ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

[今日のカープ] カテゴリの記事

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  １０．６神宮抗議活動　なぜ彼らは立ち上がったか

  昨夜，神宮抗議活動の発起人の一人である下前様から，改めて今回の行動に至る経緯，そこに込められた熱い思い，そしてなぜ神宮かというところも含めて，長文のメールを頂戴した。とにかく熱い思いがほとばしるような名文なので，ぜひブログに引用をさせてほしいとお願いしたところ，当方に一任するとのお返事をいただいたため，ここにそれを引用する。ここから引用はじめ↓私は10年近く前からカープ球団の行く末を心配して手弁当で活動してきました。現在のカープ球団は、経営能力のないワンマン社長を中心とした田舎の中小企業レベルというのが実態です。オーナーの好き嫌いでフロント、監督、コーチ、選手は生活権を左右され、オーナーに対して耳の痛いことをいう人物は排除されてきました。一昨年、昨年と数十億円に上る増収を達成していながら、その資金は本来向かうべきチーム力の増強に充てられた気配はなく非常に不透明です。これは初代オーナーの就任当時にファンに向けて発せられた「しばらく面倒を見るが、決して私しない」「いずれは東洋の二文字は削って、真の野球会社として成功させる」という決意表明とは全く相反するものです。こんな状況を打破しようと、盆暮れに広島の実家に帰省するたびに地元マスコミ、政界、活動家と接触して、カープ球団を微力ながら良くしようと行動したのですが、その声は届きませんでした。中国新聞をはじめとする地元マスコミも、監督、コーチに対する采配批判はしますが、その矛先をオーナー、球団に向けるということには完全に腰が引けてます。プロ野球スト騒動の前後で、一時期、中国新聞の上層部にもしカープ球団が消滅した場合を想定してシミュレーションをしていた時期がありました。中国新聞の紙面からキラーコンテンツであるカープコンテンツが消滅したとなると全国紙との差別化が難しくなり、販売競争において不利な立場においこまれることから、球団批判の記事を紙面に展開しようとしたのですが、自社の記者に記事を書かせることはまだ刺激が強いと考え、部外者である私に執筆依頼があったのです。中国新聞紙面でカープ球団批判の記事ははじめてのはずです。http://www.h-ri.org/paper/?cate=carp&id=004（2004年9月17日　新発想でのカープ球団経営「瀬戸内」拠点、出資募れ）この記事を執筆するに当たり、担当記者からの検閲は厳しく、私が当初書いた記事よりも相当マイルドなものになりました。中国新聞は、この記事を観測気球として読者の反応を見たのです。読者の中から同調者も多く、それを機に中国新聞はトーンを落とした物ながら球団批判の記事を極めて短期間ですが紙面に展開しました。しかし、たる募金を期に中国新聞の球団批判の記事は紙面から消えました。たる募金は中国新聞の事業局と某大手広告代理店の企画です。そして、たる募金が脚光を浴びるや紙面からは球団批判記事が消えました。スポーツ新聞をはじめとしたスポーツマスコミもオーナー批判＝球団批判に及び腰です。オーナーにとって都合の悪い記事を書けば、取材禁止となり、取材する側からすると死活問題です。「北朝鮮なみ」と一部で揶揄されていますが、球団内の人事、マスコミ支配、不明瞭な資金使途・・・・。他の2名の発起人も独自の活動を積極的に行っています。廣山　慎吾広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名http://www.shomei.tv/project-1578.htmlこの署名活動を行っています。既に1000通分の署名をオーナーに送付し、先方は受理済みです。9月30日を期限に回答を待っおり回答次第では今回の神宮の件の取りやめも考えています。昨年も今年とほぼ同様の署名活動を行い、署名をオーナーに送付しましたが、完全に黙殺されました。山田　晶子カープ球団に幾度と無く、メール・投書にて改革案を送付していますが全て黙殺されています。このようなカープ球団の体質を考えると、マツダスタジアムではたとえ「穏便」に行動しても行動した人間たちはスタンドから間違いなく強制退去となるでしょうし、球場前で声を上げることも認めないでしょう。（マツダスタジアムでの観戦ルールをにはこのような行動を排除するための条項が巧妙に設けられています。）我々は残念ながらマツダスタジアムでは声すら上げられないと行動を断念しました。本拠地からの発信ではありませんが、ファンが球団に大きな不満を持っているということを球団に対して知らせるきっかけを作りたいのです。「なぜマツダスタジアムでやらないの？」と問う人の中には「 自分たちはマツダスタジアムでやる」という人はいないのでしょうか？もっとよいやり方があるということであれば、場合によっては私たちもそちらに賛同し、今回の件を取りやめる事もやぶさかではありません。 色んなやり方でどんどん進めていき、動いていく中でみんなで知恵をつけていけばいいのではないでしょ うか？そういう動きを喚起することが私たちの行動の目的の一つでもあります。応援団との関わりについての質問もいくつか受けました。過去応援団の方とも接触しましたが考え方も様々です。1.選手が喜んで自分達も楽しく応援できれば良い。2.オーナーと強いつながりがあることが名誉だと考えている。応援団の方のブログのコメントなどを拝見する限りでは、 今回の行動を事前に応援団に相談すれば、 逆にトラブルを招く可能性があるように思われます。応援スタイルは人それぞれです。ルールを守って応援されている方々に自分たちの考えを押し付ける事をすべきでないと考えます。したがって応援団の方に同意や協力を求めたりする予定はありません。1.暴力厳禁2.アルコール厳禁3.他者の人格への攻撃厳禁4.メッセージボード（縦60cm・横60cm以内、手で持つ形状のもの）上記４項目を遵守すれば、普通のファンの応援行動と何ら変わりないと考えます。つまりスワローズファンにも迷惑をかけないはずです。ファンにはしがらみがありません。ファンだからこそしがらみ無く、自らの考えを吐けるのです。ファンが立ち上がらなければ、この状況は何も変わらないというのが私たちの結論です。引用終わり↑私が余計なことを付け加えようもない。とにかく熱いこの思いを我々保守本流カープファンで共有し，そして一人でも心あるカープファンにお届けしたいと，本記事を構成した次第である。とにかく変えなければならない。変わらなければならない。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/25

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  加納君の提言にどう応えるか

  あまりの寒さに目覚ましより早く目覚めた今朝の寝ぼけ眼にガツンと来たのは，中国新聞のカープ記事の中の「球炎」だった。何が来たかと言って，このところほとんど独自思潮を失い大本営発表の下付を受けて垂れ流す機関と化していた中国新聞が，久しぶりに辛口の爆弾を落としたからである。全文書き写したいくらいなのであるが，それをすると著作権に引っ掛かるため，そのリンクだけを載せておく。球炎　最大限の戦力強化策示せ（10/09/23）我々保守本流カープファンから言わせていただけば，よくぞ書いてくれた，である。もちろん形式は加納君の署名入りコラムの体裁は取っているが，記事にするに当たって少なくとも中国新聞運動部としての決裁を取っているのだろうから，これはまさしく中国新聞運動部がカープに対して弓を引いたというべきなのである。それだけでも痛快である。それはさておき，この記事で正当に指摘しているのは，１　スワローズとの差は戦力に裏打ちされた総合力の差であり，野球の質が違うのである。２　すなわち，優勝争いをするチームとの差はもっと大きい。３　で，優勝を逃したチームは，当然大補強に打って出てくる。４　当然，故障者の復帰や現有戦力の底上げだけではとても追い付けない。５　そのためには，ドラフトや外国人，ＦＡなど，広島球団ができうる最大限の戦力強化が必要である。ということである。すなわちこれは，最近なんかぐずぐずあちこちでくだを巻いているらしい王党派的マツダ原理主義者の甘ったれた感傷をすべて否定するものなのである。確か彼らは言った。曰く，トレードやＦＡで選手構成が大きく変わるようなチームはもはやカープではない。曰く，我々は今のカープを応援しているのであり，補強で強くなってほしいと思うものはそういうチームを応援しろ。どうだろうか。まさに中国新聞公認で，彼らのよって立つ基盤を崩し，その存在意義に徹底的にだめ出しをしたのである。いや，別に加納君がものすごく革新的なことを書いているわけではない。プロ野球チームとしてのレゾンデートルを守るためには当然のことが書かれたまでである。もちろん，我々の立場から言えば，何を今さらそんな当たり前のことをかっこうよく言うてるんじゃというだけであるが，それでもこれまで歯ぎしりをしたくなるほど翼賛的な報道を続けてきた中国新聞があえて投げた一石は，必ずや大きな力になるであろうと思われる。今回の加納君の記事は，我々の立場の正統性を正当にも証明し，今後我々がよって立つ道を照らしたのである。さあ，これで我々は，カープの根本的な変革を徹底的に求め続ける後ろ盾を得たのである。もちろん，中国新聞のことだからいつ手のひらを返して我々をいつも通り裏切るか分からないが，もうここまで来たらそんなことなど知ったこっちゃない。この熱き思潮を我々の「統治論」とし，「人権宣言」とし，そして「コモン・センス」としなければならないのだ。いま，その日が来たと言うべきである。ところで，蛇足ながら加納君の「球炎」は，この一節で結ばれている。＞それは、海の向こうの「おとこ気」にも影響する気がしてならない。これの意味することは，言うまでもないだろう。無邪気なカープファンは黒田博樹のカープ復帰を信じて疑わないが，今のままじゃその限りではありませんぜという，いわば最後通牒である。それでも一部の王党派的マツダ原理主義者は言うのだろうか。今のカープが補強によって変わるくらいなら，黒田博樹が帰ってこなくても構わないと。加納君は，ずいぶん厳しいところを突いたものである。もちろん，私は黒田博樹が赤い15番のユニフォームを着て来年の市民球場のマウンドに立つことを希求するものである。したがって，黒田博樹が納得して帰ってこれるような，優勝するためにここまでやりましたという戦力の大補強がなされなければならない。そのためには，来るべきポストシーズン，徹底的に追及していきたい。変えなければならない。変わらなければならない。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/24

