京都・木津川マラソン2019
2019年2月3日。この日は節分ですね。冬と春の境目で、4日は立春です。とは言え、春とは名のみの風の冷たさ。この日の第36回 京都木津川マラソンも最後は冷たい雨が降って、寒かったです。木津川マラソンには初めて参加しました。36回目なので、歴史ある大会と言っても良いでしょうか。京田辺市の木津川河川敷にある広場が会場ですが、駅(JR・京田辺駅、近鉄・新田辺駅)から歩いて30分以上かかります(しかもシャトルバスはない)。帰り道の徒歩が一番厳しい(笑)という大会です。天気予報は「曇りのち雨」で雨の降り出しは15時以降となっていました。実際、朝から10時半くらいまでは晴天でしたが、それ以降は曇り、雨は14時半くらいからポツポツ降りはじめ、15時過ぎには一時的でしたがかなり降りました。この大会、スタート時間はやや遅く10時なので、5時間ランナーの僕はゴールする頃には雨が予想されました(実際、そうだった)。 さて、今回は6人のマラソン仲間が勢ぞろいしました。ただし、Yくんが首の持病を再発し、エントリーはしていたのですが、参加をあきらめ応援に回ってくれました。Oくん、Kくん、D夫妻と僕の5人で走りました。この大会は着替え&荷物預けの場所が会場内(テント)と、会場から歩いて数分の「中部住民センター」の2か所あります。「センター」を使うにはいったん会場に行って受付をして、また来た道を歩いて戻らなければなりません。一方、会場内のテントはただ土(草)の上に立てられた吹きさらしのテントなので、持参のシート(又は袋)の上に置いておくだけのものです。特に貴重品を持たない(財布やスマホは持って走る)僕は会場内で済ませました。そのテント村には、うどんやお汁粉、カレーなどを販売する店もあり、また寒いので焚火が数カ所ありました。この大会は、フルマラソンの参加者が2,500人(ハーフが1,500人)という規模で、参加料が5,000円と安く、なんと制限時間がない!(一応、日没まで)というのが特長です。ただし、コースは木津川の土手道・河川敷ばかりなので、道幅が狭く、何度も土手と河川敷を上がり降りする(前回の高槻ハーフもそうだった)というコースです。さて、スタートの時間。4時間ランナーのD夫はBブロック、他の4人は仲良くEブロックからのスタートとなりました。 スタート直後に土手に上がる急坂があり、いきなり渋滞します。その後も土手道は歩道程度の道幅なので混雑したまま、ぶつからないように気を遣いながらのランとなります。コースはいったん南東(川上)に向かって10km。折り返して同じ道を元の会場前に戻り(そこで前半の約20km)、今度は北西(川下)へ10km強走って、再び折り返して同じ道で会場に戻ります(後半22km)。なので、狭い道幅なのに、前半も後半も早いグループのランナーたちとすれ違わなければならず、すれ違いの時にはかなり神経を使います。その上、後半は、後からスタートするハーフマラソンのランナーたちも折り返して戻ってくるので、ずーっとすれ違い状態。走りにくいと感じるランナーもいるでしょうね。僕のような5時間鈍足ランナーには問題ないですが(笑)。前半の往路では混雑の上、太陽に向かって走るので、暑く感じて、最初の5kmは1km=7分近くのペースでしたが、5kmを過ぎて混雑が解消し、さらに折り返す頃には曇り空&北風で、急に涼しく(寒く)なって1km=6分20~30秒程度で走ることができました。前半が終わって元の会場前を通り過ぎる時、応援に来てくれたYくんが写真を撮ってくれました。この会場付近だけが観客のいるところで、それ以外は民家からも離れた土手道なので、一般の観客はほぼ一人もいません。その点は実に淋しいマラソンではあります。ほぼ孤独です(苦笑)。しかし、いつもながら体力のない僕は、20kmを過ぎたころから1km=7分程度に落ち、30kmの後半の折り返しの頃には7分半。折り返した後、Kくん、D妻、Oくんとスレ違いましたが、折り返し後のエイド場所(雨でも大丈夫なように、エイドの多くは道路(橋)の下に設けられています)で、トイレ休憩。その休憩中に、Kくん、O妻に追い越されていました。後はゆっくりゆっくり走りましたが、33km付近で5時間のペースランナーの人たちに抜かれ、37km地点でついに足が止まってしまいました。心拍数が上がって呼吸が苦しくなる、いつもの状態。1kmだけ、と決めて歩きました。37km地点では1km=12分もかかっています。少し呼吸ができるようになって、またそろりそろりと走り(と言っても競歩のような感じ)、1km=8~9分のペースで、ようやくゴールにたどり着きました。あと数kmのところでポツリポツリと雨。ゴール直後にはシトシト降りはじめました。ゴールタイムは5時間14分59秒、ネットタイムは5時間11分38秒でした。もっと悪いタイムかと思っていましたが、意外にも前回の福知山より少し速くて、こんなタイムでも僕としてはこれまでで2番目のタイムでした(恥ずかしいような嬉しいような・・)。何回走っても、途中で歩かなければならないのは、いつも同じなんです。でも60歳代男子295人中では140位となっていましたので、同じ年齢層の中では、これでも真ん中くらいということですね。・・・なーんて、自分で慰めています。 着替え終った頃にはかなり本格的な雨、しかも気温も下がって寒い、寒い。他のメンバーの待つ「センター」へ行き、合流して駅へ。この駅までの徒歩30分がツラい! 乗合いタクシーっていうのがあって、1人=300円で乗れるそうですが、タクシー待ちの行列が長ーくなっていました。この辺りじゃタクシーの数も少ないし、道路も混んでるので、歩いたほうが早いようでした。参加料を1,000円上げても良いからシャトルバスを用意して欲しいなぁ。ともあれ、駅近い「いちよし」という焼肉屋さん(Dさんのお知り合いのかたの店)へたどり着いて、いつものように乾杯! 美味しい焼肉を頂きました。シメのミニ・カレーライスも旨かった~(^ ^)