2178869 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ポム・スフレ

ポム・スフレ

Category

Favorite Blog

CD購入 PeTeRさん

MY PET SOUNDS kawasima9さん
ANDY DAYS akikkiさん
僕のお気に入り junktion2006さん
Kids Don't Look Back Kid Blueさん
Elimのブロォグ Elim Garakさん

Comments

わいマン@ Re:Faces 「Pool Hall Richard」(09/06) 今、2021年、今ごろにコンバンハ。 最近F…
tk4@ Re:The Beatles 「The Fool On The Hill」(04/13) ポールで、というかビートルズで一番好き…
tk4@ Re:The Beatles 「Don't Let Me Down」(04/27) この曲はもう断然オリジナルの方がネイキ…
tk4@ Re:The Beatles 「I Will」(07/13) 私もこの曲大好きです。 Paulの曲で5指に…
tk4@ Re:John Lennon 「Nobody Loves You(愛の不毛)」(08/31) 普遍性。 この一言に尽きると思います。 …

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Freepage List

2007.10.21
XML
テーマ:洋楽(3394)
カテゴリ:ビートルズ
「『Lucy In The Sky With Diamonds』はドラッグの歌じゃないかと言われた。タイトルの頭文字を合わせるとLSDになるからだ。僕はあわてて今まで作った曲のタイトルを全部見直したね。ヤバイのはないかって」-----ジョン・レノン

アルバム「SGT Peppers Lonely Hearts Club Band」('67年)の三曲目にあたるジョンの作品で、中期ビートルズのみならず、"サイケデリック"を代表する一曲だ。
翌年に発表されたピンク・フロイドのシングル「Let There Be More Light」は、あからさまにこの曲の影響が見てとれる。

息子ジュリアンが描いた「ダイヤを持って空に浮かぶルーシー」の絵からインスピレーションを受けた曲だが、歌詞、サウンド共にカラフルなイメージに溢れており、上記のような誤解を受けたのも充分納得できる(笑)。
シュールかつナンセンスな歌詞は、ジョンが愛読していたという「不思議の国のアリス」の影響もあるのだろう。そういう意味でも、同時期のジョンの傑作サイケ・ソング「I Am The Walrus」と通じるものがある。

構造的には三つのパートに分かれており、AメロがAメジャー、BメロでBフラットメジャーへと転調し、そしてサビではG-C-Dというロックンロールお決まりのコード進行となる。
メロディ的にも東洋(インド?)風の音階と、西洋風のそれが混ざったような感じで、感覚勝負で曲を作っていくジョンらしさがよく出ている。3/4拍子で進むヒラウタから4/4拍子へと変わるサビへの展開も、ごく自然な所がサスガだ。

録音自体は二日で完了。それまでにない時間をかけて作られたSGTの曲にしては、もっとも手早く録音された曲だ。
にも関わらずアレンジは凝りに凝っており、シタールやハモンドオルガンが作り出すボワ~ッとした雰囲気や、ジョンのキテレツな声がなんとも摩訶不思議な気分にさせてくれる。
ジョンはとにかく自分の声を変えたがる人だったらしく、ここでもテープスピードを変えたり、ディレイをかけたりするなど様々な試みをしている。あんなにいい声をしてるのに、なんだかモッタイナイね犬

ジョンの独断場のような曲だが、サビではポール&ジョージのコーラスも加わってビートリーに盛り上がる。
朴訥なようで、しっかりとツボを押さえたベースライン。「ドン・ドン・ドン」という、ふくよかなバスドラの音色も非常にヨロシイ熱帯魚

この曲は後にエルトン・ジョンがカバー。録音にはジョン本人も参加し、'75年に全米1位を記録しているのだが、そのバージョンに関してはハッキリ言って出来がいいとは思えない。ちなみに、エルトンのバージョンはリズムがレゲエ風なのだが、アレンジをそのようにするよう提言したのもジョンである。

'01年にはブラック・クロウズが、今年に入ってからはU2がこの曲をカバー。日本ではパフィーやラルクのHydeもこの曲をカバーするなど、ダイヤ持ったルーシーの影響は、21世紀にも脈々と受け継がれている。

「Lucy In The Sky With Diamonds」を聴くにはここをクリック!
サイケな映像を見ながらトリップだ。どーん。


ポム・スフレのメインHPはこちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.22 00:50:51
コメント(10) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X