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  完璧な力負け　これじゃ「優勝を目指す」なんてとんでもない

  連勝を終盤のアホ継投でむざむざ止めてしまったあとの試合。しかも先発は投手三冠に挑む前田健太。期待してみていたが，裏切られてしまった。これが上位を争うチームと地底を這いずり回るチームの力の差である。これが，開幕前に高らかに「優勝を目指す」といったチームのなれの果てである。とにかく完璧な力負け。攻撃陣は館山相手に梵以外歯が立たず，前田健太がホワイトセルに痛恨のホームランをしかも追い込んでから浴びたああとは，まさに楽逃げされてしまった。館山を追い詰める展開にすら，ならなかったのである。これが普通の消化試合ならどうでもいいのだが，言うまでもなく前田健太は投手三冠をかけてマウンドに上がっているのである。そして，一番シビアな争いになっているのが最多勝利なのである。本来ならば，前田健太のためにも，意地でもどんな手段を講じてでも勝ちに行くというのが，普通のチームなのであって，かつてのカープはそれが出来た。しかし，今はそんな分かりやすいモチベイションすらもつことができないのである。いや，何も今日に限ったことではない。本来なら前田健太は今頃余裕で最多勝を走っていなければいけなかった。それを打線の非協力ぶりで落とした，あるいは白星を付けられなかった試合があまりにも多い。絶対的エースが投げる試合を意地でも勝とうという意思統一が出来ない，それに向かって全選手のベクトルが向かないのである。こんなチームのどこが「優勝を目指す」といえたことか。要するに，弱いチームのメンタリティしか持ち合わせていないのである。とにかく弱い，弱すぎるのである。絶対的な戦力が足らないことも確かなのだが，このチーム，13年連続Ｂクラスにどっぷり浸って，そのぬるま湯の中で淡々と野球ごっこをやっているだけなのである。こんなチームのどこにプロ野球チームとしてのレゾンデートルを見いだせと言うのか。多数派ファンに問いたい。本当にあなたたちはこの現状を看過するつもりなのですか，負けても負けてもとにかくカープを応援すること自体に喜びを見いだすのですか，カープがカープである限りそれで満足しろ，強いチームになってほしい，現状を変革してほしいという思いすら数の力で抹殺しようとするのですか，と。それをすべてイエスと言うようならば，我々保守本流とは決定的にかみ合わない。私から見れば君たちの考え方は保守派ではなく王党派，いやマツダ原理主義者でしかないとだけ捨て台詞を残しておくこととする。とにかく，今はただひたすら寂しくて虚しい。早いもので明日以降はもう飛び石日程となる。こんな時期が来たのかと思うとともに，この言葉を銃を持って叫ばずにはいられない。誰がカープをこんなだらしないチームにしたのだと。とにかく，残り試合すべてに矜恃を持って戦え。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/23

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  やはり最後にぼろが出た

  今日のミッションは，石川の１３勝目を阻止した，しかもノックアウトという形で痛快に決めた時点で，すべて完了という整理に，このチームはなっていたんだろう。そして，多数派（ある理由から今後は「主流派」とは言わない。理由は後述）カープファンはこれで満足したのだろう。おめでたいことだ。さて，５連勝した間の特徴といえば，ことごとく選手の個の力の結集で勝ち抜いた，すなわちそこに采配というものが入り込む余地がなかったということが大きいだろう。あえて采配らしい采配といえば昨日の上野投入くらいなのだが，その意味では，きっと究極の自己愛者である野村謙二郎は，その結果に必ずしも満足していないだろうということは，容易に想像が出来る。そのカタルシスが，今日でてしまった。これが今日の結果のすべてだろう。正直にいって，５番レフトヒューバーというスターター情報を見たときに，ついに自分も幻覚を見るようになったかと思ってくらいである。たとえヒューバーが相性のいい石川相手だとはいえ，５番で，しかも今シーズンまだ一度も守備についたことのないレフトで使うなどということは，よほどヒューバーを溺愛していないと出来ないことである。加えて，５連勝の間強烈なプロフェッショナリズムをもって赤ヘル軍団を引っ張ってきた琢朗先生を外して，今やすっかりつまらない選手になってしまった小窪を左対左を避けるというだけで起用するのである。要するに，存分に自分の思い描くシナリオを描いて采配を振るいたいということなんだろう。そう思えば，今シーズン数々見せられたアホ継投とか，ほかの選手が殊勲打を打っても顔色１つ代えないのにヒューバーがホームラン打ったら破顔一笑大喜びしている姿などが，すべて説明が付くのである。それで，たとえそのシナリオ通りに野球をやったとしても，それが選手の実力の正当な値踏みに基づくものであればよいのだが，彼の場合は常に願望で数値を水増ししているからおかしなことになるのである。そうでなければ，今日の７回表，青木高広をマウンドに上げるなどという暴挙はあり得なかっただろう。勝ち試合はおろか負け試合でもボコボコ打たれているようなピッチャーをなぜあんな場面で使うかとお怒りの向きが多分多いだろうし，今日のカープファンのブログはそれで埋め尽くされるかもしれないが，野村謙二郎の頭の中の整理ではそれが最善手だと思って起用しているのである。要するに，価値観が別次元にあるのだ。だから，それを批判するには当たらない。さしずめ同じ霊長類でもヒトの世界の常識はゴリラやオランウータンやニホンザルには受け入れられないのと同じことである。したがって，野村謙二郎体制を支持するなら，今日の結果に文句をいってはならない。これだけだとあまりにも救いがないので１つだけフォローしておくと，今日石川を打ち崩した最大の殊勲者はヒューバーである。もちろん６回の２塁打がいわば直接のKOパンチになったからなのであるが，実は石川もヒューバーに打たれていることは十分に意識していて，カープ戦のマウンドに上がる度にヒューバーにだけは絶対に打たせないと思っているようなのである。それが，今日は空回りしてしまった。しかもボール球を見極められて（手がでなかったともいう）余計にかっかときたのだろうか。最終的には勝利投手の権利も手放してマウンドから引きずり下ろされる結果になったのである。だから，今日のヒューバーはよく仕事をしたのである。これだけは付け加えておこう。さて，これまで私は，多数派のカープファンのことを「主流派カープファン」と呼んでいたが，いただいたコメントのやりとりをしているうちにふと思った。これまで古くからのカープファンの方々は，たとえ弱くても弱くても一身にカープの勝利を，強くなることを念じてこられたのである。私などは所詮黄金時代に引き寄せられて来たよそ者に過ぎない。しかし，その意味では，カープの勝利を願い，現状を憂いてカープの再生を願う我々こそ，カープファンの主流，いわば保守本流ではあるまいかと考えたからである。したがって，今後は，あちらさんを揶揄する意味で「主流派カープファン」という呼び名を使わず，あくまで「多数派」とだけ，呼ぶことにする。話がそれた。また明日から１勝ずつ積み重ねばならぬ。しかも明日は前田健太だ（雨かもしれないが）。一戦必勝。撃ちてし已まむ。とにかく，残り試合すべてに矜恃を持って戦え。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/22

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  今さら絶好調　でもこれぞ銭の取れる野球

  １回表裏終了の時点では，とてもじゃないがこの試合の最終形など思いもよらなかった。今井はいつも通りいつか決壊し，カープのバッターは由規に力で封じ込められると思ったからである。しかし，今のカープは確かにしぶとく粘りチャンスと見るや一気呵成に攻める野球が出来ている。今日も，それで勝った。その立役者は，先日の弊ブログで「試合の片を付ける場面で打てない」と不満を申し述べさせていただいた栗原健太である。４回の追撃本塁打は由規のストレートを完璧に捕らえてスワローズバッテリーの配球を混乱させ，６回の先頭打者での２塁打は琢朗さんの美しい同点タイムリーを産み，そして８回裏。松岡を打ち砕いた２試合連続２本塁打となる決勝アーチ。これだけ打っていただければ文句はございません。まあ何を今さら，４か月ほど遅いわいと恨み言の１つもいいたくなるのであるが，それでも主軸打者が打てないより，そして勝てないよりはよい。まあ，残り試合，栗原にはせいぜい罪滅ぼしとばかりに打ちまくってほしいものだ。今日は，先日のベイスターズ戦と違って上位打線が機能しなかったのであるが，それを埋め合わせるに余りある栗原と琢朗さんの大活躍。いつ崩れるかと思われた今井は７回まで粘り抜いて最後は雄叫びを上げ，大島の作った不始末を上野が気魄と力感溢れるピッチングでスワローズのバッターにまともなバッティングをさせなかったのである。そして，丸のプロ入り初安打，そして初打点。何もかもが美しく機能したのである。惜しむらくは，プロ入り初安打を打った丸を上位打線で返して，今井を勝利投手にしてやりたかったところだが。とにかく，この１勝はこの３連戦を戦うにあたって重要な白星となったと言えるだろう。スワローズは絶対に負けられない試合で，由規，押本，イ・ヘチョン，松岡と繋いだ必勝の継投を打ち破られたのである。カープファンから見ればこれほど痛快なことはない。木戸銭払って球場に足を運んだお客さんは十分満足しただろうし，テレビで見ていてもとにかくすっきりした。カープは立派にこういう銭を取れる野球が出来るチームなのである。だからこそ，現状の成績がふがいないとも言えるのだし，それに至った原因である責任者が恨めしいのである。もう誰がどうとは言わないが（言ってるのと同じか）。もうこうなったら，勝てるところまで飛ばしていかなきゃ嘘だ。明日のスワローズの先発は石川だけに，今日と同じように苦労することも予想されるが，とにかく粘り抜けば必ず勝機はある。一方のカープは，今日昇格になってベンチ入りしてなかったという点から見れば，ソリアーノである可能性が高い（あるいは中田廉か）。当然苦戦が予想されるが，今日のような内容の試合が出来さえすれば，必ずや勝利は我らが手の握るべきところであること，信じている。そして，昨年のこの時期，クライマックスシリーズ争いのさなかにホームゲームで味わされた苦汁を，倍にして返してやろうではないか。そのためには，また明日から１勝ずつ積み重ねばならぬ。一戦必勝。撃ちてし已まむ。とにかく，残り試合すべてに矜恃を持って戦え。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/21

