エボルタくんとロピッドくん
アニキは細かいことが苦手な割にブロックや工作が好きで、ヒューマンキッズサイエンスというロボット教室に通っています。そこでは、ロボットクリエイターの高橋智隆さん監修の教材を使って、電池で動くブロック工作をしています。今日、たまたま見ていたショッピングセンターのホームページで、ヒューマン主催の高橋智隆さん講演会があることがわかり、出かけることにしました。30分前に着いたのですが、アニキは「まだだいぶ時間があるよ」という言葉を無視して一番前の席に陣取ります。おー、本物だ。お話は15分くらいで終わり、ロボットの実演です。まずは東海道を充電しながら2ヶ月で走ったエボルタくん。ショッピングセンターの中を歩くのくらい、朝めし前。次は最新作のロピッドくん。高橋さんが話しかけて動きます。自分で立ち上がったり、ジャンプしたり。かしこいなあ~。あとは質問コーナー。ロボットが好きな小学生が集まっていて、質問はぜんぜん途切れません。高橋さんは丁寧に答えてくれました。「最近はいろいろなことができる家電製品ができてますよね。でも使いこなすのは難しかったりする。説明書だけでもすごく分厚かったりして。でも、10年か15年後くらいには、ロボットに話しかけるとロボットがそういうのを代わりに操作してくれる、そういう時代が来ると思っています。行ってきますといって出かけたらホームセキュリティーをセットして、自動掃除機を走らせて、なんてね。」「アトムが空を飛ぶのは難しいけれど、お台場に作ったガンダムがを実際に動かすようなことは、もうできるんです。あとは誰がやろうと言い出して、そのお金を出すかだけ。ヒト型のロボットが動くのに必要な技術は、もう結構できあがってます。」アニキが行く行くと強く言ったので連れて来たわけですが、想像以上に楽しく、いい講演会でした。その場で即売されていた本を買って、サインしてもらいました。ロボットクリエイター高橋(最後のマークは多分ボルト、ナットのナットと思います。)