ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

[今日のカープ] カテゴリの記事

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  野村祐輔は，非常に良かった。

  今日は以上，で終わらせても良いくらいだ。そのくらい内容はない。もちろん本当にひどい内容の３連敗のあとにそれ以上に内容のない試合を勝ったと言うことはポジティヴに評価して良いのだが，それにしてもこんなのカープファンに木戸銭払わせて見せる試合ではない。そのくらい，ひどい。もちろん今日の苦戦の原因はヒットがことごとく２死からしか出なかったことである。１０安打も打ってヒットが全部２死からと言うのはちょっとした珍記録かもしれないが，カープの立場からすれば笑い事ではない。下手をすればそれで完封負け喰らう危険性もあったのであるから，やはり反省が必要だろう。ひとつの理由は好調だった田中を封じ込められたからだろう。なんといっても田中を封じれば絶不調の菊池，役者不足の野間と続いて誠也を孤立させることができるのである。実際そうなりかけた。そしてその後は松山と會澤に注意を払えば長打はないから，繋がりを切ることができるのだ。要するに，スターターの並びが間違っている，早い話が緒方は莫迦だという結論に至るのである。え？結果的に勝ったから何でもいいんじゃないかって？そう言う敗北主義的思想がカープをダメにするんだよ。今日に関して言えばカープが勝てた原因は与田の采配ミスである。７回２死２塁のところでロドリゲスでも出されていたら野間はひとたまりもなかっただろう。いや，たとえ祖父江のままだとしても，速い球を投げとけば安全牌の野間に３－０としてしまった祖父江のミスと言ってもいいだろうか。これでチャンスに回ってきた誠也にまともに勝負にいかざるを得なくなってしまった。もちろんそれを捉えた誠也はお見事の一言であるし，これぞ赤ヘルの４番の仕事である。本人はきっと納得などしていないだろうが。もうひとつ，最後の最後に出た亀澤の大チョンボ。あの辺がまだまだドラゴンズが若いというか野球が洗練されていないところだろう。それはさておき，結局助かっただけと言うことであって，これで明日から勝ち続けられますと胸を張っていうには早いというところである。それにしても今日のスターター。本当に緒方は何を考えているのかさっぱり分からない。負けが込んでいるときこそ調子の上がっているもの，グラウンドで戦えるものを使うというのは勝負の鉄則である。昨日鈴木博志の前に情けないバッティングしかできなかった西川と安部を並べて何がしたかったのか。二人ともマルチヒットを打って結果を出したのは良いが，全く点に繋がらなかったから，やはりまだ時にあらずと言うことなんだろうか。それより謎なのは昨日移籍後初本塁打を打って意気上がるスーパースター長野久義を使わなかったことである。はっきり言う。今のカープの野球は緒方という頭の足らない専制君主がおもちゃの兵隊を使って閲兵式をやっているようなものである。これじゃ勝てるわけがない。明日はサウスポーのロメロ，なんでもMAX１６０km越えのストレートが武器だそうであるから，たぶん長野さんやシャビが出てくるだろうが，問題は打順の並びである。相変わらず三番野間などというミスキャストをやって憚らないとしたら，やはりこう言わないといけないだろう。すなわち，F**k OGATA!!!ほっとするにはまだ早い。BlogPeopleSIGMA People

  2019/04/03

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  続・くたばれ莫迦緒方。F××K you!!!

  もともと私は緒方孝市の采配など全く認めていないし，緒方を名将などと言う向きは脳みそが腐ってると言い続けているから，この現状を見てもほら見たことか，バーカと言ってやりたい自分がいるのだが，それでも，いやだからこそ，死ぬほど腹立たしい。今日の試合など緒方の莫迦さ加減が凝縮されているようなものなのであって，それ以外の見解は認めない。何がバカかといって，一番いけないのはスターターである。6番にスーパースター長野久義を入れたまではいい。３番野間はミスキャストだと思うが，まあそれは一応結果を出し続けているからよしとする。しかし，7番小窪，8番石原。はっきり言って野球を舐めてるのかといわざるを得ない。開幕3連戦，余裕で三タテできる展開を落としてしまったのは，結局のところ打線の火力不足である。点取れるところで取れないからこういうことになったのである。いくらジョンソンがなんといおうと今日は彼を説得してでもキャッチャーは會澤でなければならなかったし，そんなに左対左に拘るのであればサードは堂林が正着手である。とにかく打って打って打ち勝つしか現状は打開できないのである。それが分からない向きは，死ねばいい。自称野球を知ってます系カープファンの一番いけないところは，二言目には「守りの野球」なるものを言い出すところであるが，噴飯ものである。蓋し，野球は点取りゲームであるという本質を忘れている。20点取られても21点取り返せば勝てるのが野球なのである。それに，いくらディフェンスを強化しても取られる点は取られる。そりゃ毎試合二桁失点していたら苦しいだろうが，4，5点くらいならば取り返すことは不可能ではないのが野球という競技である。だから，スターターからディフェンス重視のオーダーというのは誤りなのである。まあ，それでも百歩譲って今日のオーダーだけは擁護するとしても，今日の緒方は悪手のオンパレードである。これでは自ら首を絞めてるようなものだ。ここに公訴事実をあげていくとすれば，１　スーパースター長野久義のホームランで勝ち越した直後，チームの盛り上がりが最高潮の中で小窪，石原をそのまま打たせたこと。これはありえない。堂林，會澤で一気にたたみかけるのが当然の正着手である。２　その裏の守りでまだ成功体験のない島内を登板させたこと。いくらオープン戦で結果を出したとはいえ痺れる場面でのリリーフというのは難しい仕事だ。島内は責められない。いくら右打者が続く下位打線とはいえレグナルトが正着手だろう。３　で，中途半端にフランスアを投入してしかも回跨ぎをさせたこと。後手後手に回る継投は接戦では絶対NGなのであるが，それすらも理解出来ないらしい。それこそ８回からレグナルトが正着手だろう。こんなことをやっていたら，絶対に勝てるわけがない。指揮官自ら選手の指揮を殺ぐようなことをしていたら，たとえ戦力はあるとしても必ず勝ちに結びつかなくなる。こうやって転がり落ちていった例は，枚挙に暇がない。それを阻止するためには，緒方を斬るしかない。刎るしかない。この期に及んで緒方を擁護する向きはそれこそ豆腐の角に頭をぶつけて死ねばいい。開幕シリーズの内容も非常に悪かったが，今日の内容は最低である。こんな試合を勝てなくなると，やがて待っているのは大型連敗だ。そうなっても，私は知らない。少なくとも泥船緒方丸に乗って沈みたくはない。最後に，敢えて個別の選手に言うとすれば，小窪と石原は論外だが，ついでだから西川と安部もファームへ行けといいたい。同じ負けるのならば，ファームから林や中神，羽月，メヒアがでてきて負ける方がいい。フランスアもしばらく休養させていいだろう。今あの才能をつぶしてはならない。だからこそ思う。どんなに自称野球を知ってます系のあほうが言おうと，小園をファームに落としてはいけなかったのである。今ならサードがぽっかり空いているのに。あれだけ華のあるスタア，ブリリアントルーキーの価値を分からない向きが多いことを，小園とともに残念に思う。明日の試合？知らん。また緒方が頓珍漢なことをやって負けるだろう。それよりドラゴンズ，まだ戦力的には相当足らないが，与田を筆頭にいい野球をやっている。侮っちゃいけないよ。どーせなら堕ちるところまで堕ちてみろ。BlogPeopleSIGMA People

  2019/04/02

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  何かと世の中が変わる花冷えの日に。

  今日は４月１日。エイプリルフール，というのはまあともかく（てゆーかあれは午前中に嘘をつくもの。今頃やるのはほんまもんのバカ），新年度の始まりである。私事ながら私も移動があったのでバタバタと過ごしたのであるが，これもまあさておき。言うまでもなく今日の一大トピックスは今年５月１日からの次の御代の新元号が発表されたことである。感想は別にない。正直「平成」のときはなんじゃこりゃあと思ったものだが，所詮符号だから使ううちに馴染む。まあいつの間にか「令和」に馴染むことだろう。と，思っていたのだが，やっぱりざらっとしたものが残る。それはひとえに「令」という文字の本来の意味によるものが大きい。確かに悪い意味だけではない。一番身近な使用例は「御令嬢」「御令息」なのであるが，やはりこの漢字の本来の意味は神意に，権力に跪くというものである(嘘だと思ったらお手元の漢和辞典を引いてみて）。だから，意地の悪い読み方をしたら「和ヲ令ズ」ともとれるのだ。これは皇太子殿下の本意ではあるまい。万葉集から取ってきたと言うことだが，なんとなくこじつけくさいのも気になる。その意味では「平成」は優れた元号だったのかもしれない。まあ，それはさておき。今日は朝晩ともに冷えた。どうやら広島の街中も染井吉野が見頃を迎えているのであるが，これだけ冷えると花見気分にもなれぬ。もちろんその予定も今のところないのだが，それでも桜花が咲き誇るとああ春だなあという気がする。染井吉野というのは桜の格の中では一段格下ではあるが，それでもよいものはよい。しかし，花に嵐のたとえもあるさ，ではないが，なんとも風が強い上に，底冷えがする広島である。で，広島の底冷えといえばカープの現状だが，どうしてこんな弱っちい相手に三タテを食らわせるどころか負け越すのかという怒りはまだ消えない。とはいえ負けたものは仕方がないから，とにかく早いうちに勝っていくしかない。なんせ，開幕戦黒星以外の理由で勝率五割を切ったのは２０１６年４月３日，開幕９試合目の時点以来なのである。しかし，攻撃陣の元気のなさは本当にあきれ返るほどである。正直言って明日からのナゴヤドーム，明るい未来が見えない。打てないだけならまだしも何か重しが取れて解き放たれたような緒方の頓珍漢な采配が炸裂したら，目も当てられない。明日の予告先発はクリス・ジョンソン対大野雄大である。KJはある程度試合を作ってくれるだろうが，サウスポーの大野雄大に対してどういうオーダーを組むかである。正直言って，わくわく感はない。緒方のやることだから緒方チルドレンが重用されるに決まっている。結果は，自ずと見えている。あーあ。これ以上負けたらほんまに許さんぞ。BlogPeopleSIGMA People

  2019/04/01

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  くたばれ莫迦緒方。F××K you!!!

  もう分かっていることではあるが，本当に緒方孝市には采配能力がない。こんなのを名将と崇めていたあほうも多くて泣けてくるのであるが，昨日今日の試合を見て直そう思わなかったら緒方もろとも死ねばよい。まず唖然としたのは，試合より何より，小園をファームに落としたことである。ありえない。何度も言うが小園はブリリアントルーキー，スーパースターである。こういう選手は一軍の鉄火場で育てなければならないのである。これが理解出来ないような向きはやっぱり死ねばよい。要するに，緒方はビビったのである。小園を使って結果が出なかったときに自らに責任が問われることを怖れたのである。頑固な上に小心者の緒方の性格が良く表れている。要するに将に任ずべき男ではないのだ。で，昨日の敗戦を受けての今日のスターター。３番に野間。笑うしかない。まあそれは百歩譲ってどうでもいいとしよう。昨日の西川の内容が惨憺たるものだったから。そのほかオーダーを動かしてきたのは，理解出来ないでもない。ただ，坂倉のバッティングにはがっかりした。結果が出ないと言うより，積極性がない。こんなつまらないバッターではなかったのに，これもまあ「高卒ルーキーはまず二軍で実績を積ませる」ことをよしとするこのチームの悪しき体質の犠牲者と言うべきだろう。もっとも，どうせならしつこく使ってほしいのだが，きっと明日ファーム行きが通告されるだろう。緒方の顔に泥を塗ったと判断されて。話が長くなったが，今日の試合の明暗を分けた采配ミスは７回裏，スーパースター長野久義がやっとこさ登場して移籍初安打を放った直後，マルチ安打を打って当たっている田中広輔に送りバントを指示したところだろう。これはもう全くもってあほうとしか言いようのない愚手である。このような発想を是とする向きはやっぱり死ねばよい。野球の流れというものが理解出来ていない証拠である。それでもジャイアンツが継投をミスって無死１・３塁，からの代打松山，そしてピッチャーがサウスポーに代わった後の代打小窪。もう正直言ってこれはもう救いようがない悪手である。あの場面，１点を取ってよしとする場面だったのか。違うだろう。ここまでの流れの悪さを打破するために一気呵成に攻めるべき場面だったはずだ。ならば，松山を変える筋合いはない。え？昨日小窪がヒットを一本打った？関係ないんだよ。小窪なんてあの場面怖くもなんともないんだよ。それが理解出来ない向きは，やっぱり死ねばよい。９回の連続エラーは，話にもならない。しかし，ある意味指揮官が一気呵成に攻めていく姿勢を見せなかったから生じた気の緩みともいえる。安部のミスなど小園がいなくなった気の緩みではないか。きっと小園なら楽勝でアウトにしていただろうが。これでは，４月戦線は非常に不安である。一昨日書いた「緒方リスク」がそのまんま出てしまったからである。莫迦な大将敵より怖い。指揮官の悪い部隊は全滅する。カープファンの中には泥船緒方丸にマンセーと乗り込む向きも多いのだが，ほんと沈没して死ねば良い。とにかく，チームをたて直す一番の良薬は，緒方の辞任である。我々の見たいのは緒方体制ではなくカープの優勝日本一である。その阻害自由は断じて排除を求める。すなわち，F**K OGATA！こんな敗北納得がいくもんか。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/31

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  怒りしか湧かない。

  １回裏の途中の時点では，またしても横綱相撲でジャイアンツをたたき落とし，床田寛樹涙の復活勝利という筋書きまで見えていたのだが，結果は全く逆になってしまった。まことに遺憾，を通り越して，何やってるんだ，いったいとしかいえない。床田の出来はよかった。しかし，出来がよかったところに落とし穴があった。床田に何かがあったわけではないが，このままではジャイアンツがまたいいところなく負けると思った主審の嶋田哲也がちびってでたらめな判定を連発したのが今日の床田の不運だったと言わざるを得ない。特に丸に対する忖度は度を超していた。ちゃんと判定していればジャイアンツの４点はなかったと言ってよい。こんなヘボ審判，早く消えてなくなればよい。しかし，それを全ての理由にするのは早計だ。今日の敗北を生んだ最大の原因は，なんといっても緒方の石頭である。緒方の頭の中には何らかのゲームプランがあったのかどうかは知らないが，それに固執したというか，柔軟性が全くないというか，とにかくあほうとしか言い様がない采配を連発していただいた。これじゃあだめだ。まだセオリー通りの野球を墨守してと言うのならかわいいのだが，緒方の場合は，彼の頭の中で全て解決するいわば「緒方教」なのである。端的に言えば意味不明という。あまりにも意味不明なので，具体的に何をどうすればいいかと言うことを説明することができない。だから今日の試合，負けたという以上にとにかく腹立たしいという徒労感というか，むなしさだけが残ったのである。三流の審判がでたらめなことをしているのとあほうのでたらめ采配のシンクロニシティであるのだから，そうなる道理だというべきだろう。とにかく，終わったものをひっくり返すことはできないから，とにかく明日の試合。また横綱相撲を取り戻してしっかりと叩き付けなければならないのである。万一のことがあったら，緒方は辞任ものだ。それだけの覚悟で臨んでもらいたい。だからこそ今日もこのシリーズの我々の合言葉で締めよう。讀賣殲滅。F**k the GIANTS！明日こそ真面目に野球やれ。。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/30

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  内容は非常によろしい。

  開幕戦という独特な緊張感がある試合としては，いい内容だったのではないか。惜しむらくは菅野が投げている間にもう1，2点取りたかった。あと８回裏ももっとかさにかかって攻めたかったところではある。しかし，まあそこまで欲張るのは贅沢か。何がよかったかと言って今日の試合，完璧な横綱相撲だったことである。最近は横綱相撲というと有無を言わさず叩き付ける勝ち方と勘違いする向きもあるようだが，本来は違う。格下相手に存分に自分の相撲を取らせてそれを完璧に受けて最後格が違うよとばかりに押し返すのを横綱相撲というのである。菅野が刃向かってくるのを完璧に受けきり，ジャイアンツの攻撃はコアを完璧に切り落とし，最後は格落ちの勘平役者から追加点を取って勝ちきったのだから，これぞまさに横綱相撲たらんや。だから，これ以上にあまり何も言うことはない。ジャイアンツを格下扱いして勝った。これで良いのである。テレビ局は盛んに緊迫した試合のように言っていたが，カープファン的にはまあ口ほどにもない，というか，相変わらず骨がないねえというところである。え？丸の4三振？どうでもよろしい。ただ今日の試合で唯一気になったのは，やはり緒方の采配ぶりが固すぎる，というか融通が利かないというところだろうか。８回裏の攻撃，確かに１点を取りに行く場面ではあったのかもしれないが，大江相手に菊池に送りバントというのはちょっと固すぎやしないか。結果的に宮國がシャビ相手にストレートの四球を出してくれたから攻撃が繋がったものの，やはり型に嵌めて戦わないと気が済まないという緒方の石頭ぶりが垣間見えたことは残念だ。セントラルでは通用しても，パシフィック相手の戦いでは絶対にそこを突かれる。まあ，今日は純粋に選手を褒めればいい。大瀬良は素晴らしかった。會澤は捕手としてまた一歩進化した。安部も野間も西川もよく機能した。もっともこの３人は褒めると打たないのであまり持ち上げたくないのだが。あとはせっかくの開幕戦なのでスーパースター長野とブリリアントルーキー小園海斗を見たかったところであるが，それは明日以降のお楽しみと言うことでよいか。蛇足ながら付け加えるとすれば，今日の試合，映像で原辰徳が映った瞬間，こんなのに負けちゃいかんと思った。なんか三下ヤクザのようなサングラスにだぶついた頬。なんか第二次政権時の山本浩二を見るようでとても戦う集団の将には見えなかった。やはり第二次政権(厳密に言えば第三次政権だが）は良い結果を出さないというジンクスに見事に嵌まってしまうのではないか。こうなったら，明日勝たない手はない。カープは満を持して床田寛樹を送る。床田はまず５回を全力で飛ばしてくれれば良い。そうすれば，一岡にレグナルト，フランスアが中を継いでくれる。いや，彼らを出す前に，地獄の使者ヘルウェグを送り込むのも手だ。明日もなかなか楽しい試合が見られそうだ。今日もこのシリーズの我々の合言葉で締めよう。讀賣殲滅。F**k the GIANTS！まだまだ。明日もガツガツいけ。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/29

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  見せつけてやれBlast!Blast!!Blast!!!Blast!!!!