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  始まりは今日も木村昇吾から

  先発投手が齊藤悠葵対三浦大輔という時点で，今日の試合の最終形など全く想像も出来なかった。きっと齊藤のほうが粘りきれずに先に点をやってしまい，三浦大輔に打線が要所を締められてしまうと言う試合展開になるだろうという想像しかできなかったからである。事実，1回表はカープはワンアウト２塁に梵がいて天谷のライト前ヒットで本塁憤死で結果点にならず，一方ベイスターズは齊藤をカモにしている内川のヒットからワンアウト１・３塁のチャンスでバッター村田。これで試合の主導権を握られてしまうと，半分諦めかけたのである。結果として，この回の攻撃が今日の試合を決してしまった。しかし，それはカープにとって都合のよいシナリオになってくれたのである。そう，この打席を含めて，村田が箸にも棒にもかからないバッティングを続けてくれたのである。結果として齊藤悠葵はベイスターズに１１安打を打たれているのである。しかし得点はスレッジのホームランによる１点だけ。崩されての得点は全くなかったのである。これは本当に，村田を完全に封じ込めることが出来たことが大きい。その理由がコンディション不良なのか単なる不振なのか組織としてのモラールダウンによるものなのかは分からないが，それはまあ，どうでもいいことである。そして，じりじりとした展開を切り裂いたのは，またしても木村昇吾だった。３回，ツーアウトから梵の打った三塁打を無駄にしないとばかりに，先制のタイムリーを打ったのである。これは大きかった。この一打で，ベイスターズの選手のモチベイションはみるみる崩壊していくのが見て取れた。そして三浦大輔も，何かその後は気の抜けたようならしくないピッチングに変貌してしまった。この時点で，カープは８割方勝ったと言ってもよかっただろう。そして，昨日弊ブログで肝心なところで打たないと嫌みの一つも言った栗原がその直後に特大のソロホームラン。これで半ばとどめとなった。そして６回である。またしても木村昇吾の３塁打が基点となったのである。そこからは一気呵成に三浦大輔と江尻慎太郎を攻略してしまったのであるが，まさに木村昇吾，この３連戦に限って言えば打ち出の小槌である。しかも，ただ打つだけではなく，この３試合とも必ず先制点，勝ち越し点に絡んでいるのである。これは本当に素晴らしいと言わざるを得ない。そして，それにつられてか，梵が，天谷が，嶋が，琢朗さんが，そして石原が，コンスタントに打ち始めたのである。いわばチームとしての攻撃の先兵となり，起爆剤となっているのである。こうなったら，古巣相手の恩返しと言うだけではなく，残り試合全部この勢いで打ちまくってほしいものだ。さて，３タテを喰らわせたベイスターズの姿は，そのままカープの今後のチーム作りのための他山の石としなければならないところもある。４番バッターが箸にも棒にもかからないバッティングをするだけでここまでチームとして機能しないのか（ありましたなあ，カープも。しかもしょっちゅう。故障で離脱していないときも）というのもあるが，一番目に付いたのが，今日の永山記者の「球炎」でも取り上げられていたが，外国人打者の守備力である。レフトのスレッジ。確かにホームランはよく打って打点も多いが，左中間を割る打球に追いつけないどころか３塁打にしてしまうのである。外野手の守りとしてはまさに赤点である。ファーストのハーパー。途中加入で打ちまくってずいぶんカープファンはこのハーパーとホワイトセルを見る度に恨めしく思ったものだが，正直なところ，ハーパーのディフェンス力は草野球並みである。ヒューバーといい勝負ではないか。とにかく動けない，ミットが出ていかない，しかも中継プレイのカットマンにすら入れないと来れば，これはファーストに大穴を空けているのと同じことだ。こうやってみると，見かけは確かに打っているがそれ以上の守りでのロスがあれば，何のための補強だったんだという総括をされても仕方ないだろう。今年のカープの場合はそもそも二人ともバッティングが論外だったのでそこまでにも及ばなかったが，来年の外国人補強に鑑みるならば，守備の穴に目を潰れるほど打ちまくれる選手を選ぶか（たとえばマートンの外野の守備力は草野球並みだが，打力でカバーしている），守備力も吟味して日本野球にフィットしそうな選手を選ぶか（たとえばホワイトセルは一塁守備も非常に安定している）。永山記者は結論として守備力を重視すべきと結んでいたが，この点果たしてどうだろうか。難しいところだ。とにかく，同一カード３連勝をして今さらながら４連勝したことは，少なくとも結果として評価していいだろう。いくら順位が決まりかけているからと言って，負けるより勝つ方がいいに決まっている。あるいはこれから少しずつ実績の乏しい選手にチャンスを与えるにせよ，起用した結果がその選手の血となり肉となるのは成功体験あってこそなのである。と，確かそういう趣旨のことをピーター・ドラッカーは「マネジメント」の中で述べられていた。いくら若手選手に切り替えたからと言って，それでも勝たなければ意味がないのである。明日からはホームでスワローズ戦である。ちょうど昨年のこの時期，カープはスワローズにどれだけ苦い水を飲まされたことか。その意趣返しをするには，ここでスワローズに引導を渡す白星三つが何としてもほしい。また明日から１勝ずつ積み重ねばならぬ。一戦必勝。撃ちてし已まむ。とにかく，残り試合すべてに矜恃を持って戦え。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/20

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  さすがは地底人決戦の醍醐味

  ９回裏，ウィニングボールとなるフライを栗原がお手玉し，危うく落球の前に捕球したプレイが，この試合を象徴しているような気がする。昨日派手にに打ちまくった打線が今日は阿斗里の前に要所を締められて３併殺。大勝の翌日は打てないとよくいうが，まさにそれを地でいってしまった。まあ，よく勝った。それしか言うことがない。１回表で，この試合の片を付けるチャンスはあったはずだ。１点取ってなおワンアウト１塁で栗原。昨日の試合からの一連の流れから言えば，また昨日のような展開に持ち込みチャンスだったのである。しかし，結果は最悪の併殺打。こういうところで打てないのが栗原に対する不満の大なるところである。これで一気に流れが変わってしまい，アルバラードが同点とされるのである。そして試合は膠着状態。カープは出塁するもさらに２つの併殺を積み重ねる始末で，本来なら試合の流れを握られていつもの完敗コースを歩んでもおかしくなかったのであるが，そこは何と言っても地底人の決戦である。アルバラードが悪いなりに粘って，膠着状態のまま中盤を迎えるのである。本当に，言葉は悪いがベイスターズの現状の出来の悪さに助けられたようなものだ。そしてそれを打ち破ったのは，またしても木村昇吾である。先制点の基点になった二塁打に続き，試合の膠着状態を一気に解き放つタイムリースリーベースヒット。まさに二日連続の殊勲甲であり，昇吾さまさまである。一時期マークされてヒットが出ないことが続いたが，ここに来てまた爆発の気配にあふれている。とにかく，木村昇吾にまわればなんとかなる，木村昇吾が何かを変えてくれるという雰囲気にあふれている。このまま来期はレギュラー争いの参戦，というにはまだ早いにしても，カープにとって待望久しい本格的ユーティリティプレイヤーの誕生と言っていいだろう。あとは，まあアルバラードはよく粘りましたというところだろうか。相手がこの時期のベイスターズでなければKO必至だったかもしれないが，とにかく７回まで投げて勝ったからそれでいいのである。そして大島。ピッチャーで言うなら大島もまた殊勲甲である。１点差に詰め寄られた次の回，しかも２番から始まる打線をよく三者凡退に抑えた。これで，ベイスターズの反撃ムードを断ってしまった。９回の横山貫禄のクローザー仕事に負けず劣らずのよい仕事だったと思う。とにかく，今のカープにとって大事なことは，勝つことである。ここまでぼろぼろに負け続けてきた流れを断ち切るために，最後くらい勝って勝ちまくって少しでもいい形で終わらせることである。その意味では，とにかくこれで３連勝となったあのは良いことである。しかし，もう一つの観点から見ると，来シーズンに向けてどう戦うのか，新たな戦力として誰を発掘するのかという観点が少しく欠けているというべきだ。まさか３番天谷を固定して使い，嶋を中軸打者の一角として期待し，琢朗さんにサードのスターターを期待するのではあるまい。もちろん結果が出ているオーダーで戦いたいという点はあるだろうが，このオーダーで来年本当に戦えますか，「優勝を目指す」ことができますか，ということである。せっかく丸をあげてきているのならば，一度スターターで使ってみる度量はありませんか，来年のサードレギュラー候補として，たとえば堂林を昇格させて使ってみる気はありませんか，などと，現状の試合内容には勝った以上に不満のほうが大きいのである。まあ，どうせ勝ちに行きたいというのならば，最後まで全部勝つつもりでやってほしい。その中で，少しでも来シーズンのことを見据えた試合ぶりをしてくれるならば，ささやかな喜びがあるのである。木村昇吾の急成長は，その意味でもファンにとってはうれしいのであるから。ひとまずは明日もう一生を積み重ねばならぬ。一戦必勝。撃ちてし已まむ。とにかく，残り試合すべてに矜恃を持って戦え。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/19

