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テーマ:洋楽(3394)
カテゴリ:ビートルズ
お盆がどうしたというより、単なる夏バテみたいなものです。 「今日はもういいべぇ」と軽く一日やすんでみたら、あっという間にそのまま一週間がすぎた。 こういうのって、ちょっと気ぃ抜くとダメやねぇ。 これを書いてる今も、なかなかエンジンかからないでいるし。 あ-疲れた~。だりぃ。ブログめんどくせぇ。うなぎ食わせろー(←半分ヤケ) そんな今の自分にピッタリなのが「I'm So Tired」だ。 ホワイト・アルバムに収録のジョンの作品である。 録音は'68年の10月8日で、演奏にはメンバー全員が参加。 オーバーダビングも含め、一日でレコーディングを終わらせている。 インド旅行(修行)の時の体験を元にした、「つかれた、眠い~」という内容の歌で、ジョンの気だるいボーカルがなんともいえない曲となっている。 「ボン、ボン、ボン…」という、イントロのギター・フレーズからしていかにもやる気がなさそうだ(笑 リンゴのドラムも倦怠感があってヒジョーによろしい。 反面、後ろで小さく鳴るギターのコード・ストロークが、なにげにリズミカルだったりする。オルガンの音色もピロピロしてて、なんだか好きだ。このふたつの楽器はジョンの演奏によるもの。 ジョージの弾く、ハードで歯切れのよいエレクトリック・ギターも、緊張感を添えていてグーでございます。 また、ジョンのヴォーカルは歌い出しこそやわらかだが、演奏が進むにつれてトゲトゲしくなってくるのが面白い。 部分部分ではシャウトなんかもしちゃって、イラだつ男の様子をうまく歌で表現している。 サビのところでは、ポールの居心地悪そうなコーラスも聞けますな 歌詞のダルな雰囲気をそのまま音にした仕上がりは見事。 こういうのをやらすとジョンはつくづくウマいと思う。 その前後がポールの牧歌的な二曲(『Martha My Dear』と『Blackbird』)に挟まれているという構成がまたイイのですね。 なお、最後のジョンのつぶやき"how about another one? monsieur, monsieur, monsieur"は、のちの都市伝説である「ポール死亡説」の根拠のひとつになったのだとか。 なんでも当時は、それが「Paul is dead, man, miss him, miss him」に聞こえたんだと。はあ、そですか。 んでもって、次の"Get Back"セッションではポールがこの曲を(遊びで)歌っているのだから、これまた皮肉ですな。 まあ、今となっては、まさにムダな雑学なワケですがね。ムッシュー、ムッシュー。 つーコトで、今日は疲れとるので、このくらいにしときますか。 「I'm So Tired」を聴くにはここをクリック。 ワシもトシかのう。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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