  さあ，オフシーズンもプレシーズンも今日でおしまい。明日からは，まさしく男のプライドをかけた鉄火場が始まるのである。オープニングカード，対ジャイアンツ3連戦の重要性が理解出来ない無知なカープファンはさすがにいるまい。昨年までは暖簾だけ古い虫けらだったのだが，やれ大形補強とかなんとかいって選手を集め，その一方で監督には自分の不始末をヤクザを使って1億円で解決したマックロクロスケ原辰徳を持ってくるという，はっきり言うならばコンプライアンスの欠片もないことをやって口だけ優勝候補に祭り上げられているのである。こんなチームを，開幕早々血祭りに上げることができるのである。こんな楽しいことはない。存分にカープとカープファンは楽しむべきである。中には勘違いしている向きもあるかもしれないので断言しておく。この3連戦，殺るか殺られるかの戦いではない。そんな甘い正念でかかっていったら絶対に負ける。殺るんだ。殺てまうんだ。常々私の言うところであるが，勝利こそ全て，敗北は死なのである。だから，敵を食い殺す勢いでかかっていかなければならないのだ。いや，それでも甘いかもしれぬ。この3連戦，勝ち越しなんて甘いものではダメだ。断じて三タテでなければならぬ。さらにいえば，内容にも存分に拘るべきだ。ローズウェルト・ゲームなんかやって，結果として勝ったというのでは物足らない。そりゃ劇的な勝利が続いて原辰徳が涙目になって帰るのも面白いかもしれないが，それではダメだ。欲を言うならば，明日からの3試合，まさに虫けらを踏み潰すがごとく惨殺してしまうのが一番良い。3試合終わって原辰徳が涙目どころか茫然自失して強がる言葉も出なくなることを以てこの3連戦の目標とすべきである。なぜそうすべきか。それによってセントラルの他球団の睾丸を痺れ上がらせることができるのである。所詮他の4球団は讀賣の威を借る狐である。ジャイアンツを情け容赦なく犬殺しにしてしまえば，それはすなわち他のセントラルの球団全部締め上げることに繋がるのである。そして，そのくらいでないと，パシフィックとの戦いを戦い抜くことはできない。目標を日本一とするのであれば，それなりの戦いをセントラル相手にはしなければならないのである。さあ，我々の合言葉はひとつ。讀賣殲滅。F**k the GIANTS！これでもまだまだアジり足りないくらい。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/28

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  さあ，今こそ変革の時だ。

  去る２４日に終了したオープン戦，雨で２試合流れたのが残念ではあるが，それでも１６試合を消化して８勝４敗４分け。オープン戦首位というおまけまでついた。この結果，決して悪くないのではないか。むしろよいと言うべきだ。オープン戦というのはバカ勝ちすればいいものではないことは1985年にカープが自ら証明しているので（確か14勝2敗だったかな。記憶違いなら失礼），個人的には勝率５割を上回って上位に付けていればいいと思っているのだが，今年の2勝1敗ペースというのはまあ理想的な数字である。何年に1回か優勝できればいいなあというような志の低いチームであればまだしも，王者ともなればやはりオープン戦とはいえどもそれなりの数字が求められるというべきだ。中には，過去2年間のオープン戦の成績が悪かったことをもって今年はかえってよくないのではないかと見る向きや，中には善解のオープン戦首位が1996年であることをもって験が悪いとほざいている向きもあるようだが，もちろん私はそのような敗北主義的思考には与さない。むしろそのような連中はカープファンなんかやめちまえといいたいくらいである。王者はいかなる場合にでもそれ相応の結果を残さなければならない。そうでないと，セントラルは勝ててもパシフィックには勝てない。いつまでもシルバーコレクターで終わってしまう。とはいえ，今年のオープン戦の内容，無邪気にこれでいいのだというわけにはもちろんいかない。一番いけないのは，先日も書いたかもしれないが，「3番」「サード」「センター」が固めきれないまま終わってしまったことである。これは，非常にまずい。なぜまずいか。別に固めきれなければむしろ流動的にして融通無碍に戦えばよいことである。調子のよ鋳物を見極めて起用すればそれでいい。しかし，カープの場合，最大の問題点が監督が緒方であるということである。なんといっても頑固一徹石頭，レギュラーは頑として固めないと野球が出来ないのだ。今年の場合，とくに開幕直後は，まさに「緒方リスク」を念頭に置かなければならないのである。もっとも怖れるべきことは，西川や安部の起用に拘り，かつ彼らが超絶スランプに落ち込んでしまうことだ。なんせ緒方の頭に撤退という言葉はない。指揮官としては最悪の素質を持っているのである。それだけに，緒方よりも年長でかつ野球頭が格段に違う高信二の差配に注目したいところである。もうひとつ。カープにはもう黒田博樹はもちろん，新井貴浩もブラッドもいなくなってしまった。そのうえに後ろ足で砂をかけて原タツノリのマックロクロスケに尻尾振って出て行ったのもいるところである。これをピンチと捉えているようでは，日本一はおろかAクラスにさえ手が届かないかもしれぬ。蓋し，それもまさに唾棄すべき敗北主義的思考である。今こそカープは，これまでの殻を破って，変革を起こさなければならないのである。そう，これぞまさに我々が請い求めてきた「球界革命戦争」の始まりと言ってよいのである。そう考えると，今シーズンこそ非常にわくわくしたエキサイティングなものに感じられるのではないか。もっとも，はっぴぃえんど，もといハッピーエンドになる保証はない。すべては，指揮官次第なのである。明後日はもっとアジるよ。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/26

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  ぐだぐだな試合やりおってからに。

  今日の試合が，もし逆転したまま押し切ったとしたら，あるいは何らかの形で再度勝ち越して勝ちきったとしたら，内容は度外視して勝てて良かったといえたところだった。しかし，残念ながらそうはならなかった。非常に残念だ。何が悪いかといって，点の取られ方が非常に悪い。もうはっきり言ってぼろぼろだった岡田明丈。その失点する姿は目も当てられなかった。はっきり言ってハジメへの太鼓持ちばかりが出世するRCCの体質の悪いところを体現している坂上俊次はさかんに岡田がローテーション入りを確実にした旨強調していたが，アホかと言わざるを得ない。ローテーションどころか，あんなんじゃ一軍で使えない。当分ファームで，毎日200球，いや500球くらい投げ込んで出直せというほかない。もう正直言って当分その面も見たくない。で，もうひとつ腹が立ったのが追いつかれた８回表の内容。フランスアが打たれたのは仕方ないし，船越の配球の甘さがあると言ってよいので度外視したいが，きっかけを作ったのが上本の情けないエラーである。何か一部カープファンは彼を高く評価している向きもあるようだが，私は正直言ってなぜ彼が一軍にいるのか意味が分からない。確かにハンドリングは非常にうまいし，俊足も売りだ。しかし，プレイが雑というか軽いのである。去年もサードの守備固めで入って自分のエラーをきっかけに負けた試合があっただろうに，まだ懲りてないのかと思わざるを得ない。彼もまたファームで３割打てるようになるまで一軍に姿を見せるなといいたい。もう怒りついでにいうなら，本来もっと危機感を持ってプレイをしなければならない連中のプレイがあまりにも軽い，そして結果も内容も非常に悪かったことが気に入らぬ。西川，安部，そして野間。もう野間に至っては一軍に上げること自体時期尚早である。どうしても使いたいなら，守備固めと代走だけにとどめるべきである。あとの二人は，あんな軽いプレイしかできないんだったら一軍に要らない。何かもうレギュラー確定とばかりに勘違いしているのではないか。これだったらサード小園で英才教育をした方が良い。むしろあの二人は小園のプレイを見てもっと何か感じろといいたいところである。とまあ腹立たしいことばかり多かりし試合ではあったのだが，攻撃陣の主力級の調整は万全と言っていいだろう。投手の中では島内が光っていた。とにかく投げるたびに良くなっている。それだけに，會澤の死球が心配ではある。見る限り開幕に影響を及ぼすものではないと思うが，及ぼしたら大変だ。緒方の石頭のことだからどーせ石原で固めるんだろうし，坂倉を腹を決めて使うことなんて出来ないだろう。白濱？冗談にもほどがある。それでも，なにやらオープン戦首位で終わったとのことである。まあ悪いことではない。しかし，内容が日を追うごとに悪くなっているのが心配だ。その辺の総括は，また日を置いて。公式戦で勝つことが全て。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/24

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  てんでぼろぼろ。

  今日は訳あって朝から夜まで外出していたため，一切映像に接していない。本当なら朝から選抜の開会式を見てのんびり高校野球にオープン戦に大相撲と観戦三昧をもくろんでいたのだが，それもできなかった。まあ，見なくて良かったのかもしれない。特に，まだオープン戦とはいえ木戸銭取って試合見せてるの。文字列でしかチェックしていないけれども，ダメだこりゃ，である。それでもある意味救われるのは，本当にどうしようもない内容の負け方だったことである。あんな野球やってたらどうやったって勝てる道理はない。どんなにうまくいっても年に何回かはこんな日もあることだから，今日はたまたまそうだったということにしておきたい。なに，あすはRCCの肝いりで開幕前イヴェントやるんだろ？だったら，気合入れて野球やるよなあ。2試合も続けて今日みたいな試合やったら，そりゃ莫迦としかいいようがないぞ。と，いうわけで，今日の試合はこんなんで日本一になりますだのいっていたら広島市内では許されても特にパシフィック界隈では物笑いの種にしかならないようなものだったから，このくらいでいいだろう。こんな試合で何が良かったとかどこに希望があるとかいうことを語るのは，まあ正味Masturbation以上でも以下でもないので敢えて書かない。で，今日はこれで終わってもいいのだが，もちろんスルーできない問題があるのであって，今日の本来の先発投手はジョンソンだったところ，おそらくはコンディションに問題が発生したということで急遽九里亜蓮に差し替わったところである。すなわち３つの問題が発生するのであって，ジョンソンはいつ復帰できるのか，その間の外国人枠をどう回すのか，そして先発投手の枠をどう埋めるのかというところになる。もっとも，回答案は簡単で，ジョンソンに無理をさせるなかれ，あとはいるもので調子の良いものから流動的に起用を，という当たり前のことに帰するのであるが，ここで問題となるのが緒方の石頭である。本当にあの石頭は何か固定した用兵でないと死んじゃう病にでもかかってるのではないかというくらいオーダー固定に命をかけているから，困ったものだ。まあ，とにもかくにも明日でオープン戦は終わる。最後の最後でどんなプレイを見せてくれるのか，とくと見せていただこうでは，ないか。とにかく勝つことが全て。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/23

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  まあこうすりゃ勝てるわな。

  このところオープン戦ラストのホークス3連戦は散々な出来で，ことに福岡で勝った記憶がないくらいだったのだが，弊ブログのアーカイブをひっくり返してみたら3年前に勝っているらしい。全然覚えていなかった。よほどその翌年に松坂大輔が先発して1四球のみのノーヒットノーランに抑えられた印象が強かったようだ。もっともその試合は私はロンドンにいてみていないのだが。まあ，有り体に言ってしまえば，ピッチャーがゼロに抑えてバッターが点取ったら，そりゃ勝てるに決まっている。今日はそれができた。ことにバファローズ戦以来オープン戦の試合内容の悪さは目を覆わんばかりだったのだが，これで少しは底を打ったとみて良いのだろうか。いや，あんまり楽観的になるとまた騙されるから，もうしばらく懐疑的になっておくとしよう。大瀨良大地は良かった。これだけのピッチングができたらまあ開幕は任せても良いだろう。島内もレグナルトも良かった。島内は間違いなく開幕一軍当確だろう。レグナルトは，あれだけ良ければ使いたいところであるが，外国人枠との関係でどうか。その点でいえば，フランスアの調子が上がっていないのが気になる。ファイターズ戦で見たときは完璧だったが，少々疲れが出ているだけなのだろうか。それならよいのだが。オフェンスは，まだまだ蕾固しというところだろうか。ことに千賀に対するバッティングの内容が不満だ。今日の千賀，そりゃ悪いなりに投げられるピッチャーではあるのだが，どちらかと言えば悪かった。なんか完全に攻撃陣が冷え込んでいるような気がしてならない。そもそも論として三番，サード，センターをどう固めるつもりなのだろう。緒方の石頭のことだから安部と西川に拘るのかもしれないが，さてどう言う結果が出るだろう。そうなのである。今年のカープの一番の不安点は緒方孝市の石頭なのである。とにかく型に嵌めないと動けない男である。しかも悪い意味で頑固である。どうやら三番サード安部，センター西川に拘るつもりらしいが，機能しなかったときにどうするつもりなんだろう。たぶんどうもできない。そうなったら，4連覇どころかCSにも出られない悲惨な戦いが待っている。まあ，今日はこのくらいにしておこう。最後にひとつだけ。小園海斗はやっぱり素晴らしい。打つ方は今日は結果は出なかったが，今日はディフェンスでいいところを見せた。とにかく美しいのである。守りで十分に銭が取れるというべきだ。誰がなんといおうと，開幕一軍において英才教育を施すべきだ。とにかく勝つことが全て。BlogPeopleSIGMA People

  2019/03/22

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  さあ，「スタア誕生」だ。

  今日の試合の内容がいいか悪いかといわれれば，断然悪い。いくらこちらが大駒落ちで相手が平手だったからといって，負けていい理由にはならない。だから勝てなかったことは厳に反省すべきだろうと思う。特に投手陣。恭平と廉はもう博多に行かなくていいし，ケイシーも現状で一軍外国人枠を食うレベルかと言われると疑問である。しかし，今日に関していえば，そういう細かいことはどうでもいい。今日の試合の最大の意義は，小園海斗が単なるスタア候補生ではなく本物のスタアであることが明らかになったことである。それも間違いなく超A級のスタアである。この試合だけで，彼がその素質を備えてかつそれを現時点においてグラウンドの上で見せることができることが誰の目にも明らかになったのである。これが見えなかった向きは，自分の目が節穴であることを自覚した方が良い。何が素晴らしかったといって，何もかもが素晴らしかったのだから他にいいようがない。もう何年もプロで飯を食っているかの如く安定したショートの守備。凡退してなおレベルの高さを感じさせる打撃。とにかく小園のプレイを見るだけでわくわくするのである。これはもうまさに天賦の才というべきだ。そして９回表。相手投手はクローザーの石山泰稚。力で封じ込めに来た球をいともたやすくスタンドに放り込んだ技術の高さ。あの一撃が石山に与えた衝撃は，打たれた後の顔に正直に出ていた。さらに蛇足ながら書くとすれば，あのときの小園の打席，坂倉がヒットを打ったとはいえムードは最悪だった。しかし，それを完璧に振り払って一気に押せ押せムードに変えたのである。これは，誰にでもできる仕事ではない。紛れもなくチームの主軸を担うスタアの仕事なのである。断言する。小園には一軍で英才教育を施さなければならない。ファームで段階を積んでなどというカビの生えた議論は糞食らえである。もちろん開幕即スターターというほど甘くはないだろうが，彼に必要なのはファームでの４打席よりは一軍の試合の空気に接することである。最初は代打一打席ずつで良い。なんせオープン戦初安打が山崎康晃で，この時期に石山泰稚から完璧にスタンドに放り込んだのである。ちなみにセントラルの高卒ルーキーがオープン戦で２本以上ホームランを打ったのは史上初だとか。それだけでも，彼に必要なのはレベルの高い投手との真剣勝負であることが分かるし，理解出来ない向きはあほうなのである。既に報じられているところによると，小園にはサードの守備練習をさせ始めているとのことだが，よいことだと思う。可能であるならば外野の練習をさせてよいと思うが，それは些か欲張りすぎか。しかし，野村謙二郎のルーキーイヤーはバッテリーとファースト以外全部守っているから，それもありかもしれない。たぶんそのことを一番分かっていたのが堂林であって，今日のホームランは小園に負けてたまるかという意地の一打であったように思う。もしそうだとすればなお良い。今日は，「背番号51」の先達，イチローが現役を引退することを発表する旨報じられると聞いている。カープの背番号51は江藤智，前田智徳から引き継がれている出世番号であって，イチローこと鈴木一朗が付ける前からスター候補生用に用いられているのではあるが，なんとなくこの「背番号51」の因縁は曰くありげな気さえする。まあ小園がいつまで51を背負うかは分からないし，きっと将来的にはもっと軽い番号になってるかもしれないが，それはそれとして。やはり今日は，野球の神が演出したスタアの代替わり式だったのかもしれぬ。とにかく小園は使われるべきだ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/21

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  そろそろネジまかないと危ないぞ。

  一昨日も昨日も，特に昨日はオープン戦があったのだが，全く同じタイミングで打ちのめされて何も書くことができなかった。何か文書をものそうとする意欲を打ち砕いたもの，それは昨日や先週末のオープン戦の試合内容，ではなく，睡魔である。まさにNHKラジオ英会話の再放送を聞こうとしたタイミングで眠りに落ちてしまった。まあ，空白の二日間ができたところで誰も困りやしないからどうでもいいことであるのだが。ところで，昨日の試合も，そして今日の試合も，当然だがライヴでは見ていない。録画してみるという手もあるのだが，別にそうまでしてチェックすることもないと思っているので文字列のみを参照している次第である。しかし，昨日の試合の内容も悪かったが，今日はそれに輪をかけて悪い。てゆーか，先週末のバファローズ戦以来試合内容は下がる一方で，見るべきものもない凡戦となっているのが残念で仕方がない。それで昨日のように勝てばまだ救われるが，今日はどうしようもない。正直，昨日といい今日といい，何を取り上げればいいのか私には分からない。確かに投手陣はよい。島内と床田は間違いなく一軍枠を食ってくれるだろうと思うし，目だった調整遅れも見当たらない。しかし，いかにピッチャーが頑張ろうと，攻撃力が破綻していたら話にならない。今のところ，まあオープン戦の時期に必ず訪れる調子の谷間の時期だと信じたいが，かなり不安だ。今日の試合，ウノゼロで負けたという以上に一番残念というより疑問に思ったのは，３番，センター，そしてサードというポジションを固め切れていないのが明々白々なのにさしたる手も打てていないということである。別にポジションを固める必要はないし，むしろこういうときはad hocにしておいた方が良いこともある。現に古葉監督だったらそうしただろう。それの良し悪しは，全て結果で判断されることである。しかし，緒方の打つ策には，悪い意味でそれが見えない。開き直れていないのが明らかなのである。有り体に言ってしまうが，昨年までの３連覇は，緒方が策に迷う前に選手がそれを乗り切った，あるいは相手が勝手に自滅したというところがやはり大きいと思う。しかし，今年もし開幕当初から緒方が迷走して訳の分からない選手起用を始めたら，極めてまずい。先週末のバファローズ戦からの用兵には，明らかにその兆候が見えているのである。とはいえ，まだオープン戦の負けは３つだし，連敗もしていないから今のところはまだよしとしてみなければならないだろう。問題は明日。スワローズの先発はライアン君である。要するオープン戦とはいえ本気でカープを負かしに来ているのである。カープはローレンスである。もしここで莫迦負けするようなことがあったら，緒方は確実に迷走する。だからこそ必死になって点取りに行く姿を見せてほしい。開幕戦まで，もう十日を切っているのである。このままじゃ，非常に心配だ。とにかく働けオフェンス陣。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/20