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  今さらながらの弱いものいじめ

  24安打16点。よくもまあ派手に打って点を取ったもんである。1回2回の攻撃は，得点圏に走者を置いて後続打者凡退といういつもの敗戦への負のスパイラルと思われたのだが，3回5点4回6点，怒濤の2イニングス連続打者一巡の攻撃でメジャー帰りの大家を吹っ飛ばし，返す刀で江尻慎太郎まで沈めてしまった。さすがに，いかに後ろの投手陣が弱いという定評があるカープと言っても，この展開になったら負ける方が難しい。スタルツが登板毎のお約束である被本塁打が今日も炸裂して，スレッジにスタンドに運ばれたりしたものの，それをもさらに吹っ飛ばして取り返す攻撃で，ベイスターズを圧倒した戦いぶりは，実によかった。９回表までは。こういう大量点差を付けた試合は，絶対に終盤の反撃を許してはならないというのが勝負事の鉄則である。得てして終盤の攻撃のシークエンスがいい形になったことが翌日以降の試合にプラス材料となって働くことがままあるのである。その意味では，単発の長打とか，内野ゴロの間に点を取られるくらいにとどめておきたかったところである。で，今日のカープ，9回裏マウンドに立ったベイル。いきなり四球，ワンアウトを取ってそこから下位に回る打順で3連続四球で押し出し。上位に回って内川石川に連打で３失点。話にならない。点の取られ方が最悪である。さすがに１３点差あってのことだったので大勢に影響はなくて済んだし，野村謙二郎の采配で壊されたメンタル面を整備して戻ってきた梅津が後続２得点を許さなかったので事なきを得たが，こんな野球やってるから肝心なところであと一踏ん張り聞かずに負けるんだ。まあ，ベイルはもう使えないということだけは，よく分かった。明日にも広島行きの切符を持たせて，代わりにソリアーノでもあげてくることである。もっとも，最後に演じられたスラップスティックだけは納得いかないが，攻撃陣がよく攻め抜いたことは確かである。その中でも殊勲甲は，５安打を打った木村昇吾だろう。５安打など何かの間違いで打てるようなもんじゃない。すでに彼は攻撃においても遙かに向上した姿を見せている，これまでの守備一芸職人から万能ユーティリティプレイヤーへと成長していると言って過言ではないだろう。もともと言われるほど打てない選手ではないと思ってみていたが，東出離脱後の穴を埋める走攻守の価値は，非常に高いと言うべきである。もちろん来年東出が戻ってくれば試合途中出場の方が多くなるだろうが，これまでと違って非常に使い勝手のよい選手としてその座を不同にするに違いない。ひょっとしたら木下富雄の後継者となる可能性もあると言ったら，誉めすぎだろうか。とにかく，こうなったら今日の試合の勢いを何とか持続させ，横浜での残り２試合を何としてでも取り，ついでに来期の新監督の話がちらほら出てき始めて夏場までの爆走の勢いが切れかけてきているツバメさんも一気に打ち落とすことである。それで今シーズンの順位やペナントの帰趨を左右するものでは全くないが，来シーズンへ向けて戦う体制を整えるために，否，カープとカープファンの矜恃を守るために戦わねばならないのである。まずは，明日だ。一戦必勝。撃ちてし已まむ。とにかく，残り試合すべてに矜恃を持って戦え。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/18

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  【全面協賛広告】１０．６　神宮抗議行動について

  先日来コメント欄で，１０月６日の神宮球場での試合に，レフトスタンドでカープの現状に対する抗議行動があるらしいと言うことはコメンテイターの方から情報をいただいていたところであるが，昨日，弊ブログの私書箱を通じて，この行動を主催する「カープ球団の現状を憂う会」発起人の一人である下前　雄様から案内状と行動へのお誘いのメールをいただいた。残念ながら平日と言うこともあって私は神宮へ行くことはかなわないので，それを詫びた上で，本行動の趣旨を弊ブログで紹介したいとの返信をしたところ，承諾をいただいたので，この行動の呼びかけ文を，ここに全文掲載することとしたい。もちろん，その活動を支持した上での協賛広告をすることで，当日神宮へ行けないことの埋め合わせにしたいと言うこともある。それでは呼びかけ文ここから↓親愛なるカープファンの皆さんへ「赤ヘルファンに告ぐ！！ 今こそ声を上げよう！！」「カープ球団の現状を憂う会」の廣山・山田・下前です。「燃えるようなファイトの象徴、水平線から力強く登る太陽だ。」赤ヘルにはそんな思いが込められていました。しかし９１年の優勝を最後にチームはゆっくりとそして着実にその輝きを失っていきました。今年、球団がいうところの「最後の切り札」が投入されたにもかかわらず、チームは１３年連続Bクラスに沈んでしまいました。我々がＢクラスという屈辱を強いられている期間は、何と常軌を逸したものなのでしょうか。これはもはや看過できる状態ではありません。球団による我々ファンに対する背信行為です。・・・・まともじゃないだろ、この状態！！　例えば・・・・1.プロ野球の球団は公共財です。カープファンにとってカープは誇りです。当然のことながら松田家の所有物ではありません。その点を球団は理解しているのか？2.創成期に低迷していたカープの黄金時代の礎を築いた松田恒次オーナーの「しばらく面倒を見るが、決して私しない」という発言と現在までオーナーの世襲が続いている実態は、矛盾してはいないか？3.12年に1度の日本一、6年に1度のリーグ優勝、2年に1度の優勝争いが出来ないのなら球団経営の根本に問題があるとしか考えられない。だから球団経営を抜本的に見直すべき。このようにカープは球団として深刻な問題を抱えています。そしてこの１０何年の球団の動きからはそれと正面から対峙した形跡を見出すことはできません。今、声を上げなければ、また２～３年後に新しい監督に変わりそして失望するという不毛な状況が延々とり返されるだけです。球団に問題解決のための真の努力を促すことは「悪」ではありません。カープという球団を真っ当なものにする、その為にはたとえ小さな一歩でもまずはファンが立ち上がり、その思いを表わさないことには何も始まりません。今こそカープファンとして赤ヘル魂の心意気が問われる時なのではないでしょうか。・・・負のスパイラルに陥っているカープを救うのはファンしかいない！・・・＜ファンが立ち上がる日＞１０月６日（水曜日）対スワローズ戦（神宮球場外野席レフト側）抗議メッセージボード（縦60cm・横60cm以内、手で持つ形状のもの）を掲げます。抗議行動における注意点1.暴力厳禁2.アルコール厳禁3.他者の人格への攻撃厳禁思い思いのメッセージボードを各人持ち寄り、カープ再生のためにカープ球団に抗議しましょう。ファンにはしがらみがありません。ファンだからこそしがらみ無く、正論を吐けるのです。興味がある方は、carpkaeru@gmail.comまでご連絡ください。カープ球団の現状を憂う会　発起人廣山　慎吾　山田　晶子下前　雄↑呼びかけ文ここまで特に在京のカープファンの方に，一人でもこの行動の趣旨が伝わり，プレスも看過できないような大きなうねりとなることを，広島の地から祈っている。ああ，それでも神宮に行きたい。誰かドラえもんから「どこでもドア」借りてきてくれないかなあ・・・現状を変える大きなうねりになることを祈る。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/17

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  哀れなる子羊を神は助け給うたり

  さすがは，前田健太である。その言葉ですべてが尽きてしまう。まさに，現状５連敗で対ドラゴンズ戦１１連敗という恥ずべき集団である赤貧赤ヘル軍団が，首位をひた走るドラゴンズと相見えると言うだけでも相当のハンデキャップがあっただろうに，絶対神たる前田健太は場の空気までコントロールしてすべて自分優位の筋書きにしてしまったのである。序盤のピンチを凌ぎきると悩める栗原に先制ホームランを打たせ，その直後に赤ヘル軍団のユダとも言うべき石原が前田健太を裏切って和田にホームランを打たせたのもものともせず，今度は勝利数で追ってくる吉見を罠にかけ，振り逃げにワイルドピッチが絡んでノーアウト２・３塁のチャンスでドラゴンズの弱点，森野のエラーを呼んでひっくり返すのである。さらに７回に，エンドランがかかった打席でその森野が左中間に打ったヒットで，梵の一瞬の油断あって大島をホームインさせたその直後，今度はその梵に打ち出の小槌を渡すのである。まさしく神がかり的な試合のコントロールといわずして，何と表現できようか。そして自らは，完投してしかも今季最多となる１５３球を投げ込むという苦行に耐えたのである。これぞ絶対神。まさに神がかり的である。これぞ我らが赤ヘル軍団のエースである。さらに言えばこの試合。何と言っても首脳陣が采配を振るうまでもなく選手の力だけで勝ったということが大きいのである。この５連敗中は特にであるが，今シーズンずっと野村謙二郎と大野豊が織りなすバカ采配とアホ継投に泣かされ続けてきた。いわば前田健太はそれを身を張って阻止したのである。この点も，指摘しておかねばならない。現に，２回裏，栗原のホームランあってなおノーアウト１．２塁の場面で，ベンチは打撃好調の石井琢朗に頑なにバントを命じて失敗し，一気に試合の主導権を取る大チャンスを逃してしまったのである。せっかく吉見があっぷあっぷになりかけていたのに，そこで一気呵成に攻められなかった，打順がその後下位に下がるにもかかわらずとりあえずバントという頑なな戦術の誤りが，試合を苦しくしてしまったと言ってしまえば，実は今日の試合はそれで総括されてしまうのである。ところで，野村謙二郎は先の新潟と水道橋での３連敗を受けて，今後は若手選手の登用云々と曰ったようであるが，この３連戦を見る限り全くの羊頭狗肉であるといわざるを得ない。まあ，野村謙二郎の性格を考えれば分からないでもない。若手を起用したことによる結果責任を負うのが怖いんだろう。なんといっても，野村謙二郎と言えば責任は選手に転嫁，手柄は自分のものという究極の自己愛男だから，現状の主軸選手で，何とかひと戦果，少なくとも二つの恥ずべき連敗を止めるまでは現状のオーダーでいくという結論に向かわせたのだろう。どちらにしても，何だかなあと言うほかない。やっぱり，人の上に立つ器量では，指揮官たる器量ではなかったんだと思わざるを得ない。まあ，今日は前田健太で勝った，それでいいのである。明後日からの試合では，公約通り若手選手の力を査定する試合を見せていただけるはずだ。もしそうでなければ本当にどうしようもない嘘つき男と言うまでなのだが，今日の公示でチュークと伊東を抹消してベイルと上野を挙げているようでは，その点も期待できそうにない。せっかくいい勝ち方をしたのに水を差すなと言われそうだが，やっぱり試合を見ているとこのままじゃあダメだというところが見えて来るんだから仕方がない。少なくとも，野村政権打倒，松田家専横支配体制の打破に我らが心を（←だから複数形にするな）を向けるには，やはり十分な試合だったと思う。そして，今日も空に向かって叫ぶのである。NO MORE CARP! NO MORE KENJIRO! NO MORE HAJIME!そして，現体制を支持するのをやめますか？それとも人間やめますか？銃を取って叫べ　誰がカープを壊したのかと。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/16

