ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

[今日のカープ] カテゴリの記事

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  やっぱり，遅いよ，ほんとに。

  今日の試合だけ取れば，ケチのつけようがない。こういう試合を，普通に戦って普通に勝てることが，仮にも優勝を目指すというなら必要十分条件なのである。ほんとうに，今日はよかった。しかし，昨日のことがあるから，手放しでは喜べまい。なんでこれだけの試合が昨日できなかったのか，勝ち負けはともかくとして，あれだけの絶望感を味わわさせる必要はあるまいと思う。その意味では，遅いよと思わざるを得ないのである。昨日の試合を見て痛感したことは，カープのオフェンス陣は交流戦で歴史的惨敗を喫し続けたころから全く変わっていないということである。球を見たいのかどうかは分からないが，昨日など早いカウントで甘いコースでストライクを取られてびくっと体が反応してやがて苦虫をかみつぶしたような表情になるというのが続出していた。これなど，5勝17敗1分けという惨敗を喫した2007年の交流戦総括で上がっていたことである。だから，もう今年はダメだと思わざるを得なかった。しかし，今日は修正ができた。早いカウントから打ちに行き，甘く来た球を捉えることができていたと思う。本来ならもっと点が入ってしかるべきと思うのだが，まあ昨日の悪い流れを断ち切ることができただけでも今日はよしということにしておきたい。これが継続できれば，そうそう無様な結果ばかり残すことはあるまい，と信じたい。それにしても，交流戦でのこんな快勝劇，いつ以来だろうか。きっと三連覇の時以来ではあるまいか。一昨年は交流戦自体がなく，昨年と3年前は大惨敗だったから，余計にそう思うのである。さあこれで勢いをつけて明日といきたいところだが，残念ながら明日の広島の天気は絶望的に悪い。従って中止の線が濃厚だ。まあよかった。連敗でもしていようものならどんよりした空気のままPayPayドームに乗り込んでまた大惨敗の序曲を奏でそうな気配だっただけに，いい形でそれを阻止したことは，よかったのではないか。あとは，ほんとZ会ではないが「継続は力なり」，なんだよね。一雨降って忘れる鳥頭だったら，意味がない。やっと気がついたんなら，それでもいい。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/25

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  Neither do men put new wine in old bottles.

  がっかりした。以上。ほんとうにね，それ以上でも以下でもないよ。今日の試合は，1回裏に終了した。１点ビハインドで，先頭野間がヒットで出た直後の菊池。とにかく送りバントだけはするなよと念じていた私の思いをあざ笑うかのごとく，莫迦のひとつ覚えの送りバント。もう，気が抜けた。あとは正直，どうでもよかった。その時点でもう惨敗は見えてたから。それにしても，佐々岡くんの野球は古くさい。まだ筋金入りに古めかしいなら救われる面もあるのだが，とにかく中途半端に古くさい。だから救われない。その上に頭が悪いと来ているから，もう指揮官としてはチームを惨敗させることしかできないのは必定である。なんでこんなのを祭り上げるカープファンがいるのか，理解できない。どのくらい佐々岡くんの野球が古くさいかというと，私が子どものころである70年代後半においても凡庸な監督にしか見えないくらい古くさい。それから45年が経過し，御代が令和になった2022年の今，その古くささは凡庸では収まらない，はっきり言えば悪に等しいのだ。自分ひとり進化を拒否するのは勝手だが，それを周りに押しつけるな，そんなに進化を拒むならガラパゴスにでも行ってろという話である。これがペナントレース143分の1に過ぎないならば，百歩譲ってまだなんとかなる面もある。しかし，今日はペナントレースの中の短期決戦，交流戦の初戦である。昨年も惨敗を喫し，過去交流戦となると苦戦を強いられてきたカープにとって，この初戦は今年こそ変わるんだというものを見せる大事な試合だったのだ。それで相も変わらぬビハインドでの送りバント。アホかというほかない。こんな野球，今や高校野球でも流行らないよ。まさに今日の試合は，カープに2022年の死亡証書と言っても過言ではない。こんな野球しかできないチームが，何が優勝ぞ。ふざけるのもええ加減にせいと言いたい。さすがに，こんな試合を見せられたら気持ちが切れた。明日は帰宅途中にある某店で北海道物産展が始まるから，それを冷やかした方がいいだろうな。カープなんか見るより。こんな古くさい野球を新しい才能にさせちゃいけない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/24

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  やはり野球の基本は攻撃力だよ。

  昨日は所用あって帰宅が遅かったので，眠かったし更新もしなかった。今日まとめてでいいやと思えるくらいの雑駁な出来だったと思っていたら，今日もそれを裏打ちするだけの結果に終わった。もちろん3連勝だから結果オーライなのだが，これで強いと思っていたら交流戦でコテンパンにやられることは必定である。この3連戦，ドラゴンズの側に肩入れして見たならば，ドラゴンズのゲームプランは8割方うまくいっていたと思う。事実，明らかに不出来だった大野雄大と岡野祐一郎，佐藤優以外のピッチャーは，全く崩されていないし，オフェンスもぐうの音も出ないほど封じられていたわけではなかった。今日のゲームなど，柳裕也が堂林翔太に投じた１球以外は99.9％完璧だった。ではなぜカープは3タテできたか.すべては初戦のマクブルームのグランドスラムである。あれでドラゴンズのゲームプランが根本から狂ってしまったからだ。ドラゴンズ的には，初戦と2戦目は少々点を取られてもいいけど粘っていればリリーバー勝負で勝てると踏んでいたのではないか。そして3戦目は柳がゲームを作れば負けない，と読まれていた段がある。しかし，初戦のあのグランドスラムで潮目がいっぺんに変わってしまった。完璧にドラゴンズを後手後手に追い込んだのである。そして，それを打破できるほどドラゴンズはオフェンスが強くない。２戦目の岡野祐一郎があっけなく崩れたのも，こんなことになるなんて聞いてないよと思ったからに違いない。その意味では，今日の柳裕也はさすがだった。事実，カープはほとんどでも足も出なかった。ただ，柳も今日だけは味方のオフェンスの弱さを呪うしかない。ほんとうに，この３連勝の要因は初戦のマクブルームのグランドスラムと，今日の堂林の決勝弾につきるといっていい。投手？ここまで投げた投手が額面どおり仕事をしたらこんなもんだと思う。リリーバーも，人がいないのではなく佐々岡くんの運用がまずいだけだ。今日の７回矢崎，８回森浦投入はよかったが。オフェンスについていうなら，おととい昨日のヒーローの一人が野間であることは間違いないが，野間に関して言うなら一流投手の速いまっすぐを打ち返せていないことも確かだ。正直，交流戦で使えるか否かは微妙だ。ほか，交流戦の見通しについては，書く余裕があれば明日触れたい。ただ，むやみにニヤニヤ白い歯を見せなくなったことだけは，褒めてよい。結局，この３連戦も，火力こそ最大の正当化事由であるということが証明されたに過ぎない。今日の試合だって，いかに相手をゼロに抑えても点を取らなきゃ勝てないのである。そして，そうなる予兆は全くなかった。而して堂林のホームランのおかげで，ドラゴンズは追い込まれ，カープに流れが来たのである。それを理解できないようじゃ，脳みそにウジがわいているのではないかと言わざるを得ない。もう少し素直に野球を見ようよね。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/22

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  遅いよ，本当に。

  今日の試合だけなら，何も言うことはない。というより，4連敗，しかも内容が非常に悪かったから，それを打破するにはとびきりの内容じゃなきゃいけないのだ。敢えてひとつケチをつけるなら，大瀬良だ。6回表の4失点はありえない。それでも7回8回と締められたのは，相手がドラゴンズだったから。まともな火力を誇るチームなら，やられていてもおかしくなかったのだ。そうなったら，目も当てられなかった。今日のオフェンスは，素人目に見ても積極的にかかっていけていたように思う。逆に言えば，前のジャイアンツ戦など，全く積極性が見えなかった。バットが出ていないのが見え見えだった。点が取れないという以上に，見ていてイライラさせられていたのである。それが今日は全くなかった。ほんとうに，あの三連敗は何だったんだと思うし，ちょっとばかし遅えよと思わざるを得ないのである。これは邪推かもしれないが，日曜日のスワローズ戦の有り得ない引き分けが響いていたのではないかと思う。チャンスで３度田中に回って３三振。と言うより客観的情勢として今の田中には全く打撃では期待ができないことが見え見えだったのに，代打を出さず田中のメンツを立てるためだけの起用で勝てなかった。これが選手をしらけさせたのではないかと思わざるを得ない。今日はどうだったかって？まだまだ。11点じゃすまなかったはずだよ。だから，明日明後日にどれだけの試合ができるかがそれ以降の戦いにかかってくると思う。もっといえば，選手のメンタルがどうか，チームとしてのモラールが上がっているかだろう。悪いけど昨日のスターターなど自殺行為だし，今日だって昨日よりましと言うくらいだ。本当に，野間のボテボテのゴロがいいところに転がっていなかったら，今日も逆ねじ食らわされた可能性が高い。とにかく，江戸の敵を長崎で討つでもいい。宇都宮と水道橋でやられたのをホームで取り返したっていい。この3連戦は3連勝厳命だ。大体ドラゴンズにもどれだけやられたと思ってる。少しは恥ずかしく思わないといけない。そのためには佐々岡なんかのためにやってられるかというまっとうな感情もいったん抑えてもらわねばならない。自分のために，家族を食わせるために，いや自分がいい生活をするために，頑張って仕事してくれと祈るまでである。モチベイションはこの際何でもいい。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/20

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  モウバカオカナンカクタバッチマエ

  申し訳ないが，今の今出せる言葉は，本当に標題に書いたのが限界だ。酷い。とにかく酷い。話にならぬ。まず奨成を抹消して野間を登録したこと自体どうかと思った。でも，これは百歩譲って理解できる。野間は内容はともかくファームでは一応数字を残していたから。でも，スターターを見た時点ではぁ?と思った。サード矢野。これは矢野を悪く言うわけではないが完全なミスキャストだ。ありえない。このところの敗北の内容を踏まえるならば，今日こそとにかく強く攻めなければいけないはずだったろう。それ以外は，もはや何も言葉にならない。結果として野間にフォーカスされるような負け方になったのは，道理に合わないことをやったらこういうものだと言うことしかいえない。明日以降？まず明日は大野雄大に惨殺されるんだろうね。なんせここまでやられてもまだ正体不明のウリ式「スモールベースボール」をやるんだろうね。もう見るのもつらい。少々のことなら耐性はあるつもりだが，負けると分かっている勝負の，その分かっているとおりに負ける試合を見せられるほど腹立たしくて辛いものはない。それがひたすら続くんだよ。想像するだけでも，ぞっとする。それでもなお，佐々岡くんを，いや，今のカープの有り様を信じますか？っていうことなんだけどね。たぶん，信じたら地獄を見ると思うけどね。本当に今日は，このくらいにしておく。先週土曜日から書いてきたことに，以下同文ってことで。ね？ずっと言ってきたとおりでしょ？BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/19

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  これが当局の最終回答だね。

  もうよくわかったでしょ？もの知らぬファンの皆さん。昨日の有り得ない敗北を受けての今日のオーダー。もう見ただけでふざけんなといいたいものだったから。もうね，優勝なんかする気ないんだよ。だから佐々岡なんて言う指揮官不適格者を祭り上げてるんだよね。もうはっきり言わせてもらおう。まず會澤。キャッチャー廃業した方がいいよ。申し訳ないが，打撃一本，一日一打席に絞ってもらえないかな。もっとも今日は打撃での献身性のなさも目立ったけれども，それを抜きにしても床田を見事に骨抜きにしたリードは，涙がちょちょ切れるほど酷いものだったよ，まったく。ポランコとウォーカー，見事にここだけは投げてはいけませんというところに投げさせてホームランにしやがってからに。そういえば昨日の磯村も9回裏だけ変だったし，みんな揃って妙な鼻薬嗅がされてるんと違うやろな，あーあ。そして上本。ミスキャスト。以上。もはや旬は過ぎて腐りかけている。今日のバッティング，話にならなかった。ろくに打てもせんくせにポップフライ上げたくらいでフォロースルーの格好だけいっちょまえ。あきれるほかなかった。開幕当初は意地でも塁に出ることを意識していたようだが，あの4安打以降何か勘違いを起こしているに違いない。その勘違いが治らないうちは，申し訳ないが必要ない。いや，一番酷かったのは西川だ。このところの打撃の内容のなさはちょっと酷い。いや，そりゃ打てないことだってあるが，打撃の内容に献身性が全くない。バットが出ずに甘い球を見逃し，落ちる球を空振りの連続。そして全く悪気なく引き上げていく姿。こんな姿見せられたらチームのモラールに関わる。本当なら誰か叱らねばならないだろうが，誠也を叱れなかった実績零軍団の有象無象どもに何ができるとはこのことだ。昨日の今日だから，勝つためには相手を食い殺すほどの闘争心がないといけないのだ。しかし，明らかにチームは纏まっていなかった。大盛のように必死さが見えた選手もいた一方で，上記3名などのように明らかに献身性のないプレイをしたのもいたのは確かだ。その理由こそ，もう使えないことが分かっている選手をオーダーに並べ，不出来極まりない選手を起用し，結果そのほかの選手のモラールを崩壊させた佐々岡くんの差配にあるといっていい。いや，何度も言うが，佐々岡くんのような無能力者にそんな知恵がうかぶはずがない。これはまさに，球団当局の意思であるとみるべきだ。そしてこれが昨日の敗北を受けてのファイナルアンサーであると言うべきだろう。要するに，今の球団当局的には，カープがこれ以上勝ってもらっては困る，ましてや優勝なんてもってのほかと言うのが本音だということである。明日もまた，今日と同じようなスターターが並んで同じように負けるだろう。やむをえない。それが当局の意思なのである。それが嫌なら，当局に向かって銃を取るしかない。さもなくば，すべてを捨て，当局の犬となって佐々岡マンセーと叫ぶか。私は，あくまで強いカープを見たいから前者を取る。もっとも，昨日の敗北を受けて，佐々岡信者の皆さんは沈黙しているようだが。そのままくたばってしまえばいいのに。ね？昨日言ったとおりでしょ？BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/18

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  もうこれでわかったでしょ？

  いや，久しぶりに，とんでもない試合を見せていただいた。それしか言いようがない。およそプロ野球の監督になるような人だったら，朝飯前で勝たせられるような展開だった。どうひっくり返っても，負けるという結果が想像できないくらいの展開だったのである。それを，見事に9回裏だけでひっくり返された。こんなの，ほんものの八百長か，よほど指揮官がどうしようもない莫迦かそもそも無能力者かのいずれかでないと，できるもんじゃない。要するに，もはや佐々岡真司という人は監督なんかにさせてちゃいけないということを，野球の神様がわかりやすく教えてくれたとしかいいようがない。いやね，そんなこと私は指揮を執る前から分かってて警告してたんだけどね，やれ人柄がいいとかなんとか言って押しきったから今があるんだよ。そんな昔のことをほじくり返さないまでも，過去2年の治世で，もうこの人じゃダメだとさんざん言ってきたし，今年は今年でこの人じゃ勝ち切れないよと私は言ったよ。それでも有耶無耶にされてきたし，今年に至ってはあろうことか名将だとかなんとか言うあほうがいたからね。それ見たことがと思うよ。もうこんな現実，黙ってみてはおられない。今日の試合を見て少なくとも悲しいと思うなら，遠藤がかわいそうだと思うなら，銃を取ろう。佐々岡くんを護持している勢力に向けて。いや，遠藤に対してはかわいそうという言葉さえも出てこない。出てくるものは，佐々岡くんが監督ごっこをやっていることに対する根源的な怒りだ。現時点で佐々岡くんがどんなコメントを出したかは入っていないが，本当にどの面下げていかにも監督ですなどという体でいけしゃあしゃあとぬかすんやとしかいえない。今日佐々岡くんが言うべきことはひとこと，辞任しますの6文字でいい。まだまだいいたいことは山のようにあって，とても言い足りないのだが，結局同じことのリフレインになってしまうし，そのぶん生の怒りが乗るだけだから，やめておく。敢えて言い足すとすれば，敵は佐々岡くんではないということである。佐々岡くんなんて悲しいピエロに過ぎない。この現状をしめしめと笑ってみている輩がいるのだ。そいつは今日の試合など最高のゲームだと言ってふんぞり返っているだろう。そいつに銃を向けない限り，この現状は永遠に変わらないのだ。もう明日明後日のどんな試合をするかなど私の眼中にない。てゆーか，日曜日や今日の試合を受けて，選手に対して切り替えて一生懸命やろうと軽薄にいうような残酷なことはできない。なんせ，誠実に一生懸命頑張ったところで佐々岡くんに全部ぐちゃぐちゃにされるんだよ。まるで賽の河原じゃない。ほんとこれ以上何もいうことはない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/17

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  Les Misérables.

