ふと、ブラッドベリを思い出す
今日は自転車で星が丘、一社の辺りをうろうろしていました。折りたたみ自転車なのでタイヤが小さくて上り坂などは大変でした。熱気の中を走っていて、ふと依然読んだ小説を思い出しました。レイブラッドベリの短編小説です。ある学者達が暑さの不快指数が一定水準を超えると人は非常に攻撃的になってしまうと主張しているんです。とっても暑いとあるアパートで、とても短気で怒りっぽい奥さんに一生懸命話すのですが。でも、案の定、怒りっぽい奥さんは怒鳴るばかりで、まったく取り合わず・・・で、あきらめてとぼとぼ出口に向かう二人の学者とすれ違いに、いかつい旦那が真っ赤な顔をして、いらいらしながら帰ってくるのとすれ違うんです。その旦那の手には、ずっしりと重たいハンマーが握られていて。そこで小説は終わっているのですが、その後、どうなったのだろう?たぶん、ブラッドベリも暑い日にその小説を書いたんでしょうね。