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  落ちろ。堕ちよ。堕ちるところまで堕ちよ。

  今日の試合を，惜しかった試合だと言ってはいけない。こういう負け方こそ，大連敗をしているチームが陥る最悪の負け方なのである。やっとこさ追いついた，でも抜けない，その内に勝ち越された，最後惜しいところまで詰めて負け。これぞ負のスパイラルなのである。それでも，今日の試合は，勝たねばならなかった。何せドラゴンズには１０安打の上に１０四球も進呈しているのである。本来ならもっと蜂の巣にされても仕方ないところを，ある意味６点で済んだともいえるのである。だからこそ，カープもチャンスを作ったのだからもっと点を取らねばならぬ。特に山井が投げている間に追いつき追い越しておかねばならなかった。それだけ今日の山井の出来がよくなかったのだが，残念ながらカープの打線の貧弱さがそれをスポイルしてしまった。そして最後はお決まりのリリーフ投手の決壊である。打力も弱く，投手陣も悪い。すなわち打てず守れずのハナクソチームと化しているのである。主流派カープファンは，この現実を，よく直視すべきである。いかに相手のチームと打力が違いすぎるか。いかに相手のチームと投手力が違いすぎるか。それを客観的に受け入れることから君たちは始めなければいけない。ややもすれば故障者が多かったことに抗弁事由を見つけようと君たちはしたがるが，間違っている。故障者が多発した原因は何か。誤った調整によるコンディション不良が原因ではないのか。そもそも故障者が出ることなど編成上織り込み済みでなければならないのではないか。主軸選手が故障もなく常に百パーセントの力を出してやっと勝負になりますなどというチームは要するに補強の誤りを露呈しているだけじゃないのか。そのことを，君たちに問いたい。もうここまで来たら，中途半端にずるずると主軸選手を使って負け続けるよりは，もう思い切って来年を見越してファームで少しでも光る才能を見せた選手を使って負け続けた方がなおよい。いや，さらに端的に言うならば，やはりこのチームは一度堕ちるところまで堕ちた方がいいんじゃないのか。ベイスターズと変わって最下位になってもこの際いいいじゃないか。そうすれば松田元絶対忠誠主義の主流派カープファン諸君もいくらなんでも変革を欲するだろう（それでも松田ブランドにしがみつく王党派的ファンもいうるかもしれないが，そんな奴はこのさい無視だ。）。そうすれば，現状は何かがおかしいと言うことが必ず誰の目にも見えるようになり，その声が高まれば，何より松田元が慌てるのである。もう分かりきっていることだから何を今さらとも思うが，松田元の独断専行による球団の私物化がいかにカープをダメにしたかということが見えてしまうからである（それに目をつぶるような極右的ファンは，このさい無視だ。しつこいか）。中途半端に噛ませ犬になるくらいならば，自ら進んで堕ちよ。現体制を崩壊させよ。いや，そして，それをスタートにすればよいのだ。何度も引用した歌であるが，あえて今日も引用する。おのれより絶えずおのれを放逐し変貌し否定しかつ敗北す（齋藤史）それでも現状から逃れられない方には，「マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]」を読むことをお勧めする。序章からいきなり，松田元的球団経営が間違っていることがわかるはずだ。やっぱり今日もどうしようもない負け方をしたと言うことで，締めはこれでいかせていただく。NO MORE CARP! NO MORE KENJIRO! NO MORE HAJIME!そして，現体制を支持するのをやめますか？それとも人間やめますか？銃を取って叫べ　誰がカープを壊したのかと。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/15

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  GAME-OFF STADIUM by pridegreen(GACHOOOON! VERSION)

  悪魔：♪しーらけどーり，とーんでゆーく，みなみのそーらーへ，みじめ，みじめーーっ・・・天使：何よ，そんな古い歌最近のカープファンは知らないわよ。それに，いったいどういうこと？悪魔：決まってるやないかい。同じチームに同じようなやられ方して同じようにに負け続けて，ついに同一カード4度目の3連敗やろ。どこに感動とか感激とかいうものがあるもんか。あるのはただ，白武，いや白けた空気だけやないか。天使：うう，それを言われると何も言えないわ・・・悪魔：おかげさんで，見てみい，この閻魔帳の厚さ。これをそのまま報告すると，きっと面白いことになるで，このオフは。天使：それでもけんじろーさんは言ってたわよ。「僕たちがもっともっと指導していかないと、いかんということ。」って。まだ来年もやる気らしいわよ。悪魔：びろーーん！まだやるつもりやったんか，図々しい奴やなあ。だいたい優勝を目指す，優勝以外は考えないといった男が昨年よりもずっと早くＢクラス確定させて借金も10以上多いんやぞ。続投も何もあるかい。真っ先に粛清の対象やないか。天使：そういえばベンチでもどよーんと監督とヘッドコーチの周りだけ暗いのよねえ。こんな姿見せられて来年はやりますと言われてもねえ。ちょっと信用しづらいわ，確かに。悪魔：少しは愛してタムレというオーラを出さんとなあ。今にみんなそっぽ向くぞ。天使：いや，もうとっくにカープファンの間でも，けんじろーさんには冷たい目線が送られ始めてるわよ。やっぱり，どう考えても，いいところが見つからないもんねえ。残念だけど。悪魔：それに，何やあのヒューバーの猫かわいがりぶりは。ろくに打てもせんのが分かってるのに喜んで４番に置いてみたり，挙げ句の果てには他のバッターが殊勲打を打っても白けた顔してるのにヒューバーがまぐれでホームラン打ったら大喜びやないか。こんな上司を持ったらそりゃ部下は白けるぞ。俺が部下やったらあらゆる手を使ってでも追い落とすな。天使：でも，未だに野村原理主義者はたくさんカープファンの中にいるのよ。彼らが集団で向かってきたらどうするのよ。悪魔：そのときには・・・謝ったらええんやないかい。追い詰められたところで，ガチョーーン！で仕舞いや。天使：うーん，それって無責任じゃない？悪魔：♪人生で大事なことは，タイミングにC調に無責任，ってか。そういえば，また最近野村原理主義者みたいな奴がこのブログにダニのように取り付いているらしいなあ。天使：あーっ，あの日本語もまともに使えない，というかコミュニケイションがまともに出来ない白痴君でしょ？まだいたの？悪魔：そうや。最近は固定ハンドルネームを使ってるみたいやけどな。よそ者広島人がヒロシマ球界を批判するのが我慢ならんらしいな。天使：そうやって他のコメンテーターさんに噛みついたり，管理人を揶揄したり脅迫するような真似をしてたわけね。でも，これまでは速攻で削除だったんでしょ？悪魔：ああ，出没する時間帯もタイミングもすべて把握されてるらしいからな。特に野村謙二郎批判と松田元批判が気に入らないから，当然負け試合のあとに出没しよるわな。そうそう，書き込み元も足が付いてる。天使：ときどきみかけるんだけど，頭悪いわねえ。やっぱりネット廃人かしら。悪魔：少なくとも精神的に問題がある人間であることは明らかやな。まあ，触らぬ神にたたり無しなんやけど，今日はまた悪戯心を起こして仮に書き込まれたとしても放置する予定らしいぞ。天使：そうやってコメンテーターさんの集中砲火を誘うわけね！何か楽しそう！悪魔：それはあんたが言う台詞じゃないやろ。まあ，お楽しみや。どうなるか。まあ，えっ，お呼びでない？こりゃまた失礼いたしました！くらいのユーモアがあれば，まあ，ハラホロヒレハレくらいで許してやるんやけどなあ・・・（以下略）谷啓さんのご冥福を心よりお祈りいたします。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/13

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  13年連続Ｂクラス確定　現場もフロントも責任を取れ。

