地が広く、行く先々で外国人病棟はあっちだよ。と病院の敷地をウロウロしてしまい、気持ちはあせった。日本ならこんなうろうろすることないのに。そう、中国人に道を尋ねるとみんな不親切なのであった。あっちだよ、くらいしかみんな教えてくれない。結局入院してと言われたが慌てていたので着替えもオムツも無いので今日はもう帰って翌日脳波の検査と採血をする事になった。帰りに中国人の病棟を見ると夜中だと言うのに小さい子供を抱えた人がたくさんいた。4時間置きに解熱剤を飲み薬・座薬と交互に入れてといわれ、寝ずの看病。そして翌日、病院に行くと中国人病棟は驚くほど人･人・人。外国人の方はうちの子だけなのに!まず、採血と検便。異常なし。脳波は薬を飲ませ、眠ってから計った。結果は後ほどＦＡＸしてくれるとのこと。以上があればすぐ連絡が来ると思うのでまあ問題ないでしょう。火曜日まであった熱も水曜日には下がった。今は･･･今はあの晩がうそのようによくしゃべり、走り回っています。ひきつけ（熱性痙攣）って窒息したり舌を噛み切ったりしなければ大丈夫とのこと。見た目はすごかったけどね。そういえばこの、現地の病院、フク旦大学の児童病院だったんだけど上海では一番いいとの事。（児童病院では）だから蘇州や杭州などからも人が集まるらしい。日本でも大学病院は人がいっぱいだけどここは本当にすごい人だった。お医者さまの数や施設が少ないからだとアーイーが言っていた。あれじゃ順番待ってる間に様態が悪化しそうで小さい子供はかわいそうだった。

アンパンマン

うちには２歳になる男の子供がいる。今、アンパンマンにハマってる。先日フクゼンというリサイクルショップで買った、以前に駐在されてた方が置いてった家庭用ビデオでテレビを録画したアンパンマンが入ったビデオを見ていた。えんえんとアンパンマンが入ってるんだけどその中で、「アンパンマンとお化けのお城」というのが始まった。子供が急にテレビから少し離れた。かばお君やうさこちゃんがお化けのお城に入っていく…ＢＧＭもおどろおどろしく「うわー、どーなっちゃうの？？？」って感じのところで「ブチッ！」子供がテレビを切った。「もうこわいからテレビ休憩ね」だって。ウフフッ！アンパンマンなのにね。男の子なのにすごい怖がりだ。すごく面白くてすごく可愛いです、親バカですが。

古北花卉市場

古北にある花鳥市場が5月28日で閉鎖されると聞き、今日様子を見に行ってきた。7月に日本に帰るのでそろそろお土産の準備にかかってもいいなーと思っていたので何買おうかな♪とワクワクしながら入る。ここは名前通り花と鳥が売っていて、そのほかにも中国家具やおもちゃや民芸品・食器、偽ブランドといろんな物が売っていておもしろいし、古ぼけてちょっと汚い感じがまた中国ぽさ（？）を感じることが出来て楽しい。もう閉鎖前なので結構安くなってるという話だったのに値交渉を始めると以前買ったときと同じ金額までしか下がらなかった。チャイナ服型のボトルカバーを7枚買った。1枚８元。でもこれ、空港で買うと６０元位するんだよねー。こんなのお土産にあげて果たして喜ばれるんだろーか、と思ったんだけど日本で母が１人で住んでいるのできっとご近所にも何か配らないといけないだろうし、スーツケースにもあまり重かったりかさばるものは入れたくないのでとりあえずあれば役に立つだろう。そして次に目をつけたのが偽ブランド。ＧＵＣＣＩの財布、ヴィトンの手帳。果たして安いのか高いのかわからないけどお土産になりそうなのでこれも買った。今まで何度かここに来たことがあったけどいつも入り口付近の雑貨や食器やアクセサリーを見るだけで、奥は鳥や金魚しか居ないと思って見た事なかったんだけどなんと奥にもまだおもちゃ屋さんやお土産物屋さんがあった。そしてアンパンマン、本物そっくりなシャボン玉製造機を子供に買う事にした。１つ２８元を２０元にしてくれるとのこと。でも奥にいる日本人のファミリーが手に持ってるレゴブロック・ヘリコプターセット…みたいなのが５０元というのだからこれで２０元はなー…。２つでいくら？と聞いたらラストプライスで３０元とのこと。２つも必要ないのに２つ買ってしまった。誰かお友達と遊ぶときにあげればいいや。あとは特に何も買わなかったけど１件１件ゆっくりと別れを惜しみながら見てまわった。

中国語の授業

１月から中国語を週に２回習い始めた。６人で１クラス。実は私以外の５人は１１月からスタートしている。そう！私は遅れてスタートした。丁度みんながピンイン終わったトコで始めたので、先生がみんなの授業が終わった後３０分居残りで補修してもらった。でも先生、中国語しか話せないのでマンツーマンだと言ってる事が理解できてるのかわからないままジェスチャーなんかしながら進んでいく。でもこのジェスチャーって以外にお互いずれて捉えてたりするんだよね。それでもテキストの内容が英語で言えば中１の教科書・５月ごろの内容って感じだったのでまあ、何とかなるだろうと思っていたんだけど・・・ヤッバイ…マジやばい！テキスト急に難しくなってくるし発音が無茶苦茶。他の子は、２ヶ月びっちりピンイン習っただけあってみんなすごく発音がきれいな上にスラスラ読める。落ちこぼれてきているわ、私…。

白蘭花（バイレイフォァ）

先日シェラトン太平洋の２Fでマンゴーアイスを買った。これは１５センチ四方のタッパーに入ったアイスでレモンやイチゴなどいろいろ種類がある。久しぶりに日差しの強い、暑い日だったのでアーイーさん（お手伝いさん：アジア圏だと人件費が安いため気軽に雇える、うちは週３で来てもらっている）の分も買っていつもお世話になってるお礼のつもりで渡した。そしたら今日、アイスのお礼なのか生花のペンダントヘッドのようなものを２つ買ってきて、ひとつは自分の胸元のボタンに引っ掛け、ひとつは私にくれた。昔から、チャイナ服を着ている時代からあるらしく、香水代わりに身につけるらしい。たぶんいろんなお花のがあるんだろうけどアーイーがくれたこの白いお花はとてもいい香りがする。針金で花が開かないように留めてあり、どんなお花かわからないんだけど花びらや大きさからマーガレットに似ている。私はネックレスのチェーンに通してペンダント代わりにつけさせてもらった。午後から子供をアーイーに預け、最近出来たばかりの美容院に中国に来て初めて髪を切りに出掛けた。なんでもその美容師さんは、日本では長谷キョウや藤原紀香のヘアーも手がけていたそう。そんな人がなんで上海にいるのかも謎だけどこっちとしては大助かり！きっと日本では忙しく、５分、１０分でササッとカットし又次の人の髪を切って…という感じだったのだろうけどここではまだオープンしたてだからずっと付きっ切りでカットからブローからしてくれ、１時間後、さっぱりこぎれいな髪型に変わっていた。半年放っていたからね。。。私はこの髪型をすごく気に入り、家に帰ってからも主人に「あの美容師さん、うまーい！」とご機嫌で報告した。主人も「今まで切って来た後、いっつも文句言ってんのに珍しいなー！」って。ホント、まさかこんなとこでこんな腕のいい美容師さんに出会えるとは思っても見なかった。実家のある名古屋では本当に気に入る美容師さん、いなかったからなー。この美容師さんがこのまま上海にい続けるのか、わからないけど彼がいる間はせっせと通ってカリスマ美容師のお世話になろうっと。

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