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2009.03.03
テーマ：徒然日記(23311)
カテゴリ：子供
10時。
式典がまさに始まるその静けさの中。 遠くから近づいて来るその音に耳を疑いました。 誰が聞いてもそれはお豆腐屋さんのラッパの音！ 「プ～ポ～，プ～ポ～」 町中に学校があるとは言え，まさにツボです。 厳粛な式の最中なのです。 「集中！」の影の掛け声を自分に向け・・・ 卒業生からの答辞 「眠っているTV，ラジカセ，バイクなどがありましたら，お声をお掛け下さい・・。」 又又 たまたま通り掛かった近隣への廃品回収の巡回車←付け加えました 何故にこの場に似合わない庶民的過ぎる掛け声・・・再びツボ。 誰か止めて下さい。 悪気が無いのはすべて承知。 相手もお仕事あっての事。 我慢・・・笑いはこの場には相応しくないでしょう。自分に言い聞かせ，一息，ふぅ＝＝！ これ以上の妨げはないでしょう。再び，集中。 お昼前，聞こえて来るのは 「グルグル～～」「グルグルゥ～～」っと アチラコチラから 朝の食事もソコソコに式典に出向いた親御さん達の空腹の大合唱。 「雰囲気に飲み込まれなくて・・・・・良かった。」 感動の式典模様をお伝えしたかったのですが・・・ いいえ・・・今回は 涙は公衆の面前では無く一人きりで感慨深く流したい。 式典に便乗はしたくない。何故か頑固さ。素直じゃない。 今回はジッと我慢しました。 でも周りは違うんです。 最初から最後まで泣いていた小さなお母さん達。 子供の18年間で親はこんなに白髪交じりになりました。 喜びの涙も複雑です。 「就職したら家を出る。」 子供の言葉にどれだけの親は涙した事でしょう。 これがすべての母の想いです。 拍手で行進，キラキラっとした笑顔で子供達は全員学校とさよならしました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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