  もう，今日の試合の内容など，どうでもいい。相変わらずチャンスに点が取れないとか，相も変わらず野村謙二郎のアホ継投とか，枚挙にいとまがないが，何も今日に始まったことではない。今日の敗戦で，またジャイアンツ戦に３連敗を喫してしまった。しかも，何と今シーズン4度目である。はっきり言って私が見た限りでは記憶にないし，ジャイアンツに限らなくともそういう無様な結果を出した記憶にない。これもまさに，あるとすれば球団草創期以来の記録ではないだろうか。それだけ，今シーズンのカープは，どうしようもないくらい弱いのである。そろそろ主流派カープファンの方々も，現実から目を背けずに，この現状を直視してほしい。なぜ，こうなってしまったのか。当然厳しく検証されなければならない。はっきり言ってしまえば，フロントが補強をサボった，あるいは誤った。特に中軸打者の補強を誤ったこと。野村謙二郎と大野豊が，主力投手をことごとく潰してしまったこと。野村謙二郎に指揮官としての器量がないにもかかわらず「切り札」と喧伝してしまったこと。これに尽きると思われる。この点は，厳しく検証されなければいけないだろう。補強に関していえば，栗原がいるからいいというのではなく徹底的にポイントゲッターを集め，さらにいえば投手陣の駒を増やす。否，来年ユニフォームを来ている選手が半分以上入れ替わるほどの体質改善を図らなければならないのである。加えていえば，首脳陣を総入れ替えして，ドラゴンズのように出身チームにこだわらず有為の人材を三顧の礼を尽くしてでも獲得し，指導者として能力の高い人を集めなければならない。そんなことをしたらカープのOBの天下り先がなくなるといって松田元のバカは拒否するかもしれないが，ならまずお前をオーナーの座から引きずり下ろすだけのことである。今日の敗北で，カープはついに13年連続Ｂクラスという，カープ草創期の18年連続Ｂクラスという記録に着々と近づきつつあるのである。ここまで負け続けて，なんで根本的な改革に踏み切れないのか。お前がトップに立って訳の分からないことをしてチームを徹底的に崩壊させたからではないか。松田元を，私は絶対に許さない。必ず天罰があってしかるべきだと思っている。経営能力もないくせに現場に介入しては常に混乱させ，現場がどうなろうと自分の懐に金が入ればいいという態度。これまではっきりと書くのを避けてきたが（ぞれと分かるようには常々書いていたが）まさに広島の金正日であり，広島の恥である。弊ブログは今年も年度当初に「球界革命戦争宣言」を掲げてきたところであるが，当然こうなれば，革命戦争の標的は，むしろヒロシマ球界内部に向かわねばならぬ。内戦を革命に転化せねばならないときが，やってきたのかもしれない。NO MORE CARP! NO MORE KENJIRO! NO MORE HAJIME!そして，現体制を支持するのをやめますか？それとも人間やめますか？銃を取って叫べ　誰がカープを壊したのかと。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/12

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  辞めろ，謙二郎。もうお前には監督適性がない。

  はっきり言って，怒りで言葉が出ない。もうこのアホ監督のアホ采配にはほとほと愛想が尽きた。もう見るのも苦痛だ。顔も見たくない。いっそ存在ごと消え去れと言ってやりたい。昨日は左腕の藤井と言うことで百歩譲って納得もした（いや，本当は認めたくない）４番ヒューバー，全くチームの足を引っ張ってばかりいたこの不良外国人選手を，性懲りもなく４番に据えたのである。その時点で，この試合はもう決したと言っていい。しょせんは四死球を取るしか能がない一芸職人。結果は，１死球４三振。ことごとくカープの攻撃の足を引っ張ることに貢献した。私がそんなことを言ってはいけないのかもしれないが，あえて言わせてもらう。ざまあみろヒューバー，ざまあみろ謙二郎。二人揃って泳いでアメリカへ帰れ。やってしまったと言えば，今日も出ました名物アホ継投。せっかく７回に同点に追いついた後に出したのが大島。はっきり言って，腕が縮こまっていた。きっとビハインドでの登板を予想していたに違いない。まあ大島が悪すぎたと言えばそれまでだが，現状のピッチングの調子から見れば，ここは断然今井だろうと思っていたら型どおりに大島。典型的な左右病の末期的症状である。大島がめちゃくちゃにしてしまった後，なおも修正不可能になってからようやく出てきた今井。その顔は，間違いなく怒っていた。俺をなぜ信用できないのかとその顔には書いてあった。こんなことをやっていたら，もう投手陣は根本から崩壊してしまう。今日も選手はよく頑張ったと思う。東野をKOして１３勝目を許さず，２度まで追いついて一時は追い越した。しかし，残念ながらいろんな悪い要素が重なりすぎた。そのほとんどが首脳陣のアホ采配によることは非常に悲しいことである。もはや勝率やら順位やらということは関係なくなたチームなのであるが，それならばそれなりにそのレゾンデートルを保ち，プロフェッショナルとしての矜恃を持って戦い抜いてもらわねば困るのである。それなのにこのざま。結論は一つに決まる。野村謙二郎，大野豊。直ちに辞任せよ。松田元よ，直ちにこれまでの数多数えられる過ちを認め，自らオーナー職から身を引け。とにかく，カープファンが合言葉にせねばならぬ言葉は一つ。松田元－野村謙二郎－大野豊の悪の枢軸の殲滅である。最後に，昨日書いたこのフレーズが意外に評判がよかったので，もう一度書かせていただく。現体制を支持するのをやめますか？それとも人間やめますか？とにかくふざけるんじゃねえ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/11

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  新潟不敗神話を破られた野球の神の怒り

  今日の試合のスターターを見て，本当に頭が沸騰しそうになった。栗原にアクシデントがあって出られない，そして詳細は未だ明らかにされていないが岩本にもアクシデント発生という現状を鑑みるに，相当苦しいラインアップを余儀なくされたのは分かる。しかし，よりによって４番ヒューバーとは何事だ。しかも６番に倉，７番にヨシヒコ，８番に小窪というラインアップも意味不明である。とにかく重傷の左右病でサウスポーには右打者を並べないと気が済まないのは死ぬまで治らないだろうが，これだけを取ってみても不自然極まりない。その上にヒューバーである。確かにタイムリーも打った。いや，それ以上に四球職人としての腕は発揮した。しかし，まあはっきり言えば相手投手からすれば多少間違えても長打は打たれないという怖さもなんにもないバッターである。我々は野村謙二郎の独りよがりを見るために木戸銭を，そしてCSやCATVの受信料を払っているのではない。本来なら，もうしらけきって試合を投げてもおかしくなかったと思う。しかし，それでも選手はよく頑張った。４－１を同点に持ち込み，ジャイアンツの足元をすくいかけたのである。しかし，ここでも野村謙二郎はとんでもない采配ミスを犯してしまった。９回表，１死満塁が２死満塁になって二塁走者がヒューバーという場面。なぜあの場面で代走を出さぬ。そのくらい，小学生でも知っている野球の常識である。あの場面，外野手のディフェンスとすれば，ヒットで三塁ランナーは仕方ない，２塁ランナーの生還だけは絶対阻止の場面である。それなのに，鈍足どころか守備走塁に献身的な努力のかけらも見えないヒューバーをそのままおいておくこと自体，間違っているとしか言えないのだ。これもやはり，ヒューバーは野村謙二郎のお気に入りにして犯すべからざる存在であるということなんだろうか。そうだとしたら，それだけで見せられる側のモチベイションも下がる。そして，明日からの試合を見る気がなくなってしまう。なぜか責任を一人で負わされる形になった横山がかわいそうだとさえ思う。選手の必死の頑張りが一度は野球の神様に通じたような気がしたが，やはり野村謙二郎が怒らせたのを沈めるには至らなかったようだ。本当に，野村謙二郎という男は，試合の流れを，チームの流れを悪い方に引っ張り込む絶大なマイナスの力を持っているというべきだろう。本当にあきれるばかりだ。すべてのカープファンに，この言葉を捧げたい。現体制を支持するのをやめますか？それとも人間やめますか？この試合だけでも監督は辞表を出す価値がある。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/10

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  ひさびさに見せた，「役者の違い」

  １回の表裏は映像では見られなかったのだが，文字列で見ていた限り，本当に野手陣に喝を入れたくなった。てめえら前田健太にジェラシィを感じてるんじゃないのか，現在のチーム状況の中一人だけ注目されているからといって。まさにそんな感じだったのである。しかも相手の先発は由規。早い球に力負けし変化球にくるくるとバットが回る姿が想像できてしまったからである。しかし，さすがにそれはなかったようだ。その裏に一気に追いつき追い越すと，一気に形勢が変わり，徐々に前田健太と由規との役者の違いが見え始めたのである。こうなると，カープは数少ない必勝の形になるのである。由規も中盤からギアチェンジをするも，前田健太がそれを上回る内容で一歩も引かないのである。５回に確かに１点取られたが，その基点となった三塁線の二塁打は，普通のサードなら，いや下手くそでも献身的な守備をするサードであれば（たとえば村田のように），取るか前に落とすかで，少なくとも長打にならなかっただろうと思われたのである。しかし，続くピンチを三振で切って取ると，そして胸突き八丁の６回裏で，スワローズの中軸打者を三者三振。しびれた。これぞまさに千両役者のピッチングである。こういう野球をしていたら，必ず野球の神は振り向いてくれる。７回表，石原のヒットを基点にして出来たツーアウト満塁のチャンス。ここで，栗原に代えて代打の神・前田智徳の登場に球場どよめく。そして，これまた役者が違うとばかりに，バット一閃放たれた打球は右中間をずんずんずんと抜いていって走者一掃，貫禄の二塁打。これで由規をKOして，試合は決した。まさしく主演の役者の違いで由規を叩きのめしたと言っていいだろう。そして野球の神の最大のプレゼントは，９回に飛び出した木村昇吾のプロ８年目での初ホームランである。確かに一昨日打った２塁打もあと一歩の打球だったのだが，今日は完全にスタンドに放り込んだ。これも，東出の抜けた穴を木村昇吾のプロ８年目がポジションは渡さないとばかりに真摯に野球に取り組んでいることに対するご褒美ではないかと思われたのだ。ところで，やはり１つ気になるのは，栗原に代打を出したことである。いくら代打の神を出すからと言って，現状少々頼りないとはいえどもまがりなりにも４番に置いている栗原に代打である。こうなると，２回のデッドボールがまた故障に繋がるものになったのかとも思ってしまう。もっとも，打撃はともかく，今日の栗原の守備はいつも以上に精彩を欠いていた。青木の三塁線の２本の二塁打は少なくともグラブに当てることぐらい出来ないかと恨み言を言いたくなるような打球だったのであって，その献身的なディフェンスに欠ける点，それはすなわち守りから攻撃という意味では攻撃にもいい影響は及ぼさないのだろうが，そういう諸々を含めて栗原に反省を促すべく代打を出したのかなという邪推も，成り立たなくはないだろう。まあ，すべては明日の大本営発表で分かるのであるが。まあ，一昨日の負け方は最低だっただけに，今日の白星で少しはその嫌なムードを払拭することが出来ただろう。明日からは新潟と水道橋でジャイアンツ戦だが，このジャイアンツがまた前回対決の時よりまして弱り切っている。なんといってもベイスターズが正面から堂々とがっぷり四つになって勝っているのだ。こうなると，カープだって負けてはいられない。前回前々回のシリーズではなしえなかったカード３タテを，今度こそ成し遂げていただこう。しかもカープの新潟不敗伝説によるならば，明日は必ず勝つはずである。そしてジャイアンツの投手陣は崩壊に瀕している。由規が打てたんだったら当然打てるはずだ。点が取れるはずだ。まあ，今日はよく頑張って言い内容の試合が出来たと思う。なにより前田健太に勝ち星が付いた。防御率も少しはよくなったはずだ。奪三振数も増やした。ここまで来たら，投手三冠を狙わなきゃ，いや攻撃陣がアシストしなきゃ嘘だ。これだけが，カープファンの残り少ない楽しみなんだから。何でもいい。打つんじゃ。点取るんじゃ。勝つんじゃ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/09