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  あれじゃ眠くてかなわないよ。

  昨日の試合が全く無内容の凡戦だったから，今日くらいはネジを巻き直してかかってくれると思っていたが，残念ながら試合内容は昨日を下回った。ちょっと残念だ。ジョンソンは良かった。というよりまあ彼ならばあれくらい普通だ。6回をノーヒットに抑えたのは，ひとえに相手関係というか格の違いによると言ってよいだろう。ともあれ，彼はこの時期にまともに投げられたらそれでよいのであって，その点は心配なしといってよいだろう。問題はオフェンスである。全く話にならない。この時期にボカスカ打てばよいものではないことは確かだし，まあ時期的に一度バイオリズムが下がるときではあるのだが，あまりにもお寒い内容でがっかりした。相手先発の榊原は，昨日の東明と同様さしてすごい球を投げていたわけではないが，まあ完璧にバファローズの若月に遊ばれていたと言ったらよいのだろう。これでは交流戦で対峙したときが思いやられる。それにしてもこのバファローズ３試合ではまともなバッティングをさせてもらってないわけだから，厳に反省すべきだろう。それはさておき，今日はそもそも３安打だから全くいいところなしだったのだが，そのうち２本を打った安部。ヒットが出たのはよいが，８回裏の大ボーンヘッドは大喝である。こんな甘っちょろい野球をやっているからいつまでたっても半人前なんだ。話にならない。と，いうわけで，全くいいところなしと言っていい試合だったのだが，数少ない光明はドラフト３位ルーキーの林晃汰である。三振ではあったが，臆せず強く振っていった姿に将来のサードスターターの姿を見たのである。あとは高橋大樹の生活感あふれるバッティングである。彼はセンター守れるんだから無理して急造外野手作らなくたっていいんじゃないか。それとしつこいようだが小園海斗。見れば見るほどものが違う。今日は安部のせいでヒーローになり損ねたが，その日は近いと思う。とにかく今日の試合。見ていて眠かった。見どころなかった。今だからいいがこんな試合を３月末にやっていたら目も当てられない。明後日から始める関東遠征。そろそろ気合入れて野球やれといいたいところである。何度も言うようだが，この遠征で当たる相手には負けてはいけない。負けるようでは優勝はできても日本一なんてとてもとても。働けオフェンス陣。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/17

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  今日はあまりよろしくありませんぜ。

  まだたかがオープン戦ではあるが，この時期まで来たらされどオープン戦である。先日0-13で負けたのはまあ年に1度はあるバカ負けで理由がつくのだが，今日の負け方はよろしくない。幸いに同じカードがホームで明日もあるので，反省してネジを巻き直してもらいたいところである。今日の試合内容で一番悪かったのは大瀬良だ。6回2失点という結果だけなら悪くはないが，それはただのローテーション投手であればである。大瀬良は何を目指しているのか。開幕投手，すなわちエースの座を狙っているのだろう。そうなると，必然的に相手エースとのぎりぎりとした投げ合いが増えるし，現に開幕戦は菅野との投げ合いが予想されるのだ。そうしたらどうか。先に点を取られることが，一番の失策なのである。しかも三番バッターに甘い球を投げてホームランを打たれるというのはなおいけない。いくら売り出し中の頓宮であるとはいえ，格の違いを見せつけなければならなかったはずだ。その当たりの反省がなければ，とてもじゃないが開幕投手なんて無理だ。まあもっと悪かったのはオフェンスである。6回まで東明相手にほとんど手も足も出ない内容，しかも工夫の欠片もないバッティングでやすやすと投げさせたのは全くいただけない。今日も一軍生き残りをかけてアピールすべき選手がたくさん出ていたが，必死さが見えてかつ結果も出したのは坂倉くらいだった。まことに淋しいことである。で，そこから先の話をする前に。センターのレギュラー候補のひとりである野間がただでさえ打撃で結果が出ていなかったところ，昨日のウェスタン開幕戦で三塁打を打ったはいいがその後の羽月のプロ初安打でホームを踏み損ねたとしてアピールプレイでアウトになったという大失態をしでかし，緒方の逆鱗に触れて無期限二軍行きに処せられたことは，もう御存知のことだろう。おそらく緒方はアピール不足のレギュラー候補に対して一罰百戒で臨んだものと思われる。しかし，それにもかかわらずこの体たらくだったから，なおさら頭が痛いのである。その意味ではやはり坂倉はえらい。一方で残念だったのは西川である。なんかこれで三番センター，あるいは三番の座は手中にしたとでも勘違いしたのでは在るまいかというくらい今日のバッティングには冴えも内容もなかった。まあ西川のバッティングは打てないときはあんなもんといえばそれまでなのだが，3番打ちたければそれ相応の内容と結果を見せてもらわねば困るのである。これだと，前述のミスをしたあとにベンチで白い歯を見せた野間を笑えまい。さて，今日結果的に敗戦の原因となったのは小園のエラーである。ただ，これは責められない。ただし，明日もそれを引きずったようなプレイをしたら別だ。まあ，小園のことだから明日はけろっとした顔でいいプレイを見せてくれるだろう。それ以前にあの9回の失点はフランスアが悪い。前回登板は完璧だったが，どうしたものか。明日は前回大炎上したジョンソンが先発するようだ。明日の天気は悪くなさそうであるが，午前中の降水確率が若干高いのが気がかりだ。あとは風がどうか。冷たい風が吹きすさぶようになると，またジョンソンがイライラすることになる可能性がある。だからオフェンス陣。だからこそ働け。働け。働け。しかし野間の面は当分見たくない。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/16

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  いい勝ち方だったんじゃないかな。

  昨日の大敗があまりにも無内容な惨敗だったので，またこの辺で足踏み後撤退になるのではないかと危惧していたし，今日のファイターズの先発が上沢直之だったから，なおかつ苦労するのではないかと思っていた。しかし，終わってみれば５－１。しかも試合内容もほぼ圧倒していたから，今日はよかったと思う。敗戦を引きずらないことも大事なのである。まあ，有り体に言うならば，今日の上沢は非常に不出来だった。球がうわずっていたし，ストレートの質も良くなかったように見えた。だからもっと点を取れてもおかしくなかっただろうと思う。まあ，そうそう世の中うまくいくことばかりではないから，1点ずつでも刻んで攻めていったことをもってよしとしよう。また，今日は積極的な足攻もめだった。これがベテランキャッチャー鶴岡を揺さぶったであろうことは容易に想像できる。昨日は鶴岡にいいように打たれたから，仕返しという面もある。先発野村祐輔はいい仕上がりではないかと思う。ただ，せっかく追い込みながらきわどいところをつきすぎてカウントを悪くするきらいがあったのは気がかりだ。會澤のサインに問題があるのか，野村が力みすぎるのかは分からないが，そこは修正すべきだろう。2番手の中村恭平。素晴らしかった。彼には何度も騙されてきたが，あのピッチングができるならもう一度夢を見ても良い。3番手ヘルウェグ。球は来てたが制球難が気がかり。4番手菊池保則。現時点では苦しかろう。5番手フランスア。完璧。敵は勤続疲労だけ。そして6番手レグナルト。思っていたより良い。というより，フランスアに何かのことがあったときの代替として使えるのではないか。そのくらい良かった。というわけでヒットはそれなりに打たれたが西川遥輝のソロアーチによる1点に抑えたから，ピッチャーは全体的に及第点といえる。また，守備も随所に良いプレイが出ていたから，ディフェンスはほぼ完璧だった。オフェンスには若干気になる点がある。確かに広輔，涼介，誠也，會澤については何もいうことがない。仕上がりは完璧だ。そしてシャビ。今年はかなり結果を出すのではないか。バッティングが巧くなっているように思う。敵は大振り病だけだ。堂林は，仮に凡退しても達川が言うところの「生活感」が実に出ていたから，今年は期待して良いだろう。だが，気になるのは龍馬と安部と野間。まず龍馬。昨日の拙守が頭にあったのか，バッティングまで小さくなっていたような感じだ。安部は完璧にスランプ状態である。緒方が起用に拘る理由が分からない。野間。話にならない。確かに第2打席で長打性の打球を大田泰示に好捕されたが，あれこそもうバイオリズム最悪の選手の兆候である。オープン戦の間は仕方がないが，あれでは打力が求められる外野のスターター起用は厳しい。要するに，センターとサードのスターターが迷走する危険性があるのだ。これは早く手を打っておかないと，ちょっとまずいことになる気がする。長野さんは今日は結果こそでなかったが，徐々に振れてきているようだ。開幕までにはきっちり合わせてくるだろうし，夏場の胸突き八丁ではこの上なき戦力になるだろう。そして小園。見るたびにわくわくしてくる。ディフェンスだけなら広輔より上かもしれない。今日は守備で見せる場面はなかったが，当たり前のプレイを当たり前に着実にこなしていた。とても高卒1年生のプレイではない。絶対に開幕一軍，英才教育を施すべきであるとの結論は変わらない。さて，明日は舞洲でのバファローズ戦である。相手先発は山本由伸。またしても難敵である。しかしこのレベルのピッチャーが攻略できなければ，とても日本一は取れない。その意味では攻撃陣もっと頑張れというところではある。カープは床田寛樹。とにかく彼は結果である。まあ，そこそこの内容ならきっといい結果がついてくるだろう。ただし，小粒に見えてけっこう小力の強いバッターが多いから，一発長打要警戒である。今日は都合によりテレビ桟敷で観戦できたが，明日はまたライブでの映像をチェックすることができない。かつ，明日は故あってたぶん更新もできない。金曜日に情報を整理して書いてみたい。明日は打ち合い上等で臨みたい。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/13

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  晴れ時々pridegreen　#116

  天使：勝ったわねえ。勝てて良かったわよねえ。ACL第2戦。悪魔：試合内容もまあまあやったしなあ。ていうかこれ以上無様な試合してたら日本の恥さらしになったところやったし。天使：先週のアウェイ戦がスターター11人総入れ替えして内容のない惨敗だったからねえ。ずいぶん批判もされたようだけれども。悪魔：そりゃプロは結果が全てやからな。あんな惨敗喫していたら何言われても仕方あるまい。これ以上続くと城福の監督適格性という不毛な議論が起こるところやったから，それがひとまず先送りになっただけでもよかったんとちゃうか。天使：決勝ゴールは渡さんね。きっと期するところあったに違いないわ。悪魔：ここまでの試合でまったく効いてなかったからな。これ以上結果が出なかったら定位置どころかメンバー入りすら危ないところやったから。達川じゃないがこういう「生活感あふれる」プレイがもっと求められるやろな。天使：確かにねえ。ここまでのJの試合も含めて，見ていてイライラさせられてたのは，そういうところもあったのかしらねえ。ゴール前の精度の低さとかなんとかいうテクニカルな面もあるにせよ。悪魔：まあそれでもこれで公式戦2連勝やから，少しは自信になるやろ。特に先制ゴールを取った東。非常にええプレイやったらしいやないか。若いもんは結果で自信をつけるからな。天使：その意味では次のホーム松本山雅FC戦は，きっちり勝っておきたいところよねえ。悪魔：なかなかこのチームは手強いからな。前節のようにウノゼロで勝てるとは限らん。とにかく点を入れること。ゴール前でのチャレンジと精度を高めること，これに尽きるな。天使：一方のカープだけど，まあ散々な負け勝たしたらしいじゃない。しかもホームで。悪魔：まあ負けたのはしゃあないし，同じ負けるなら莫迦負けの方がいいとも言える。でも，攻撃が不発どころか端緒さえも掴めなかったのはやっぱり哀しいな。やっぱり一戦級のピッチャーには叶わないというところは治ってないな。天使：KJさんはどうなの？ずいぶん打たれたらしいじゃない。悪魔：まあそんな日もある。だいいち寒かったしな。来日初年度の雪舞う甲子園でぼろぼろに打たれたこともあったし。天使：それと西川君ねえ。やっぱりセンターは厳しいんじゃないかしら。悪魔：そんなの分かりきったこっちゃ。なのに緒方のあほうが現有戦力での対応に拘ったからこういうことになる。天使：で，結局野間君で落ち着いちゃうのかしら。どーせメグさんはそうしたくてたまらないんでしょうから，昨日の結果なんてどうだっていいんでしょうね。悪魔：そりゃ野間が打ってくれればええが，とてもじゃないけど今はその期待も出来そうにないからな。そもそも論として去年ちょこっと打ったくらいでレギュラー扱いするからこんなことになるんや。甘っちょろいにもほどがある。天使：今からでも遅くないわ。緊急トレードとかできないのかしら。悪魔：むりやな。それなら西川を目をつぶって使う方がましというもの。いや，ひとつだけ手がある。小園のコンバートや。天使：確かに。どう考えても小園君の方が器用そうですもんね。でも，メグさんにそんな度量があるかしら。悪魔：ないな。野間命の緒方にそんなことができるかいな。天使：まあ，今日の試合ね。少しでもましな試合をしてほしいわよね。お客さんもたくさん入ってるんだから。悪魔：今日は管理人もテレビ桟敷で観戦するらしい。ふざけた試合やったら容赦せんというてるぞ・・・・・・（TENSHI and AKUMA will be back soon......）とにかく白星に無駄なものはない。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/13

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  ある鯉党のたはごと2019その２；歴史の前に真摯になろう。

  昨日の天気予報の時点でもはや今日のオープン戦の開催は絶望的ではあったのだが，それでも一縷の望みを持って待っていたのだが，やっぱりそうそうに中止が出てしまった。非常に残念だ。もちろんどんなローカルオープン戦であっても一期一会のお客さんの前にどうでもいい試合などないのであるが，今日に関しては絶対に開催してほしかった。いうまでもなくベイスターズ創立70周年記念試合だったからなのであるが，その球場が下関であることに意義があるのだ。これはよその球場で代替することだけはできないのである。今の横浜DeNAベイスターズの旧名である「大洋ホエールズ」は捕鯨を生業にしていた大洋漁業（今のマルハニチロ）が親会社だったからなのであり，捕鯨基地であった下関発祥であるからこその「ホエールズ」なのである。それだけではない。今回の記念試合にベイスターズ対カープ戦というマッチメイクがなされた理由は知る由もないが，球史に基づくならばこれは絶対にカープとの試合でなければならないのだ。理由は，まあ多くのファンの方は御存知だろうが大事なことなので書いておく。1950年に8球団で発足したセントラルリーグであるが，同年オフには西日本パイレーツがパシフィックの西鉄クリッパーズと合併して7球団となった。するとさっそく寄せ集め球団でとにかく弱い上に経営基盤も脆弱なカープが次のやり玉に挙げられ，1951年3月には球団解散，合併が決まっていたのである。それを覆したのが初代監督の故石本秀一翁の「後援会」構想だったのであって，まさに石本監督が金策に走り回ったおかげで解散・合併が回避され，今のカープがある。その合併の相手こそ，大洋ホエールズだったのである。この合併話には翌1952年にもう一幕あるのだが，結局カープが解散を免れたことだけは間違いない。だからである。もし広島版BALL of FAMEがあったとすれば，石本秀一翁は筆頭で取り上げられなければならないのであって，それに継ぐのが白石勝巳翁と長谷川良平翁である。最近のカープファンは知らないかもしれないが，是非古い本を引っ張り出してでも知ってほしいところである。へたをすればコージさんやキヌさんですら忘れ去られつつあるのだが。話は変わるが，かつてフランチャイズ球団があったのになくなったままの街があることを御存知だろうか。複数あったのがひとつになったというなら福岡（前述の西鉄と西日本）と名古屋（名古屋軍＝中日と名古屋金鯱軍）があるし，ドメスティックなところまで踏み込めば難波や藤井寺，西宮北口があるが，実は京都も失われたフランチャイズのひとつなのだ。これはまだプロ野球というよりも「職業野球」の時代なのだが，1940年代後半に戦前の「大東京軍」や「ライオン」の流れを汲む太陽（大陽）ロビンスという球団があって，そこが京都の衣笠球場（今はない。たぶん立命館大学のあたり）をフランチャイズとしていたのである。やがてロビンスは1950年に「松竹ロビンス」となって初代セントラルチャンピオンとなるのだが，没落も早く前述の1952年，カープを標的にして球団整理がもくろまれたなかで最下位になってしまい，解散・合併となってしまった。その合併先が何のことはない，大洋ホエールズだったのであって，一時期ホエールズの名前が消えて「大洋松竹ロビンス（略して洋松）」となっていた，ことは，まあ御存知のことだろう。もちろん当時のことなのでフランチャイジーがどこまで根付いていたかは分からないし（ひょっとしたら西陣のあたりのドメスティックなものかもしれぬ。京都は土着性の強い街だから），そもそも京都はジャイアンツファンが多い土地柄ではあるのだが，いずれにせよ「フランチャイズ球団が消えた」という事実は重い。かくなる私，パシフィックの贔屓球団が二度までも消滅したという憂き目に遭っているから，その重さは誰よりも分かっているはずである。だからである。最近でこそ聞かなくなったが，カープの「失われた二十余年」の間によく聞かれた「本拠地を移転すればよい」などという言説に接したら，即座に張り倒したくなる衝動に駆られるのである。球団が消滅することが，フランチャイズが動くことが，それほどの喪失感を与えるものか理解せずにかかることを吐くのは有害にして無益だと思っている。話は逸れ加減になったし大分長くなったのでこの辺でやめるが，そもそも球界においても歴史に目を塞いで過去を否定しようとしたものは必ず没落している。西武（というより国土計画）然り，ダイエー然り。立ち直った西武が土着性を強めてかつ福岡のライオンズを顕彰したり，ソフトバンクが”OSAKA CLASSIC”に乗ったりするなどしているのはよいことだと思う。然るにカープも，ベイスターズと一緒になって，「もと山陽クラシコ」でもやったらいいのではないか。創立当時のユニフォームを復刻したらなおよいと思う。過去に目を閉ざすものは現在においても盲目である。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/10