  ただでさえBlue Mondayなのだが，今日の疲労は余計に堪える。試合のない月曜日，カープのことなんか考えてられるかと思う自分がいる。正直，昨日までのスワローズ戦を見てがっかりしたという方が正しい。あまりにもがっかりしすぎて，無常観にあふれているのである。そりゃ私だってカープファンを四十数年やってるから，いいときも悪いときもどうしようもないときも見ているのであって，少々の不出来さなんて想定の範囲内ではある。ただ，そんなものを超越する何かがあったというのが正しいか。あの「失われた二十余年」のときは，もう二度とそんなことになるのはごめんだが，やり場のない怒りに突き動かされたというところは確かにあった。今は，それすらもない。何度も言うようだが，昨日の試合は本当に有り得ない。でも，143試合もあったら年に1回くらいはそんなこともある。だから結果だけならそれでやむなしともいえる。ただそれを反省して頑張ろうというまでだ。しかし，本当にがっかりしているのは，その結果を全く無批判に受け入れている向きがいることだ。それは，昨日からの一部ファンの反応を見たら，わかる。そして，今日の大本営発表。昨日の試合をポジティヴに捉えろという気満々だった。田中の「た」の字どころか，終盤逆転できなかったことすら書かれていなかった。なんか引き分けでよかったと言わんばかりに。買いこそしなかったが広島版スポーツ紙の1面見出しはすべて健人のプロ初アーチでお茶を濁されていた，まあ，分かりやすい情報統制である。こういう，当たり前の問題意識すらわかない，おかしいものをおかしいと思わない組織というのは，間違いなく腐る。まさにカープを巡るサークルは泥船だ。こんなものに死んでも乗りたくないという思いが，今の私を動かしているんだろうな。そうなると，なんか明日のカープはどうこうなどという言葉も，浮かぶわけもない。ネガティヴな言辞が浮かぶのは興味がある証拠である。今の私には，カープの現状をディスる気力すらないのだ。敢えて言うとしたら，遠藤が哀れだねというのみ。それでも振り絞って明日の展望を書くとしたら，宇都宮清原球場で行われることがどうでるかである。きっと水道橋だったらメルセデスを打てない。屋外の地方球場というのがどのように左右するかだろう。でも，オフェンス無能力者の佐々岡くんじゃね。Hugo先生に怒られるかな。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/16

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  もはやこれまでじゃないかな，佐々岡くん。

  昨日今日と試合を眺めた感想は，標題のとおりだ。１分け１敗なんて有り得ない。普通に勝てた試合だった。優勝を目指すのであれば。これが勝てないと言うことは，もはや佐々岡くんはチームを勝たせる能力がないということに帰する。このまま佐々岡くんがぬけぬけと続投するのであれば，それはもはやカープは今年のペナントレースも参加賞でいいですと言っているに等しい。要するに，片八百長だ。昨日の敗因も，今日勝てなかった原因も，結局はひとつ。大盛と田中の起用である。昨日のスターター起用なんて何を考えてるのかといわざるを得ない。どう考えたって今のこの二人は勝利のために期待できるピースではない。そもそもスターター起用なんて有り得なかったのであって，それ以上でも以下でもない。いかなる言辞を弄そうとも正当化できないのである。ターリーと森浦が打たれたって？その前に昨日の原樹理から点を取れなかった方が悪い。それを今日の戦いに踏まえていれば，少なくともサヨナラで勝てていたに違いない。それなのに，田中はチャンスに３打席連続三振，大盛も箸にも棒にもかからない結果で終わった。もちろん代打を出していたら勝てたという保証はないが，しかしその方が対内的にも対外的にも説得力があるのだ。しかし，サヨナラ勝ちのチャンスにもかかわらずオフェンスの駒を使い惜しんだ。これは全く有り得ないことだ。もし９回裏の時点から延長１２回をにらんでオフェンスの駒を残したとするなら，相当の盆暗だ。監督なんかに置いちゃいけない。本当に，チャンスに起用されず延長戦での捨て駒扱いされた長野さんは何を思っただろうか。１２回裏，田中が箸にも棒にもかからない三振をしたあとにこれも捨て代打同然で送られた奨成は何を思っただろうか。いや，こんな展開で最後の最後まで残されて出場機会がなかった末包は何を思っただろうか。とてもじゃないが，今日の今日で明後日からまた頑張ろうとは思えないかもしれない。それはほかの選手に対しても，いえる。ひょっとしたら，そうそうに代打を出したらあとの守りがーとかいういいわけもあるのかもしれないが，サードを守るだけなら矢野もいたし，何だったら堂林を使うという手もないわけではなかったし，長野さんは昔ほどではないにせよ守れるし，末包も守りはそこそこ。したがってそのいいわけは主張自体失当なのである。ほんとうに，特に今日の引き分けは，いろんな意味で痛い試合になるかもしれない。明らかに不適切な戦術で勝つことができず，しかも組織としてのモラールの維持ができなくなる可能性すらあるのだ。まだペナントレースは相当期間残っているし，なにより来週からは交流戦が始まるのだ。とてもじゃないが，このままで戦えそうな気がしない。これを維持するのは，手はひとつしかない。指揮官の更迭のみである。第二次世界大戦でこれをやった合衆国は速やかな反撃に転じ，やらなかった日本はジリ貧のちドカ貧になって惨敗したのである，ペナントレースだって立派な戦争なんだから，過去の過ちに学ばないといけないと思うけどね。もちろん佐々岡くんだけではなく組織ぐるみで。もはやこれまでかもしれないね。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/15

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  結果オーライとだけ言ってはならないこともある。

  勝ったからいいという見方もできようが，これで負けたらここまで積み上げてきたものが全部崩れかねない内容だった。勝てたのは，はっきり言うが相手が今のタイガースだったからである。それほど迷走感があったと言わざるを得ない。今日の試合，3-2で勝ってるようじゃいけない。もちろん10点も12点も取れる試合とは思えなかったが，序盤から点を重ねて楽逃げできた試合だったと思う。それができなかったのは，ひとえに佐々岡くんの野球が古くさいというか，道理に合わないというか，要するに自分で自分の首を絞めてたからといわざるを得ない。本当に強いチーム相手だったら，競り勝つどころか逆ねじ食らわされただろう。九里の粘りとターリーの球の力と森浦の度胸に救われたようなものだ。その中でもよかった点を挙げると，やはり小園だ。1回表こそチャンスに見逃し三振という内容だったし，ここで結果出してたらもっと楽な展開になっていただろうが，6回に自分で落とし前つけたのだからそれでよい。3安打で打率も2割に乗せた。何より打席でのたたずまいとか打球がいいときのそれに戻っている。こうなったら，なぜか小園を敵視するもの知らぬカープファンを黙らせるには十分だ。申し訳ないが，そのほかの有象無象じゃ彼の仕事を賄えないのだ。それにしても，今日の佐々岡くんの迷采配には唖然とばかりさせられた。今日広島向けにテレビ解説していた達川光男は「今日の佐々岡の采配はズバズバ当たってる」などと本音なのかゴマスリなのか分からぬものの言い方をしていたが，何が当たってるものかと言いたい。冴えてるどころか鈍もいいところだ。むしろ裏目に出なかったことを幸運に思わなければならない。なんと言っても1回表無死2塁からの菊池の送りバントと9回表の1死3塁から堂林に命じたスクイズは愚策中の愚策だろう。前者は不出来だった秋山を延命させただけに終わり，後者はひとつ間違うと一気に流れを持って行かれかねないところだった。てゆーか，佐々岡くんには抜きがたいスモールベースボール信仰があって，それが一部カープファンにも伝染してるのかもしれない。やめようよね，そんな古くさい野球。ただ，それでも一応首位に立った。明日は西宮の天気は一日中雨，夕方から夜に欠けては大雨とのことであるから，まあ中止だろう。昨日今日とギリギリするような試合が続いたから，いい休養になるかもしれない。明後日の広島の天気がまた雨模様で微妙ではあるが，早めに帰広してそれに備えた方がいいかもしれないし，その方が良さそうな気がする。明日はやれるなら勝とう。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/11

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  床田は褒めても褒めたりないが。

  相手のオフェンスがあまり強くなかったことを差し引いても，今日の床田の出来は非常によかった。オフェンスも西勇輝を粘り強く攻めたし，6回表のマクブルームはこれこそ四番の仕事である。確かにフルカウントから甘く入った球だったが，甘い球を確実に強くしばけるバッターは絶対に必要なのである。マクブルームがその座に納まってくれそうな気配を見せているのはよいことである。しかし，３－０で終わっていい試合だったかといわれれば，絶対に違う。もっと点が取れていた試合だったはずだ。特に8回表の攻撃はいけない。1点追加してなお無死満塁で，會澤上本が簡単に討ち死にしたのはいただけない。てゆーか，上本のところは絶対に代打で行くべきだった。9回裏に万一のことがあったら，それが流れを変えたと言われても仕方のないところだったろう。何か最近のカープファンは上本を褒めないと沽券に関わると思っている節があって，猫も杓子も上本を賛美しているが，残念ながら上本には明白な弱点がある。強いストレートをインサイド気味に突っ込まれたらまず打てない。今はもうほとんどそこを攻められて一巻の終わりとなっているのだが，たまたま日曜日は相手投手陣の攻めが甘かったおかげで4安打打てた。ならば今日もまたというのが甘かったというものだろう。まあスターターで起用したのは誤りではないが，8回表は絶対に代打を切るべきだっただろう。そもそも最近の上本，恥も外聞もなく四球を取れればいいというスタイルではなくなっているからね。これで上本の代わりが誰もできない，かけがえのない存在というのならばともかく（もっとも，もしそうだとしたら大変な編成の誤りではあるが），そうではないのは火を見るより明らかだ。佐々岡くんが小園をなかなか外せなかったのとは訳が違うのである。小園の場合，昨年オフにバックアッププレイヤーを獲得しなかったために，代わりがいないのである（もちろんそのこと自体重大な編成の誤りであることはかつて触れた）。田中？もう勝負付けが済んでる先のないプレイヤーは，お呼びじゃないの。なぜ8回表の攻撃に拘るかと言えば，そうすればタイガースの戦い方の絵図面をビリビリに破ることができたからというほかない。今年はカープに何やってもどんな策を打っても勝てんなあということを思い知らせておくことが大事。そうすれば，しばらくの間白星のATMにすることができるのだ。優勝したけりゃ，こういう試合を作ることが大事なのである。何でもかんでも真っ向勝負でぎりぎりのつばぜり合いをやればいいというものではない。その意味では，再度秋山拓巳と相まみえる明日は重要な試金石だといっていいだろう。ここで前回甲子園の時のように秋山を血祭りに上げられれば，もう今年はタイガース戦のたびにチンジャラジャラと白星が降ってくるかもしれないのだ。いや，優勝したけりゃそうしなければならぬ。と，いうわけで，明日も絶対に負けるな。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/10

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  今日は言うことがない。

  もっと点が取れたかもしれないとか6回の2失点は余分だとか，言いたいことはないわけではないが，今日のような日に何か嫌事を言ったら罰が当たるというもの。21安打5本塁打17得点。しかも1回裏からの猛爆劇で，まったくストレスのない試合だった。なので，今日は余計なことを言うこともない。ただただよかったでよい。私はカープの最多得点の球団記録である22得点を挙げた1950年6月7日のホエールズ戦はもちろん見ているわけもないが，21得点を挙げた1984年5月30日のスワローズ戦はよく覚えている。実はこの試合，先発の山根和夫が崩れて序盤１－３となっていたのである。ところが3回裏に一気12点の猛攻があって試合の流れが変わり，8回裏にはピッチャー森厚三のプロ初本塁打などもあってとどめのとどめを刺した試合だった。ちなみに勝利投手はいまやラーメン屋の親父に収まっている山本和男さんで，リリーフで二日連続勝利という珍記録を達成している。あの試合はいろいろと珍しいことが起こった試合だったが，今日はよく考えてみればスターターで出た選手が存分に働いたからあまり珍しいことがあったわけではない。敢えて言えばここまでチーム本塁打11本のチームが5本も打ったということくらいだろうか。まあ，ここまで11本というのが少なすぎただけで，このくらいは打てるチームなのである。というより，これが長打の威力なんだよね。確かにつなぐ野球は大事。でも，それに長打のスパイスがかかったら，このくらい点取れるようになるんだよね。これでカープファンも理解してくれただろうか。ところで，今日の勝ち方を不快だとかがっかりしたと思うカープファンはいないはずである。点をたくさん取って勝つのはけしからんと思う狂信的なファンはいるかもしれないが，ごくごく少数だろう。今日のような勝ち方こそ，ひとつの理想型なのである。ならばそれに近づける野球を目指すべきなのであって，それ以外の方法論は邪道だ。だいたい毎日毎日昨日のような野球やっていたら，選手は疲弊するし，ピッチャーがすり切れてしまう。一方で，打ち過ぎてストレスになるということは有り得ないのだ。今日の勝利がカープのオフェンスに与えた勇気は大きなものがあるだろう。なんとなく「つなぐ野球」のキーマンを封じられて得点力が上がらなかったきらいがあったのだが，今日みたいな爆発力のあるオフェンスができたことによってついた自信は大きいだろうし，きっと俺たちはやれるぞと思っているに違いあるまい。少なくともこの3連戦の教訓は，昨日の標題の通り，火力こそ正義，これ以上でも以下でもあるまい。一昨日は火力が発揮できなかったからむざむざ勝てる試合を落とし，昨日は一昨日同様の罠に陥る危険性があったところを西川の一発で甦ったのであって，それを受けての今日である。明後日からの6連戦はカープにとってひとつの山になると思うが，とにかく打って勝つ，それでよいのだ。惜しむらくは今日という日が，新聞休刊日だということだ。もちろん駅売りスポーツ紙はあるのだが，誰もが見るわけではない。やはり情報というものは1日おくと鮮度が落ちるのだ。これでいいんだ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/08

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  だから火力こそ最大の正当化事由なんだよね。

  昨日から，ほんとなんやかんやつまらん野球やってたのが，やっとこさ報われただろう。ランナー出してはフィニッシュが決められないクソみたいな野球を続けてきたが，最後は西川のホームランでサヨナラ勝ちを決めた。まあ遅かったぞと言いたいし，西川に関しては昨日の不始末があるから余計にそう思うのだが，負けるよりはよい。それにしても，今日もいい加減イライラさせられた。もちろん上茶谷の出来は非常によかったから，そうそう点が取れる試合にはならなかっただろうが，その糸口すら容易につかめない試合になるのは非常に辛い。なんといっても6回裏の攻撃。先頭森下の二塁打を受けた上位打線の討ち死には見るも無惨だ。「つなぐ野球」はスローガンとしては結構だが，その裏付けとなる火力がないと水鉄砲の連続に如かずなのである。そう，「つなぐ野球」っていったってその糸口を自律的に作れないとチャンスは来ないし，フィニッシュワークがないと点にならない，したがって無意味なのである。その辺りを一部カープファンは認識できているのかどうか。今日勝てたのはある意味エスコバーが自滅してくれたからといって過言ではない。もちろん相手投手がすべからく完璧なピッチングをするわけではないので隙を突いて一気に得点につなげるというのは悪くないのだが，そういう機会があまりない試合だってあるのだ。そのときどうするか。相手のピッチャーがよかったから仕方がない？違うだろう。やっぱり，勝つためには長打力が必要だし，それを蔑ろにした編成というのはありえないのである。得点をもっとも手っ取り早くとる方法は長打である。スタンドインなら直ちに1点なのだ。なぜお一部カープファンがそれをかたくなに否定するのか，分からない。編成の誤りを前提として現場は戦わなければいけない？少なくともドラフト会議には現場の長である佐々岡くんが参加しているはずなんだが，彼はお飾りかい？さらに一部カープファンには，いわゆる「スモールベースボール」，とくにかのビリー・ビーンが創始して読み物や映画にもなった「マネー・ボール」礼賛があるようだ。しかし，その前提には，セイバーメトリクスによる選手の冷厳な仕分けがあることを理解している人が少ないのではないだろうか。確かセイバーメトリクスって一部カープファンはかたくなに否定しているようだが。それはさておき，要はビリー・ビーンのやり方もセイバーメトリクスのデータに基づく戦略論のひとつのやり方に過ぎないのである。何か一番優れた方法のように考えている向きも多いようだが，おめでたいと言うほかない。まあ，とにかくカープが負け続けていいと思っているカープファンはいないはずだ。それなら，それへの最短ルートを求めようよということだけ。どうせプロスポーツなんてすべからく結果論でしか判断されないんだから。ビリー・ビーンが今のカープ見たら鼻で笑うよ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/07