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  建さん，お疲れさま。そして，ありがとう。

  カープの現役最年長選手であり，カープの投手陣の功労者の一人でもある高橋建投手，というとなんか肩肘張りそうなのでいつものようにあえて「建さん」と呼ばせていただくが，ついに引退を決意し，今日発表されたところである。おそらく，技術的なものが原因ではないと思う。そうでなければ，あの４月上旬に見せた輝き，「サヨナラを呼ぶ建さん」の姿が，みられよう訳もない。むしろ，野村謙二郎と大野豊が投手陣を壊しまくったおかげで，根があまりリリーフ向きではない建さんを，しかも使い詰めで無理強いしてしまったこと，そして悪いことに，満塁ホームランを２本も打たれるなど，おそらくは勤続疲労によるリリーフの失敗が相次ぎ，心身ともにすり減らしてしまったことが大きいのではないか。その意味では，非常に残念である。野村謙二郎と大野豊の無定見な投手起用の犠牲者となってしまったとも言えるのである。その点が些か恨めしい。しかし，１９９５年の入団以来，先発にリリーフにクローザーにと，まさに赤ヘル投手陣を支えた一本の柱であったことは事実である。ルーキーイヤーのピッチングをみて，まさに赤ヘル投手陣を支える黄金左腕の系図に入るべき頼もしいピッチャーが現れたと思ったくらいである。通算成績で言えば歴代のカープのエースと比べれば見劣りするが，その功績は決して遜色ないものであったと言えるだろう。奇しくもカープは，神宮球場でのシリーズの最中である。建さんと神宮球場と言えば，一昨年の５月初旬，好投すれども攻撃陣が全く点を取ってくれないことに怒った（というよりは，投手陣の不満の代弁であったことだろう）建さんが，「勝ち方は打撃コーチに聞いてくれ」と記者に語った因縁の地でもある。しかも，２戦目が雨天中止であることまで全く同じである。建さんの引退で，カープの最年長選手は石井琢朗となり，私事で恐縮だが，私と同学年かそれ以上の選手はついにいなくなってしまった。それだけ私も年を取ったのだと言うことなのだろうが，やはり何となく寂しい。そういえば，久保寺雄二の享年も津田恒実の享年も，とっくに越してしまっているのだ。話がそれた。とにかく建さんには，１６年間お疲れ様でした。そして，優勝にこそ届かなかったけれどもカープファンにたくさんの夢を見えていただいてありがとうございますと，感謝の意を表したい。来年からは，次世代の高橋建を育てる番に回るのだろう。しかも，単なる赤ヘル生え抜きと言うだけでなく，アメリカ球界で１年間メジャーに挑戦し，史上最年長でメジャーに昇格したという実績をも持っているのだ。それを次世代の赤ヘル戦士に十分叩き込んでほしい。建さん，夢をありがとう。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）先日来告知の通り，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」を始めたところである。　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598さっそくたくさんの署名をいただいているところである。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。（後記その２）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。また，「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」が発足し、まず球場解体中止の仮処分申請をされ、さらにこの度「球場解体の是非を問う住民投票」を求める署名活動を開始することになったところである。こちらにもリンクを張っておきたいと思う。　http://9shimin.jugem.jp/?eid=37（後記その３）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/08

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  黒田博樹日本復帰か　絶対に逃すなかれ

  今朝飛び込んできたニュースに，ドジャースの黒田博樹が３年契約を終え，メジャーではなく日本球界復帰の意志を固めた，との一報があった。これが本当だとしたら，カープにとっては当然利害関係の大きい話であること，言うまでもない。４年前のFA騒動や３年前メジャー移籍をしたときの経緯からすれば，黒田博樹自身に日本国内ではカープのユニフォームしか着る意思はなさそうなので，当然戻ってきてくれるものと信じているが，油断は出来ない。３年経ったら気が変わっているかもしれないし，当然ジャイアンツあたりが法外な年俸を提示して勝負に出てくる可能性だってあるのだ。いや，もっと警戒しなければいけないのは，４年前のFA騒動の際に大恥をかかされた雪辱戦に勝手に燃えているであろうこそ泥球団西宮キャッツである。当然，彼らはルールを守ることなど知らないから，平気でタンパリングなどやってくることは昨年証明しているところだ。そのためには，カープも褌を締め直して，黒田博樹復帰プロジェクトチームを作り，今から専従班をアメリカに飛ばせて，徹底的に囲い込んでしまうことである。それでタンパリングと言われようが知ったことか。そういう当たり前のルールを守れない相手との戦いは，勝負の基本原理に戻って目には目を，歯には歯をでなければいけないのだ。それだけ競争は厳しいのである。もちろん，取り逃がしたら松田元は絞首刑ものだ。否，実は松田元の存在が復帰に当たっての障害になるかもしれない。そうなると，やはり今のうちに奴を始末して（以下略）話は変わるが，昨日告知の通り，本日より「署名TV」様に乗っかかった署名プロジェクト「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598が始まった。さっそくたくさんの署名をいただいているところである。力としては僅かのものかもしれないが，現状を打破するための蟻の一穴になればと頑張りたい。ぜひご協力をお願いするとともに，メール，ブログ（ブログパーツもあり），そしてTwitterでこのプロジェクトの存在を広めていただきたい。伏してお願いする次第である。え？今日のカープ？一応触れておくと，どうやったらこんな試合を負けられるんじゃ，このヘボ球団が。理由は今さら触れるまでもないだろう。相も変わらぬ野村謙二郎のアホ継投である。せっかく篠田が粘りながら好投していたのに，先のキャッツ戦でその馬脚を現してしまったチュークやら岸本やらを性懲りもなく投げさせて流れを一生懸命スワローズにくれてやっていれば，世話はない。本当に野村謙二郎はバカだ。もうこんな男に人の上に立つ仕事なんて任せておけない。今日の敗戦により，これでカープは，またしても勝率5割を切ることが確定した。開幕前には優勝するんだとかなんとか吹きまくった割にはこの体たらく。選手は次々に壊れ，戦術はめちゃくちゃ，そして戦略なき采配。今日がいい機会だろう。野村謙二郎よ，大野豊よ，即刻辞表を出せ。そして松田元よ。断頭台へ上がれ。ふざけるんじゃねえ。こんな試合，絶対納得できるか，野村のヘボ監督め。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/07

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  旧・広島市民球場　新たな署名プロジェクト開始のお知らせとお願い

  旧広島市民球場は公式的には昨月末をもって閉鎖と相成ったが，その跡地利用のあり方としては，不肖この私，現状のまま保存し，従来通りの野球場としての利用及び３万人規模のキャパシティを持つイベントスペースとして活用すべきだというのが，従来からの持論である。そのため，かつて私はナゴヤ球場が「登録有形文化財」として指定されたというニュースを聞きつけ，さっそく「現行広島市民球場を「登録指定文化財」として保存しよう！」というWEB署名プロジェクトを立ち上げた。一定の方の御理解と署名は賜ったところであるが，どうも思うように署名数が集まらないまま期限切れとなってしまったところである。ところで，広島市が強行しようとする旧市民球場の解体，芝生広場化の裏には，広島商工会議所の新設移転がバーター取引となっているのであって，政財界とがタッグを組んだ結論先にありきの構想であることは，すでに私はこのブログでも何回も取り上げた。８月３１日になって，大マツダ報道報国会の面々が一斉に旧市民球場解体を前面に押し出した報道を展開し，それに対する一定の批判があることについて全く振れられていないのは，そのためである。そこで，一度期限切れとなったかつての署名プロジェクトの再開を考えた。しかし，以下の理由からそれを取りやめ，新たな署名プロジェクトを開始することにした。それが，「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」　である。私が今回の旧市民球場跡地利用問題について感じたことは，広島市民，そしてカープファンは，あまりにもこの問題について無関心な層が多すぎるということである。これに，どちらかといえば市の計画に賛成という層も加えたら，そちらのほうがおそらく多数を占めるだろうと思われたのである。そんな中で，現状のままでの保存ということの理由を明確にしないまま，いきなり「登録指定文化財」として保存しようと主張したところで，おそらくは心に響かなかったであろうことを反省したのである。それに，解体先にありきの案であると批判するのに，保存先にありきの論拠を立てるのは，最初から議論がかみ合わないだろう。それ以前に，歯車は着実に解体へ向けて回り始めている。まずそれを止めないことには，どうしようもない。そこで，今般「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」の皆さんが広島地裁に、球場の解体禁止を求める仮処分を出され，去る３日に第１回の審尋が行われたことを契機に，市の強行しようとする案には問題が多いし何よりきな臭い匂いがする，一度ゆっくり立ち止まって旧広島市民球場跡地利用について考えてみませんかという趣旨で，上記の署名プロジェクトを立ち上げることとした。これであれば，市の案に全面賛成の方々を除いては，どなたにでも御参加いただけるものになったと思っている。現在，「署名ＴＶ」の審査が通り，本日利用料金を送金したところである（３か月以内3,150縁で，決して安くない。とほほ）。入金が確認されて初めて署名プロジェクト開始となるのであるが，おそらくは明日中にでも入金確認がなされ，プロジェクトが始まるだろうと思われるので，フライングではあるが署名プロジェクトのURLをここに掲載しておきたい（もちろん，明日からの弊ブログの記事にも連日掲載する予定である）。「旧・広島市民球場の拙速な解体に反対する署名。」　　PC版：http://www.shomei.tv/project-1598.html　　モバイル版：http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1598今これを書いている現在は「保留中」となっているが，明日以降プロジェクトが開始されて署名可能になったときは，御賛同される方々はぜひ署名をお願いしたい。また，メール，ブログ（ブログパーツもあり），Twitterで宣伝していただきたい。（提出先が先なので実名での署名に限らせていただくことはご了承いただきたい。もちろん，個人情報は厳重に管理することをお約束する。なお，呼びかけ人として私も実名を出していることでご了承願いたい。）そして，ここで一定の署名が集まるようであれば，再び本命である「現行広島市民球場を「登録指定文化財」として保存しよう！」を開始しようかなと，思っている次第である。とにかく，このままでは，終わらせたくない。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/06