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  もう一度ネジを巻き直して。

  去る6日水曜日。カープはオープン戦が中止になった日であったけれども，仕事をこなしたあと主治医の元に駆け込んだ。理由は不明だが，要するに体調がひどく悪いのである。朝起きは辛いし仕事などやる気が全く起こらない。ただ漠然とした不安に包まれている，そう，芥川が書いたように鈍い銀色の歯車がぐるぐると回って押しつぶそうとしているような感じがしたのである。昨日は昨日で，その体調不良を引きずりながらほとんど義務感だけで目先の仕事をこなし，今日もまた同様である。だからくだらない雑文など書いていられないと思って，一昨日昨日は更新をやめた。同時に毎日の日課としている「NHKラジオ英会話」も聴かなかった。とにかくこういう日には寝るに如かずということなのだが，それで少しはよくなった気配というものは，ない。本当は，書きたいことはあった。火曜日のサンフレッチェ，そして木曜日のカープ。いずれもハリさんではないが大喝である。前者については私はいよいよ城福浩という人の采配力に対して決定的な疑問を持ったし，後者について言うなら，いかに若手主体といえども簡単に負けてどーするよと言う思いしか残っていない。しかし，上記の都合で，あえて書かなかった。それにもうひとつ理由はある。サンフレッチェの今シーズンの出だしはまことに最悪で全く褒めるところがないのだが，たかがAClを含めて4試合終わったところである。リーグ戦にしてもACLにしても，まだあわててどうこうという時期ではない。これから徐々に熟成していけば，まだまだ間に合うと思っているからである。ただ，それにしても，城福サッカーは限界であると思うが。カープについて言うなら，所詮は花相撲のような試合である。それに，明らかにこの試合，オール広島の方がモチベイションが高いのである。こういう結果となることもままあると見込めば，あながち不安視する必要もない。それでもアピールがもっとほしかったなと思うところではあるが。なので，いずれにせよ，サンフレッチェは明日のセレッソ戦に全力を尽くしてもらいたい。何でもいいから勝ち点3。そうすれば，道が開ける。カープは，とにかくこれまた何でもいいから勝て。勝利こそ最良の良薬である。ここで若手が活躍でもすれば，一気に選手の世代交代が進むであろうと考えている。明日の福山でのベイスターズ戦の先発予想は大瀨良大地と京山将弥。相手関係からしたら負けてはいけない。一気に圧殺希望。これしかあるまい。パシフィック王者に勝ったのだから雑魚にはなおさら勝たねばならぬ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/08

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  内容はよくなかったけれども。

  まあ142＋α試合全ていい内容の野球が出来るとは限らないのであって，それでも勝ちを積み重ねていかなければならないのである。その意味では今日の試合はこれでよい。勝つべき相手には勝っておかなければならないのであって，惜しい内容の負けなど愚の骨頂である。なんでも原タツノリ君は散々カープを御用プレスにより挑発しようとしていたのであるが，今日の内容を見たら口ほどにもねえ雑魚だということに尽きようか。オープン戦であることは差し引くとしても，まあ歯ごたえのないこと。往年のCG戦だったら6回にひっくり返されていたことだろう。だからあまり今日の試合を勝ったということで褒められたものではない。あくまで倒すべき相手はパシフィック王者である。こんな試合をやっていたら箸にも棒にもかからないだろう。何かよかったところをあげるならば，今日は床田に尽きるだろう。普通にやれば先発ローテーションの一枠に入ってくるはずだ。まあこの後，パシフィック相手にどれだけのピッチングができるかどうかにかかってくるとは思う。それとも雑魚にかませ犬になってもらって力を付けさせるか。このあたりは緒方の判断だ。攻撃陣ではホームラン打ったからではないが會澤とシャビがいい。會澤は非常に振れているようだし，シャビは相当メヒアの存在が発憤材料になっているのかもしれない。逆に気がかりなのは安部だ。全く攻守に精彩がない。どうやら緒方は安部をサードで固定したいようだが，このままでは些か気がかりではある。これだったら堂林の方がよいのではないか。それとも，小園にサードの練習をさせるか。それなら広輔をサードにコンバートすべきではないかとさえ思う。それほどまでに小園の守備はスケールが大きいのである。さて，雑魚食いシリーズの第2戦であるが，明日はどうやら広島の天気がよろしくない。雨の中無理に強行することないとも思われるが，一応は雨中の試合も想定した練習をしなければなるまい。ただ，いずれにせよ論点はひとつ。まずは結果，そして内容。できれば今日より少しだけでもよい内容をお願いしたいところである。パシフィック王者に勝ったのだから雑魚にはなおさら勝たねばならぬ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/05

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  これはやはり宣戦布告と取るべきだろう。

  明日明後日とカープは，市民球場でジャイアンツとオープン戦を行う。既にパシフィックのチャンピオンであるライオンズに非常にいい内容で連勝しているだけに，正直雑魚相手に負けるなどということはあり得ない。まして球団的にも明日は新装なったスコアボードのお披露目の試合でもあるのだ。なので，とりあえず勝てばいいと言うだけではなくて，内容的にもコテンパンにしてしまうことが望ましい。というより，しなければいけないところである。カープ的にはそのくらいしかいいようがないのだ。何度も言うが，相手は雑魚なのである。ところが，相手は雑魚のくせにいまだに「球界の盟主」などと言う噴飯物のお題目を唱えて相手を祈伏しようとしている時代錯誤球団なのだが，その監督に収まった原タツノリというのがまた筋の悪い男である。裏で反社会勢力と連んで自らの一身上の不始末も金で解決してもらうというだけで公人としてあり得ない，永久追放に値する人間である。その原辰徳が明日の先発に持ってきたのが山口俊。そう言えば彼も最悪永久追放になるべきところをジャイアンツのユニフォームを着ていると言うだけでもみ消してもらってのうのうとグラウンドに立っている男であるのだが，それをぶつけてきたと言うことは，要するにいざとなったらぶつけるぞと言う意思表示と受け取らなければならない。ことに右打者は要注意だ。はっきり言うなら，ジャイアンツは山口を使ってカープの主軸打者を壊して引きずり落とすくらいのことを考えているのかもしれない。もしそうだとしたら万死に値するものであるが，そんなことを考えても始まらない。万一やられたら，やり返すまでだ。カープには，「地獄からの使者」「闇の執行人」ことジョニー・ヘルウェグがいるではないか。万一のことがあれば，ヘルウェグが痺れ上がらせてくれるだろう。誰をメインターゲットにするかって？そんなもの，ひとりに絞られるだろう。まあそれはさておき，こうなったらカープ的にも相手にダメージを与える方法で勝ちたいところである。となると，カープの新時代の象徴，ブリリアントゴールデンルーキー小園海斗の活躍で点を積み重ねられたら一番よいだろう。彼はもはや対外試合でピチピチと大活躍しているのだ。是非小園の一撃で雑魚掬いをしてほしいところである。さあ，明日からの２連戦はただの２試合でないのである。開幕カードへの前哨戦？それもあるが，なんといっても現状の彼我の力の差を見せつける試合にしないといけないのである。残念ながら私はJ-SPORTS1の中継は見られないが，楽しみにしたい。パシフィック王者に勝ったのだから雑魚にはなおさら勝たねばならぬ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/04

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  これはきっとめちゃくちゃええんとちゃうかな。

  カープは今日も勝って，オープン戦２勝０敗１分けとした。勝率１０割だからもちろん首位である。まあそんなものはどうでもいい。なんといっても昨年はオープン戦２勝目が３月１７日だ。それと比べたら，もうそれだけで長足の進歩なのである。という戯れ言はこのくらいにして，今日もそれなりに内容のある試合をしたことをやはり褒めなければなるまい。できれば１回表に点を取って有利に運びたかったところであるが，まあこれはこの時期だからと言うことで措いておくことにしよう。むしろアピールをしなければならない面々が結果を出したことをもってよしとすべきである。先発の大瀬良であるが，初回を見たらどうなることかと思ったが，コメントによるとこの時期に試せることを試した結果だったということなのでそれを信ずることとする。残り３回の内容は悪くなかったからこれでよいのではあるまいか。今村もまあまあ。ルーキー島内はよかったし，２年目遠藤も結果を出した。若干不安が残るのはフランスアであって，全然空振りが取れていなかった。まあこの時期だからということにしておきたい。次回登板を見守ることとしよう。相手ルーキー山野辺にスタンドに放り込まれた菊池保則だけミソをつけた形になったが，彼も次のチャンスはあるだろう。攻撃陣は，昨日に続いて全くといって不安材料はなさそうだ。あえて言えば安部が全く振れていないことくらいだろうか。誠也にチームオープン戦第１号が出たし，長野さんも貫禄の長打が出た。役者が揃ってきた。しかし，今日もこれを書いておかなければならない。大事なことだから三度言う。小園海斗は素晴らしい。小園海斗は素晴らしい。小園海斗は素晴らしい。確かに，昨日からヒットを打ったのは全部逆球かもしれない。しかし，彼の場合間違いなくインサイドにツボを持っているし，そこに来れば少々のレベルのピッチャーならはじき返せることを証明したのである。本当に素晴らしいことではないか。もちろんすぐに対策を取られて苦労するかもしれないし，アウトサイドの変化球を捉えきるところまでは至っていないのかもしれないが，まあそれができたら広輔をコンバートしてでもショートで使わなければならない。とにかく，何度も言うようだが，こういう選手はまずファームで実践を積ませてなどという迂遠なことをしてはならないのである。断然開幕から英才教育を施さなければならない。王者のオープン戦とは，かくあらねばならないのである。とにかく，非常に楽しみになってきたことは間違いない。まずは広島に戻ってきての３試合＋１（下関・アウェイ），きっちり勝ちきってもらおうではないか。パシフィック王者に勝ったのだから雑魚にはなおさら勝たねばならぬ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/03

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  まあよかったんじゃないかな。

  先月のKIAタイガース戦以来対外試合勝利なし，すなわちNPBのチーム相手に勝てていなかっただけに，とりあえず内容のいい試合は要らない，何でもいいから勝てと思っていた。その意味では今日の試合は最良の結果が出たと思っている。くだらないことをゴタゴタ言うには当たらない。必ずしも素晴らしくよいところばかりが出た完勝というわけには行くまいが，相手あることだからそれは仕方がない。そんなことができるならシーズン１２０勝はするだろう。いいところもそうでないところもあったが，相対的に前者の方が多かったし，内容的にはライオンズを上回っていたと言ってもよい。ライオンズだって決して駒落ちで戦っていたわけではないから，今日の白星は十分意義深いものと言って差し支えあるまい。ジョンソンは極めて普通の出来だったが，彼は今の時点では普通に投げられさえすればよいので，これでよい。ヘルウェグもレグナルトもよかったし，一岡中崎もこの時期としては上々。加藤改メ矢崎は失点したが，ヒットを連ねられただけなので心配には当たらないだろう。要するに投手陣の調整はうまくいっていることが見て取れるのであって，この点だけでクローザー候補がことごとく肝心なところで被弾して失点した某球団との格の違いが明らかになるのである。一方の攻撃陣はまだ些か物足りなさが残るものの，決して打てていないわけではないし，点を取るべきところでは取っているからいいのではないか。むしろ徐々にではあるが競争が激しくなっているのはよいことだ。特に主軸が外れた中盤から終盤で点を積み重ねていることは評価してよい。名前を挙げるとしたら，やはり坂倉だ。正直３番は荷が重いだろうと思っていたが，現時点ではあるが立派に３番の仕事をしている。打つだけならばレギュラークラスに引けを取っていない。あとは１本でも長打が出ればますます乗るだろう。正随もなかなか良い。さすが名門の４番を張っただけのことはある。しばらくは本体に帯同できるだろう。もちろん１打席１打席が勝負であることには変わりないが。しかし，やはり光ったのはなんといっても小園である。すばらしい。とても高卒ルーキーとは思えない。確実にヒットに，そして長打にできるツボを持っているというだけですごいことだと思う。今日の二塁打は確かに逆球だったが，内寄りの甘い球を完璧にしばき上げた一打で，文句の付けようがない。しつこく言うようだが，小園クラスの選手にファームで打ち込ませて経験を積ませるというのは笑止千万なのであって，断じて開幕一軍で英才教育をしなければならないのだ。明日は長崎で同カード。カープは大瀬良が先発するようだ。先のベイスターズ戦ではいまいちだっただけに，今度は結果を残してほしい。他に島内，今村の登板も予定されているようだ。一方ライオンズは５年目の台湾出身右腕郭俊麟。多彩な変化球を操る技巧派と聞くが，これまで傑出した成績を残している投手ではない。まずはしっかり攻略しておきたいところだ。とにかく，明日もまず勝っておきたい。もっとも天気は微妙なようだが。とにかく勝ってよかった。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/03/02

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  2月も逃げて。

  昔の人はよく言ったもので，本当に1月2月3月はあっという間である。今日は如月晦日，明日から弥生３月である。やがて平成最後の本場所である大相撲三月場所が始まり，そして平成最後の選抜高校野球が始まってとなるが，それよりなにより３月29日にはペナントレースが開幕するのである。あと4週間あまり。要するにあっという間なのである。それを踏まえると，まだオープン戦が始まったばかりだからと言ってのんびりと構えてはいられないことくらいは容易に御理解いただけるだろう。確かに内容も大事である。しかし，もっと大事なのは結果である。大勝ちしろという気はないが，そこそこの勝ち星を残しておくことはやはり大切だろうと思う。勝てる試合を勝ちきるということも立派な練習の一環である。いかに三連覇しているチームであるとはいえ。その意味では，三連覇したとはいえ過去3年のオープン戦の成績はとても褒められたものではない。結果として優勝したから何でもいいとは思わないし，ましてオープン戦の結果はシーズンの成績にリンクしないと嘯いてる向きがあったら筋金入りのあほうである。過去3年の成績は，他のセントラルの球団が単に弱かっただけと理解すべきである。オープン戦でパシフィックのチームに，ことに最後の対ホークス3連戦で無様な成績を残し続けていることを，少しは反省すべきだろうし，そうでなければポストシーズンゲームには勝てない。だから，本当にこれからのオープン戦は内容結果ともに厳しく吟味していく必要があるだろう。とにかく白星という結果を，そしてその結果が出なかった場合は何が足らなかったのかということを追及していかねばならない。しつこいようだが，優勝だけして喜んでいるだけならば別にどうでもいい。しかし，私に言わせればそんなものは鯉党としては下の下，我々とは縁なき衆生である。本気で日本一を狙う，ポストシーズンゲームでパシフィックのチームに勝つつもりならば，すでにここから戦いは始まっているのである。確かに，このオープン戦はレギュラー争奪戦の色合いがあることも確かである。しかし，だから結果が出なくてもいいと言うことには繋がらないはずだ。いかに個人成績をそこそこ残してもチームが負けたらあまり意味がない。やはりチームが勝つという成功体験を踏まえて初めて意義深いものになるのではあるまいか。それでこそ真の育成というものである。まずは週末の佐賀長崎でのライオンズ戦。ようやくテレビでゆっくり見ることができそうなので，まずはしっかり見極めさせていただきたい。とにかく勝ってなんぼなんだよ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/28

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  ああヒロシマよ君を泣く。その８

  私なんぞが書くまでもなく，ここ数日の間，カープのチケット争奪狂騒曲が奏でられているところであって，まあ阿呆らしい限りである。いや，チケット争奪狂騒曲と言うよりは，チケット争奪権奪取狂騒曲なのであるが，いずれにせよ不毛な戦いであることには変わりがない。で，今年は整理券配布方式にするという報道がなされた瞬間に，一昨日の南蟹屋笑劇場，もとい市民球場地獄絵図がありありと想像できた。だから今年もまた冷暖房付き私設寝ソベリア＝自宅観戦，もしくは然るべき店での観戦ですまそうと思い，それを実行するつもりである。だからといって，この現状を座視するわけにはやっぱり行かない。まずそもそも論として，5万人は想定を上回る人数だったという言い訳がなされているようだが，もしそうだとしたらそれは甘すぎるとしか言いようがない。否，カープ球団自体がカープという存在をいかにキラーコンテンツとして捉えていないかということであって，むしろ恥ずべきことである。まあ，それはいい。問題は，仮にお客さんが2万5000人くらい来るという見込みだったにせよ，警備員を35人しか配置していなかったことだろう。そりゃ混乱を起こす。ニットーの関係者には申し訳ないが，彼らの警備スキルは残念ながら下の下だ。これで何も起こらないと思う方がどうかしているだろう。さらに言うと，果たして数万人のお客さんが整理券を求めて殺到するであろうことが容易に予想される中，整理券配布場所として市民球場周辺は適当だったかと言うことも指摘せざるを得ない。もちろん答えは否だろう。その程度の発想力でよくもまあ興行主やってるなあといいたくもなる。そう，結局はこの点に尽きるのである。カープという球団は確かに金儲けはうまいかもしれないがお客さんを集めての興行主としてはやっぱり最低なのである。今回の整理券配布方式導入のお題目は「転売防止」であるらしい。それならば，それで混乱を起こしていては本末転倒である。なぜそのために費用をかけないか。その点を追及しなければならないのだ。もうここまで書けばなぜこうなったかの結論は自明だろう。別に頭が悪いわけでも知恵が足らないわけではない。要するに金を出したくないのである。本音を言えばこんなことやりたくないのである。ただ，明らかに一部の転売屋がチケットを握っているという現状が見えている以上，手を打ったというアリバイを作りたいだけなのである。だから，こういう泥縄をやるのである。はっきり言って，カープ球団は転売屋と親和性が非常に強い。所詮は松田元の田舎商店である。とにかく目先の金を掴むためなら反社会的集団と手を組んだっていいという了見なのだから，それは宜なるかなである。彼らに商売倫理とか商いの道を説いても無駄なのだ。だから，こんなのを名オーナーとして崇めている向きははっきり言ってあほうとしか言いようがないのだ。ただし，今回のことで松田元に誤算が生じたとしたら，あちこちに迷惑をかけてJRや警察からお目玉を食らったことだろう。それに，松田元の統制が効かない在広プレス以外の報道機関に広く知れ渡ることともなった。だから，さすがに来年は改善措置を執らざるを得ないだろう。もちろん骨抜きにされるには違いないが。この程度のことで懲りる松田元ではない。まあ，所詮は今回のチケット争奪戦に参加する向きは，カープ球団にとって客のうちに入っていないと言うことである。彼らにとっての客とは年間指定席を買ってくれる客とかいくら転売をして利ざやを稼いでいようが一度に大口のチケットを買ってくれる客なのである。それを頭に入れれば，いくら「正論」を叫んでも無駄であるという結論に至る。ただ声をあげるだけでは駄目だ。そろそろ我々は銃を取って叫ばなければいけない。これでもだいぶん抑えたんだよ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/27