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  「守り勝つ野球」なるものの完全敗北

  ひとこと。この試合を見聞きしていた4時間20分を返せよ，このヘボチームが。今日の試合の敗因はたくさんあるが，やはりこのチームはオフェンスが弱すぎるうえに石にかじりついても点を取るという意欲が全くないことがすべてだろう。なにが「つなぐ野球」か。なにが「守り勝つ野球」か。全部このチームの莫迦オーナーが人件費に金をかけたくないことを糊塗するためだけのたちの悪いプロパガンダじゃねえか。それこそ「贅沢は敵だ」「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」「欲しがりません勝つまでは」のようなものだ。だからこんな言葉に騙される奴は莫迦だと言ってるんだよ。その象徴が，1回裏の西川の凡走である。テレビの解説をしていた石原はいかにも先の塁を狙うチャレンジのように言っていたが，おかしい。あの場面，今永の立ち上がりがアップアップだったのだから，無駄なアウトというのは御法度だったのだ。あの走塁が西川の意思だったのか河田の意思だったのかは分からないが，いずれにせよ河田イズムなるものがいかにいい加減かということの象徴である。あの凡走で，この試合を壊したといっていい。積極的なミスというよりは，野球頭の悪さが出たという方が正しいだろう。ただ，今日の試合の最大の戦犯はもちろん島内だ。打たれたことをどうこう言う気はない。何が腹が立ったかといって，マウンドの上でびびって活きた球が投げられなかったのが最高に腹立たしい。そのうえに倉本のバント失敗のはずが二塁に怖くて投げられず送りバントにしてしまった。こんなピッチャーをセットアッパー格で置いてるチームが，よく「守り勝つ」などという戯言をいうもんだと思う。もっとも，前述の通り，こんな試合接戦にしてはいけなかったのだ。1回で勝負をつけることができなかったのが敗因のすべてである。昨日が形の上では理想的な「守り勝つ」展開だったから，やっぱりそれが正しいんだという驕りが出たといって差し支えあるまい。まあ，ひとつだけ弁護するとしたら，今日の試合を混乱させたのは球審の白井である。過日佐々木朗希とやり合ったとかなんかで時の人となったが，己の審判としての技量を棚に上げてよくいうよといいたい。RCCラジオの解説をしていたのは山崎隆造だったが，最後は本気で怒っていたくらいである。こんな人，やっぱり試合に出してはいかんだろうと思う。これで相性のいいベイスターズに勝って上位固めとカープファンはしゃれ込んでいたかもしれないが，それどころかきっちり逆ねじ食らわされる危険性が出てきた。残念ながらそうなるだろう。てゆーか，もうカープは沈むね。正体不明の「守り勝つ野球」とか「つなぐ野球」とかを振り回してる限りは。そういえば，この試合が決する約2時間前，バンテリンドームで珍事が起こった。ドラゴンズ先発の大野雄大が9回パーフェクトに抑えたにもかかわらず，ドラゴンズも2安打で青柳晃洋から点が取れず，延長10回表に佐藤輝明にヒットを許してパーフェクトが消えた。パーフェクトゲームなどというのはまさに投手にとっての究極形と言ってよいのであって，当然野手にとっては守りやすく攻撃に入りやすい展開のはずである。よって1点くらいは普通に入る，とはならないのが野球の難しいところではある。だから言ってるのだ。「守り勝つ野球」というのは強いチームには必要なお作法ではあるが，それを自己目的化してはいけないのである。いくらピッチャーが9回パーフェクトに抑えても，オフェンスが1点も取れなければ勝てない。誰がなんと言おうと野球は点取りゲームなのであって，その前提に立たない戦術論はすべて誤りなのである。2022年5月6日という日は，それを野球の神様が再確認させてくれた，カープファンが信じ込んでいる「守り勝つ野球」なるものは完全に誤りであることを教えてくれた日として，刻んでよいだろう。だからこのままじゃ殆いと言ったじゃない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/06

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  アンダーソンはよかったけれど。

  正直なところ，アンダーソンには，あまり過度な期待をしてはいけないと思っていた。ウェスタンでの内容は決して悪くはないが，ずば抜けてよかったともいえないし，球数にある程度制限がかからざるを得ないなとも思っていた。替え時が難しいタイプで，要するに佐々岡くんがまともに継投の判断ができないだろうと思っていたから，アンダーソン云々ではなく他律的な要因で試合が崩れてしまう可能性もあると考えていた。それに，前回のウェスタンの登板ではホークスのチャトウッドに頭部死球を受けていたから，なおさらである。結果は，そんなことは杞憂以外の何物でもなかったことになる。特に立ち上がりは圧巻だった。結果7回1安打無四球。あわやノーヒットピッチングかと思えたくらいである。そのくらい，文句の付けようがなかった。これだったら，最低限の点を取って逃げればよいことになる。相手先発のメルセデスも非常によかったし，今のカープ打線じゃ点は取れないかなと考えていたのだが，またまたミスを契機に先制点をいただいたからよかったというほかない。だから，今日はめでたしめでたしでよいのだが，カープがうまく戦ったというよりは，ジャイアンツもよほどへばってるんだねえというのが本当のところである。確かに初見に弱い傾向のあるチームだが，大城のヒットが出るまでの打撃内容はボロボロだった。昨日だって決してジャイアンツのバッティングがよかったから負けたとは思わなかったのだが，それを裏打ちしたような結果だといえる。もっともカープだって人のことはいえないのであって，やはり菊池ひとり欠けたらオフェンスの弱さは火を見るよりも明らかだ。ただ，こういうときこそ今の野球のトレンドである2番に火力のあるバッターを置くことを試してもいいと思うのだが，まあだれもいないし，佐々岡くんは頭が固いし，オフェンス担当コーチにそんな蛮勇はないし，やむを得ないかねえ。話を戻すと，今日だって廣岡のミスに乗じて点を取ったけれども，先取点となった小園のセカンドゴロも中山の処理が怪しかったからだから，本当に恵んでもらった点だ。あれがなければ，メルセデスから追加点が取れていたか，些か怪しい。まあ，何でもいいから点を取って勝つことが昨日の有り得ない敗北の残滓を払拭できる契機となるのではあるが。ほかに言いたいことは結構あるのだが，今日は書かないでおく。今日の試合を判断基底にするとむしろ昨日の試合についていいたいことがあるというのが正しいのだが，まあそれも措く。敢えていうなら，今日の勝利で，やっぱり「守り勝つ野球」なんだ，「つなぐ野球」なんだと思われたら困ったもんだと言うことくらいだろうか。今日の得点は繋いで繋いで取った点とはいいかねる。また，先発投手があれだけのピッチングをすれば守り勝てる。問題はそうじゃないときにどうするかということなんだけどね。それに，まだまだ補強してもいいんだから，足らざるを補うことは十分にできるんだけどな。このままじゃ結構殆いと思うけどね。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/05

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  こんな試合も勝てねえのか。ふざけんじゃねえ。

  昨日も書いたとおり野球というのはすべからく結果論のスポーツであって，それに至る過程は全く考慮されない。その点に鑑みると，今日の結果は全くのクソである。話にもならない。いや，はっきり言うなら，こんな試合も勝てんでなにが「守り勝つ野球」かと思う。優勝を目指すというなら，今日の敗北は大失態に入る部類である。かなりシヴィアに責任を分析しないと，明日はない。もちろん，一番責任が重いのは九里である。実績のないピッチャーならばまだしも，九里くらいの格で今日のような展開，しかも3点取ってもらった直後に3点取られましたというのは有り得ないといっていい。あれが九里の弱さなんだろう。厳しく反省してほしい。自分のせいで負けたくらいに思って次の登板にリヴェンジを期した方がいいだろう。しかし，九里がすべてではない。やはり一番重い責任を取るべきは佐々岡くんだろう。やはり彼は采配無能力者だ。こんなのを監督に置いててはいけないと思う。本当に，こんなのが監督じゃ勝てるものも勝てないよ。まずはスターター。昨日うまくいったから今日もよいうのはあまりにも短絡的だったのではないか。やはりサード矢野というのはミスキャストである。ただでさえ火力に貢献しない上本を使わざるを得ないのだから，ほかのメンバーは火力に貢献する選手を使うべきなのである。そしてオフェンスの運用。本当に莫迦みたいに送りバントのひとつ覚えしかできない。今日の立ち上がりの戸郷はよくなかったのだが，上本に判で押したようにバントさせて立ち直らせてしまった。3回には送りバントもチャージされてチャンスを潰す始末で，要するにほかにやりようなかったんかいといいたいところである。何でも上本起用を擁護する向きは，上本の出塁率がーというのであるが，だったら2回とも四球をかすめ取ることくらいやってみろよといいたい。何度も言うようだが，上本がレギュラーで並ぶようではカープは勝てない。継投も不可思議だ。というより，なにをもって投入を判断しているのか全く意味不明だ。いや，佐々岡の少々足らない頭の中にあるのは名前と好き嫌いだけなんだろう。矢崎などもっといい場面で使えばいいと思うのだが，佐々岡は彼が大嫌いなんだろうな。矢崎はどちらかと言えば頭のいい合理主義者のようだから，いつまでも昭和が抜けきれない佐々岡とは確かに水と油だ。もちろん，組織としての問題もある。本来ならターリーを投げさせたいところだが，そうすると連投になる。首脳陣がなかなかターリーの昇格に踏み切れなかったのは，連投テストをしていないからだったようだから，出し惜しんだのかもしれぬ。ターリーは来日したてじゃないんだから連投テストをする余裕はあったはずだが，今の一軍の中継ぎ陣は大丈夫と踏んでいたのか，今の今までなかったことが本来はおかしい。その意味ではやっぱりカープは選手の調整ひとつできないクソチームということになる。せっかく，健人の2連続を含め3イニング連続本塁刺殺という流れがあって，その直後に点を取るという格好の流れがありながら，勝ちに結びつけられなかったのは話にならぬ。今日勝てば明日までジャイアンツを眠らせることもできたはずだが，むざむざ起こしてしまった。ほんとうに，何やってるんやバーカと言わずにはいられない。明日はアンダーソンが来日初登板初先発に挑む。またしても継投勝負になることは必死だが，佐々岡のせいでリリーバーは疲弊しきっている。そうなるとオフェンスが頑張るしかないのだが，まあいつまでも上本に拘るようではダメだろうな。監督がこれじゃ勝てるものも勝てない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/04

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  そりゃね，こんな試合勝てなきゃね。

  野球はすべからく結果論のスポーツなのであって，結果に至る過程というのは一切考慮されない。だから，勝てばそれでよいし，12-3という結果はそれなりに評価すればよいのである。でも，だからこれで万々歳，万事すべて解決というのは，絶対に違う気がする。そりゃそうだろう。相手のオフェンスは機能してない上に守備は草野球並みのエラー続発，投げては赤星くんが打てないカープ相手に義侠心でも起こしてくれたかバッティングピッチャーよろしく打ち頃のボールを投げてくれるものだから，そりゃ12点取れておかしくないだろう。しかも原タツノリ君もまたつまらぬ義侠心を起こして1回6失点の赤星を続投させたしね。むしろ，大江と平内相手の攻撃内容に見るべきもの薄かったことをやはり見なければいけない。はっきり言えば，もっと強いチームだったら相手投手が再起不能になるくらい点取っていたかもね。それにしても，健人，矢野を並べただけでこれだけ打線が繋がったのである。要は何かを変えろという野球の神様のメッセージなんだろうね。まあ打力が明らかに劣る矢野のサード起用はいかがなものかと思うが，赤星君の義侠心のおかげでプロ初安打初打点だからまあよかった。ただ，あのお誂え向きのど真ん中のストレートなら長打にできるバッターをサードスターターに置きたい。矢野の守備は十分銭が取れるんだけどね。今日も安心して見ていられた。ところで小園である。日曜日までの内容は素人目に見てもとてもヒットにならないと思えるような内容だったし，今日韮澤を登録したからいよいよと思ったら，7番スターターだったから少々驚いた。というより，これ以上小園をさらし者にして潰す気かと思ったのだが，終わってみれば3安打1四球。１本のヒットが薬とは言うものの，正直驚いた。それに，素人目にも明らかに打撃の内容がよくなっていた。きっと河田の言うことをガン無視したのだろう。ほかにいいたいことはないわけではないが，まあ今日は呑み込むとしよう。とにかく明日である。明日負けたら，何の意味もない。水道橋で三タテ食らったんだから，ホームで仕返しをしなければ戦うをのこではあるまい。最後に。本日弊ブログのアクセスカウンターが1500万アクセスを刻みました。書き続けてこの7月で17年目にはいるのであって，それだけ長く書いてればそれなりにアクセスが伸びるのではあるが，それでもこの数字をみると阿呆らしさが極まって襟を正したくなる思いである。もちろん，書いている本人も今日よりも明日，明日よりも明後日とよい文章になるべく文章修業をして参る所存です。今後ともよろしくご愛顧のほどをよろしくお願いします。三つ勝って初めて胸を張れ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/03

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  絶望と希望の間に。

  明日からは，ホームで対ジャイアンツ3連戦がある。上位を伺う大事な試合になるだろうし，敵も大分疲れてきたようであるから，本来であればずいぶん面白い試合になると思うのだが，今の私には，絶望感しか感じられない。というより，どう考えたら勝てる要素があるのか教えて欲しいといいたいところである。その理由は，もはや絶望的といっていい貧打がすべてだ。前のバンテリンドーム，1点2点0点。取った得点も堂林のソロホームランと堂林からの4連打である。そこには采配というものはなく，そもそも組織として攻撃を機能させている証しすらない。もっといえば，相手を研究した成果というものが全くない。そこがドラゴンズとの大きな違いであり，今季2勝6敗という結果が雄弁に語っているのである。普通なら，大至急オフェンスの梃子入れに動かなければ嘘だ。しかし，カープはまさに小園一人に責任をなすりつけて終わりにしようとしている。確かにここのところの小園の内容は目を覆いたくなるばかりだが，そうした原因はいったいだれにあるのと言いたくもなる。明らかに，小園は迷っている。これはどうやら首脳陣の指導がバラバラかめちゃくちゃかのどちらかだ。一部報道によると，河田がほかのオフェンス担当コーチと違ったことを言って混乱させているという。そうだとすると，まさに人災だ。なのにもの知らぬファンもいい加減なもので，小園を外しさえすればすべて解決するような言説がまかり通っている。その代わりのピースは誰？田中？あのだれだれの攻守で何ができる。結局ね，3月から4月上旬にかけては，すべてがうまく回りすぎただけだけなんだよ。それがうまくいかなくなったから，鍍金がはげて地金が出てしまったというのが正しい。そもそもセンター上本スターターという一時凌ぎのような戦術がいつまでもうまくいくと考える方が間違いなのである。上本には申し訳ないが，それが現実だ。これも多くのもの知らぬカープファンの陥る過ちなのだが，すべての選手はレギュラーになれるべく平等に育成されなければならないというのは大きな誤りである。レギュラーを張るべき選手，ましてやチームの中心を張るような選手は，英才教育をしないとダメなのだ。そして英才教育をさせるべき選手というのは，誰でもいいわけではない。明らかにスタアになるべき素質を持っている選手でなければならないのだ。それが分からないから，こんなことになるんだよね。話を小園に戻すと，カープの犯した最大の過ちは，小園の英才教育が遅れたこと，そして小園のバックアッププレイヤーがいないことである。小園を大きく育てるなら，他球団からもらい受けてでも小園のライバルになり得る選手をおかなければならないのだ。今のカープに誰がいる？田中はもう勝負付けが終わってるからだめだ。韮澤は明らかに伸びていないし，上本，矢野，三好，羽月では打力が違いすぎて話にならないのだ。これは実は小園だけの問題ではない。今のカープの一軍のオフェンスの選手に，若い力がほとんど食い込んでいないのだ。健人と末包はルーキーだが若いとはいえない。いや，ファームも現在1分け挟んで7連勝中なのだが，若手で目立った選手がいるかといっても，実はいないのだ。敢えて言えば二俣と，開幕直後の絶不調から脱した林くらいである。ほかのレギュラー選手にもしものことがあった場合の替えが効かないのだ。ことは小園だけではないのである。と，いうわけで，現在のカープの絶望と希望の間には，暗くて深い川があるのだ。しかし，その幅はそんなに広くないと信じたい。でも，泳ぎ切る能力がなければ，それを越えていく知恵がなければ，渡り切るのは無理な話だ。まあ，やれるもんならやってみな。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/02

