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ぴけっと

ぴけっと

2004/06/30
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カテゴリ:JAZZ
■The House Of Blue Lights / Eddie Costa Trio


こんヴぁんわ。

おとついはオークション落札でそのまま祝杯をあげ続けたピケです。(照)
本当は今夜にも聴けるはずだったのだが、仕事が忙しかったため、商品の配達指定時間に家に帰れず。(号泣)
再配達は週末かな・・・
今週までは日曜も休めそうだし。
来週からは祇園祭関連のイベントで土日も出勤。
もうここ数年続く、毎年のことだが。
祇園囃子の練習の音も聞こえてきて、京都はもう夏が近い。


PCまわりはひとまず一段落か。
6月はCDもオークションも買いすぎたので、7月は少し控えよう。
私はファイル交換は使わない。
欲しいものは正当な対価を払って買う。
著作権に関して、アーティストの権利を守るのは当然のこと。
レーベルが悪だからと、守らなくていいというものではない。
だが、悪法には断固として反対する。
アメリカで上院に提出された『誘発法』、まさかこのままのものが成立するとは思えないがアメリカ人って何を考えてるやら・・・


エヴァンスのリーダー作コンプリートまであと5枚(サイドメンのものはまだ持ってないものが多い)
そこに近づきたいという思いの中からこそ生まれてくる充足感。
それは自己満足という名前でもあり人に誇るものでもないが、今回の1枚は本当にうれしい。
MPSサンプラー盤に入っているエヴァンスの演奏は『Turn Out The Stars』ただ1曲のみだが、それでもうれしい。
今週が仕事のヤマだが、早く週末にならないかな・・・

エディ・コスタ。
31歳で夭折したピアニストだ。
ヴァブラフォンも演奏し、エヴァンスとの共演もある。
このアルバムはその彼が残した最高傑作ではないだろうか。
彼のピアノは絶品なのだが、レーベルは彼をヴァイブラフォン奏者としてサイドメンで起用したかったらしく、ピアノの作品はあまり残されていない。
1957年、ダウンビート誌でピアノ・ヴァイブの両部門で新人賞を取ったときの台詞、「新人賞を貰ったことは、死神に接吻されたような気分だよ」
その5年後の自動車事故で、その接吻は現実となる。

先ずはアルバムタイトル『The House Of Blue Lights』から。
重いイメージを連想させる左手の音。
ずいぶんと重い音の作り方だ。
中低音域を多用するからか。
このパーカッシブなプレイが彼の持ち味なんだろうな。
『My Funny Valentine』でも、そのパーカッシブなプレイは生きている。
左手の使い方がキー。
定番的なこの曲の演奏方法とは少し違うと感じる。
ヴァイブ奏者なのでもう少し軽い音を作るのかと思ったが、そうではないようだ。
『Diane』も左手のバッキングが印象的だ。
ベースはウェンデル・マーシャル、ドラムはポール・モチアン。
この2人との相性もいいようだ。
特にマーシャルが。
リズムのない中からテーマが突然出現するようなイメージがある『When I Fall In Love』
ゆったりとした流れから最後はアップテンポに、『What's To Ya』



01.The House Of Blue Lights
02.My Funny Valentine
03.Diane
04.Annabelle
05.When I Fall In Love
06.What's To Ya

少し余裕がないな…
7月は下旬までこのまま過ぎて行ってしまいそうな。






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Last updated  2004/07/01 01:57:20 AM
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