ピキピキピッキーッ
打ち合わせと、外部の企画会議との合間に映画館へ駆け込む。久々に(と言っても、2度目)邦画鑑賞にお金を払う。→メゾン・ド・ヒミコ*story*塗装会社勤務のサオリ(柴咲コウ)の前にある日突然現れるハルヒコ(オダギリジョー)。彼はサオリの父親の恋人。ゲイバー”卑弥呼”を盛況に切り盛りした後、海岸近くにゲイのための老人ホームを創設する。ハルヒコに、週末だけそこを手伝うように言われ、父を嫌うサオリは迷ったが、破格の日給に決意を固める。その場所にあるもの全てに嫌悪感を抱きながらも・・・”賑やかで、哀しくて、温かな場所”で繰り広げられる柴咲コウの”ブス”さが、たまらなくかわいかった。そして、分かり合えることと、残酷なこととは、背中合わせなのだと感じる。