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  勝てなかったかねえ。

  今日はさる理由あって朝から試合終了後くらいまで外出していたので，当然映像に接することができなかった。したがってあまり見てきたようなことを言えないのだが，あくまで文字列で見た限りにおいては，やはり感想は標題のとおりとなる。まあこの時期なのであまり結果を追っても仕方ないのであるが，それでもランニングスコアを見る限りでは勝てそうな展開だったし，公式戦なら勝ちきらなければならない内容だったと思う。その意味では残念だ。やはり1回表無死満塁から無得点に終わったのが響いたのだろう。ボタンの掛け違えというか，野球というのはそんなもんである。昨日私は相手関係的にも負けてはいけないと言うことを書いたところであるが，案の定というかなんというか，ベイスターズは石田を4イニングス，今永を4イニングス，ラストを山崎康晃と徹底的に勝ちに拘ったというか，少なくともカープに隙を見せないように仕組んだのである。これはある意味当然のことだ。ラミレスは普通のことをやっているだけで決して名称でも智将でもない。他のセントラルの監督が今まで盆暗だっただけである。話が逸れたので元に戻すと，だからこそカープは勝ちきらなければいけなかったのである。石田が，今永が結局リードを守れず，最後は山崎康晃から勝ち越し点を取ったのであるから，こういう試合を取ってまさに逆ねじ喰らわさねばならなかったのである。今後のことを考えれば。もちろんその意味ではカープはあくまでオープン戦の一試合としての調整を貫いたのあるから勝ち切れなかったのもやむなしとすることもできるのだが，前述の観点からすれば些か残念と思わざるを得ないのである。愚痴っぽくなったのでいいところをあげておきたい。まずは復活を期す床田と加藤改メ矢崎。あくまで文字列で見た限りではあるが内容のあるピッチングをしたと思う。一軍切符争奪戦に向けてまずはよいスタートを切ったのではないか。野手ではメヒアもよかったが，やはり小園である。他流試合初安打を9回に山崎康晃から打つというのはやはりただ者ではない。何度も言うが，小園という選手にファームで経験を積ませるなどと言う迂遠なことは要らない。一軍でトップレベルの選手のプレイに切歯させることがすなわち血となり肉となる選手である。このまま英才教育を続けるべきであると思うし，それ以外の見解は零点なのである。次のオープン戦は今週末のライオンズ戦となる。今度こそはまず白星という結果を期待したい。内容はその次でよい。今のカープは，決してオープン戦の結果は二の次と鷹揚に構えていられる立場ではない。一部カープファンは勘違いしているかもしれないが，ここであんまり負けているようではセントラルでは勝ててもパシフィックには勝てない。毎年ポストシーズンゲームで残念賞ばかりの「連覇」なんて意味がないと思わないかい？やっぱり今日の結果は残念だ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/24

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  続・そろそろ勝ちに拘れ。

  いよいよオープン戦初戦を明日に控えた今日，カープはコザしんきんスタジアムにファイターズを迎えて練習試合をやったそうである。結果は5-9。また負けである。この時期の勝敗を云々することなど三文の価値にも値しないから，まあどうでもいいのだが，先日のタイガース戦に続いてまた負けであるから，あんまり続くとよいものではない。先のタイガース戦は内容も底を打っていたようなのであって，さすがに緒方も業を煮やしたか一番内容の悪かった薮田を二軍に落とすという荒療治を行ったが，それがまあまあ選手に刺激を与えたようだ。今日の敗北の原因は3回7失点のローレンスにあると言ってよいだろうから，内容はそこそこよかったと言ってよいのかもしれない。こんな日もあるさで片付けてよい試合だったかもしれぬ。今日一日だけ取り出せば。ただ，いかに練習試合であろうとも，最初から負けていいと思って試合をやっているのではあるまい。今日の試合でも坂倉や西川，メヒアが大きくアピールしたようなのであるが，そのアピールは勝利という結果に結実して高く評価されるのである。だから，なんとももどかしいのである。おそらくそれは当の選手が一番分かっているだろう。いろいろとうだうだ書いてきたが，要するに他流試合が始まった以上負け試合を見るのはファンとして忍びないし，やはり悔しいのである。練習試合くらいはさすがに流してもいいかと思えるのだが，これがことオープン戦となると，やはり負けが続くというのはよろしくない。いかにオープン戦といえども，選手の仕上がりだけを見る儀式ではないはずだ。変な言い方だが，勝てる試合は勝ちきる，劣勢の試合でもなんとかする「練習」も含まれていると考えるのである。それ以前に，オープン戦ともなると，お客さんから木戸銭を取って試合を見せる立派な「興行」である。プロ野球の「興行」の目的，それはすなわち「勝ち試合を見せる」ことであるはずだ。ならば，そろそろ勝ちに拘ってもらわねばならぬ。え？カープの野球ごっこが見られればそれでいいって？そんな向きは，消え失せるがよい。明日の宜野湾市立野球場で行われるベイスターズのオープン戦，先発予想は大瀨良大地対石田健大とされている。これだけ見たら完全に本番モードだ。それに加えて，3連覇したとは言え肝心なところでどれほどこのチームに煮え湯を飲まされてきたことか。それを思えば，今であろうと負けてはならないのである。オープン戦とはいえ，立派な鉄火場であるのだ。とにかく，勝ちに拘れ。それが現状打破の一番の近道だ。勝たねばならぬ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/23

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  そろそろ勝ちに拘れ。

  昨日は久し振りに気持ちよく書いたつもりだったが，よくよく見返してみると練習試合と書くべきところを「オープン戦」と書いてしまっていたり，カープのオープン戦初戦が明日であるかのようなミスをしでかしてしまっているからお恥ずかしい限りである。やはり文章は推敲しながら書き進めなければならないということだろう。で，いずれにせよ明後日から，今度こそ明後日からカープのオープン戦が始まる。対戦相手はベイスターズ。これまでのことを考えると，もうこれ以上好き勝手やらしてはいけない相手である。いくらオープン戦とはいえ，やはり負けてはいけない相手というのは存在するのである。そして，特に今年のオープン戦は，勝ちを取るというものに徹底的に拘ってほしい相手が並んでいると言ってよいと思う。カープは言うまでもなくセントラルを三連覇しているところなのであるが，その間オープン戦は結果が伴わない上に内容も悪かったという現象が続いている。もちろんオープン戦バカ勝ちして公式戦のスタートダッシュで躓いた年もあるから一概に言えないのだが，やはり負けるよりは勝った方がいい。少なくとも勝率5割はキープしたい。それを考えると，三連覇したとはいえ過去のプレシーズンマッチは内容も結果も欠点だ。え？それでも優勝できたからいいんじゃないかって？素直に喜べないよ．要するにセントラルの他球団があまりにも不出来だったから連覇の栄に浴したに過ぎない。今のままじゃ，ダメダメだ。もうそろそろ，そういう結果から自ら解放しなければならないときが来ているのではあるまいか。そのためには，やはり勝つべき試合は勝つと言うことを，この時期からたたき込んでほしいのである。たかがオープン戦，されどオープン戦である。そして少なくとも今のカープ，オープン戦をたかがといっているほど強いチームではないことはまた確かである。勝たねばならぬ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/22

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  Sanc ant sion

  一昨日は，サンフレッチェがACLプレーオフに臨んだ。試合内容は見てのとおりで，お世辞にもいい内容であったとは言い難い，はっきり言えば悪かったとしか言えないのだが，勝利が全て，敗北は何も生まない試合を勝ったのだから，まあそれでよい。勝てば官軍なのである。敢えて試合内容について言うなら，皆川がPKを決めていたら5-0くらいで勝てた試合だと思っているが，それは言っても詮ないことである。皆川が反省すればよいことだ。岳人や駿も本調子とは言えなかったが，その代わりに大迫や荒木，W松本という発見もあった。なによりACLがどうこうよりも，ひとつ勝つという成功体験を持って開幕戦に臨めるというアドバンテージは大きいのではないか。そのためにPK戦までやる必要があったかどうかは別として。思えば昨年のオープニングゲーム，対コンサドーレ戦も内容はぼろぼろだった。サッカーが採点競技だったらコンサドーレの圧勝である。しかし，ムイのゴールで勝った。この白星がその前年度降格争いをしたチームにはどれほど精神的にゆとりを与えただろうか。その段では一昨日の試合内容は捨象してよいと考える。あとは，本当に勝ちに行かなければならないときに城福監督がいかに腹くくった采配が出来るかだろうと思う。今日は，カープがタイガースとオープン戦をやって，0-5で負けたそうだ。試合内容については見ていないので書く資格を持たないが，WEBニュースなどで流れてきている範囲では非常に悪かったようである。これが若手中心で臨んだというならともかく，それなりに主軸を出して負けているのだから，反省すべき点大きい試合であったことは間違いないようだ。ただ，有り体に言ってしまうなら，ルーキーを救世主のように仕立ててカツカツの戦力で臨まなければならないタイガースにたかがひとつ負けたところで，全く心配に値しない。そのくらい彼我には実力差があるのだ。昨年の彼のチームの不成績は，決して金本知憲の采配や人間力によるものではないとみる。だから，矢野燿大がいかに指導者として優れていたとしても（未知数だけどね），それだけでうまくいくとは思わない。そもそも論として，タイガースというチーム相手なら，この時期はいくら負けても構わない。むしろそのことで在阪プレスが舞い上がって正体不明の秘密兵器を書き散らかしておけばよいのである。叩くのはペナントレースに入ってからで構わない。そうすれば，やがてみんなでコンナハズジャナカッタと頭を抱え始めるのである。たまには負けてあげようか，王者は最後に勝負する，それでいいのだ。もっとも，あさってから始まるオープン戦は，そこそこ勝負には拘ってほしい。特にあさって相見える相手であり，このオープン戦で4試合を戦うベイスターズだけは，きちんと叩いておくべきだ。勝敗度外視も相手によりけりなのだ。それと対パシフィック。もっとはっきり言えばオープン戦最後の対ホークス3連戦。毎年だらしない野球やっているが，もうちょっとしっかりせいといいたいところである。いずれにせよ，冬来たりなば，春遠からじである。まだ二月であるが，着々と春の匂いは感じられる今日このごろ。やはり，気候の変動に敏感な病を持っている身にとっては，この時期が一番うれしいのである。球春はもうすぐそこ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/21

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  今だからこそ，Blast!

  昨日はそれなりのことを書いていたのだが，眠りに落ちた弾みにPCが機嫌を悪くして全て書いたものが吹き飛んでしまった。たまにこういうことが起こってがっかりさせられるのだが，昨日に関してはあまりにも眠かったのでそのまま没にしてしまった。まあ書いたことすらうろ覚えだったので没にするもへったくれもないのだが，思い返すと若干negativeな内容だったような気がする。こういうときは，少しく考え方を変えることとする。今はまだ，そのように後ろ向きな考えをする時期に非ずという，神の啓示に違いない。なんせまだ日南キャンプが終わった段階である。現状がいいとか悪いとか思う時期ではない。少なくとも思うように行っていないなどと思う時期ではない。だから，正直日南キャンプの内容には物足りなさがもあるのだが，そこに目を向けるのはやめる。んかには他球団のできばえに目を奪われる向きも多いかもしれないが，あれはまあそれこそ在京や在阪プレスがでっち上げる正体不明の秘密兵器の域を出ないものである。そのことは措くとしても，これは以前も書いたところであるが，誰かの物差しで自分を測るなんてことは，ロマンが足りないんじゃないかい？ロマンとは何ぞや，すなわちこれ情熱なり，熱意なりというと北村透谷のようであるが，このような古き浪漫主義も半分当たっているところがあるのではないかと思う。熱意なくして何ができるか。熱意なきところに何が起こらんや。あまり書いていくと禅問答めくのでこのくらいにするが，要するに今はまさに我々鯉党の熱意を見せなければならないときである。そのためには，よいものをまずは褒めていかなければなるまい。長野さんの加入は必ずよい影響を与えるに違いないし，小園は思った以上のポテンシャルである。きっと実戦でもよい結果を残すだろう。投手では加藤改メ矢崎がいい。今年の彼は目つきから何から必死さが感じられる。必ずその危険な才能が牙を剥くだろうと思う。そう，今年のモットーは”More Positive”である。Negativeになるのは，そう言う要素が出きってからでよい。今必要なのは，自ら築いている目の前の見えない壁を突破するところである。ならばそれこそ，他人の作った物差しなど，不要だ。いや，ゴミに等しい。そんなものはとっぱらってしまおう。そう，見せつけてやれ，Blast，Blast，Blast，Blast!!とりあえず沖縄の結果を楽しみにしたい。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/14

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  ある鯉党のたはごと2019その１；いつまでもあると思うな

  昨日は2年ぶりに三原神明市に行って，日本一の大だるまに運気上昇祈願，加えてだるまの奉納と新たなだるまの購入をしてきた。これまで自分の机に置いておくだるまは金運上昇祈願だったのだが，今年はいろいろ考えた末に厄除運気上昇のものに変えた。やはり金運がどうこうと言うより体調というものに一抹の不安を感じたことがその故である。やはり祭りというのはいくつになってもいいものであって，露店が並んでいるのを見ると気分が高揚するものである。私も三原の銘醸「酔心」の濁り酒の燗酒を一杯きこしめしたのだが，空きっ腹に呑んだこともあって非常によく回ってしまった。さらに言えば前日はあまり眠れなかったこともあって，非常によく眠れた。これもだるまさんの効果かどうかは，分からない。まあそれはさておき。カープの日南キャンプも第3クールに入って，実戦形式での練習が行われている。もちろん現時点で特に不安を感じさせる要素というのはないのだが，やはりこれじゃあいかんだろうと思わせる要素が出ていることも確かである。今年はあくまでMore Positive，negativeになるのはそういう結果が出てからでよいというスタンスでいくつもりであるのだが，やはり心配事は心配事として書いておきたい気がする。もちろんこの時期において誰がどんな結果を出したかということに一喜一憂することはナンセンスであると思っているし，よほどの大病や大怪我でもない限り離脱したといってもあまり気にすべきことではない。その意味でも現時点では特に心配するようなことはなく，シャビとフランスアの体調不良が出ているくらいであるのだが，これも心配には値しない。しかし，今一番心配しているのは，以下のことである。蓋し，野手の主力選手の尻に火をつけるほどのパフォーマンスをそれ以外の選手が見せていない。特に実戦形式の練習において。打つだけなら，なかなかいいアピールをしている選手はいる。しかし，ことディフェンスが入ってくると，やはり見劣りするのだ。これはシートノックやシート打撃を見ると残念ながら目につかずにいられない。このままだったら，主力選手にもしものことがあったときに，いっぺんにピンチがやってきてしまいかねない。もちろん目に見えてぽろぽろやっているわけではない。しかし，球の追い方やスローイングというところで，主力選手とそうでない選手との径庭がはっきり出てしまっているのだ。これじゃあいかん。特に誰がどうと言うことはしないが，特にキャッチャー。さかんにJ-SPORTS1の日南キャンプ中継の解説に入った達川光男が厳しく指摘していたが，坂倉にせよ船越にせよ，石原に見劣りしているようじゃ駄目だ。これではいつまでたってもレギュラーどころか一軍枠に食い込むことすら難しくなる。そういう観点からしても，やはり小園は非凡だ。守備が安定しているし先輩と並んでも見劣りがしない。きっと早い段階で広輔を追い越してしまうだろう。日に日に小園の評価が高まっているのにはそういう理由がある。あとはメヒアだ。シャビの一時離脱をよほどチャンスと捉えたかどうかは知らないが，必死に守備に取り組んでいる姿が見て取れる。もちろん今はまだスプリングキャンプの折り返しの時点にも来ていないのであって，選手の評価定まる時期に当たらない。これも達川が言っていたが，今こそ叱責を喰らっていてもキャンプ終わることには見違えるほど巧くなることだってあるのだ。今はそれを期待したいのだが，やはりいつまでもあると思うな親と金，ではなく期待とチャンスである。誰とは言わないが一軍キャンプメンバーの中には結果が出なければクビがかかっている立場の選手だっているのだ。今日からのキャンプで，レギュラーを掴むための必死さを見たい。とりあえず一軍を取ったらなんとかなるというレベルの必死さはいらない。とりあえず今日の中継を楽しみにしたい。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/11

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  如月の寒空に嘯く。

  まずは私事ながら。去る1月25日に大腸内視鏡検査を受けた結果見つかったポリープの病理検査結果を告げられたのだが，幸いなことに一番心配していたがん組織は検出されなかった。まあこれで怖れるべき相手はいなくなった。もっとも，これで万事安泰というわけではなく，定期的な検査は必要とのお達しがあった。要するに今回もポリープががん化する前に切除することができたのであって，一歩遅れていたら何があるか分からなかったのである。その意味では毎年然るべき金を払って人間ドックを受けていたのは無駄ではなかったということである。私は正直これまで人間ドックというものをあまり信頼していなくて，こんなのどーでもいーような症状をさも病気だなんだとでっち上げるための儀式じゃないかとさえ思っていた。ただ，本当に今回という今回は認識を改めた。思えば赤松真人の胃がんが見つかったきっかけも原口文仁の大腸がんが見つかったきっかけも人間ドックである。決して厚生労働省や国保の回し者ではないが，やはり然るべき年齢になったら年に一度は受診しておいて損はない，と思う。と，いうわけで，心にかかっていた雲が晴れたら，ようやくすっきりした。要精密検査を告げられたのが旧年中のことだったので，やっとこさ心身とも新年モードになったような気がする。とはいえもう如月も上旬が終わり，カープの日南キャンプも最終盤にさしかかっているところである。ここまで大幅にいろんなことをサボっていたので，少しはそれらしきことを書いてみたいと思う。とはいえ，だいたいの感想は4日前に書いたところである。今日も改めてJ-SPORTS1の日南キャンプ中継再放送を見たところであるが，その感想はいい意味で変わっていない。主力選手の仕上がりに遅れはないし，当落線上の選手はいいアピールをしている。少々実績があるくらいでは一軍切符を掴むことは難しいんじゃないかと思われるくらいである。いまはそれでいい。あと怖いのは故障だけだ。あととりあえず分かったことは，小園は間違いなく近いうちに天下を取る男であるということだ。たたずまいというかユニフォームの着姿であれば既にレギュラー級である。こういう男は，ファームで実績を積ませてという迂遠なことをやってはいけない。最初は守備だけ，１日１打席の顔見せだけでいいから一軍で使うべきだと思う。きっと嚢中の錐たる存在になると思う。ゆめゆめ角を矯めて牛を殺すようなことだけはやってはいけない。あすもゆっくり日南キャンプ中継が見れそうだ。今年くらいわくわくしてキャンプ中継が見られる年も，そうはないかもしれない。確かに今年は「三番センター」さんがいなくなったが，それは単に新たなる時代への胎動の序曲に過ぎなかったのかもしれないとさえ思っている次第である。明日の中継も楽しみだ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/09