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  もはやカープは息絶えた。

  ほんとうに，今日の試合内容は全く弁護のしようもないクソ試合だった。カープだけ消化試合でもあるかのように淡々と凡打を重ねた。ふざけるのも大概にせいと言いたい。え？柳に球数投げさせて降板に追い込んだって？その間に点取らなきゃ，何の意味もないの。それに，130球投げた柳，序盤より内容がよかったのはどういうこと？意味ないやん。要するにいくら球数投げさせられたところで全くダメージがなかったということである。それだけ，長打力もなければ連射力もない打線なんて怖くもなんともないということである。分かった？「守り勝つ野球」をいまだに掲げているバカープファンの皆さん。それより，佐々岡くんを含めたベンチのお歴々の面々，何やってるの？まったく。まずはオフェンス。前のスワローズ戦からほとんど2点以下である。これでよく野球やってるなと言う気がする。これだけオフェンスが弱体化しているのに，何の梃子入れもなければ火力を増やすこともしない。アホかというしかない。今日のスターター，もし何か考えて組んだんだったら，その脳みそ役に立たないから岡崎に行って八丁味噌でも詰めてもらえといいたい。いまだに佐々岡くんは「守り勝つ野球」なる意味不明なものの呪縛に囚われているようだが，早く捨ててしまえ。もうひとつ，先のスワローズ戦から，カープが仕掛けて取った点が全くない。単発のホームランか，上位打線の単打の連続で取っただけである。「守り勝つ野球」論者の大好きな機動力を絡めた攻めが全くない。これは論理矛盾である。だから勝てないのだ。そんなに正面突破で点を取りたければもっと火力を増強しなければならない。而して今のカープ，明らかに火力が足らない。ならば補充すればよいではないか。そのためにはサード田中とかセンター上本なんて話にならないのである。何度も言うが，今日の敗北の内容はある意味昨日よりも酷い。昨日は佐々岡が有り得ない継投をして暗転しただけだが，今日は頭のてっぺんから指先まで機能していなかった。要するに，もはやこれまでである。この現状を打開するには，もはや佐々岡くんでは無理だということである。しかし，何度も言うようだが佐々岡くんだって悲しきピエロに過ぎない。誰も好き好んでこんな狂言回しをやってるんじゃないと信じたい。そこまで佐々岡くんというのは極悪人ではないはずだ。誰がカープを殺したか。もちろん，下手人は明らかだ。その下手人こそ，バカープファンと結託して現状から目をそらせようとする，あるいはまっとうな言説に荒らしに入らせることによって混乱させようとしている極悪人である。こんな輩が，枕を高くして眠れること自体あってはならないことである。私は言ったんだよ，3年前の10月に。佐々岡くんに何ができるって。でもみんな佐々岡は人柄がいいから大丈夫だーと言って，まあその面では前任者には問題があったから，歓呼の声を上げた。でもここまで佐々岡くんが残した結果は私が言ったことを裏打ちする以上でも以下でもない。昨年あたりからようやく佐々岡くんじゃダメだという声が聞こえるようになってきたが，あのときの自己批判なき佐々岡批判は意味をなさない。新たなピエロに騙されるだけだから。そうならないためには，誰が我々を騙し続けているかということを把握し，摘示し，それに向かって銃を向けなければならないのである。彼奴が枕を高くして眠ることが許せない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/05/01

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  もはやこれまでかな。佐々岡くんに拘る限り。

  何度も引用して恐縮だが，かのKarl Marx先生は，著書”Der achtzehnte Brumaire des Louis Bonaparte”の冒頭で，以下のように書いているところだ。曰く，「ヘーゲルはどこかで，世界史的な大事件と大人物はすべて，いわば二度現われると言っている。彼は，一度目は偉大な悲劇として．二度目はみすぼらしい笑劇として，とさらに付け加えるのを忘れたのだ。」（筑摩書房刊（横張誠訳）による。）28日の惨劇は，争いはあるがまあ「偉大な悲劇」といえなくもない。今日の敗北は，まさに「みすぼらしい笑劇」以上の何物でもない。28日の試合展開で8回に中崎を投入したのは百歩譲ってあり得る手なのだ。ただ替え時が遅きに失しただけで。しかし，今日の中崎投入は，あり得ない。今シーズン最大の疑問手，いや悪手である。今日の結果は当然である。ただ中崎のメンタルに致命的なダメージを与え，選手全体をしらけさせただけの「みすぼらしい笑劇」である。まあ，7回までの試合展開（これもまあ「みすぼらしい笑劇」といえなくもない）はさておき，8回表にああいう展開で同点に追いついたのだから，8回裏は負の流れに染まっていない，フレッシュなピッチャーを投入しなければいけなかったのだ。しかし，今日の中崎は全く切り替えられていなかったようだ。追い込んでは甘く入って痛打を食らうこと2回。さもありなんである。もちろん継投なんて結果論に如かずだが，遠藤までリリーフで待機させて実際にブルペンで肩を作らせていたのなら，どうしてつぎ込まなかったのか。そりゃ遠藤も前回先発の内容はよくなかったが，切り替えられない内容ではない。しかし中崎は，明らかにショックを受けていたのだ。まあこれで，中崎は当分使い物にならなくなっただろう。一番辛い役回りをやらされた塹江も，きっといい気持ちではないだろう。あの試合を受けた中崎よりも信用ならないと判断されたも同然なのだ。なんとなく気持ちが入っていないように感じられたのは僻目ではあるまい。ついでにいうと，塹江投入のタイミングもペケである。木下のところで投入しなければいけなかった。要するに佐々岡くん，指揮官としてはもうだめだということである。そもそもオフェンスに関しては無能力者であることはわかりきっている。それを知ってか知らずか，みんな投手の育成がー運用がーといって彼をかばってきたのだが，今日の試合でそれすらだめだということが明々白々になった。だったら，もう佐々岡くんにはお引き取りいただいたほうがいい。それでも佐々岡がーというなら，論拠を示されたい。蛇足ながら言うと，今日の試合でダメダメだったのは実はオフェンスである。誰がどうと言うより，組織として相手投手を攻略するということがまるっきりできていなかった。いや，特に佐々岡政権になってからできたためしがない。前述の通り佐々岡くんはオフェンス無能力者なんだから，周りがそれをサポートしなければいけないのに，全然ダメだ。敵将立浪くんは今日3番で起用した石川昂弥にベンチ内で自ら話してサポートしていたが，まったく対照的だ。小園など本当に哀れである。これだったら起用しない方がいい。明日の試合は，まさに皇國ノ興廃此ノ一戦ニアリ，というべき戦いである。負けたら，カープの今シーズンは終わりといっていい。勝てば首が繋がる。いささか早いようだが，佐々岡くんに拘る限り，そうならざるを得ない。でも，ある意味佐々岡くんも被害者なんだけどね。こうなることは私は3年前の10月から予言していたから。わかりきってるんだよ。佐々岡くんに何ができるかって。そして結果が出ずに3年，いくらでも手はあった。それを全く打たず，佐々岡くんにのんべんだらりと監督ごっこやらしてた奴こそ，真の下手人である。このことは，忘れてはならない。彼らを打倒しない限り，カープに明日はない。分かってるな，首洗って待っとけよ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/30

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  よく勝てた。

  1-0というスコアだったが，それほどぎりぎりとはしなかった。今日の大瀬良，本当に隙がないくらい素晴らしかった。ただただ大瀬良の抑える姿を見ていればよかったのである。そこには，4週間前のバンテリンドームと3週間前の甲子園球場のときのように，粘りきれずリードを吐き出してしまう姿はなかった。これでこそエースの称号に相応しい。もちろん，そのときの結果を情けないと思っていたからこそ，今の姿があるのだろう。打ってはもちろん堂林である。相手投手は中京大中京高校の後輩高橋宏斗。それだけでもモチベイション高かったかもしれないが，第1打席がすっぽ抜けたスプリットがストライクゾーンに入るという不運な見逃し三振だったことが，彼に火をつけたのかもしれない。あの決勝ホームランは，完璧な当たりだったという以上に，有利なカウントから完璧に長打狙いでしばきあげたからこそだろう。堂林たるもの，そうじゃなきゃいけない。それにしても大瀬良，散発2安打無四球に抑えて二塁すら踏ませない完璧なピッチングだった。そして堂林も一発で仕留めたホームラン。これだったら，采配はいらない。なんせ昨日の今日，しかも移動日なしで迎えたナイトゲームだけに，采配勝負になったら危ないと思っていた。ただでさえああいう日の翌日は采配に迷いが出がちなのに，まして監督が盆暗中の盆暗である。絶対いい目が出るわけがない。そしてスターターを見て，もうだめだと思った。結局佐々岡の頭の中には狂信的なディフェンス至上主義でしかないことがよくわかった。それを救ったのが，まさに大瀬良であり，堂林だったというべきだろう。こうなれば，できれば明日もこういう試合展開でお願いしたいところである。今日ひとつ勝ったくらいでは，昨日かかった呪いは取れないような気がしてならない。もちろん明日の予告先発の森下としても，ドラゴンズ戦は大リヴェンジマッチになるといって過言ではない。やられたものは，何倍にしてでもやり返せといいたいところである。まだまだ，やられたものはやり返せ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/29

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  なにが「守り勝つ野球」なもんか，できもせんくせに。

  いいたいことは山ほどあるが，何分怒りが沸騰して，言葉にならないのが現状だ。ほんとうに，ふざけんなよな，佐々岡。我々はカープが勝つのが見たいのであって，てめえの「采配」という名のMasturbationなんか見たくねえんだよ。とっとと辞任しろ，バーカ。8回表についていうなら，本当にこのベンチは全く機能不全だったんだろうというほかない。中崎の異変は明らかだった。それにしても引っ張りすぎだ。そのあとの島内がまた輪をかけて酷かった。一体ブルペン担当のコーチは何をしておるのかと思うが，傷の浅いうちに手を打てなかった佐々岡の無能ぶりが浮き彫りになっただけだ。結果，黒原を含めた3人は当分使い物にならないだろう。あまりにも手ひどい結果で，メンタルをやられたに違いない。事実，降板後の中崎の表情は今にも泣きそうだった。あんな表情，見たことない。ピッチャーもそうだが，今日の敗因のかなりの部分を負わなければならないのは會澤だろう。要するに會澤，出来のいいピッチャーをエスコートするしか能のないキャッチャーだということがよくわかった。今日の中崎を潰した原因の多くは會澤にある。てゆーかね，もう會澤に期待はできないよ。勝ちたければ會澤は代打の切り札に収まってくれる方がいい。暫定的に坂倉でもいいし，ようやくファームでも調子を上げてきた石原を使ってもいい。今日のウェスタンの試合では久しぶりに奨成がマスクをかぶったが，個人的には奨成でいいと思っている。それにしても。よくぞこの程度のクソ野球しかできなくて，「守り勝つ野球」の看板など掲げるものである。「守り勝つ野球」というなら，あの隙だらけの継投はなんや，いったい。てゆーかね，最初から出来もしねえこというんじゃねえよ。それ以前に，「守り勝つ野球」なんて論理的な誤り以上でも以下でもない。要するに，そんなことをいう奴は莫迦だ。それに，「守り勝つ野球」はカープの伝統だという向きもいるが，これはおかしい。黄金時代のカープは一貫して攻撃野球だった。私にいわせれば「守り勝つ野球」などというのは松田元の発明品である。だから根本的に間違っている。だからそんなことやってれば勝てない。簡単なことだ。勝ちたければやめりゃいい。明日からはバンテリンドーム。広島は雨模様だが，もちろん屋根のあるドームでは逃げられない。昨日今日の野球しかできなきゃ，また三タテ食らうだろう。あのときも佐々岡が采配ごっこやりたくなって自滅したのだが，今度もそうなるだろうな，きっと。鯉昇る前に自滅か。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/28

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  こんな野球しかできねえのか。

  勝ち負けという結果だけに関しては，ひとまず措く。あまりにも運周りが悪すぎたことも事実である。しかし，試合内容はクソだ。一片のポジティヴに介すべき要素すらない。こんな野球やってたら，鯉のぼりの季節を待たずに落ちぶれるよ。そのくらい酷い。要するに，あまりにもオフェンスが弱すぎるということだ。8点取られたのはさておき，今日の原樹理から2点しか取れなかったのは有り得ない。何がつなぐ野球か。それを分断されたら水鉄砲の勢いすらないことが証明されただけではないか。本当に，「つないで勝つ」とか「守り勝つ」などとほざく連中，くたばってしまえばいい。少なくともカープファンを名乗るなといいたい。それとも8点取られた投手陣にすべての責任押しつけるのかい？それでも完敗した試合というのは往々にして早く切り替えられるというが，今日に関しては上から下まで大反省すべきだと思う。優勝を目指すというんだったら，勝てないまでも見せ場のひとつも作れなきゃダメだ。今日はそれすらなかった。西川が4安打打ってよかったね？アホか。まあ，ひとつだけ言い訳するとしたら，今日の試合，有隅のストライクゾーンが酷かった。特にきわどいストレート系の球をことごとくボールにされたのは床田にとっても痛かっただろう。その一方で，ストライクからボールになるような曲がり球には甘かったから，原樹理の思うつぼだ。ただ，これは原樹理だけの手柄ではなく，もちろん有隅を責めるのも当たらず，最大の殊勲は内山である。もともと捕手としての野球頭の良さは高校時代から注目されていたところだが，さすがだというほかない。というより，うちのキャッチャーさん。頭悪すぎだよ。君のせいで負けたといって過言じゃないんだからね。會澤くん。内山のクレバーさが引き立つほど，會澤の捕手として致命的な頭の悪さが目立った。正直，勝ちたければ捕手會澤じゃ無理だ。暫定的にでも坂倉を捕手に戻したほうがよい。ただでさえ會澤のリードは昔から定評がないのに，今日など明らかに傾向を読まれてた節がある。もうひとついうと，本当にバカオカ，いや佐々岡くん。よほど奨成のことがお嫌いなようだね。今日はようやく捨て代打で起用されたけど，本来はそんな役回りをさせるバッターではない。それこそ宇草や大盛で十分だったのだ。佐々岡という人は本当に人遣いに露骨に好き嫌いが出るからおかしい。何が人柄がいいものか。単に強いものにペコペコするだけのパワハラ親父じゃねえかと思う。本当に，明日負けるようなら，カープの今シーズンは終わるといっていい。相手先発は高橋奎二だから，原樹理の何倍も手強い。そのためにどうするか。石にかじりついても点を取るしかないだろう。それでも「守り勝つ」？どうやって？ふざけるんじゃねえよ。やっぱりダメなものはダメということか。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/27

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  雨を待つ夜空に。

  明日から対スワローズ3連戦がホームで行われる予定だが，明日の天気は終日雨，しかも大雨見込みということであって，いかに阿漕なカープでも挙行は不可能だろう。なので，2連戦を想定して準備しなければならない。もちろん週末はバンテリンドームなので，屋根に穴でも開かない限りは3連戦とも行われるところである。となると，またローテーションの組み方が問題になる。スワローズ戦は九里と床田，ドラゴンズ戦は大瀬良，森下まではいいとして，日曜日に玉村を出すのか遠藤を出すのか，それとも第3の選択肢を取るかというところである。個人的には，水曜日の床田は動かさず，木曜日に九里を回し，日曜日は思い切ってアンダーソンを投入すれば面白いのではないかと思うが，きっと佐々岡はやらないだろうな。一応明日の予告先発は九里だが。オフェンスは，おそらくスターターの型は崩さないと思うし，ここで崩したらきっと手ひどい目に遭う。ひとつ気になるのは，日曜日の試合で垣間見せた狂信的な「守り勝つ野球」への傾倒である。またぞろ田中や上本のスターター起用があったら，おかしなことになるだろう。それと，昨日も触れたが損益分岐点が1割3厘という送りバントへの過剰な執着だ。どうも佐々岡も自分なりの手柄が欲しい，自分の頭で考えた策で勝ちたいという間違った考えに囚われているのではないかと思う。およそ名将という名を取っている人のそうであるゆえんを考えるに，ひとつは新しいものをすぐに取り入れること，そして考えが融通無碍なことが挙げられるだろう。そして逃げ足の速さ，というと言い方が悪いようだが，危機察知能力と言い換えればよいか，それに優れているということが挙げられると考える。あのV9ジャイアンツだって，盆暗が監督だったらそうはいかなかったと思う。佐々岡真司という人が凡将の誹りを受ける理由は，とにかく頭の中が古くて固いこと，そして撤退が下手くそなことである。ただでさえベンチので表情は暗くて疫病神呼びそうなのにね。ここまでカープがうまくいっているのは，佐々岡が古くさい野球に拘らずにある程度融通無碍な傭兵や采配をしているからだと思うが，その前提が倒れると，きっとうまくいかなくなる。その意味では，これから交流戦に入るまでの戦いでは，佐々岡がどれだけ辛抱できるかにかかってくると思う。ちょっとでも自分の野球がやりたいなどという誘惑に駆られて，正体不明の「守り勝つ野球」を邁進したら，きっと負ける。勝っている今の野球こそが正しいとどれだけ信じられるかな。少なくとも，時計の針を逆さに回すような所業だけは，NGだ。まあ，せっかく「ホークアイ」を導入してデータ野球に舵を切ったのだから，収集したデータをきっちり解析するだけの態勢はとって欲しいと思う。正直，今のカープは，超ハイスペックなパソコンをワープロとゲームだけに使っているようなものである。だから，「トラックマンの申し子」柳裕也にいつも簡単に捻られるんだろうけどね。ホームなんだから打ち勝とう。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/25

