WEB版特別音楽講座(赤ヘル編)
どうもこのところ,愚痴っぽくなっていけない。それもこれもカープがろくでもない試合内容を続けてくれているからなのであるが,愚痴ったからと言って現状がよくなるかと言えば,決してそうではない。ということで,今日は普段とは趣を変えて,音楽の時間としたいと思う。まあYouTubeの時代だけにこういうことも可能なのだが,まあ試しにやってみようと思う。さて,先々日私はまさに今のカープの救いようのない暗さを「ケーゲルの振った『アルビノーニのアダージョ』」と評した。これほどぴったりの曲はないと思うのだが,もちろん多くの方は耳にしたことがないに違いない。要するにこんな曲である。どうだろう。まさにぴったりではあるまいか。もともとこの曲は非常に重たい曲なのだが,ケーゲルがドレスデン・フィルを振ったこの演奏はまさに奇跡的名演だ。こんなに絶望的で救いようがないアダージョは,唯一無二と言っても差し支えないのではあるまいか。絶望的な暗さと言えば,やはりこの曲を外すわけにはいかない。シャンソンの名曲,ダミアの「暗い日曜日」である。あまりの頽廃的な歌声とその絶望的な暗さに自殺者が出たとかで放送禁止になった国もあるという曰く付きの名曲である。日本語版では美輪明宏がカバーして,そのオリジナリティ全開の世界観を存分に発揮している。こちらはニコ動で。暗い日曜日 - 美輪明宏でもね,私のような拗ね者カープファンとしては,この現状をなぜか予感していたところでもある。そんなとき,やっぱりこの曲をチョイスしてみたくなる。さて,ちょっと嫌事が過ぎてしまったかもしれないが,どうせなら最後にもう一節。心あるカープファンの方々は,カープの現状をお嘆きのことだろう。そう,嘆くときは徹底的に嘆き倒そうではないか。そういうときには,やはりこれがよい。(視聴注意)さて,あまり長くなるとこういうものは退屈する。最後に,カープファンの覚悟と赤ヘル戦士への激励の意味を込めてこの渾身の名曲をお送りしたい。まさに命惜しむな名をこそ惜しめ,栄光の赤ヘル軍団のプライドにかけて,立派な働きを祈るのみである。そして,その行く手を邪魔する奴は,何人たりとも我々鯉党が通さんぞ,と,ちょっと大きく出てみても,よいのではないか。(おまけ)何といっても目指すところは優勝胴上げ日本一,となると日本一記念の曲を験担ぎでおいておきたい。となると,やはりここは野球応援歌界の名曲「燃えよドラゴンズ」から,2007年日本一記念盤を。歌うはあの「名古屋の聴取率王」つボイノリオ氏である。要は手抜き企画じゃないかって?その通り。BlogPeopleSIGMA People