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  午後11時のモノローグ　その103

  疲れた。疲れ果てた。昨日も書いたとおり，葬儀に親族として参列して帰ってきたわけだが，やはり葬儀というもの，葬列の末席に連なるだけでも気が重くなるのだが，まして親族としてとなると，精神的に非常によろしくない。まだ坊さんの読経のときはよいのだが，やはり出棺や斎場での最後の別れの瞬間というのはよろしくない。本当に心身とも重くなってしまう。だから，今日は何も見ずにそのまま休もうかと思ったのだが，思ったより時間的に余裕ができたので，ついついJSPORTS-1の日南キャンプ中継再放送を見てしまった。しかし，そこで映し出された映像は，重くなった気持ちを少しだけでも高めてくれたような気がする。以下つらつらと感想ベースで書いてみることとする。まずはやはり明日の在広プレスを賑わせるであろう小園海斗である。九里亜蓮と対峙したフリー打撃，結果も内容も◎である。正直，打撃では苦労するだろうなと思っていたのだが，どうしてどうして，非常に柔らかくて打球も力強い。たかがフリー打撃ではあるが，この時期でこれくらい打てれば十分だ。あとは実戦形式でどれだけ打てるかだろうが，何をおいても見てみたい選手であると言って過言ではない。ルーキー繋がりでいうと，ドラ2ルーキー島内もよい。かつての横山竜士を彷彿とさせるフォームで質のよいストレートを投げる。やはり彼も実戦で見てみたい。ドラ6ルーキー正随もなかなか打撃は良さそうだ。フランスア相手のフリー打撃で相当面食らったに違いないが，よい打球を飛ばしていた。ただ，彼はどちらかというと打撃機会を与えたいので，最初はファームからのスタートになるかもしれないが。あとはやはり明日の在広プレスを賑わせるであろうローレンスとレグナルトも思ったより良さそうだ。ローレンスは非常に柔らかい投げ方をするし，コントロールも安定している。レグナルトは対照的にパワーピッチャーだが，低めに球が集まるのはよいと思う。本当に敵は外国人枠だけといったところだ。もう一人だけ目についた選手を挙げて今日は締めたい。その名は山口翔。まだブルペンでの投げ姿しか見ていないのだが，いい雰囲気がある。そしてフォームもよい。実戦形式でどれだけ投げられるかが楽しみだ。昨年のアドゥワに続く存在になり得るのではないかとひそかに思っている。とりあえず現時点では，主力選手の仕上がりもよいし，若手選手もよいアピールをしていると思う。これだけでも合格点を付けてよいと思う。あとは実戦でのふるい落としが待っている。それと，つまらない故障だけは御免蒙るといったところか。明日の中継も楽しみだ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/05

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  想定外のことも起こりうるのであって。

  プロ野球応援歌の名曲中の名曲と言えば天才・山本正之翁の手によって作られている「燃えよドラゴンズ!」シリーズであることは論を俟たない。今回はその名曲たる所以を説くわけではないが，まああの歌詞のとおり全てが回ったら必ず優勝する，というよりまず負けないだろう。もちろんそんなことがないから野球に一喜一憂させられるのであって，必ず想定外の事態が起こるのである。それによる負の影響を以下に抑えるかというのが指揮官のリスクマネジメントなんだろう。今のカープの指揮官はそういうことにはとんと疎いと思うのだが，それでも三連覇できたのはそういうものを凌駕するほどイケイケドンドンで事が運んだからに違いない。ところで，カープのスプリングキャンプ第一クールが終わり，今日はオフである。だいたい私はこの時期に出て来るやたらにポジティヴな情報というものには全く耳を貸さず，下手をすればネタとして取り上げることもしなかった。と，いうわけで，この3日間は全く更新をしなかった，訳ではない。2月1日は，夕刻に酒席があったため帰りも遅く，またJSPORTS-1の日南キャンプ中継再放送も見ることができなかったということもあって書くことを控えた。2日はしっかり中継を見たのだが，なんとなくだるかったので書く気になれなかった。ここまでは平常運転である。しかして3日。やはり中継は途中からではあるがチェックしていたのであるが，妻の親族に不幸があって，いろいろ準備をしたり仮通夜に飛んだりして帰ってきたら，どっと疲れてしまった。やはり冠婚葬祭の中で当事者となって精神的に疲れるのは圧倒的に「葬」である。帰りも遅かったし，今日くらいは仕事に出なければいけないしとなると，さすがに雑文を認めることはできなかった。これはまさに想定外である。明日から第2クールが始まるのであるが，明日は葬儀に参列しなければいけないこともあって，これまた帰り時刻やら夕食の都合やらが微妙である。いちおう日南キャンプ中継の再放送は19:00かららしいのでぎりぎり見ることができるかもしれないが，そんな気になるかどうか。一応私が中継を見た範囲で書くと，少なくともレギュラー級の選手に明らかな調整遅れの選手はいないようである。そして，なんといっても長野さんだ。2日のランチタイム特打を見ていたのだが，やはり当たり前だがただ者ではない。ものが違う。なんといっても連続ティーのときのスウィングひとつとっても美しい。きっと若い者にとっては彼の練習を見るだけで勉強になるだろう。もう一人目だったのはやはり小園だ。完璧ではなかろうがちゃんと体を作ってきているのが素晴らしい。カメラが常に抜いていたという事情もあるだろうが，ピカピカと光り輝いている。これでしっかりと守れれば，開幕一軍だってあるかもしれぬ。打撃？徐々にでいい。まずは内野のスペアからでいいので。あとの選手もしっかりと練習についてきていたが，中村奨成の疲労骨折による離脱は残念だ。しかし，人間万事塞翁が馬。かえって漫然とキャンプを過ごすよりよい結果が出るかもしれぬ。開幕一軍を期待されるという立場ではないのだから，今のうちに体を作ってシーズン途中からでも勝負をかけてほしい。個人的には，今こそ外野手の練習をさせるべきだと思うのだが。さあ，明日からの第2クール。若手のアピール合戦を見ることができることを祈る。いい意味での想定外は，大歓迎である。そろそろ目だってくる選手がほしい。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/02/04

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  見せつけてやれBlast!Blast!!Blast!!!Blast!!!!

  正直言って，今シーズンのカープを巡る情勢は，決して明るいとはいえなかった。いや，今でも手放しで明るいというわけにはいかない。「三番・センター」が後ろ足で砂をかけるが如く出て行った穴をまっとうに埋める気配もなく，補強は必ずしも的確とは思えなかった。まあこれまで転売屋と相思相愛の如く連んでいたカープ球団が重い腰を上げて防止策に乗り出そうとしていることだけは好材料かもしれぬが，その実効性はまだ未知数だし，それよりなによりあのチンピラ集団のボスザルの代替わりが中国新聞の社会面を飾っているようじゃ，そもそもいかんだろうという話である。なので，この時期の空気としては，例年通り，もしくは例年よりも悪いものを読み取らなければならないはず，だった。しかし，その空気は，確かに変わりつつある。いや，間違いなくポジティヴにさせる方向に。あの1月7日の衝撃，いわば「長野ショック」が，明らかに空気を変えた。最初はカープファンも彼が赤ヘル軍団に馴染むのかと言うことを懐疑的に見ていた節もあるが，それは間違いなく杞憂だ。明らかに長野はカープに馴染み，そしてカープを引っ張る存在になるであろう。昔と比べて今の赤ヘル戦士は比較的明るいと思うのだが，私に言わせれば太陽を受けて光る惑星のようなものだ。だから肝心なところでしぼんでしまいがちになる。3連覇という結果に結実したのは，黒田博樹，新井貴浩という太陽がいたからである。長野久義は，間違いなく「太陽」になるべき存在である。それは，長野が赤ヘル軍団に馴染む姿を見せてからの在京プレスの慌てふためきぶりを見ても，分かるのである。もちろん，いまだにジャイアンツのピントのずれた「大補強」をもって，ジャイアンツを覇権争いのライバルに擬する向きもある。しかし，私に言わせれば笑止千万。そもそも論としてマックロクロスケの原辰徳に脅されて書いた与太記事に過ぎぬというのが私の見解である。まあその点は措くとしても，仮にも三連覇をしたチームなんだ。誰かの物差しで自分を測るなんてことは，ロマンが足りないんじゃないか？今心配をするのは，緒方孝市を筆頭とするスタッフだけでよい。彼らは今は常に最悪のことを想定して動いてもらわねばならないし，人の上に立つというのはそういうことだ。しかし，我々はあくまで一ファンに過ぎぬ。グラウンドで戦うわけではない。今壮大な夢を見ずしてなんとする。今掲げるべきことは，4連覇，日本一奪還，すなわち天下布武である。これ以外のことは，全て思考から捨象されなければならないのである。さあ，読売やダメ虎の太鼓持ちに過ぎぬ与太記事などは，破いて捨てよう。そんなものは糞食らえだ。今やるべきこと，それはまさに突破である。力強くペナントレースを突き抜けることである。ネガティヴになるのは，そういう結果が出てからでも遅くない。今はとにかく，More Positiveで行こうではないか。もう心も体もスタンバってるぜ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/01/31

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  高く舞え，紅き長野よ。

  ついに，この日がやってきた。カープ球団は今日赤ヘル軍団の仲間入りを果たした長野久義の入団発表を行い，背番号5のユニフォームも披露された。長野は終始笑顔で，かつこの日に備えて赤色のネクタイを締めたと言うことから，赤ヘル軍団入りを極めてポジティヴに捉えているであろうことが見て取れる。ニュース映像やWEBニュースなどで見る限りの長野の表情は極めて明るい。というより，これぞまさにスターたるもののオーラにあふれていた。まがりなりにも永年レギュラーを張ってきた者だけが出せるオーラである。本当にカープはよい選手を取ったと思うし，我々から言えばWelcome!である。こうなると，まずは現有戦力との化学反応が楽しみだ。さっそくスプリングキャンプでそれは明らかになるだろう。なんせこれまでの「新戦力」とはものが違うのである。きっと若手選手にとっては長野の練習を見るだけでも参考になるだろう。いや，積極的に長野に教えを請いに行くくらいでなければならない。ゴールデンルーキーの小園や同じく日南帯同を勝ち取った正随はもちろん，個人的にはすっかり悩みの淵に入っている堂林が長野の胸に飛び込めばいいと思う。もちろん，長野がグラウンド上でキラキラと輝いている姿こそ一番見たいのである。しかし，長野のことである。このところスロースタート気味であることが若干の不安ではあるのだが，きっと今年はやってくれるだろうと思う。なんせオープニングカードがホームでのジャイアンツ戦である。燃えないはずがあるまい。原辰徳の前でいいところを見せて目にもの見せてやりたいと思っているに違いない。そう，おそらくオープニングカードは大歓声とブーイング渦巻く異様な空気に包まれるに違いないが，それでこそプロ野球，それでこそ鉄火場である。残念ながら出ていった選手は鉄火場中の鉄火場で全然結果を出せなかったが，長野はきっとそう言う中で華麗なプレイを魅せてくれるだろう。彼は，そういう男だ。さあ，こうなったら本当にシーズンインが楽しみだ。もちろん彼の加入だけでカープは全てよしというわけではないのだが，久し振りにわくわくさせる要素ができたことだけでもよい。舞え，羽ばたけ，そして高く飛べ，長野久義。Blast！BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/01/23

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  今年は推しまくる。

  私もかれこれ四十年近くカープファンをやっているのだが，意外にこの選手を特に御贔屓にするということがなかった。もちろんなり立ての頃はやっぱり山本浩二と高橋慶彦と江夏豊というまああの当時の王道から入ったのであるが，その後は何か特に御贔屓にしている選手がいたというわけではない。いや，ひとりいた。府中市の生んだスーパーヒーロー，片岡光宏である。だから彼が1987年にブレイクしたときは本当にうれしかった。ただ，残念ながらすぐにトレードに出されてしまったので，あっけなく終わってしまった。と，いうわけで，こと御代が平成に入ってからの三十年間は，人から聞かれるもっとも素朴な質問，カープの中で誰が一番好きか，誰を特に応援しているかという質問には答えられずにいた。ただ，特になしという回答ばかりじゃ能がないので，その時々に応じて先物食いで答えていた。2006年に前田健太が入団したときは，これはきっと球界の天下を取るだけの器量だと見込んでめずらしく一推しで推していたのだが，まあそのくらいだ。しかし，今年はスタンスを変えた。この選手を応援するという明確なヴィジョン，といったら大げさだが，一生懸命追っかけていく御贔屓選手を持つこととした。もちろんそれが弊ブログのスタンスに反映されるかどうかはなってみないと分からないが，自分の応援スタイルは明確に変わることになろうかと思う。で，その選手は二人いる。ひとりは，小園海斗。なんだこれまでの先物食いスタンスと同じじゃないかと言われそうだが，それだけではない。やはり彼にはそんなものを凌駕するだけのスター性ありと感じているからである。なんといっても私の地元兵庫県出身であるのがまたよい。兵庫県出身のドラフト1巡目指名といえばもうひとり野間峻祥がいるのだが，ポジションこそ違えど彼と競い合って成長していってもらいたいと思っている。そしてもうひとり。むしろこちらこそ本命の御贔屓といっていいかもしれない。その名は，ずばり，長野久義である。あの衝撃のニュースから二週間。最初は彼の本気度がいかほどのものか訝る気持ちもあったのだが，その後出て来た情報を総合するに，彼は本気だ，彼はカープで一旗挙げるために全力を尽くしてくれるであろうという結論に達した。なんといってもカープに他球団のバリバリのレギュラーが加入するのは本当に久し振りである。しかもジャイアンツからの移籍だ。三連覇を達成したとはいえなんとなく甘っちょろいお坊ちゃん集団のようなところがある今のカープを変える最強ピースになるだろうと思われるのだ。これは，応援せずにはいられない。てゆーか，移籍の経緯に鑑みれば，とにかく応援せんと嘘だろう。ここでカープファンが彼を推さないと，冗談抜きでまた出て行ってしまうぞ。彼は赤ヘル軍団をもう一歩高いステージにあげるための精神的支柱になってもらわなければならないのである。だから特に今年は，本格的に長野久義推しで行きたい。きっとカープの水でブラッシュアップされて，さらに光り輝くスターダムにのし上がることだろう。ユニは高くて買えないが，とりあえず背番号5のグッズは揃えてもいいと思っている。Blast！BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/01/20

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  晴れ時々pridegreen　#114

  天使：しかし，松の取れてないうちからいきなり特大のニュースが来たわよねえ。人的補償選手がまさか長野さんだとは思いもしなかったわ。悪魔：えー，事実は小説よりも奇なりと申しまして，世の中には変わった珍しい，あるいは貴重な経験や体験をお持ちのかたがたくさんいらっしゃいます。ってところかな。天使：古いわねえ。「私の秘密」なんて誰も知らないわよ。高橋圭三さんの出世番組でしょ？悪魔：あんたも大概よう知ってるやないか。まあそれはさておき，ジャイアンツに恋い焦がれて二度ドラフト指名を拒否した長野が，そのジャイアンツにあっさりと振られてカープに来るとはな。ある意味貴重な経験かもしれん。天使：しかし，一番最初にスクープを取ったのは東スポなのよねえ。最初は誰も信じてくれなかったらしいけれど。悪魔：そりゃまあ普段の行状のなせるわざやが，こういう人事異動ネタで下手に飛ばすと後々大変やからな。とはいえさしもの管理人もにわかには措信しがたかったらしいが。天使：でも，なんで長野さんをプロテクトから外したのかしら。鈴木本部長さんも最初から「年俸の高い選手でも取りに行く」って言ってたじゃない。悪魔：カープはきっと若手を取りに行くと値踏みされてたのかな。それと，おそらく「センターを守れる」選手を狙っているという読みがあったのかもしれん。天使：そうなのかしら。なんせ原タツノリ君のことでしょ？単に新しいおもちゃのほうがよくなっただけじゃないかしらねえ。悪魔：いえるかもな。後先なく何でもよそのものをほしがるあほうやしな。きっと身代つぶすで。天使：つぶせばいいのよ。てゆーか，反社会的勢力と繋がってるような人でしょ？こんな人が監督やってるチームなんか，ねえ。悪魔：その意味では長野にとっては今回の移籍はきっとよかったんやと思うで。澱んだ水の中にいるよりはな。天使：そういえば，長野さんってなかなか夜遊びもお盛んらしいじゃない。さぞかし流川も潤うんじゃないかしら。悪魔：ええこっちゃ。じゃんじゃん夜の街を潤わせてほしいな。広島の盛り場も人出が減ってるさかいに。もし単身赴任になるようなら余計にな。天使：でもそんなこと焚き付けていいの？奥さんの下平さやかアナの監視が緩んだりしないかしらねえ。悪魔：その辺はまあ，それこそ原タツノリ君がやらかしたようなことさえなければええんと違うか？反社会勢力の力を借りてもみ消しを図ったようなことさえなけりゃ。どっちにしても，面白くなりそうやなあ・・・・・・（TENSHI and AKUMA will be back soon......）とにかく頑張れ長野。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/01/08