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  こんな野球じゃ持たないよ。

  昨日は所用あって午後外出していたので，ライヴでの試合内容は文字列でしかチェックできなかった。帰宅後，JSPORTS1の再放送ですべてチェックし，試合終了後テレビを消したところまでは記憶があるのだが，気がついたら午前7時。従って何も書くことができなかった。まあ，森下が汚名返上の7回無失点で投手陣が零封したから，どうやっても勝てる。なんやかんやで6点取ったのだから，文句のつけようもない。而して今日である。こういう試合を取れるようになったのが過去3年と比べて進歩だといえばそれまでだが，どうもざらっとしたものを感ずる。贅沢を言えばサヨナラで勝ってはいけなかったし，同じサヨナラにしても9回でけりをつけなければいけなかった。それ以上に，まともなチーム相手だったら10回裏はぺしゃんこに押さえられていただろう。だから，本当にラッキーでしかないのである。もちろん，それも実力のうちなのだが。今日の試合を見て危惧することは，明らかに間違った邪道である「守り勝つ野球」への傾斜が感じられることである。送りバントというのは損益分岐点としては打率1割3厘程度のものというのが分析結果として現れていて，要するに作戦としては手堅くもなければ確実でもないというところは喝破されているのであるが，なぜかカープファンはこういう統計的データに背を向ける。莫迦としかいいようがないのだが，それで勝てなかったらもっと莫迦である。さらにいえばスターターも謎としかいいようがない。7番サード田中広輔。それが間違いであったことは，今日の結果が証明している。これだったら堂林をサードにおいて外野に奨成か健人を置いた方がいいと思うのだが，「守り勝つ野球」信者にとっては何か沽券に関わるところがあるのだろう。さらにいうなら，7回の先頭の代打で上本を送り，そのままポジションにおくという采配も野球をなめてるのかとしかいえない。もはや上本の賞味期限は切れているのだ。まあ，だから今日のヒーローが犠牲フライという結果ではあったが小園になったことは，野球の神の粋な差配ではないかと思う。そういえば菊池もヒーローになり損ねたな。ある意味もう彼らの時代ではないということだろう。もちろん菊池はディフェンスでは欠かせない戦力だが，現代野球の2番としてはいささか弱い。菊池を8番におければもっと強くなるはずだ。もちろんそれに変わりうる強打の2番がいればの話ではあるが。正直言って，昨日はともかく，今日勝てたのは間違いなく相手が崩れてくれたからだ。昨年のカープがそうだったようにコロナ禍でチームが立て直しが遅れているうえに大駒が何枚も落ちている状況である。きっと戦う体制になっていないのだろう。逆に言えば，臨戦態勢にバンバンに入っているチーム相手だったらかなり危ない。少なくとも，延長戦勝ち越された直後のイニングに相手クローザーが勝手にこけてくれるなどということはないといっていい。来週はホームでスワローズアウェイでドラゴンズの6連戦である。よほど締めてかからないと，勝ち越しも厳しいと思う。少なくとも，今日のような野球やってちゃダメだ。とにかく，打ち勝つことが必須だ。ディフェンスは，オフェンスを楽にする手段に過ぎない。このままじゃ，百戦いずれも殆いよ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/24

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  遅えんだよ，まったく。

  このオーダーを火曜日にやってれば，水道橋で無様な醜態さらさずに済んだと思う。名将は躊躇なく退却するが，愚将は退却に大義名分を求めるという典型だろう。開幕からのオーダーがある程度機能していことが，佐々岡の目を曇らせていたのだろう。明らかに水道橋に入るところでは機能不全だったのだが，それを認めたくないという気持ちがどこかにあったのだろう。いや，今日のオーダーも私に言わせれば中途半端だ。あの水道橋３連戦の内容のどこをどう見たら，1番大盛という選択肢が出てくるのかわからない。こんなところでディフェンスを固めにいって何も生まれないのだ。まあ，それでも勝ったからよいといえばよい。なんせ４連敗の内容は最低だったから，それを払拭するような内容でないと苦しいと思っていた。その意味では１回裏のツーアウトからの連打は理想的だ。普通連敗中のチームはあんなことできないから，要するに弱くて連敗したのではない，明らかに司令塔の機能不全で損害を被っただけというのが正しい。速やかに退却してフレッシュな布陣で臨まねばならないところを，疲弊した部隊に白兵突撃をさせるがごときことをやったのだから，わかりきっていたのだ。理解できないのは佐々岡とバカープファンのみである。そう，まだまだ現状は不安だ。佐々岡には勝負の鉄則が理解できない。もし理解していたら，６回に末包の代走で上本なんか使うわけがない。ツキのないものは鉄火場には不要だというのが勝負の大原則である。事実，今日も上本が８回裏には併殺打，９回表は守備でやらかし，危うく流れを切りかねないところだった。明日上本がスターターに並んだり，今日全く機能していなかった大盛が１番で出るようなことがあれば，既に明日の試合は殆しと思っていいだろう。それでも今日くらいは景気のいい話をしたいので，ファームのお話を。今日はナゴヤ球場でドラゴンズ戦が行われ，２-７で迎えた９回表に相手投手の乱れに乗じて７ｰ７に追いつき，なおもフルベースのチャンスで正隨が勝ち越し満塁ホームラン，都合９回表に９点を取るという痛快な大逆転劇をやってのけた。このところ二軍の方も調子が上がってきたようで，順調に白星が取れるようになったのはよいことである。ただ，ことオフェンスに関していえばまだまだだ。絶不調をかこっていた林にようやく当たりが出だしたのが明るい材料だが，ほかにあるかと言われるとまだまだ苦しい。それに，一軍に呼んだところで，今のアホバカ首脳陣じゃよう使わんだろうしね。やっぱり佐々岡じゃダメだと思う。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/22

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  どうせなら墜ちるところまで墜ちちまえ。

  結果には驚きもしないが，試合の中身があまりにもクソだったので愕然としている。6点取られたくらいで打線がしょぼくれて反撃もできなかったことが今日の敗因だ。でも，これも想定の範囲内だ。しょせん今のカープってそんなもんだろう。まあ，はっきり言わせてもらうと，次のひと言に収斂する。蓋し，佐々岡なんかに何ができる。やっぱり佐々岡って知恵もなければ才能もない，采配無能力者なんだろう。あれほどまでやることなすことうまくいかないのも一種才能だ。ただでさえ流れが悪い時なんてそんなものなのだが，それにしてもまあ酷すぎる。それでも野球の神はこんな疫病神も裸足で逃げ出すようなのにさえ，打開のヒントを与えてくれるのである。末包に猛打賞を取らせることによって。そう，いかにピッチャーが点を取られようと，点を取り返せば勝てるのである。そのための近道は誰がなんといおうと長打だ。それが期待できるバッターを並べろということである。申し訳ないが，一部カープファンが推す上本は，もう賞味期限切れだし，おそらくもう勝利には貢献しない。でも，佐々岡にはきっとできない。明日も同じようなスターターを並べて平気で一敗するだろう。もはや選手のモラールも地に落ちているだろう。実際，中盤から終盤の無気力の極みのような攻撃を見るとね。わかりやすいよね。それにしても，本当に佐々岡ほかアホバカ首脳陣は小園を壊すつもりかね。今は明らかに攻守に精彩を欠いているのに，そのまま3番において使い続けるのは無策を通り越して一種のパワハラだ。いや，使うのはいいが，それだったら適切なアドヴァイスのひとつもできんのかと思う。小園のプレイぶりを見ると，全くそういうものがないなというのが見て取るようにわかる。まあ仕方がない。東出なんかに，朝山なんかに，迎なんかに，そんなことできるわけがない。所詮この三莫迦は何にもできない無能トリオだということである。まあ，本当にここまで来たら墜ちるところまで墜ちればよい。今のカープに必要なのはスクラップアンドビルドだといい続けてきたところだ。もちろん，その方向性は点を取って打ち勝つ野球でなければならない。それが今のカープの生きる道だ。投手力で崩れていないからこそ，オフェンスを強化しないといけないのだ。それにしても，ジャイアンツの選手は幸福だと思う。今日だって香月がスターター起用されて結果を出した。翻ってカープはどうか。中村健人は長らく塩漬け，中村奨成も右に同じ。今日は起用されたが末包もこのところ塩漬け状態だった。てゆーかね，起用に首脳陣のえり好みが露骨に反映されてるんだよね。明日からホームで出直しとなるが，私は期待していない。きっと明日も今日と同じようなスターター並べて負けるだろう。最後に大事なことだから繰り返す。佐々岡なんかに何ができる。貯金がなくなったら佐々岡解任でいいよ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/21

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  残ったのはただ野ざらしのみ。

  だから，いったじゃない。昨日さんざん。私だってだてにカープを四十数年見続けてないんだよ。別に長く見ているのがいいという気はさらさらないが，誰が見ても今のカープのあり方はおかしいんだから，それをそういってるだけなんだよね。いかに信者がわめこうとも，いやいかに大多数のカープファンが叫ぼうとも，真理は真理，誤りは誤りなのである。たとえ日本で1億人１＋１＝３だといおうと，1+1＝2が数理法則上揺るがないのと同じである。まず今日はスターターを見て愕然とした。昨日の試合の敗北の理由を全く踏まえていない狂信的「つなぎの野球」のオーダーである。これでは絶対にうまくいかないと思ったし，実際そうなった。それでも途中まで格好が付いたのは西川のホームラン，チーム今季5本目，左打者は初の一発が出たからである。信者たちが叫ぶ「つなぎの野球」は，今日の展開に全く貢献していない。そういえば，佐々岡を「人柄がいい」（ただし，疑義はある）という理由以外で持ち上げる人は，ピッチャーの育成や運営に優れているという点を挙げていたような気がするが，いかにそれが嘘っぱちかというところも明々白々になった。今日の継投，まさに「戦力の逐次的投入」という愚策中の愚策を犯しただけだった。それともあれかい？6回に2点取られた床田を責めるかい？それにしても，相変わらず佐々岡が固執する上本の外野起用もそろそろやめた方がいいと思うのだが，じゃあ誰か代えがいるかと言われて，いないのも事実である。要するに極端なまでに火力が低いというか，火力に貢献する野手がほとんどいないのだ。9回表の代打，大盛と宇草に頼るしかないというのにはもはや笑うしかない。いや，曲がりなりにもタイムリー打っている堂林に代えて大盛というのはどう考えても疑問手だ。あんなでたらめな起用をしていたら，いつかこのチームは壊れるよ。敢えて言ってしまうけど，今のカープが狂信的にやっている野球は，決して「つなぎの野球」ではない。「つなぎの野球」，いや，一部もの知らぬファンが大好きな「守り勝つ野球」もそうだが，これらは決して得点力が弱い，火力が弱いのを補うものではない。得点が取れるチームが，勝ち星をたくさん拾うためのお作法なのである。今日のジャイアンツが終盤にやった野球がまさしく「つなぎの野球」なのであって，カープの野球はそうではない。ほんとうに，あれだけ囃し立てられて持て囃されたわりには，ひと月もたたない間に野ざらしが残るのみとなってしまった。誠に遺憾である。でも仕方がない。もの知らぬファンたちが指揮官不適格者である佐々岡をあろうことか名将などと持て囃し，方法論的にも確率論的にも間違った野球を推進し，結局自爆しただけである。何も不条理なことはない。もちろん，私は何があろうが見捨てないよ。ファンなら弱いときこそ応援するんだという輩に限って本当に辛いときに見捨てるものだが，私は腹が据わっているから，臨終を看取るだけの覚悟はあるし，そこまでついて行くよ。いや，敢えて言えば介錯だな。貯金がもう持たないだろうね。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/20

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  「つなぐ野球」のみすぼらしき崩壊

  今日の敗北は，仕方ないとはいえない。1-3で負けるような試合じゃなかった。しかし，まさにみすぼらしい笑劇でしかない。やっぱり過去2年と同じ轍を踏んでるねといわざるを得ないから。今日の九里はよく粘ってはいたが内容は確かによくなかった。しかし，5回3失点だから九里的には平常運転だ。要するに点取れなかったのが悪いのであるが，今日のスターターを見てもうあきれかえってしまった。日曜日の敗北の何を反省したら全く同じオーダーが組めるのか。莫迦としかいいようがない。あまりにも弱すぎる下位打線の弊害がもろに出てしまっているにもかかわらず，それに固執した。いや，最後の最後までこだわり続けた。今日の敗北は必定であるが，人災である。というよりね，もう機能してないのが見え見えの上本に何でそこまで固執するかね。これだけは全く理解できない。今日だって九里の代打で出た宇草が二塁打打ったところで，てっきり上本と交代させるかと思ったのに，なぜかそのまま打たせ続けて7回表に不運としかいえない併殺打を呼んだだけである。意味不明だ。というより，莫迦としかいえない。もの知らぬカープファンはやれ「つなぐ野球」だとかなんとか言って浮かれていたようだが，このところの戦いぶりを見るとピッチャーに過度の負担をかけているだけではないか。2点取られると危険信号という状況である。こんな野球やってたら，ほんとうにピッチャーすり減らせてついでにチーム力も摩耗させちまうよ。これでいいのかな。はっきり言う。カープが優勝するためには得点力を上げていかなければいけない。今のままじゃよくて3位，まあBクラスだ。今日のオーダーなんて愚中の愚。これに拘ったら貯金がなくなるどころかいっぺんに虎さんチームとテールエンドを争うことになるよ。確かに，これならばいいという処方箋はなかなか書きづらいのだが，そういう状況だからこそ火力重視のオーダー組まなきゃ始まらない。「守り勝つ野球」信者にはわかるまいが，それが悲しい事実である。ほかのカープファンが今日の敗北に何を見たかは知ったことではないが，私に見えたのは野ざらしのみである。黒原と松本の活きのいいピッチングはあったのだが，それすら哀れに思えるくらいだ。というよりね，もの知らぬあほうどもから「名将」扱いされてのぼせ上がっているであろう佐々岡くん。化けの皮を自ら剥いで自滅する姿を見せるのは，まだ早いんじゃないかい？さあ貯金がいつまで持つかね。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/19

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  目も口も耳も塞いだ猿になって生きてくか？

  カープの惨敗を吹っ飛ばすかのように，球界を巡る話題は佐々木朗希一色である。あの13者連続奪三振19奪三振のパーフェクトゲームだけで十分神の領域といっていいのだが，このたびのファイターズ戦も8回13奪三振パーフェクト。もはや神の領域という言葉さえも陳腐にすら感ずる。もはや言葉がない。あとNPBに何年いるかわからないが，とてつもない投手の誕生の瞬間を見ているのかもしれない。それはあたかも古老が金田正一や稲尾和久の進化の過程を，そして我が父の世代が長嶋茂雄という人の活躍の過程を見るかのごときかもしれぬ。ちなみに我が父は1958年の明石キャンプに長嶋茂雄を見に行き，そこで長嶋茂雄とキャッチボールをしていた飛び抜けて長身のサウスポーも見ているらしい。その名を，馬場正平という。そう，後のジャイアント馬場である。ところで，件のファイターズ戦は急遽テレ東が中継したようだが，なんやらCMでぶつ切りになってその評判は散々らしい。もちろんテレ東系のチャンネルがない広島に住む私はCSの日テレNEWS24で見るしかなかったのだが，加入していたケーブルテレビでは一番高いプランしか見ることができなかった。しかしこのたび，新たにひかりTVを導入して，日テレNEWS24も，いやプロ野球中継のある全チャンネルを見ることができるようになった。と，いうわけで，昨日は途中からカープをほっぽり出してQVCマリンスタジアムを見ていた。ところで，JSPORTS1のカープのホームゲームについて，ちゅぴCOMが在広局地上波の放映時間は放送を差し止めているというのは以前書いたとおりだが，ひとつよくわかっていない点があった。実は在広地上波の放送時間でない時間帯はJSPORTS1の中継が見られるのだが，ひかりTVでは，広島を含む周辺地域では「権利上の都合」とやらでそもそも最初から最後まで放送しない試合がある（いや，きっとほぼ全部だろう）のだ。なんのことはない。ちゅぴCOMには特権が与えられているのだ。ほんとうに，マツダ個人商店の商売は阿漕だねえというほかない，こういうことができるのも，カープがJSPORTSに対し一方でグッズ作成などで権利上の見返りを与えているからだろう。実にわかりやすい。そういえばJSPORTS1に出てくるカープ戦の解説者（在広地上波制作を除く）は，みんな体制べったりになってしまった。笘篠然り，金石然り。そんなことをするのも，ひとえに球団当局のカープファン思想統制だろうな。カープファンはPutinやJinpingやJong-unを，それに踊らされている民を笑えないんだよね。やってること全く同じだからね。まあ，そもそもテレビと新聞を押さえておけば統制ができるというのが著しく古くさい考えなんだけど。ならばいっそのこと，アウェイゲームも全部在広プレスが出向いてローカル中継を作ればいいのにね。あるいは，サンテレビのような独立UHF局を作って年がら年中「正しいカープファン」道を布教してればいいのにね。どうせならそのくらいのことをやってみろよな。三猿状態に追い込まれているファンたちには好評を博するかもしれないよ。あ，嫌みだからね。泣くのは自分次第，笑うのも自分次第。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/18

