今度は右の外国人投手 ミゲル・ソコロビッチ投手獲得へ
今日こそは気合いを入れて一昨日の続きを書こうと思ったが,nikkansports.comよりカープの新外国人情報が入ってきた。と言うわけで,今日はこれを取り上げたい。反省会はまた明日と言うことで。【広島】元カブスのソコロビッチ獲得へ(12/11/12)とはいえ,データが全然ない。と言うわけで,Wikipediaを必至に検索したら,あった。英語ページだが。出身はヴェネズエラのカラカス。1986年7月24日生まれの26歳。まだ若い。関係ないがうちの娘と同じ誕生日だ。右投げ右打ち,184cm86kmだから,これまで2メートルクラスのピッチャーを揃えてきたカープとしてはちょっと物足りないか。2006年にレッドソックス傘下のチームでルーキーリーグに出るようになり,A,AA,AAAを行ったり来たりしながら今年初めてメジャー昇格,オリオールズで6試合,カブスで6試合投げて16と3分の1イニングス投げて0勝0敗,防御率6,06。何じゃ並の投手じゃねえかと言われそうだし,私もはっきり言ってきたい半分疑い半分なのだが,データ上で見る限り,メジャーでのWHIPが1.47,AAAでも1.24というのはやっぱりまだ力不足かと思わざるをえない。ただし,AAA通算の奪三振が129と3分の1で150,奪三振率が1.16というのが,辛うじてアピールポイントになるのだろうか。ただし,四死球も57だから,非常に危なっかしいピッチャーと思った方がよい(詳細なデータはこちらで見てね)。ただし,ここまで調べて情報が出ていないのは,球速である。この成績でまさか100マイル投手とは思えないが,150km越えを安定して出せるのであればそれに越したことはない。これは見てからのお楽しみと言うことだろう。しかし,はっきり言って何かが間違っている。この程度のピッチャーでサファテと同様の即戦力になるとは思えない。しばらくはファームで育成させて日本の野球にフィットさせたら化けることを期待しているのかもしれないが,そんなこと今のカープが悠長にやっている暇はないだろう。今のカープに必要なのは,6.5フィート使用の快速球もしくは抜群に変化球が切れるサウスポーである。そんなんそう簡単に動くかと言われそうだが,そこはハジメがくすねた50億円で何とでもすることができるだろう。これがシュール・マックの最終便でないことを祈る。最後に,お約束の動画である。確かに迫力はありそうだ。ただし,故障をした時の動画であることはご了承願いたい。でも一応はシューリーの目を信じたい。BlogPeople