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  事実は小説より奇なり，と申しまして。

  私もこれまで散々野球会社マツダ個人商店，もといカープ球団の悪口は数え切れないくらい書いてきたが，今日という今日は手放しで褒める必要があるだろう。FAの人的補償選手，また例によって「伸びしろ」だとかなんとかいうところで手を打つんだろうなと思いきや，まさかの長野久義一本絞り。これは素晴らしい判断だと思う。いろんな意味で。だから今日は球団を褒めなければならない。長野獲得が実際にチームに与えるインパクトがいかなるものになるかについてはおいおい書いていくとして，今日は感想ベースで書いてみたい。まあ今日書けることと言えばそういうところだろう。なので，今日は全くの独断と偏見である。え？いつもだろうって？まあその通りなのであるが。まずは，長野久義は今のカープで一番足りていない部分を埋めてくれる可能性が高い点を挙げなければならない。今のカープが足らない点はどこか。サウスポー？違う。はっきり言うならば主軸を打てる「顔」とチームの軸となり得る「柱」である。前者は丸が，後者は新井さんが担っていたことは言うまでもないだろう。その両者がいっぺんに抜けたのである。将来的観点からは別として，今シーズン西川が，野間がいきなり主軸たる顔となり得るだろうか。田中や菊池がいきなり新井さんの役割を果たせるだろうか。多くのカープファンはこの命題に全く疑問を持っていないようであるが，それはおかしい。確かにサウスポーは数が必要なのであるが，はっきり言ってジャイアンツのプロテクトから漏れるようなサウスポーは必要性が薄いと言い切ってしまう。森福がプロテクトされていたかどうかは知る由もないが，仮に漏れていたとしても長野獲得のインパクトを超えるものにはなり得ないだろうと考える。気の早いカープファンは桜井とか中川の名前を挙げていたやに見受けられるが，このレベルのピッチャー取るくらいなら現有戦力の伸びしろにかけたほうがましだ。次いで言うなら，というよりこちらの方が本題かもしれないが，喧嘩を売ってきた相手に堂々と喧嘩を買って返したことを評価したいと思う。ジャイアンツが長野のプロテクトを外してまで何を守りたかったのかは知らぬが（まあ，おそらく「ノーモア一岡」であろうけど），ひょっとしたら長野は抜かれる可能性が低いのではないかと考えられていたのかもしれない。きっとカープは若手選手に手を伸ばしてくると。その意味ではひょっとしたらそれらしき選手をわざとプロテクト漏れさせる撒き餌もあったかもしれぬ。しかし，それに真っ向ストライクの正攻法で返した。丸の流出の経緯，限りなく黒に近いタンパリング疑惑からすれば，相手の一番嫌がることで仕返しすることは当然である。もちろん，いいことばかりではあるまい。何より伸びしろという点では疑問だし，3割30本100打点打ってくれる可能性も低い。それに，FA権が付着していることが最大のデメリットだろう。FA権を行使してジャイアンツに戻る可能性もある。ただ後者については，いくらでも手は打てるだろう。それはこれからの球団の仕事である。さあ，これからは長野久義をどう使うかというところに論点が移る。と，いうわけで最後に。長野久義君，ようこそ広島へ。恋い焦がれて入ったジャイアンツを離れるのは寂しかろうが，これがジャイアンツの体質だから。カープでは，きっと大事にしてくれるよ。しばらくこれで引っ張ろうかな。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/01/07

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  晴れ時々pridegreen　#113

  天使：改めまして，新年明けましておめでとうございます。今日は小寒，寒中に入りましたが，いかがお過ごしでしょうか。悪魔：寒中に入ったのはええけど，まだ松の内やないか。世が世ならまだみんな休んでる間やで。とかく世知辛い世の中とは言え，相変わらずこき使われるよなあ。天使：大丈夫よ，去年はこれまでと比べて大分呼び出される頻度が減ったと思わない？管理人も改心して真面目に書くように精進するつもりなんじゃないの？悪魔：さあどうかな。隙あらばサボることしか考えてない管理人だけになあ。まあそれはおいとくとて，早いもんやなあ。ついさっきまで紅白やってたような気がするんやが。天使：紅白ねえ。昨年は評判よかったらしいじゃない。やっぱりユーミンさんのおかげかしら。悪魔：間違いないな。単に桑田佳祐が「勝手にシンドバッド」歌っただけならあそこまでは盛り上がらんかったに違いない。さすがはNHKに配慮も忖度もへったくれもない人は違うで。天使：おかげで，歌に力がない人の印象が希薄になったわよねえ。誰がどうとは言わないけれど。悪魔：NHKはずいぶんそういう連中への配慮はしてたみたいやけどな。まあ，いくら配慮をしても歌に力がないもんはそれなり以下にしか映らなかったけど。天使：で，年が明けてからだけど，広島スポーツ界はずいぶん頑張ってるんじゃない？悪魔：まずは瀬戸内高校。高校サッカー初出場でベスト4入りか。これは素晴らしいのひとことに尽きる。是非皆実高校以来の栄冠を勝ち取ってほしいな。天使：ニューイヤー駅伝も大健闘だったじゃない。マツダが入賞で中国電力が9位，中電工も大幅に順位を上げて，来年の中国地区の出場枠を1枠増やしたんですよねえ。悪魔：特に中電はエースを2枚欠く苦しい状況だっただけに，評価されてもいいな。もちろん選手たちは悔しいに違いないが。天使：一方で，大学スポーツ界に目を移すと，大学ラグビーで帝京大の連覇が止まって，箱根駅伝で青山学院大の連覇が止まったじゃない。今年は連覇止まる年なのかしら。悪魔：要するにこれをプロ野球のセントラルリーグに置き換えて，といいたい訳か？まあ，十分にあり得るかもな。なんせあれだけのことがあって補強の話がとんと聞こえてこないからな。天使：大勢のカープファンって，本当に現有戦力の伸びしろで全てが賄えると思ってるのかしら。ちょっと信じられないわよねえ。悪魔：わしゃ知らん。てゆーか，痛い目に遭ってから，そんとき泣いてもおら知らね，っと。天使：♪これでカープも安心だ，ってねえ，最近のファンは知らないわよ。悪魔：まあええやないか。管理人も当分は無責任路線で行くらしいからな。というより，広島球界ばっかり構ってられないらしい。まずは自分の体が大事というわけでなあ。天使：あー，昨年の人間ドックで要精検を喰らったやつね。悪魔：今年の初詣，しっかりと和服を着込んで護国神社にまで行ったらしいが，とにかく身体安全の一願やったらしいからな。天使：と，いうわけで，冬本番となるこれから，皆様もどうか健康にご留意ください。悪魔：どう言う締め方や，いったい・・・・・・（TENSHI and AKUMA will be back soon......）今年もこの二人のご愛顧をよろしくお願いします。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2019/01/06

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  歳末吉例小ネタ特集・恒例年越しの宴

  （今年もやってきた天上界CARPOB会の年に一度の年越しの宴）石本秀一氏（初代監督）：しかしカッちゃん，今年もとうとうこの日が来たんよのう。毎年毎年盛況になって，ありがたい限りよのう。白石勝巳氏（第2代監督）：そうですねえ。何といっても球団史上初の３連覇ですからねえ。確かに誇らしいことではありますねえ。石本氏：しかしのう，どうもわしは腑に落ちんのじゃ。また日本一になれんかったし，そしてあの11月のドタバタ，いったいあれなんや。白石氏：それはもう御大の仰るとおりでございます。日本一になれなかったことはもとより，やっぱりあの「FA」を巡る騒動で見せた一部カープファンの醜態には，心痛むところでございます。長谷川良平氏（第5代監督）：だいたいですね，あれだけ日本シリーズで惨敗するということは，やっぱり何かカープには構造的な欠陥があるのではないかと思わざるを得ませんわね。去年も申し上げましたけど，もっと恥を恥と思ってやってもらわないと。根本陸夫氏（第6代監督）：特に監督だよ，去年も言ったけど，采配を振るえば振るうほどチームが駄目になるって，何のための監督かねえ。よく辞表を出さずに済むと思うよ。なあ，ミムよ。三村敏之氏（第13代監督）：うーん，もはや何とも申し上げようがありません。ちょっと甘やかしすぎましたかねえ。そんなように育てたつもりはないんですが。根本氏：それになんだいあの丸のFA騒動は。原辰徳も汚いことをやったようだけれどもカープももっと昨年から予防線張っておかなければならなかったんじゃないのかい？ねえ別当さん。別当薫氏（第7代監督）：いやいや，なんで移籍の話に私に振るかなあ。それをいうなら，原辰徳はずいぶんネモやんのやり方を真似してるともっぱらの評判でっせ。根本氏：あれは猿まねだよ。だいいち，自分の身の不始末にヤクザものを頼るなんて，人間の風上にも置けないよ。石本氏：まあまあネモよ，そう熱くなるな。しかし今やそんなんも分からんファンが多いんかのう。嘆かわしいこっちゃ。佐々木久子氏（名誉会員）：去年も言ったけど，ほんとあたしやってられないわ，地上界の喧噪を見てると。バカバカしいのよねえ。私たちが「広島カープを優勝させる会」を立ち上げて一生懸命やってきたことって何だったのかしらって。筑紫哲也氏（名誉会員）：やっぱり思考停止してるんですよ，みんな。明るく楽しく応援しましょう。勝っても負けてもカープファン。勝ちを求めるのは非国民的な風潮が相変わらずありますし。佐々木久子氏：それに，何なのよ。あの「カープ芸人」とか「神３」っての。やっぱりああいうのがカープファンをゆがめてるんじゃないかしら。三村氏：さすが一騎当千の強者は違いますなあ。でも，そういう理屈が通じるのももはや管理人だけかもしれません。だからこそこうやって年末にぼやかしてもらってるんですけどねえ。一同：うーん・・・・・・（長嘆息）津田恒実氏：まあまあみなさん，今から盛り上がってたら場が持ちませんよ。ここから先はぜひ本番でぱーっと行きましょう。木村拓也氏：ちょっと津田さん，少しはこの重い空気を読みましょうよ。ここまで管理人が引っ張ってきた思いを少しは忖度しないと。河野昌人氏：いくら年下が増えて下働きが楽になったからと言っても，あまり軽々に口を挟まない方がいいですよ。石本氏：うーん，津田のいうとおりかもしれん。なんか毎年言うてる気がするが，まあ来年こそもっと上へという思いを込めて，呑もうや。せっかくの美酒佳肴がまずうなるで。津田氏：それではここで開会宣言とさせていただきます。今年も例によって新入会員の方にご挨拶を賜りたいと思います。まずは衣笠祥雄さん，お願いいたします。衣笠祥雄氏：まあ僕はこんなに早く来るつもりはなかったんですけれども，神様の思し召しで今年から参加させていただくことになりました。とにかくカープはにはね，本当に強くなって欲しいですよね。でも諸先輩方の思いは，きっと地上界のファンには伝わっていると思います。ぜひ今日は懐かしい話をさせていただければと思います。（一同拍手）津田氏：続いて藤井弘さん，お願いいたします。藤井弘氏：私は遅まきながらこちらにやって参りました。サチと一緒に来る形になりましたが，こちらには日本一連覇でいい思いをさせてもらったときのメンバーである田中や寺岡，そしてメリーちゃんもいるし，もちろん金山さんや小鶴さんなどの諸先輩方もいらっしゃいます。ぜひその当時の話をいろいろさせていただければと存じます。（一同拍手）石本氏：お二方とも，よう来んさった。ここへ来たらみんな仲間じゃ。楽しんでいってつかあさい。木村氏：そして今年はビッグなゲストをお迎えしております。もちろん地元広島が生んだスーパースター，西城秀樹さん！河野氏：そして司会は，赤ヘル実況にも長く携わられました深山計さんにお願いしております。津田氏：それでは今年は趣向を変えて，年忘れスーパーディナーショーをお楽しみください！（そして例年にない盛り上がりのもと宴は続く）来年こそ正真正銘よい年になりますように。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/29

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  ある鯉党のたはごと2018最終章前編；三連覇くらいで喜んでるんじゃねーよ。

  さて，毎年恒例のこのシリーズ。昨年は見せ方を変えて少しく形而上的に書き進めたのだが，今年は敢えてストレートに思いをぶつけることとした。というわけで，今年もまた緑色マシンガン乱れ撃ち，といきたい。さて，カープであるが，確かに三連覇はした。しかし，正直言って喜べたのは優勝の瞬間だけだったと言っても過言ではないし，その後のスラップスティックぶりはもう話にならぬ。こんなんで来年も優勝と素直に喜ぶ向きはあほうとしかいいようがない。ただし，昨年とは違い，今年はカープファンに思いっきり冷や水をかけるような出来事があった。いうまでもなく「三番センター」が流出したのであるから，然るべき立場の人はその穴を埋めることに心を砕かなければならぬところなのであるが，今のところそれについてのいい話は聞こえてこない。それどころか，それを否定しかねないような言辞すら聞こえてくるところである。そう，一部カープファンが胸を張って繰り返す魔法の合言葉，「若手の伸びしろ」である。蓋し，バッカじゃなかろか。そんなものを信じていたらあっという間に積み上げてきたものは崩れるぞ。そしてまた「失われた二十余年」への道を真っ逆さま。それでええんか？「失われた二十余年」時代の一部カープファンは，それでいいと居直っていたのだ。あろうことか「優勝するチームを見たければよそのチームを応援しろ」と公然と言い放っていたのである。さすがに今はそんなことは言わないだろうが，自分たちがサポートしてきたから今のカープがあるんだとのうのうと言っているんだとしたらとんだお笑いぐさだ。ふざけるなとしかいいようがない。話を元に戻す。とにかく，「若手の伸びしろ」なるものを当てにする編成など下の下である。間違っている。完璧に間違っている。考えてみればよい。どんなに実績のある選手でもその通りの結果を出してチームの勝利に貢献するという保証はないのである。況や実績に乏しい選手をや。同じ条件ならば，実績のある選手を揃えておくべきという結論に達しないと，頭の中のネジが飛んでるんじゃないかといわざるを得ない。だいたいこういう向きに限って，二言目には「資金力に乏しいカープ」などと言う噴飯物の言い訳を口にする。そんな嘘八百を信じるだけでも十分莫迦だと思うがそれを広めるな，もの知らぬファンに信じ込ませるなと言いたい。そんなことを説く者は存在自体害悪だ。くたばってしまえばよい。カープに金がないって？ご冗談を。金ならジャブジャブある。金がないとすれば，それが松田家の金庫にだけ入る仕組みが作られているからに他ならない。今盛んにカルロス・ゴーンが叩かれているが，松田元だってやってることはそうそう変わらないどころか，何倍も悪質ではないか。とにかく，今年のポストシーズンに見えてきたものは，かつて「失われた二十余年」の時代に繰り返されてきたスラップスティックと，なんの径庭もない。これじゃあ駄目だ。三連覇？そんなもんでだまくらかすんじゃねーよ。だいたいポストシーズンゲームになったらぺしゃんこにされてしまってるじゃないか。胸なんか張れねえんだよ。悔しくねーのか。悔しかったら，もっと声をあげろ。子ども騙しの伝説に，もうだまかされはしないと。いや，何も難しいことを考える必要はない。強いカープが見たい。ただそれでいい。え？今のままでいいって？やっぱり応援ごっこさえ楽しめたらいいって？ひとこと，言ってもいいかな。くたばっちまえ，アーメン。後編もこの調子でいくよ。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/26

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  「赤」と「黒」の交差するとき

  ラグビーの聖地に，赤のジャージが復活の雄叫びを上げた。神戸製鋼コベルコスティーラーズが，実に18シーズンぶりの日本選手権制覇を果たしたのである。私にとってはまさに栄光の象徴であった神鋼の赤ジャージも，近年は栄冠からは遠ざかる日が続いていた。それはまさに同じ赤いユニフォームのどこかの野球チームの如くだったのだが，まさに今シーズン，ダン・カーターという司令塔を得て甦った。スコアは55-5。得点力もさることながら相手のサントリーをワントライ，しかもターンオーバーからの失点だけに抑えるという完璧な勝利である。そのスタイルには洗練された美しささえあった。きっと平尾誠二氏が目指していたラグビーはこうだったのだろうなという気がしてならなかったのである。さて，「赤」といえば，野球のカープは毎度おなじみの失速で今度は「日本一になるなる詐欺」の常習犯ではないかという声もある今日このごろ，強さの象徴というにはもう一押しほしいところであるのだが，「赤」で他を寄せ付けぬ教養を売っているのが岩波新書である。もちろん，岩波文庫や岩波現代文庫と比べれば非常にとっつきやすい本が多いので私も結構好きなのだが，そのラインアップに，異色の書が現れた。なんせカバー装丁からして真っ黒である。その名を，「アナキズム　一丸となってバラバラに生きろ」という。まあとにかく型破りといわざるを得ない。文書は少々汚い，というかAgitationのようなところがあるのだが，まあこれが面白い。なにより，岩波新書の歴史上”four-letter word”が活字になったのは初めてといってよいだろう。これだけでも空前絶後なのである。ただしよい子は真似をしないようにねという注釈すら必要かもしれない（ちなみに英米でうかつにそんなことをいったらすなわち張り倒されても文句は言えない。さらにアホな日本人は平気で中指を立てるポーズをするが，アメリカでこれをやったら射殺されても文句は言えぬ。）。中身を詳細に書くとネタバレになってしまうのでこの程度にしておくが，まあとにかく面白いのである。もちろん思想史や現代思想としてのアナキズムの入門書としても価値はあるが，それをおくとしても読むだけでなにか体の奥から湧き上がってくるものがあるのだ（※個人差があります）。別に国政を憂うるなどというような大きなことをいうわけではない。まさに今こそ我，敢えて鯉党の”Anarchist”たらん。権威や権力なんぞ糞食らえ。ましてや敵対勢力なんぞ蹴散らしてしまえ。我こそ正義というわけではない。その瞬間に自らが権威となって堕落してしまう。我が道を行く，ただそれだけだ。その何が悪い。と，いうわけで，今後もどんどんこのようなスタンスで書いていってみたいと思う。え？これまでと何が違うって？さして径庭ないかもね。だからこそこの本に惹かれるものがあったのかもしれぬ。ちなみに「黒」というのはAnarchismのシンボルカラーのようで，あらゆる権威に染まらないという意味があるらしい。何か色だけは似たような帽子とアンダーシャツの野球チームが東の方にあるらしいが，あれは断じて「黒」ではない。アブラムシ色とでもいうべきだ。冷蔵庫の隅にでも隠れてこそこそやってろと鼻で笑うのがふさわしい。「みんなジャイアンツが嫌い。」これでいいのだ。今日もまた御意見無用。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/15