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  負けたのは仕方ないけどね。

  まあ，競り負けるよりはましだ。すべてがうまくいかなかった，それでよいのかもしれない。ただ，結果的に敗因となった森下の2回8失点降板は避け得ないものだったかと言われたら違う気がする。もっと序盤粘れていたら，きっと別の結果になったんだろうなという気がしてならない。今日は森下がよくなかったことも確かだが，完全にドラゴンズの作戦勝ちだろう。1回表の攻撃は，間違いなく一定の思想に従って行われていた。それが残念ながらカープはできなかった。完全にこれはオフェンス担当のコーチの能力の差である。わかりきっていたことだが。いや，オフェンスも体よく封じられたという方が正しい。その根底にあるのはやはりデータだろう。おそらくチームぐるみでトラックマンなどで収集したデータを活用するシステムができているのだろうと思われる。その点もカープはダメだ。ようやく今年になってホークアイを導入した，それ自体は現在最新鋭のシステムということでもの知らぬファンは胸を張っているが，データなどというのは蓄積と解析が命である。これまで球団を筆頭にアホなファンまでグルになってトラックマンの導入を否定してきたのに，何を言うかといいたい。いわばデータ解析という点ではカープはマイナスからの出発なのである。だから，今こそカープは何もかもうまくいっているが，データが蓄積されてきたらいっぺんで丸裸にされると思った方がいい。かつ，それは避けられない。ならばやるべきことはそれの仕返しである。だからこそトラックマンを導入しなかったのはアホとしかいえないのだ。そういえば胸張ってトラックマンの導入を否定していた連中，息してるかな。話が若干それたが，その意味では今のカープはやはりオフェンスの弱さが致命的だ。上本はついに途中で下げられたが，昨日も明らかに打てないツボに投げられて手も足も出なかったから，やむを得まい。大盛が頑張ったから8番センターはしばらく大盛でいいと思う。あとは7番ライトだが，パワーなら末包か奨成，実績なら長野さんでいくしかないだろうな。緊急補強が必要だろうね。もうそろそろ，専守防衛的野手起用はやめるべきだ。そう思うと，今日の敗戦ではいろいろと改善すべき点が浮き彫りになったと言ってよい。ならば，改善すればよい。これこそ「負けるが勝ち」であるのだ。攻撃野球の否定は死を招く。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/17

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  今日は勝てたからよかった。

  もし負けたら，とてつもなく痛い一敗になるところだった。それを阻止したのが今日の収穫だし，それで十分かもしれない。確かに3点しか取れなかったが，相手はほぼ捨て身の継投できたからやむを得ない。というより，岡野祐一郎を先発に立てる以上勝つにはこれしかないという策を徹底的に遂行してきたのである。その意味ではドラゴンズの戦い方はリアリスティックだったといっていい。いや，最初からそれは読めていたといえる。ならばどうすればよかったか。早い段階で少しずつでも点を取っていいリリーバーの投入を阻止するしかないのだ。さらにいえば，先に点を取られることは厳禁だ。少ない点を粘られる戦いに持って行ってはいけないのである。3回に3点取ったのはよいが，2回の2失点，しかも岡野に打たれたというのはいただけない。ましてや大瀬良である。投手に失投を打たれましたごめんなさいで済まされる立場ではないのだ。ただ，それでも勝てた。このことは褒めなければならない。優勝したければどんな展開であろうと白星を拾わなければいけないのである。そのためには，うまくいかなかったときの野球が大事なのだ。今日は苦しい展開だったが，わずかな勝機をつかんだのは大きいのである。ペナントレースは143試合，そのうちすべてうまくいったら120勝くらいはできるが，そんなわけにはいかない。何をやってもうまくいかない三隣亡に不成就日が重なったような凶日もあるし，相手あることだから相手が極端なスーパーラッキーディだったら相対的にうまくいかないことだってある。そういう日をいかに戦っていくかというのがまさにマネジメントなんだと思う。今のカープにそれができているかはいささか疑問なしとしないが，とにかく上昇気流に乗っていることは間違いあるまい。あとは，それにわざわざ逆噴射することをしければよい。もっとも，そんなちまちまとした論理を鼻息で吹き飛ばす手がある。得点力だ。何度も言うが，古くは西鉄ライオンズの野武士打線，南海ホークスの400フィート打線を筆頭に，黄金時代を築いたチームには必ず爆発的な得点力の裏付けがある。V9ジャイアンツなんていい例だ。カープの3連覇だって，苦しいときにボカボカボカと点を取れたことが要因といっていい。今日だって，3点しか取れない展開ではなかった。いかに得点圏打率がーといっても會澤6番というのはいささか弱い。7番は固定できないし，最強の8番打者さんもどうやら打てないツボを覚えられたようだ。本来なら，6番か7番におけるくらいでいいのでもう一人外国人のスラッガーが欲しい。でも，やらないだろうな。今のカープは，正直何もかもうまくいきすぎている。それがかみ合わなくなったときにどうするかというのが課題だろう。まさか残念でしたまたどうぞで済ますわけには行くまい。いや，球団当局は済ます気満々なんだけどね。勝利こそ正当化事由で最強のファンサーヴィス。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/16

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  副反応を超えて。

  第2回目の接種の時には，倦怠感は酷かったものの午後から仕事に出られたくらいだったので，高をくくっていた。ところが，昨日起きてみたらその疲労の度合いは半端じゃなかった。それでも昼下がりには調子が戻りつつあったように感じたのだが。接種からちょうど24時間たったくらいから，熱と痛みが酷くなった。それでも37度前後だったので鎮痛解熱剤は控えていたのだが，昨晩は痛みでほとんど寝付けず，朝起きても熱が下がらなかったので，ここで鎮痛解熱剤を投入した。結果的にはそれが効いたようで，昼過ぎにはほぼ熱と痛みは治まり，今は左腕が少し痛いだけになっている。と，いうわけで，昨晩は何か雑文を物すような状況ではなかった。松山での総括といったって，明日からホームでのドラゴンズ戦が待っているのであって，もうネタとしては古くなってしまう。だから一生懸命書くほどのものでもなかろう。連敗しなかったからまあいいでいいのではないか。その明日からだが，昨日ドラゴンズは柳裕也を投げさせたから，大駒2枚が出てくることはなかろう（大野雄大が中4日で日曜日という可能性もあるが）。だから，オフェンスが仕事をしたらそうそう不利な展開にはならないのではないかと思うのだが，これだけはやってみないとわからない。どちらにしろ，相手のストロングポイントは徹底的に回避するのが勝負の鉄則である。がっぷり四つに組み合って受け手勝つような強さは今のカープにはまだない。逆にオフェンス勝負に持ち込めば，まあ負けることはないと思うのだが。そんな中，松山が新型コロナウィルス陽性反応が出たとのことである。もはや彼奴は誰がかかっても不思議でもないものなのでかかったこと自体は仕方がない。今のところ曽根が自主的隔離とのことであるが，これ以上の拡大がないことを祈るしかない。あったらあったで腹を括らなければいけないところが出てくるのだが，そうなったら今の首脳陣には無理だ。とりあえず明日の先発は大瀬良である。彼の言葉から見るに，少なくともここ2試合の内容はふがいないものという認識はあるらしい。ならば，やってくれるだろう。今季初のホームゲームでもあるしね。そういえば遠藤も中継ぎ待機するらしい。ならば，投手勝負では負けないだろう。あとは点取りさえすれば，無様なことにはならないと信ずるけどね。とにかく点は何点あっても困らない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/15

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  雨が近づく夜に呟く。

  左腕が重い。心なしか，左の足首にしびれがあって気持ちが悪い。今日は，新型コロナウィルスのワクチン接種（3度目）を仕事終わりにしてきたのである。まだ接種から5時間程度しかたっていないのだが，どうも具合がよろしくない。明日になったら体調が悪くなる気しかしない。多分に精神的なものではないかと思うのだが，なんともすっきりしないのだ。そんな中だから，頭は回らないし，まともな文章が紡ぎ出せるわけもない。いや，頭もうすぼんやりしていてなにもできない。こういう日は，寝るに限るし，それしか方法がない。今日の勝ち方はよかったと思う。なんせ昨日の今日だから求められるのはどんな消耗戦になってもいいから勝つことだけだった。それができたからさしあたりよい。試合開始前では同じような防御率の数字だったけれども，床田と高梨では格が違うというところを見せつけられたからなおよかった。あとは、ほんとうにオフェンスだ。今日の点の取り方はある意味理想的だが，もっと点を取れただろうと思うし，ずいぶんもったいないと思う。しつこいようだが，少ない点を守る野球なんか続けていたらピッチャーがすり減ってしまう。そんなチキンゲームのような真似をしていたら，投打ともどっちつかずになってしまうよ。ほかに書きたいことはあるが，した。どうにもまとまりそうにないのでやめておく。覚えてたら，明日にでも書いてみることとする。点は何点あっても困らない。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/13

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  ヒーロー賞は丹波くん。

  今日みたいな試合は，忘れるに如かずである。これほどまでに運の向かなかった試合も珍しい。いや，運が向かなかった主な原因は，主審をしていた丹波のでたらめなストライクゾーンが原因といって過言ではない。どれほど丹波の判定に泣かされたか。北別府翁がマウンドにいたら間違いなく喧嘩になってただろう。そう思うくらい，酷かった。まさかスワローズを勝たせるために一服盛られていたとは思わないが，それにしても九里や中崎が投げていたときにはやたら厳しかった。しかし，このジャッジメントはアバウトに真ん中高めに放るしか能のないサイスニードには合ってしまうのである。そのうえ，投げミスがストライクゾーンをかすめるなどというのが続出する始末で，要するに勝てる要素がなかったのである。いや，勝てる要素がなかったというのは言い過ぎだろう。簡単に勝つ方法はあった。そう，サイスニードから点を取ればよかっただけなのである。サイスニードを攻略する方法がなかったとは思えない。しかし，それをやるには今日のカープのバッターはあまりにも淡泊に過ぎた。いや，日曜日のウノゼロ勝利の日もそうだった。ちょっと，オフェンスの不出来さが目立ちすぎるし，それを打開するだけの方策もない。まあ，佐々岡にそんな知恵を望むこと自体が誤りなのであって，最近流行している「佐々岡名将論」に与する向きは致命的に莫迦なのである。でもね，これでわかったでしょ？「守り勝つ野球」なんて何の役にも立たないってことを。いや，正確に言えば，オフェンスの強さの裏付けのない「守り勝つ野球」なんて砂上の楼閣なのである。だから，たまにうまくいくことはあっても接戦になると力が出ないのだ。いや，今のカープにそもそも「守り勝つ」だけの力があるかは相当疑問だ。中崎が押し出しの四球を出してからの継投の迷走を見たらね。「守り勝つ」って，相当しんどい上に覚悟がいるんだよ。佐々岡にそれができると思うかい？まあ，今日の負けは仕方がない。問題はこの敗北で何を反省するかだろう。もちろん，いかに丹波のストライクゾーンがめちゃくちゃだったとはいえ，オフェンスに工夫がなかったことを反省すべきなのであって，8回に失点したことではない。佐々岡はわかるかな？わかんねえだろうなー（古いか）やられたものは明日やり返せ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/12

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  午後11時のモノローグ　その124

  昨日からとにかくプロ野球に関するニュースは佐々木朗希一色，誠也のメジャー初ホームランもかすみ気味となっているが，それはさておき。佐々木朗希の快挙の前日のZOZOマリンスタジアムは，バファローズの山本由伸の18連勝の快挙でわいていた。もちろんNPB記録は田中将大の28連勝というのがあって，その次に松田清と稲尾和久の20連勝があるわけだが（余談ながら，稲尾翁の20連勝は2か月ちょっとの間に成し遂げられたとんでもない記録である），足立光宏翁の17連勝という球団記録を更新したとして話題になった。なんでもこれにオリックス野球会社も便乗して山本由「神」グッズの発売を発表したところである。まあそれは別によいし，一応バファローズを贔屓にしている私もなんとも思わないのであるが，発表のタイミングがよろしくなかった。こういうものは，試合のない月曜日とか，対戦相手が変わったりしてほとぼりが冷めてから出すのが礼儀というものだ。その意味では，土曜日に記録を作ってはい日曜日にすぐというのは，いささか早すぎた，というより，野球の神様の神経を逆なでしてしまったのかもしれない。そのしっぺ返しが，あの佐々木朗希のパーフェクトゲームというのは，うがち過ぎだろうか。話は変わって。今週のカープは，火水土日の変則日程。これは，正直チャンスだ。2連戦が続くときはいい投手をつぎ込めというのは鉄則であるが，今のカープならそれができる。明日の予告先発は九里，明後日はおそらく床田。土日は大瀬良森下遠藤に昨日ウェスタンで好投を見せたアンダーソンも使える。この4人の中でいちばん見劣りするのが大瀬良というくらいの充実ぶりである。いや，いまいち踏ん張りきれないピッチングが続いている大瀬良は一回飛ばしてもよいのではないか。あとは，本当にオフェンスである。昨日のゲームは確かに守り勝ったといっていいものだが，そんな野球を143試合やってたら投手陣があっという間に疲弊するし，そもそもアトラクティヴではない。ひとことで言えば，つまらない。何か投手戦の妙を理解すれば野球ファンとして徳が高いと思っている向きもいるようだが，おかしい。確かに今の一軍メンバーではその辺りがかなり苦しいが，かといって今のファームに推薦できるほどの選手がいるかと言われれば，これまた苦しい。今日は宇草を抹消したが，代わりに誰を昇格させるのだろうと考えても，妙案がない。今一番ファームで当たっているのが二俣のようだが，もちろんすぐには昇格させられない。明日にでも支配下に置いて即昇格させれば別だが，しないだろうな。ところで相手関係だが，明日のスワローズはサイ・スニード，明後日は高梨だろう。簡単ではないが，難攻不落というほどではあるまい。問題は週末のドラゴンズの出方である。本来なら大野雄大柳裕也で間違いなかっただろうが，先週末のベイスターズ戦が中止になってしまったので，果たしてどう出てくるか。明日は大野雄大のようだが，柳は温存してくる可能性もある。そう考えると，また難しい戦いになる可能性もある。それでも，バンテリンドーム でやられた以上ホームではきっちりやり返さなければならない。明日からの松山だって，いわば御当所ではないか。負けることなんて許されまい。やられたものはやり返せ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/11

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  ホンモノのスタアを見てみたい。

  途中から，阪神甲子園球場の情勢などそっちのけでZOZOマリンスタジアムのチェックをしていた自分がいる。佐々木朗希。プロ入り初完投初完封勝利がよりによってパーフェクトゲームというだけでもすごいことなのに，13者連続奪三振の日本新記録，19奪三振の日本タイ記録というレコードまでひっさげたのである。いくら今のバファローズに新型コロナウィルス陽性者が続出し，ただでさえ薄いオフェンスの層が悲しいくらい薄くなった状況とはいえ，伊達や酔狂でできるものではない。もちろん，パーフェクトゲームやノーヒットノーランを達成した投手が必ずしもそれ以外で球史に名前を残す投手ではないことも間違いない。多分に運も左右するものであることは承知している。しかし，これだけのものを背負って達成したのはほとんど唯一無二といっていいかもしれない。プロ初勝利がノーヒットノーラン（ほかには近藤真一だけ），パーフェクトゲームで16奪三振の当時の日本タイ記録（今でもセントラル記録ではある），V9ジャイアンツからノーヒットノーラン（ほかにはバッキーのみ）と三度のノーヒットノーランを達成している外木場義郎翁くらいではないか。彼の記録に対抗できるだけの看板を持っているのは。とにかく，彼のポテンシャルがすさまじいということなのである。すなわち，こういう選手がまさに銭の取れる選手，ホンモノの「スタア」なのである。いや，そうなるであろうことは2019年10月の時点でわかりきっていたことなのであって，だからこそあのときのドラフトで佐々木朗希に特攻する価値は十分あったのである。確かに昨日の試合など見たら森下だって野球の神様の寵愛を受けたスタアであると思うのだが，佐々木朗希にはかなわないだろう。まだ先のことはわからないが。その意味では，今のカープの編成は誤っている。今のカープに，これを見に行きたいという存在がどれだけいるか。菊池の守備は別格として，あとはそれこそ森下と栗林だけかもしれない。いずれ小園にはそうなってほしいが，まだまだだ。その意味ではプロ野球興行としてはやっぱりB級なのである。え？上本？まさか。だからこそ，今のカープ，とにかく何でもいいから勝つことが大事なのである。勝利こそ最大のファンサービスという落合博満翁の言は正しいのだ。チームが今日も勝つだろうということが最高のファン誘因力になるのだから。金ではなくても，燻し銀にはなれる。勝ち方なんかはこの際どうでもいい。むしろ点を取ったり取られたりする方が面白いともいえるのだ。今日のゲームのことがすっ飛んでしまいそうだが，遠藤はよく頑張った。彼もまた佐々岡に潰されかけたきらいがあるのだが，よく立ち直ったと思う。いや，もちろん殊勲甲はマクブルームだ。どんなに必死に守ったところで点を取らなければ勝てないのであるから，その1点を取った，しかもホームランで取ったことは高く評価しなければならない。彼は今のアホバカ首脳陣が推進してかつ一部カープファンが好むちまちました野球に染まっていないだろうから，うまくいけば銭の取れるスタアになる可能性が高い。先週末はどうなることかと思ったが，終わってみれば4勝1敗1分けで切り抜けた。来週は変則日程で松山で2連戦，二日空けてホームで2連戦となる。ここで調子のいい投手を投入するなら，うまくいけば4連勝だって夢ではない。いや，せねばならぬ。そのためには，もうちょっと点を取れないとね。確かに今日のガンケルはよかったけど，1点しか取れなかったかといわれると，違う。しかし，いつまで佐々木朗希がNPBにいるかはわからないが，マリーンズファンは幸せだと思う。マリーンズはここまでよく金の卵を孵化させたというべきだろう。そういう野球をカープに望むのは，悪いことなのか。もちろん佐々木朗希に特攻したら虻蜂取らずになった可能性もあるのだが。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/10

