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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:JAZZ
■The Amazing Bud Powell -The Scene Changes/Bud Powell(1958)
こんヴぁんわ。 久しぶりの休みの週末をぐうたらと過ごしたピケです。 久しぶりの休みなのでオークションで落札したLPをCDに焼く作業を行った。 使用ソフトはONKYO CARRYON MUSIC VERSION 4.00 使用メディアはVICTOR。 太陽誘電製の63分メディアが今ではほとんど手に入らなくなってきているので仕方がなく。 このメディア、気に入っていて最近はこれを使うことが多い。 音楽を少しでもいい音質で聴こうと思うと低速での記録が欠かせないが、一般的に売られている高速対応メディアでは低速は切り捨てられていることが多く、少し高くなるがこういうメディアが必要になる。 CDドライブのオーディオケーブルにも気を使って、ちゃんとシールドされたものを使っているが、今はPCアンプ経由で音を出しているのであまり意味がなくなった。 わざわざM-AUDIO社のサウンドカードを入れているものの勿体無いな… DTMとかいろいろとする人も増えてきてるが、そもそもCDの音を原音と考えることには異議あり。 ウォークマンの音をベースとして考えれば、それも普通なのかもしれないが、いい音っていうことが軽視され過ぎていると感じる。 i-Podにしても「音楽が聴こえます」程度にしか思えないのだが… 上に書いたメディアにしても、音楽用としての明確な規格はあるのだろうか? オレンジブックPart2以外には、自分が調べた限りではなかったが。 音楽用としての規格をちゃんとした上で、セキュアCDなどを導入してちゃんと著作権料についても考えるというなら納得できるが、今のCCCDは納得できない。何度も言うが。 普通のオーディオ機器でも再生できないかもしれないものを販売しておいて、売上が下がったといって泣き言を抜かして悪法を作って救済してもらうなんざ、何をかいわんや。 ミリオンセラーを連発していたほんの数年前に短いわが世の春を謳歌して何もしてこなかったツケが今来ているだけのこと。 CDプレーヤーは累計12億台、CD-ROMドライブは15億台出荷されているらしいが、その中で再生できる機器、出来ない機器があること、それを当然とすることはおかしい。 そりゃ売れなくなって当然だ。 DVD-AUDIO、SACD等いろんな高音質規格があるが、CDもまだまだ可能性がある、というか音は悪くなってきているように思う。 ドライブ自体も高速・マルチ対応ばかりをウリにしているが、いい音で聴きたいと思ったら、バッファローやIOなんかのへなちょこドライブを使っていてはダメ。 私はYAMAHAのCRW3200を使っているが、民生用でせいぜい許せるのはYAMAHAかPLEXTORくらいか。 しかしこのYAMAHAも今は撤退しているかも。AudioMASTERいいと思うんだけどな。 このドライブの外付けタイプが欲しいのだが探してみるか。 いろいろと試してみたがPCの電源ユニットが近くにある限りノイズは減らない。 電源から離してドライブを搭載しようとすると、今度は山のように搭載している磁気ドライブ群からのノイズが(汗) 少しピアノを弾きに。 即興で音をトップからずらして左手の和音をぶつけてみたり。 指はまったく回らなくなったのと反比例して自分の音が出せるようになった気がする。 動きはたどたどしくて、ある意味なみだが出るくらいだが。 気分を入れ替えて音楽に。 これは後期のパウエルトリオだ。 1958年12月の録音。 電気ショック療法で全てのイマジネーションを失ったといわれている、精神病院での療養のあと。 この頃の作品は評価しない方も多い。 抜け殻だと言って。 事実、ミスタッチも散見される だが最も売上的には成功した作品であろうことも事実。 有名なナンバー『Cleopatra's Dream』から。 日本人好みのマイナー調の美しい曲。 最近、NHKで番組をやっている某女性ピアニスト(コンポーザーか?)が、この演奏を評して「どこが良いのかわからない」と言ったとか。 寺島靖国氏もこのアルバムのアート・テイラーの演奏を評して「ブラシに哲学がない」といったらしいが、それはあくまで氏の個人的所感によるものなのだろう。 私は2曲目の『Duid Deed』への入りの数音の重さが好きだ。 ジャケどおりの全体的に青みがかったイメージを作り上げている。 確かにどうも進行が単調な気もするな… まあ、そう悲観的に捉える必要もないとは思うが。 人は変わりつづけるものであり、この変化も許容できる範囲かな。 01.Cleopatra's Dream 02.Duid Deed 03.Down With It 04.Danceland 05,Borderick 06.Crossin' The Channel 07.Comin' Up 08.Gettin' There 09.The Scene Changes 10.Comin' Up (Alternate Take) さあ、明日からもがんばるか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/07/26 12:17:13 AM
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