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  敵は本所松坂町。

  全く医学の進化というのは素晴らしいもので，難病と言われる病も治療法が徐々に突き止められつつあるようだが，それでも症例があまたあるのに確たる治療法が見つかっていない病のひとつに，急性上気道炎がある。何のことはない。「風邪」だ。ほかならぬこの私，ここ二週間くらい風邪が抜けずに難渋している。今週月曜日に投薬を受けたのだが一向に症状が改善せず，どうしたものかと思って別の病院に駆け込んだところ，理由が分かった。喉が腫れ上がって膿ができていたのである。念のため溶連菌の検査もしたがこちらは陰性と言うことで，結局行き着くところは「風邪」なのだが，それでも攻撃目標が絞られただけ進歩である。今は投与された薬を1回分飲んだだけであるので，劇的な変化が出るわけではないし，出たら逆に恐ろしいのだが（ちなみに市販の風邪薬を一度にひと瓶飲ませたら確実に人が殺せるとか），まあ気分が違う。「病は気から」とはよく言ったものだ。おかげで，このところ頭が回らなくて何も書く気が起こらなかったのが嘘のようだ。と，いうわけで。今日は二題選んでまとめてばっさりといきたい。まずは昨日の話題から。ぼんやりとtwitterを見ていたら，なかなか面白いtweetに出会った。どうやら，先日のカープ新入団選手記者会見の席で手に入れたとおぼしい小園海斗のサインを，さっそく5万1000円で転売している輩がいるとのことである。全くもって度しがたいあほうであるが，こいつを叩いても何も始まらない。敵を間違えてはならないのである。いうまでもなくこの席に出席できるのは一般抽選，ではなくファンクラブ会員の特権である。そうすると，何か見えてきませんか？そう，転売屋とカープ球団とは非常に親和性が強いの。甘く見て野放し。厳しく言えば，WIN－WINの関係というべき。なんでかって？また機会があれば書くよ。今日はこれだけに突っ込めないから。そして今日の話題から。なんでも監督が暴力団関係者と繋がりがあるというアブラムシ色の帽子とアンダーシャツを着ているジャイアンツとか言う球団。これだけでもう社会人としてはアウトなのだが，そんなのに魅せられてホイホイとカープに後ろ足で砂をかけて出て行ったのがいたねえというのはもう昔の話。今日は，自由契約にしていたはずの上原浩治と再契約をしたと報じられた。これはいかにも法と秩序なんて糞食らえのジャイアンツらしい。はっきり言ってFA制度を骨抜きにする重大な横紙破りである。なぜか。簡単だよね。こうやって高年俸の選手を自由契約で一時的にリリースしておけばそれだけプロテクトできる枠が広がる。非常に悪質である。そして汚い。さすがはアブラムシ球団だ。もっと突っ込めばなかなか楽しい考察ができるかもしれないけど，今日はやめておく。今日は12月14日。いうまでもなく赤穂義士祭の日である。子どものころはそうでもなかったが離れてみて分かる故郷のよさと言うべきか，やはりこの日が来ると血湧き肉躍るものがある。と，いうわけで，今日は討ち入りヴァージョンで書いてみた。来年の12月14日は土曜日だ。久し振りに赤穂に帰ろうかな。今日もまた御意見無用。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/14

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  ある鯉党のたはごと2018その７；病の抜けぬ侏儒の言葉

  どうも体調がよろしくない。昨日医者にかかった折にはインフルエンザでないことは診断されたところなのだが，その割に投与された薬が効かない。咳は苦しいくらい出るし，喉も痛い。頭痛も断続的にやってくる。そして因果関係は分からぬが腰が痛くてたまらない。風邪をこじらせたのかそもそも論として体が弱っているのかは，分からない。と，いうわけで，一昨日も昨日もとにかく睡眠を徹底的に取った。そのくらいしか，対処方法が分からないのである。だから，なにかものを書こうという気にはならない。一昨日は新聞休刊日の日曜日でネタはあってもしれてるし，昨日はカープの新入団選手のお披露目があったところであって，何か書いてもよかったのだが，結局書くことが思い浮かばなかった。とにかくもはや競争は始まっている，来年の2月1日に一番槍をあげられるように頑張れというほかない。今日は，何でも東の方でカープを去った者の入団発表があったやに聞いているが，もはやカープファンにとっては関係のないことである。既に宣言したとおり，彼はもう打倒すべき敵だ。年俸4億5000万円の5年契約などというバレバレの嘘までつかなきゃならないほど，彼を利用したい向きは追い詰められているとみるべきである。なので，ここまで書いてしまったらもう他に書くことはない。てゆーか，喉の痛みと断続的に湧き上がる咳が本当に辛い。腰痛のおかげで体を曲げ伸ばすことさえ難渋する。インフルではないのかもしれないが，もっと別の悪い病気なのではあるまいかと思ってしまう。実は先日の人間ドックで便潜血にプラスが出てしまい，年が明けたら大腸内視鏡検査が待っている。それとの因果関係などあろう訳がないことは分かるのだが，なんとなく体の変異をひしひしと感じるほかない。もう年が明けたら数えで50になる。世が世なら天寿に手が届くのである。もちろん，今くたばってたまるかという思いは人一倍強いことは自負している。しかし，そんな気持ちを挫けさせるような体調の悪さである。ついつい，難病が元で亡くなった母や癌で亡くなった母方の祖母のことを思い出すのである。話が逸れた。最後に，今カープファンが叫ぶべきことをひと言だけ書いて終わりにする。「三番センターの穴を埋める補強はまだーっ？」え？野間で決まり？ご冗談を。そんなこと言ってたら4連覇なんて夢のまた夢だよ。今日もまた御意見無用。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/11

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  金色夜叉の廻り舞台　番外編

  金曜日夜の段階では，ああこれは間違いなくインフルエンザに当たったと思っていたのだが，その後体調は徐々に快方に向かい，今は若干の風邪症状と微熱が残るのみになっている。ただの風邪だったのかあるいはインフルエンザに勝ったのかは分からないのだが，とりあえず今のうちに書きたいことを書いておきたいと思う。さて，相変わらず丸のFA権行使を巡る騒動についてはいろいろな声が飛んでいるところである。私から言わせれば要するに丸は金に目が眩んでそれに転んだだけという以上でも以下でもないと思うのだが，それを馬鹿にすることはできても否定することはできない。蓋しプロフェッショナルの評価というのは究極的には金であるからなのであって，だから一所懸命丸を叩くのは間違っている。もちろん，今回のFA権行使には裏でタンパリングが行われていることは推察されるため，その点を批判するのはまあやむなしというべきであるし，かつて金本知憲や新井貴浩がやったように行った先のプレスにつられてカープを悪し様に言うような言動を取ったとしたら，私も全力で批判する（その点においては，私は新井さんをまだ赦してはいない）。まあそれはさておき。私にはカープファンの言動に納得できないものを感じている。それはある意味こういうファンがカープを駄目にしているんだということに他ならないのだが，もっと批判されるべき「金色夜叉」が，他にいるだろう。なぜそれを指摘しない。はっきり言うならば，それはもう松田元という男に他ならないのであって，あの男の真意を知らずしてカープを語ることは出来ないというべきである。今回の丸流出という事態を招いた大きな原因は松田元にあるのであって，そんなことはここで一から説明をせずとも明らかなのであるが，なぜか多くのカープファンはその点をスルーしている。本当におまえらアホかというしかない。そういうのに限って，一所懸命丸を叩いたり，あるいは丸の穴はもう野間で決まり，野間が丸と同じくらいの成績を残すという噴飯物の論調を張ったりしている。これを社会科学的に考察してみると，実に面白い議論ができるかもしれない。しかし，そんなことをしている暇もないし実益にも乏しいので，今ここではやらない。ここではあえてAnarchism的見地からの仮説を立てるだけにとどめる。要するにかつての「ジャイアンツ的球界支配」に対するアンチテーゼとしての「カープ的」なるもの，資金力に乏しいチームが育成を武器にのし上がってきたという物語が球界を席巻し始めたときに，その物語の権威付けを多くのカープファンが欲した，それが松田元であるからではないのか。まあ，いずれにせよ私からしたらそんなもの糞食らえである。中には駄文しか書けない三流物書きのくせに松田元にすり寄りついには松田元讃美本まで書いた愚か者もいるところであるが，みんなまとめてくたばってしまえだ。え？それこそAnarchistではないかって？Anarchistで何が悪い。既成の権威などぶち壊してしまえ。ましてやその権威にすがりついてプチ権威に成り下がっているものなど引きずり下ろして鉄拳を加えてしまえ。いかん，また熱が上がってきそうなので，今日はこのくらいで筆を置くこととする。とにかく今日こそ御意見無用。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/09

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  先発候補？　Cacey Lawrence

  既に御承知のとおり，カープは本日，シアトル・マリナーズ傘下のAAAタコマに所属するケーシー・ローレンス投手の獲得を発表した。というより，彼の父親がtwitterで先に漏らしてしまったようであるが，それはさておき。まずは簡単な紹介から。1987年10月28日生まれの現在31歳でフルネームはCacey Lee Lawrence。188cm77kgの右投げ右打ち。オルブライトカレッジ出身。メジャー経験はブルージェイズ，マリナーズで通算2シーズン，AAA在籍は通算5シーズン。後述の通り実績十分とは言い難いところはある。と，いうわけで，いつもの例に従ってスタッツを解析してみることとする。参照するのはいつも通りBASEBALL REFERENCEである。メジャー実績は2シーズン，38試合(うち先発2試合）で3勝3敗，防御率は6.64だからまあ威張れる数字ではない。まあこのくらいの数字はある程度捨象してよいと思われるのでAAAでの実績を見ると，通算50試合，こちらは先発が43試合であるが15勝17敗1セーブ，完封２あって防御率3.73。確かにマイナーでも威張れる実績とも言いかねる。もっともWHIPは1.192だし，262.2イニングスで奪三振204はまあまあだろうと思う。与四球50はそれなりにコントロウルはあると見てよいのではあるまいか。これだけではどんな球を投げるか分からないので，別サイトThe Baseball Cubeを参照すると，ストレートは90.5マイルから91マイルというからだいたい145kmくらい。 持ち球はシンカー (29.81%) ，スライダー (28.13%) ，直球 (27.62%) ，チェンジアップ (14.07%) ，カーブ (0.29%) ，カットボール (0.07%) ということで，球を動かして打ち取るタイプと言ってよいだろう。イメージとしては，かつてのバリントンに近いのかもしれない。と，いうわけで，先発候補の一人になり得るだろうとは思われるのだが，ジョンソン，フランスア，ヘルウェグがいる現状ではやはりスペアかなという気がする。もちろん，外国人投手は何人いても構わないので，まずはプレシーズンで結果を残してもらえればよいのではないか。しかし，まさか補強はこれで終わりではあるまい。三番センターの穴を埋めるために，あっと驚くような大物の招聘を待ってるのだが，果たして年内のことになるのだろうか。最後に，例によってYouTubeに上がっていた動画を貼り付けておく。現時点での感想は，敢えて書かない。まだまだ現時点では一喜一憂はすべきではない。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/04

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  金色夜叉の廻り舞台　後編

  さて，今日は本当の本当に視線を前に置いて，先を見据えての話をしたいと思う。先を見据えてと言っても，スプリングキャンプまであと2か月と考えると，あまり悠長に構えておれる話でもないのである。さて，一部カープファンの中には，来季のセンターは野間で決まり，それで穴が埋まるとする言説が流れているが，私からすればその解決案は0点である。今の野間に，丸と同じような芸当ができるものか。可能性は否定しないし，身体能力は丸なんかよりよほど上回っていると思っているが，それがグラウンドの上で結果となって現れていない以上それに賭けるというのは下の下である。むしろ形を変えた敗北主義的言辞と言っても過言ではない。ならばどうするか。もちろん答えは補強しかない。国内移籍市場は難しかろうから，ここは外国人移籍市場に賭けるのが正解だろう。もちろんNPBにアジャストするかどうかは未知数であるのだが，少なくとも野間の伸びしろよりは期待ができる。同じ外国人ならばシャビやメヒアもいるという声が出そうだが，彼らはまだまだ競争する相手が必要だ。もちろん同じレベルの外国人では意味がないのであって，できればバリバリのメジャー，少なくともブラッドが来日した当初くらいの実績を持つ外国人選手は必須と言うべきだろう。ならばそういう選手を狙うかということになるが，やはりまずはセンターを完璧にこなせる外国人を狙うべきである。もちろんそんな選手はそうそう移籍市場に流れてこないだろうから，次善の策としてはとりあえずレフトが守れればよいと言うことでよかろう。その場合も，野間センター確約などと言う甘いことを言うのではなく，あくまで競争をさせるべきである。外野手という点からは外れるが，個人的には自由契約選手になったレアードの調査もしてよいと思う。なんせ軍資金ならあるはずだ。シュール，マックの伝手を頼って探し出せば，それなりの選手が取れるはずである。もちろん，それで補強は終わりではない。次の一手は，もちろん人的補償だ。既に鈴木清明は年俸が高い主力選手でもプロテクトから外れたら狙うと公言しているが，当然である。仮に阿部や長野や亀井や陽岱鋼あたりがプロテクト漏れしたら，絶対に狙うべきであるし，彼らをもれなくプロテクトにかければ必然的に有望な若手選手が漏れる可能性が高くなる。どちらにしても一番ジャイアンツが抜かれたくない選手を狙って引き抜くべきである。現時点で欲しい選手はいるのだが，まあこれは非常にセンシティヴな問題となるので名前を挙げるのをやめておく。応援団のボスザルだった某Ｓ氏がやらかしたような真似はしたくない。繰り返すようだが，「現有戦力の底上げ」でお茶を濁すような真似だけは，絶対にNGである。ましてや特定の選手を宛がっておしまいというのは下の下である。もちろん野間には期待しているのだが，今シーズン見せたパフォーマンスではまだまだひよっこもいいところだ。きっと松田元や緒方孝市は野間をセンターに固定したくてたまらないのだろうが，現時点ではそれは愚策である。とにかく，現状のカープは潤沢に金ならある上に丸の移籍金まで入ってるのだから，それを補強に引き当てなければならないのである。そこをこれからカープファンは厳しく見守っていかねばならない。「失われた二十余年」においては，その検証が全くなされていなかったし，そもそも一部脳内フローラたちはそれを拒否していた。その結果，儲けた金がほとんど松田家の金庫に入る結果となってしまったのである。残念ながら，今の多くのファンは非常に問題意識が薄い。その結果，松田家の不正蓄財に手を貸しているのが実情だ。しかし，今年に関しては，昨日の引き続きになってしまうが，松田元と鈴木清明の立ち回り方を厳しく監視すべきであろうと思う。栄冠が失われるのは一秒かけてもまだ多い。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/02

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  金色夜叉の廻り舞台　中編

  昨日書いたとおり，丸のFA流出に関しては，去りゆくものは知ったことではない，これからのことを考えて視線は前に置くべきであるというのが弊ブログのコンセプトであるわけだが，これからのことを考えるからこそこれまでの立ち回り方を反省しなければならないところがあることもまた確かである。その点は厳しく追及されねばならないのだが，その対象こそ，カープのフロント，ことにオーナーである松田元とその大番頭である鈴木清明であることは，論を俟たない。はっきり言って，宣言残留を認めましたというだけでは，誠意を見せたことにならないのである。ジャイアンツのようなむちゃくちゃな条件，表に出て来ただけでも5年35億を出せとはいわないのだが，それに比するものは出せなかったのか。そこはまさに知恵比べというものである。もちろんそれが表に見えればよいものかどうかは分からないが，さっそく今日の大本営発表では全く条件闘争をしなかった旨書かれているところである。もしそうだとしたら，莫迦じゃねえのと言うところである。それはもう丸に出て行ってくれと言っているのと同じである。まして，昨年の契約更改でFA権取得前年である丸に単年度契約，しかも年俸も明らかに低いだろうと思うような条件を提示していたから余計である。もちろん，私は本当に丸が熟考して悩んで決めたと思うほどお人好しではないから，本当のところは違うかもしれないし，多分違うだろう。きっともう本当はジャイアンツに入りたくて入りたくて仕方がなかったに違いないと思っているのだが，それを分かっていて余計な動きをしなかった可能性はある。しかしそうだとしても，交渉の先にあるのは丸とその代理人だけではない。来シーズン以降続々と権利を取得する主力選手，そしてそれを見守るファンがいるのであるから，これだけの誠意は見せましたというところを見せなければならないだろう。その意味ではやっぱりいかなる事情があろうと今回の件での松田元と鈴木清明は失態を犯したと言うべきなのである。え？それともなにかい？本当の目論見は，主力選手大流出も辞さず，むしろそれを望むところということなのかい？そのために弱くても儲かるビジネスモデルを作り上げたたんだって？そうだとしたら，あの二人は打ち首獄門ものである。一種の通謀利敵行為ではないか。いずれにせよやっぱり松田元と鈴木清明の責任は重大というべきなのであるが，彼らに対する批判はまず見られない。在広プレスにそんなことができないことは常々弊ブログでも触れているところであるから最初から期待しないとして，もっとカープファンが彼らの失態を追求しないといけないと思うのだが，そういう動きも見られない。まあお人好しにもほどがあると私などは思うのだが，これ以上は書くまい。てゆーか，ひょっとして，今こそ「資金力に劣るカープが主力選手を抜かれてもまた再び強くなる」というくだらない神話に酔いたいだけなのかねえ。バカバカしいったらありゃしない。私に言わせれば，かようなファンこそ消えてなくなればいいと思うのだが。いかん，書くまいと言いつつ書いてしまった。だって本当にそう思ってるんだもん。やはりフロントの失態は咎められなければなるまい。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/12/01

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  金色夜叉の廻り舞台　前編

  残念ながら，この話を書かねばならないときが来てしまった。予想はある程度していたのだが，実際なってみると忌々しい。既に既報の通り，FA権を行使していた丸佳浩が，来シーズンからジャイアンツに移籍することを発表した。本人は会見で縷々述べたようだが，あまり聞く気にもならないので割愛する。いいたいことは以下の通り。さらば丸佳浩。今日を限り君は敵だ。すなわち全力で倒す対象となるのだ。そう，君を倒すことが，君に対する餞となる。少なくともカープ戦で，君の好きにはさせないよ。以上。で。済ませたいところではあるが。やっぱりすっきりしないので，以下はあくまで個人の見解ということで書かせていただく。同感を求める気は一切ない。丸君，はっきり言おうよ。条件のよいところに行くつもりだったんだって。金が決め手なんだって。別にそれを咎める気はさらさらない。プロフェッショナルなんだから条件のよいところに移籍するのは当然のことともいってよい。ならば，はっきりそう言えばよい。なぜそう言えないのか。「野球人として環境を変えて，また１からチャレンジしたいという気持ちが強かった」と言ったようだが，いかにもとってつけた感じだし，何より女々しいとしか言いようがない。そもそもチャレンジと言うが，カープにおいてはもう何もできないところまで到達出来たのかといわれたら，君は抗弁できるのか。まして，新井さんを引き合いに出して，声を詰まらせたと言うが，とんだお笑いぐさだ。都合のよいところで新井さんを使うなと言いたい。彼が出て行ったときと今とはカープがおかれた環境も何もかも違うのだ。そもそも論として，ヤクザとの繋がりを持ち，自分の不始末を黒い金で解決してもらったような真っ黒クロスケの言葉に動かされたと言うこととなると，これはもうお笑いぐさという域をも超えている。君はそんなに鬢が悪かったとは思いもしなかったという話になるのだが。まあ，何を言おうとこれは終わった話だ。もう今シーズンの三番センターはいなくなるのだから，それをどうするかと言うことを考えねばならない。視線は前向きにおかねばならないが，それでもやはり厳しく追求しておかねばならないこともある。それは，次回に。いなくなる人のことはもう今日を限りに書かないつもり。BlogPeopleSIGMA People（後記）引っ越し，新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。

  2018/11/30

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