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  いい加減にしてよ楽天さん。

  とはいえ，ゴールデンイーグルスとはなんの関係もない。このところ楽天ブログの調子がよくないようで，今日も書いたものを下書き保存しようとしたら，全部消えてしまった。きっとシステムバグだと思うが，昔からここはそれが多すぎるのである。と，いうわけで，書いてきたものを思い出すのもめんどくさいので，今日も簡略版とする。ただ，今日は取り立てて書くことがない。ただ森下の投打にわたる美しき一人舞台を愛でればよいのである。もちろん細かいことを突き詰めればいいたいことはあるが，それがうまくいったら今日の試合など20点は取れそうな勘定になる。でも，それはまあ現実的ではあるまい。でも，昨日が昨日だったし，22時40分頃まで野球をやって半ば報われなかった翌日のデイゲームだから，いささか心配はしていた。実は昨日，ラジオはもちろん文字列さえも見ることができなかった間は３－０だったが，ようやくラジオをつけてからは０－３という展開だったから，今日も験を担いで文字列だけにしようかなと思ったくらいだ。まあ，杞憂に終わったのはよいことである。その情報に接することができなかった理由だが，我が家で契約しているCATVのちゅぴCOMが3月31日限りでディズニーチャンネルを終了したのは過日書いたとおりである。一度はまあいいかということになったのだが，昨日になって再び議論になり，光回線テレビ会社に問い合わせなどしていたからしかるべき時間が取られたのである。で，結局乗り換えることに決めた。妻子的にはディズニーチャンネルが確保されたし，それまで見られたのにちゅぴCOMによって同様に打ち切られた局や高いプランじゃないと見られなくなった局が復活したことは喜んでいるのであるが，わたしとしてもこれでプロ野球を放送している局が全部カバーできるという余録ができたのである。百歩譲ってスポーツプラスやテレ朝チャンネルが高いプランでしか見られなかったのは辛抱するとして，sky-Aがお値打ちプランから外されたのは痛かった。要するにそういう阿漕な商売をする会社なのである。さすがは中国新聞系列だ。あとは，カープが視聴意欲を煽る試合をしてくれれば，それに超したことはない。なんといっても，在広局地上波中継時間帯にJSPORTS1の放送が差し止められるのがなくなるだけでもうれしいのだ。なんせ地上波はうざったいタイミングでCMが入るし，地上波中継時間前後とJSPORTS1の放送時間との間に若干のタイムラグもあるし，要するにいらつく原因だった。本当に，JCOMなどの競合局が早く広島に上陸して，殿様商売のちゅぴCOMなんて潰れてしまえとさえ思う。話がそれかけたが，とりあえずは明日だ。遠藤にひと頑張りして欲しい。明日勝てばまあ昨日の引き分けも報われる。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/09

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  ありえない。

  結果だけ見たら，まあ負けなくてよかったと思う。万が一のことがあったら，いかに相手が手負いの虎といえども逆ねじ食らわされる危険性があったからである。まさにそれに嵌まったのが先週のバンテリンドームだったわけであって，2週間続けて同じ轍を踏んだらそれこそMarx先生ではないが，みすぼらしい笑劇と言われるのが落ちである。ただ，引き分けでいい試合だったかといわれれば，絶対に違う。きっちりと9回で押し切って勝たねばならなかった試合である。まさに「守り勝つ」というならそうしなければならなかったはずで，それができないのならそんなもの標榜するのはやめちまえといいたくなる。その意味では今日の大瀬良は落第点だ。これが遠藤とか玉村だったらやむなしだが，大瀬良なら踏ん張らなければならない。6回3失点でいいというのは並のピッチャー，エースを標榜するなら取った得点以下に抑えてほしいものであって，これで仕方ないよねというのは大瀬良に失礼なのである。それでも143試合全部思うとおりに行かないのも事実だから，今日のような日もあると思うしかない。でもやっぱりそれで済ませたくない。やっぱり勝てる試合は勝っておかねばならない。まして手負いの相手にあれだけ苦しむというのは下の下である。オフェンスは今日は不出来極まりなかったが，マクブルームを欠いていたからある程度やむを得ないともいえる。ただ，いつまでも繋ぎの野球で勝てると思ったら大間違いで，たくさん勝ちたけりゃ火力がなきゃいけない。誠也がいなくなったから今年は繋ぎの野球でなどという言葉に納得させられているのは頭が弱いしるしである。どのような前提であろうと中軸の長打力というのはなければならないのだ。そう考えると，今のカープのオフェンスメンバーは，あまりにも弱い。つぎ込みたくてもつぎ込む駒がないのである。かといってファームにもめぼしい存在はいない。ちょっとこれは真剣に補強を考えた方がいいのではないか。でないと，いいのは今だけでじきに泣きを見るよ。あすは森下と秋山のマッチアップになる。今のカープのオフェンスでは秋山を打つのは難しいだろう。森下がいかに耐えるかが勝負の鍵を握ることになる。あまりにも残念。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/08

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  だからね，「守り勝つ」なんて無力だって。

  最終スコアは９－２だが，火力が温まっていたら，少なくとも三連覇当時のオフェンスの力があったら，7回裏はとんでもない大蹂躙劇場が演じられていたことだろう。もっとも，勝つには過不足ない点数だっただろうから，これでよい。だいいち下手に大差で勝ったら明日の試合に差し支えかねない。さて，今日の試合の勝因は，誰がなんといおうとマクブルームの同点ホームランだ。これ以外の回答は零点である。あの一発があったからこそ，ジャイアンツの勢いが完全にそがれたのである。もしなかったとしたら，試合内容は大幅に変わっただろう。もちろんあの終盤の草野球並みのディフェンスが出たら勝てたはずだが，少なくとも堀田を楽逃げさせた可能性もあったのだ。まあ，カープをなめたのかどうかは知らないが，吉川に代えて廣岡，ウィーラーに代えてウォーカーを出したジャイアンツの戦術に救われた面があることは，確かだ。しかし，ジャイアンツの強力打線とかなんとか喧伝されていたからどれだけすごいのかと思いきや，並も並，むしろ飯小盛りの丼飯のようなものだった。かつてカープとバチバチに張り合っていた頃のジャイアンツと比べたら，迫力に欠ける。これはもうよく守ったというよりは，九里床田玉村を立てたらこんなもんでしょうという以上でも以下でもない。すなわち，火曜日と今日は打ち勝てたから勝てたのであって，昨日は打ち負けたから負けた，ただそれだけなのだ。それにしても最近のカープファンは「守り勝つ野球」などと軽々にいうが，そもそも論として「守り勝つ野球」の定義が不明である。私の住む業界はバリバリの文系稼業であるが，意義不明の立論をすると一発で莫迦にされる。それなのにそんな立論をしてやれ素人にはわからないなどというのは，坂田利夫師匠の「アホ」紋付き羽織を着て反っくり返っているようなものだ。要するに莫迦としか云いようがない。多分頭がおかしいのだろう。ついでにいうと，定義不明ということは，多義的に，というより自分の都合のいいようにねじ曲げて立論できるということである。要するにこんな立論は屑であって，反駁するに能わない。まあ，一昔前の法律学，ことに憲法学の世界では良性の概念を錦の御旗のように正当化事由として用いるきらいがあったのだが。まあ，白痴君の相手をするのはこの程度にしておこう。私もそこまで暇じゃない。てゆーか，あまりにも日本語が不自由すぎて理解してあげるのも大変なのである。明日からは西宮でのタイガース戦。いわば裏三本柱相手だから負け越しなんて許されない。ただ，先週金曜日のように打ち負けることがあってはならない。これならタイガースは勝てるという型にはめられないことが大事なのであって，そのためには，やはり打ち勝つ，点を取って勝つしかないのだから。これでいいんだよ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/07

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  ほらね，「守り勝つ」なんて無力だって。

  負けたものは仕方ないから，とりあえず明日頑張ろうというところではある。しかし，今日の負けは防げなかったかといわれれば，きっと違う。蓋し，今日の敗北は，決して惜しい負けではない。この1点こそが大差といっていいのだ。これこそがまさに攻撃野球を標榜するチームと正体不明の「守り勝つ野球」なるものを語っているチームの埋めがたい差というべきだろう。まさに「微差は大差」なのである。ここに来て，カープのオフェンスが研究されてきているといっていい。その中で，オフェンス力のもろさが明るみに出てきている。ならば今こそもっとオフェンスを前面に出す野球をすべきなのであるが，佐々岡はこれをやらない。昨日のレフトに松山においたオーダーは評判があまりよくないようだが，打力勝負をしなければならない中である程度火力勝負をしなければならないという点である意味リアリズムに徹したものという評価はできる。ならば今日こそ，メルセデスに相性のいい松山起用をスターターに置かねばならなかったはずだ。もうひとつは，上本の起用法である。出塁率の高さは買うのだが，残念ながらこのところインコースに強いストレート突っ込まれて打球が前に飛ばない。ならばそろそろ，元の位置，スーパーサブ的役割に戻すべきではないか。代わりをどうするかは悩ましいところだが，同じくらいの力量だったら火力の強いものを起用すべきというのが鉄則である。中村奨成をろくに使わずに早々に二軍に落とした判断はいかがなものだったのかというところである。佐々岡もそうだし，まだまだカープファンには「守り勝つ野球」への根強い信仰があるようなのだが，早く捨てようよといいたい。今日の試合を見てその無力さに早く気がつかないといけないと思う。今日のスコアは「守り負けた」からかい？違うだろう。端的に打てなかったんだよ。ほんとうに，今のカープファンのオフェンス軽視は悲しいくらいだ。ディフェンスがザルで優勝したチームもあまりないが，極端にディフェンシヴに戦って栄冠をつかんだチームも存在しない。カープの三連覇も，打ち勝てたから以上でも以下でもないはずなのだが。その意味では，明日こそ試金石だろう。カープのオフェンスの力がもろに試される試合だろう。これで簡単に転がされるようなら，またBクラスだよ。明日こそ打ち勝とう。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/06

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  とにかく勝てたからよい。

  正直なところ，勝てるとしたらこんな展開だろうと思っていた。せっかく開幕当初は好調だったオフェンスを自らの手で崩してしまって3連敗食らった直後だけに，一気に息を吹き返して打ち合いに持ち込めるとはとても思えなかったからである。その意味では，今日は九里がよく粘ったというところだろう。これで少しは反転攻勢だといえるかなと思う。今日のノルマは何でもいいから勝つことだったから，今日はこれでよい。それ以上のものを望んではいかんだろう。これで息を吹き返してくれればいいのである。その意味では，明日だ。床田は誠実なピッチングをするだろうから，メルセデスを打ち込めるかである。少なくとも完封されるような相手ではないはずだ。打ち込めないまでも点を少しずつでも取りながら粘っていけば，継投勝負では負けないだろう。ことほどさように，一度崩れたものを立て直すのは困難を極めるのだ。今のカープの場合，はっきり言って自滅だ。自分で勝ちパターンを崩してしまって勝てるほど強かったら，3年連続Bクラスなんかになりはしない。要するに，先週木曜日のタイガース戦が佐々岡を狂わせたのだと思う。内容はよかったのだが，やっぱり今のカープは守り勝つことができるチームだという重大な勘違いを犯してしまったのだろう。それが金曜日の対ドラゴンズ戦の初戦，大野雄大相手に野間スターターという大疑問手を指してしまったのだと思う。そもそも野間が「守り勝つ」ために必要なピースかどうかは甚だ疑問であるが，とにかく有り得ないことをやってしまったのである。さらにそもそも論を言えば，もはやドラゴンズはあの時点で「守り勝つ」ことでしか勝てない状態に追い込まれていたのである。ただしそれはかのチームのひとつのストロングポイントではあったけれども，少なくともそれに嵌まらない野球をしなければいけなかったのだ。今となってはBlack Fridayとしかいいようがないが，あの日こそじっくりと腰を据えて打ち勝つ野球をしなければならなかった。そうすれば，少なくともカード勝ち越しくらいはできただろう。本来であれば痛い目に遭った翌日に立て直して欲しかったのだが，過ちを認めることができなかったのか，それともよほど鈍感なのかはわからない。ただ，今日のオーダーや采配はその点を理解していたのではないか，と思いたい。偶然だったりして。ところで，タイガースがついに勝ったそうだが，これで異様な雰囲気の西宮でカープがアウェイ戦やらなくて済んだのはよかった。ちなみにタイガースをスウィープしたスワローズ，カープはいずれも次のカードでスウィープされたというJINX（これは正しい使い方。吉兆を呼ぶ意味では本来使わない）があるので，前カードでタイガースをスウィープしたジャイアンツも，というところは継続していただきたいところだ。さあ明日も勝とう。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/05

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  古くさい野球をするから負けるんや。

  今日の試合だけを取り出せば，想定内の敗北ではある。むしろ，遠藤がよく頑張ったといっていい。ただ，昨日一昨日の敗北が喜劇，いや悲劇的だったから，今日の敗北の悲劇性が際立つだけだ。確かに3タテ食らったが，それでも6勝3敗。2勝1敗で3カードきたと思えばよい。とはいえ，この3試合は有り得ない敗北といっていい。今日だって，1点に抑えたから2点取れば勝てるのだ。それができないから3日間負け続けているのである。要するに，オフェンスが不出来だからということに尽きる。ならその原因はと追及していかないと，6連勝は一瞬の夢物語に終わってしまうだろう。しつこいようだが，一昨日の野間スターター起用は有り得ないと言ってよい。善意に解釈すれば今いるメンバーを全員勢いに乗せてやりたいと思ったのかもしれないが，どう考えてもオープン戦から野間はインケツ窮まっているのだ。勢いに乗っているときにはそういう選手を使ってはならないというのは鉄則中の鉄則だ。その点を反省しなければ，いや，なぜ野間を起用したのかということをちゃんと対外的にも説明しないとだめだと思う。まして相手先発は大野雄大だったのであるから。その点はもうこの際措くとして，はっきり言って佐々岡の野球，古くさいのだ。佐々岡の古めかしさというのはもはや昭和，それも50年代のそれだ。だから勝てない。令和の今通用するものでは有り得ないのである。特にオフェンス。あの狂信的バント信仰だけでもなんとかならないものか。今頃広商だってやらないというのに。昔話しても詮無いことだが，私がファンになった頃のカープの野球は，12球団で一番モダンだった。どうもカープの野球の伝統はディフェンス重視のようにいう向きも多いのだが，嘘だ。カープを黄金時代たらしめたのはオフェンスの強さである。むしろ一貫した攻撃野球である。いや，職業時代の時代はいざ知らず，V9巨人，上田阪急，森西武などなど，黄金時代を作ったチームはオフェンスの強さが際立っていたのであって，ディフェンスの強さだけが売りではない。かの鶴岡ホークスでさえ，ライオンズやジャイアンツに勝つために「百万ドルの内野陣」から「400フィート打線」に宗旨替えしたのであるから。昭和末期から平成初期にかけてですらそうだったのだ。令和のいま，データ野球全盛の現在に，守りだけで勝とうとすること自体が誤りなのである。よくディフェンス重視と評される落合ドラゴンズだって，オフェンスの強さがあったからこそ天下が取れたし，逆にオフェンスが弱ったから弱体化も早かったのである。時代は，いや昔から，勝つためには攻撃野球なのだ。だから，「守り勝つ野球」思想なんか，捨て去らねばならない。それがカープの伝統？だからそんなの嘘だ。逆に言えば，佐々岡が変わればよいのだ。頭の中身が変わるか，存在そのものが変わるか，どちらかでよい。佐々岡がそれでもなお旧態依然の野球に固執するなら，消えて欲しい。私は強くてアトラクティヴな野球をするカープが見たいのであって，監督が誰かなどというのは全く興味がない。明後日からはホームのジャイアンツ戦。こんなしょぼい野球やったら，お客さん来なくなるよ。明日はカープのことは書かないつもり。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/03

