有害電波と変わらないよ,今のカープは。
音というものは波動,すなわち物理学的には運動であることは言うまでもないことであるが,だからこそ音楽というものはライヴに限るのだろう。まさに音というものを全身で受け止めるからこそ,脳が司る感性が解放されるのかもしれぬ。確かに,同じものをイヤフォンで聴くのとスピーカーで聴くのとでは何かが違う。まして今般もらい受けてきたアナログプレイヤーには然るべき大きさのスピーカーがついているのだが,これで音楽や落語を聞くと全然感じ方が違うのだ。その段から見ると,今のカープの野球は,体で感じるのは有害だ。テレビやラジオで見聞きすると体でそのマイナスの波動を受け止めてしまうこととなる。その意味では文字列で追っていくのがまだましなのかもしれないが,あれはあれで大脳を思いっきり使うから,疲労は結局映像や音声を見聞きするのと変わらないのが辛いところである。さて,今日のカープであるが,私は所用があって8回表からという最低のシチュエイションでラジオを聞き始めたから,終わったあとの徒労感は半端じゃなかった。てゆーかね,佐々岡はいったいなにを考えてたのかね。全く訳が分からない。そもそも水曜日のヒーローの正隨を外した理由がよく分からない。西川がよかったのなら分かるのだが,それには及ばない。正直これで負けたようなものだ。さらにいえば坂倉への拘りも分からない。今の坂倉はインケツを極めているから,一度外してみるのも手なのに,徹底的に拘る。もっとも,それ以上にインケツを極めている會澤を一生懸命使っているから,なんともはやである。結局,今の首脳陣は,勝負事には徹底的に向いていないのである。そんなことは去年一年間で分かりきっていたのだが,それを替えなかったものの責任である。要するに,ハジメだ。ここから先は,今は書くに及ばずと思うので,書かない。どうせハジメはのうのうと今年のオフに今まで通りの人事異動を行うだろうから,そのときに銃を撃つ。もののついでに言うと,去年からのカープの無様さのひとつの原因は市民球場を全くアウェイチームが怖がらないニュートラルゾーンにしてしまったことにもある。それ自体には賛否あるだろうが,他球団は録音したヒッティングマーチやチャンステーマを流してファンを煽ることに余念がない。市民球場が怖れられたのはほんのわずかなプレイをきっかけにスイッチが入り,ヒッティングマーチやチャンステーマがその媒介となったからではあるまいか。ならば,それをやればいいだけなのだが,ハジメはやらない。その程度の金すらケチっているのだ。で,最初に戻るが,音というのは波動だから,スタンドのお客さんの手拍子が盛り上がれば盛り上がるほど波動がグラウンドに流れるのである。それを他球団は怖れているし,実際効果があるのだから,やらなきゃ嘘だ。確かに応援団がペットで応援歌を奏でる応援のやり方には賛否両論あるところだし,それが絶対によいとまでは言えないのだが,よそがやっていることをうちはやりませんとかっこつけたところで,それで負けていたらアホかということなのである。だから,本当にハジメは有害なのだ。消えてなくなればいいのに。やっぱり今のカープは駄目だ。BlogPeopleSIGMA People