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  「守り勝つ野球」の優位性なんて誰が語ってんだい？

  もちろん長丁場のペナントレースだから，連敗することもあればショッキングな負け方だってあるので，それが今日きただけとはいえるのだが，それにしても辛い。やっぱり邯鄲一炊の夢でしかなかったのかとさえ思う。やっぱり，今の今になって佐々岡は少ない点を守り抜く野球をやりたいと思っているようだ。それが誤りであることはもはや繰り返さない。いや，百歩譲ってその点はおくとしても，そんな野球を目指す割には戦術がちぐはぐなのだ。むしろ戦術自体も変といった方がいい。昨日今日はそのせいで負けたも同然だ。昨日はやはり野間のスターター起用がミステイクだった。連勝中のチームにわざわざ負のオーラをまき散らす選手を使ってはいけないというのは鉄則だ。野間一人だけ蚊帳の外だったから仲間に入れてやろうという温情があったかどうかは知らないが，それなら何でエース対決になる昨日，サウスポーの大野雄大相手に使ったのかというところだ。そしてどうもそれ以来チームの流れが悪い。選手の側にもなんで？というのが出てしまったのではないか。そして今日。結論から言うと無策の極みだった。せっかく1回表にバスターエンドランが決まって先制点に結実したのに，それ以外はことごとくバント。芸がない。いや，それ以前に末包のホームランのあと延長11回の上本の内野安打まで一人の走者も出せない攻撃はお粗末の極みだ。そういえば延長12回もノーヒットだから，ヒットらしいヒットは末包のホームランだけ。これでは負けて当然だったのかもしれない。最後に打たれた栗林を責めるあほうはまずいるまい。実際，溝脇の四球は三振のはずだった。あんな見え見えのストライクを取れないアンパイアは消えてなくなれといいたいところだが，今日の丹波はいろいろやらかしていたからやむを得ないところだ。それはさておき，そりゃ栗林だって神ではないからこんなこともある。ただそこにいたるシチュエイションが悲劇を呼んだだけに過ぎない。それだけに，メンタル面でやられなければいいのだがと思う。ある意味，木曜日の勝利が佐々岡を増長させてしまったのかもしれない。秋山を攻略して接戦をものにした美しい勝ち方だが，その延長線上で昨日今日を戦って転ばされたという感が強い。実は今のカープがあるのは開幕戦と二戦目の打ち勝つ野球あってこそだし，その勢いで昨日今日と戦っていれば余裕勝ちだったと思う。やはり，「守り勝つ野球」など百害あって一利なしだし，そうそうに捨て去らないといけないのだ。きっとこれで明日も負けるだろう。「トラックマンの申し子」柳裕也をカープ打線が攻略できるかい？やっとホークアイを導入したばかりの，アホなファンがこぞってその導入を否定したカープが打ち勝てると思うかい？無理だ。まあ，たとえ三タテ食らってもまだ6勝3敗だから，ここから腹を括って戦えばまだまだ大丈夫だ。もちろん，「守り勝つ野球」などという寝言はそうそうに捨てなきゃならないけどね。打力で相手を崩さないとたくさんは勝てないよ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/02

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  今日も都合により簡略版。

  どうも，弊ブログの大家の楽天ブログのご機嫌がよろしくないらしい。昨日に引き続き，今日も保存がうまくいかず，書いたものが吹っ飛んでしまった。こうなったら，いささか辛い。昨日と違って，今日は辛い結果となった。もちろん，143試合全勝などというのは夢物語であり，どんなに強くても年間50敗くらいはするので，まあ今日ひとつ負けたからどうしたというほどのものである。ただ，負け方はよろしくない。まだこれだったら大瀬良が崩れて大敗した方がよかった。接戦を落とした体の試合というのが，やはり一番いけない。やっぱり，今日は野間のスターター起用に尽きるだろう。そのせいで負けたというつもりはないが，やはりこういう大義名分なき起用というのは裏目に出がちなのである。相手は大野雄大だったのだ。オープン戦から見て彼とのマッチアップでいい結果が出る姿が想像できなかったし，事実そうなった。野間のスターター予想の情報に接したときには，4月1日のエイプリルフールの冗談ではないかと思ったくらいである。もちろん，エイプリルフールで嘘をつけるのは午前中だけだが。要するに，そうそうよいことばかりは続かないということである。6連勝というのはかなり流れに左右された面があって100パーセントの実力勝ちではなかったということだろう。だからこそ，今のカープにはまだ上がり目がある。まずは明日勝つこと。明日勝てばそれはすなわち次なる連勝の橋頭堡になるのである。やはり，ホームランいまだ1本だけのオフェンス陣のさらなる爆発を期待したいところだ。当面はオフェンス重視，長打力重視のオーダーを組むべきである。きっとその方が結果も内容も伴い，かつエンターテインメント的にも優れたものになるはずだ。明日は森下暢仁対笠原祥太郎のマッチアップとなる。今日のような試合が続くなら，何かを変えてもいい頃だと思う。ほんとうにとにかく号砲一発が欲しい。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/01

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  今日は都合により簡略版。

  別に，今日の勝ち方に不満があるわけでは毛頭ない。今日など理想的な勝ち方という以上でも以下でもあるまい。実は今日は本業が忙しかったため，試合終了は帰宅途上だった。文字列だけでもその勝ち方に満足して，帰宅後に今JSPORTS1の再放送で見ているところだったのだが，ある程度の分量を書いてさあ保存という段で，なんの手違いか書いたものが全部消えてしまったのである。これは痛い。まだ時間が早ければ気を取り直して，ともいえるのだが，これを欠いている今はもう日付が変わっている。もちろんウィークエンドなら少々夜更かしをしてもいいかという気にもなるのだが，夜が開けてもまだ金曜日である。まして明日は年度替わり，個人的にも異動ということもあって初日くらいは気合い入れないといけない。寝ぼけ眼でいいわけがない，と思う。と，いうわけで，書いたものを思い出してなぞりもせず，新たなネタを繰ることもせず，今日はフェイドアウトしたいと思う。明日からはバンテリンドームナゴヤ。とにかく大野雄大と相まみえる初戦次第だと思う。それを取れれば，開幕9連勝まで見えてくるのではないか。贅沢を言うなら，そろそろ主力打者のアーチが見たい。マクブルームにはそろそろ出そうな気がするし，彼に出たらつられてほかのバッターに出るかもしれない。それより末包に出たらチームが盛り上がると思う。それより，明日こそは定時で上がって家でゆっくり見たい。実はここまであるジンクスがあって，出先からの帰宅後に一気にカープに流れが動いているのである。開幕戦の試合を決めた6回の大量点もそうだし，3戦目はまさに西川の逆転決勝三塁打がそれにあたったし，火曜日の神がかり的サヨナラのシーンも出先からの帰宅直後だった。ならば流れ的に重要な試合となるであろう明日は最初から見ておきたい，と思うのである。それにしても，オープン戦段階ではこんな姿想像もできなかった。やはり開幕戦はたかが143分の1ではないのだ。あとはとにかく号砲一発が欲しい。BlogPeopleSIGMA People

  2022/04/01

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  今日も勝ったよまた勝った。

  それゆけやれゆけズンとゆけ，赤ヘル軍団また勝ったでえ，などという昔の歌を引っ張り出したくなるような快勝の連続である。もちろんこんなことが残り138試合続くとは思えないのだが，まだ負けてないという事実にかき消されそうな感じすらある。実際のところ，今日こそ負けるかなと思うところもあったのだが，床田が出会い頭の一発でやられた1失点に抑えておけばという思いもあった。はたしてその通りになった。伊藤将司の弱点は球数が持たないことであって，そこまでに勝負をつけられさえしなければ今のタイガースのリリーバーでは持たないはずだと思っていたら，ドンピシャリである。まあ，それまでになんとかしろよといえばそれまでなのだが，今日の伊藤はよい部類だったからやむを得まい。しかし，今のところ上本が神がかっているとかなんとか言われているが，今日は申告敬遠の1四球のみ。9回にはエラーもしでかしたから，少なくとも唯一無二の絶対神ではないらしい。しかし，新たな神が現れた。その名は，ライアン・マクブルーム。別に振ればヒットというわけではない。昨日もマクブルームのヒットがサヨナラ勝利に結実し，今日もマクブルームの繋ぎのヒットが逆転劇を呼んだ。まだデータ２試合なので大声では言えないが，逆転の影にマックありといいたいくらいである。ほんとうに，ここまではうまくいきすぎるくらいうまくいっている。その意味では今日がどうこうというより昨日の勝利は値千金だったということだ。昨日勝ち越されたあとなんでもいいからのらりくらりと逃げられてケラーに来日初セーブ，なんてことがあったら，今日も余裕で逃げられた虞があったのだ。しかし，ケラーを粉砕しておそらくは当分の間再起不能にしておいたのが今日効いているのである。矢野燿大はもはや伊藤と心中するしか勝利の絵図面が書けなかったのだろうと思う。ここまで来たら，手負いの虎に情けをかける必要はない。容赦なく皮を剥ぎに行けばよい。明日も相手先発は秋山拓巳だが，攻略法は今日と以下同文になる。早い段階で秋山を下ろし，競り合いもしくは先に点取って粘る展開に持ち込んだら，まあ負けないだろう。だから，今日は伊藤から点を取ったという以上に，その後出てきた中継ぎ投手陣を血祭りに上げたことの方が大きいのだ。カープは玉村昇悟が予告先発だ。彼がいかに粘れるかが鍵となる。たとえ点差は少なくとも先に点を取って粘れれば，点を取れなくても突き放されさえしなければ。まず勝てるはずだ。あすもまた，オフェンスが一気に銃砲の束となれれば，そうそう負けないに違いない。あとは号砲一発が欲しい。BlogPeopleSIGMA People

  2022/03/30

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  今年は念じてみる価値があるかもしれない。

  ひとこと，あきれた。いや，いい意味で。申し訳ないが，西勇輝を7回途中まで楽逃げさせた時点でもう負けたと思った。すべてにおいて流れが悪く，今日こそ負け，タイガースに息を吹き返させる痛い敗北になるとしか思えなかった。そうそう日曜日のようなことは起こるまいとしか思えなかったし，過去2年の体たらくのせいでそういう想像力すらも奪われていたのだろう。起こるのである。しかも相手を地獄の底まで突き落とすようなことが。どう考えても，會澤の三振でケラーが落ち着くはずだった。いかに上本が好調といえどもインサイドにストレート投げられたら打てないだろうと思っていた。しかし，今の上本は本当に「神」なのかもしれない。四球を取った上に長野さんのピッチャーゴロ併殺打まで内野安打にすり替えてしまうのである。こうなった時点で，今のタイガースに踏ん張る力はなくなったというべきなのだろう。いちばんかわいそうなのは湯浅である。何が悲しくて年俸1億2500万円の尻拭いをしなければいけないのだろうと思ったかもしれない。しかし，今日勝つと負けるとでは大違いだった。万一そのまま負けていたら矢野の思うつぼだったのだ。スワローズに少々負けても西勇輝秋山拓巳伊藤将司で回収できると値踏みされていたに違いない。もし今日西に白星献上して負けたら，明日も明後日も同じ轍を踏んだ可能性もあったのだ。しかし，その思惑を砕いた上に，ケラーをおそらくは当分の間再起不能にしてしまった。こんな痛快なことは，そうそうあるもんじゃない。これは，はっきり言ってまぐれが続いただけと評価することもできる。しかし，まぐれも続けば実力だ。事実，2001年のミラクルバファローズのように，終盤での逆転劇を続けて俺たちは違うぞという自信になった例もあるのだ。上本がお立ち台で言ったとおり，下馬評覆すためにやってやるというモチベイションでかまわない。俺たち違うぞと思ってくれればそれでいい。それが見えたら，喜んで信じてみたいと思う。こうなったら，明日も明後日も勝たねばならない。もちろん開幕からの連勝を伸ばすことに意味があるのではない。このまま明日勝ってもタイガースを沈めたら，今シーズンこのチームを再起不能に追い込むことができるかもしれないのだ。少なくとも，むざむざ溺れているところに手を差し伸べることをすることをしなくてもよかろう。それにしても，今日は九里の後黒原ー松本ー矢崎と繋いで勝った。特に矢崎。よくここまで佐々岡に嫌われながら辛抱したと思う。衝撃のプロ初登板初勝利から5年ぶりの2勝目というのはひとつの記録かもしれない。これで何かが吹っ切れてくれればいい。矢崎がジョーカーになれば強いよ，たぶん。BlogPeopleSIGMA People

  2022/03/29

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  新年度なんか来なくてもいい。

  「ああ・・・・・・つまんない」♪やる気ないやる気ない　ぜーんぜんぜんぜんやる気ない　3月最終週のお仕事！　　てきとにやるしかしょうがない　そう　てきとにやるしかしょうがない　　　　神様1年だけ戻してよーーーっ♪この前後を続けてもいいのだが，つまらないからやめる。でも今の心境は，本当にこの戯れ歌の通りだ。目の前の仕事には全くやる気がないし，4月1日からの引継なんて全く気乗りがしない。てゆーか，やればやるほどふざけんなという思いしか浮かばないのだ。だから，ほんとうに適当に流している。手抜きがばれない程度に。先の土曜日，3月26日は一粒万倍日に天赦日，寅の日が重なる年に一度のスーパー大吉日だったそうで，この日に財布を新調すると（正確には前日からお金を入れておく必要があるとのことだが），金運が飛躍的にアップするらしい。さらに宝くじを買うにはよい日のことで，予備の財布をおろしてBIGでも買おうかと思ったが，雨が降って出鼻をくじかれたし，そもそもばかばかしいのでやめた。ただ，そんなものにすがりたくなるほど，本業の気持ちが切れてしまっているということだ。その代わりといってはなんだが，何かを始めるのにも吉日とのことで，あることを始めた。ただし三日坊主のきらいがあるので，続けばいいんだけどね。ところでカープだが，この3連戦の結果には文句のつけようがない。ある意味神がかっている。3戦目などどう見ても采配ミスじゃないかと思われるところを選手が救って逆転したのである。三連覇の頃の感覚が甦ってきたかのようだ。だから，こういうときは流れに棹さしてはいけない。よかったよかったで流せばいいと思う。いいたいことは結構あるのだが。過去3回あったアウェイ三連勝（以上）はすべて結果最下位だったことは昨日書いた。ただ，1963年は3連勝の後すぐ4連敗して貯金を食い潰したし，1993年こそ4月まで好調だったが，5月に5連敗2度，2005年も4月中に貯金を食い潰していたから，これからの戦いぶりが要注目だろう。思うに1993年も戦いぶりはカツカツだったから，これから蛸が自らの足を食らうがごとき戦いぶりさえしなければというところだと思う。さて，ホーム開幕シリーズのタイガース戦は31日まで。ちょうど旧年度最後に当たる。このカードで，一気に走ることができるか，それとも標題の通りとなるか。元ネタはわかる人だけわかっていただければ。BlogPeopleSIGMA People

  2022/03/28

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  やればできるは魔法の合言葉。

  と，いうのは済美高等学校の校歌の一節で有名になったところであるが，その言葉がプロフェッショナルである彼らに響いたのかどうかはわからない。しかし，とにかくよく勝ったと思う。ほんとうに，やればできるやないかい。これまで３年間何やってたんやとさえ思う。しかし，９回表ツーアウトまでの野球は，まさにここ３年のリフレインとでもいうべき既視感にあふれるものだった。せっかく０－２を４-２にしたにもかかわらずそこからソロアーチ三本でひっくり返される始末。オフェンスもよかったのは５回表だけ，継投も後手後手という最悪の展開としかいえなかった。そして９回表もありえない作戦から二死２塁にまで追い詰められたのである。やっぱり，佐々岡が動いたら駄目だということをまざまざ思い知らされるだけに終わった，はずだった。そこからの３得点は，本当に神がかっているとしかいいようがない。いや，今日は上本を褒めなければならない。５回表のタイムリーもさることながら，９回二死からの内野安打が効いた。今日の打撃をみると，今まで感じられなかった命がけの必死さ，達川いうところの「生活感」満載だった。彼の思うところは他人でしかない私が思い知るすべもないのであるが，もう今年結果が出なかったらやばいということを理解したのかもしれない。こういうプレイが出るならば，彼のraison d'êtreが現れるのだ。もっとも，これでカープは強くなった，戦えるだけの力を取り戻したというのは，まだ早いと思う。今日もずいぶんベイスターズの拙守に助けられたという面はある。５回の西川のタイムリーの際の挟殺ミス，９回の堂林の見え見えの併殺コースを併殺に取れなかった牧の送球ミス。このどちらかでもなかったらベイスターズが競り勝っていただろう。さらに西川の三塁打も，あんなにセンターが前に出る場面だったかといえば，多分違う。まあこれは結果論に如かずだが。ついでにいえば，開幕３連勝というのは，必ずしもその年の成績に反映しない。2005年など今年と同じようにアウェイ3連勝をしながら星を伸ばせず，交流戦で大惨敗して結果最下位だった。1963年も川崎球場でホエールズに3連勝しながら最下位，1993年は神宮，横浜での5連勝含め開幕6連勝スタートにもかかわらず最下位と，実はアウェイ開幕からの連勝というのは逆に験が悪いのである。2018年のようにホーム開幕3タテから一気に勢いに乗った年もあるのだが，不思議なものだ。その意味では明後日からのタイガース戦は試金石となるだろうが，幸か不幸か相手は開幕戦でとんでもない大惨敗を喫したのをきっかけに3連敗，しかも23イニングス連続無得点中である。こういうチームは，絶対に起こしてはならない。幸いに今のカープは2005年のように投手力がカツカツではないので，妙な試合はしないだろう。問題はオフェンスが西勇輝と秋山拓巳，伊藤将司を攻略できるかどうかだが，やらねばならぬ。ここでタイガースを叩いておけば，かのチームの性質上今シーズン再起不能に追い込むことだってできるのだ。為せば成る　為さねば成らぬ何事も　成らぬは人の為さぬなりけり（上杉鷹山）だから打ち勝てば道は開ける。BlogPeopleSIGMA People

  2022/03/27

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