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  ひと口も　後味も悪しき　クズ試合

  ７回裏，廣瀬のスリーランと會澤のプロ初ホームランとなるツーランが出たときは，今日もまたいけるのではないかとさえ思った。現に，會澤翼に打たれた後の久保田の目は，明らかに泳いでいたのである。ただ，チュークがお約束のように追加点を取られ，それでもなお久保田がツーアウトからウイニングショットがとんでもない抜け球で栗原を歩かした後，相手がイニングまたぎを承知で藤川球児をなげさせ，最後はそれに屈した，で終われば，まだ救われたのである。今日は勝ち運がなかったかな，それにしても齊藤悠葵は相変わらずだらしなかったくらいで済んだのだ。しかし，９回表，またやってしまった。もはやこれまたお約束になった，重傷の左右病患者の野村謙二郎大野豊による究極のアホ采配である。ブラゼルを三振に斬って取った大島の球は切れていた。だからこの後下位打線が右打者でしかも当たっているとはいえども，今日の大島なら何とかなるだろうと思いきや，何か１点勝負の試合であるかのように岸本を投げさせてみたら，まあ出来の酷かったこと酷かったこと。ボール球は大きく外れ，勝負球は棒球。はっきり言ってよく投げさせたものである。非力な上本に易々と外野に飛ばされ，藤川球児にまでヒットを打たれていたらもう何も言葉がない。確かに９回表の結果いかんが試合の結果に与えた影響はほとんどなかったものと思われるが，こんな野球をされたらおそらくやっている選手は間違いなくしらける。せっかく選手が粘り強く戦ったおかげで昨日一昨日と逆転で連勝できたわけだが，最後の最後にこのバカ試合。次節からの東京プラス新潟遠征に暗雲が立ちこめてきた。おそらく，選手がよほどもう一度気合いを入れ直してモチベイションをあげないと，手ひどい結果が待っているのは目に見えている。その意味でもやっぱり，野村謙二郎と大野豊は一刻も早く辞任すべきなのである。まあ，試合に目を転じると，先発の齊藤悠葵。立ち上がりは悪くなかったが秋山にヒットを打たれてから途端にばたばたおどおどし始めた。もう今季嫌ほど見せられた姿だが，マウンドさばきがあまりにもひ弱で幼い。高卒ルーキーの秋山のほうがよほど場馴れしているようなマウンドさばきと投球内容だったように見えた。齊藤はせめて伊東昴大の爪の垢を煎じて飲むべきである。これじゃ，残り試合どころか来シーズンに期待をするのもしんどい。攻撃面でいえば，全員揃って秋山相手に何をやってたんじゃといいたいところであるが，あえて今日のキープレイヤーをあげるなら天谷である。もう返品おぢさんが徹底的にインコースを付いていることくらい分かっているだろうに，第１打席第２打席と引っ張り回して凡退。第１打席はワンアウト２塁のチャンス，第２打席は７点ビハインドを背負った後の先頭打者でカウントワンスリーから。まあはっきり言って独りよがりのバッティングでチャンスとチャンスの芽を潰してしまったという印象が強い。７回にようやくセンターにはじき返したのだが，遅すぎた。このままじゃ３番なんて荷が重すぎる。しかし，代わりがいないのが今のカープの苦しいところであり，構造的欠陥でもあるのだが。あとはまあ，やっぱるカープは打力が弱すぎる。特に長打力。クリーンアップに長打が期待できない打線というのはやはりあまりにも異常だ。残り試合でクリーンアップ適性のあるバッターを前倒しで起用し，このオフに徹底的に鍛える。さらにいえば徹底的な血の入れ替えで打力のある選手を補充する。特に外国人打者の移籍市場の見極めをしっかりして，日本向きでしかも問答無用で叩き込む力を持った選手を補強する。これしかあるまい。やっぱり，こういう試合の落とし方をされると，見せられるほうは辛い。言い方は悪いが武器弾薬は十分に残っているところを自分のミスで湿らせてしまい，それでもなんとか形成の挽回に向けて必死に戦闘していたときにボンクラ指揮官が味方に誤爆させて戦いに敗れたようなものである。あまりにも虚しい。たとえ負けるにしてもカープとカープファンの矜恃を持った戦いを最後までやってくれ。いまはただ，それを願うのみである。関東シリーズこそ，何でもいいから，とにかく勝て。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/05

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  暑さとともに，確実に与えたダメージ

  １回表の立ち上がりだけを見たら，この試合の最終形など想像も付かなかった。アルバラードの立ち上がりが大荒れで修復不能かと思われたのも事実である。しかし，結果はカープの完勝である。いや，はっきりと言うならば，カープの強さと言うよりもキャッツの弱さが目立った試合というべきだろう。昨日の試合，３点先制して追いつかれ，１点取って勝利の継投のはずがそれがほころびを見せてひっくりあけされたダメージは，確かに残っていたのだろう。加えて，残暑という表現すら憚られるほどの暑さの中のデーゲームである。さぞかし想定外の暑さに慣れていない外国人やおぢさん連中には骨身に堪えたことだろう。まず本日の勝因はこれかもしれない。確かに２点先制された。しかしその後ノーアウトで続いたピンチをアルバラードが凌ぎきった。直後に天谷の犠牲フライで追い上げた。２回にチンピラに想定外のホームランを打たれたが，その直後におそらく相手にとっては想定外だったアルバラードの同点タイムリーツーベースである。これで鶴の羽根焼き完成となって，３回はもう過去の人になりつつある桟原から勝ち越し点を取って４－３。すなわち，先制してはすぐに追いつかれ，勝ち越されてその後追い上げられないという，弱いチームがはまる負のスパイラルにどっぷりとキャッツははまってしまったのである。あとは，アルバラードの粘りのピッチングと，後を受けた大島の見事なセットアッパーぶりをただただ見ていればよかったのである。もっとも，本来なら３回までにもっと点を取っておかなければいけなかっただろう。その意味ではもっと楽逃げできたはずだったのである。だからカープだって決して強い野球をやってるとは言い難い。だからナゴヤでは大恥かいた訳なのだが，それでもまたしても名球会コンビの代打競演で追加の１点を取ってキャッツの戦意を喪失させると，８回に出てしまった，というとまるでアクシデントのようだが，事実アクシデント以上の何物でもないから仕方がない。すっかりさび付いて廃棄処分場送り寸前になっていたHUBER-HAMMERが炸裂してしまったのである。打った相手は賞味期限切れのチンピラだからどうと言うこともないのだが，このHUBER-HAMMERの威力は絶大である。何と言っても，あの石川を８連敗に追い込み，スワローズを借金１９にまで沈めた悪魔の威力を持つのである。この試合の流れを完璧に決めたホームランは，きっとキャッツに対して，単に今日の試合に敗れた以上のダメージとなって効いてくるに違いない。とにもかくにも，序盤戦でさんざんな目に合わされたキャッツに対して，２カード連続の勝ち越しを決めた。しかし，これでは足らない。ホーム市民球場で３タテして初めて反撃の一打になったと言えるのである。明日の先発はおそらく齊藤悠葵だろう。どうも彼はキャッツ戦に相性が悪い，特にキツネザルと５億円おぢさんに相性が悪いのが気がかりなのだが，そこはこの２試合の流れに任せて，後先考えず思い切って投げてほしい。そして，キャッツ投手陣相手ならば，カープの赤貧打戦も，きっとそれなりの援護をしてくれることだろう。とにかく，ナゴヤでの３タテの恨みは，地元での３タテで返すしかないのである。相手がどこかなどと言うのは今のカープには関係ない。ここまで来たら，徹底的に優勝争い，実は非常にレベルの低い３すくみの戦いを混乱させなかればならない。昨日も書いたが，それこそがまさにカープとカープファンのプライドとレゾンデートルを示すものであるから。何でもいいから，とにかく勝て。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/04

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  こんなまともな野球が出来るなら。

  もっと早くやらんかい，このスカタンどもがと，勝ったにもかかわらず二律背反的な感情を抱いてしまうのは，私だけだろうか。現状のカープはどこに勝とうがどこに負けようがあまり関係ないのではあるが，やはり来年もペナントレースが続くことを考えると，前半戦いいようにやられたチームだけは徹底的に潰しておきたいところである。その意味では先のドラゴンズ戦の結果は論外のさらに外なのだが，ならばこのキャッツ戦くらい何とかしてみろと思っていたのだが，まあいい勝ち方をした。何がよかったかと言って，やはりキャッツの勝ちパターン継投を崩したことが大きいだろう。西村はそろそろ賞味期限切れなんだろうが，また怪しげな薬でも使ったか（気のせいか，なんか目つきが怪しい。やたら帽子を目深に被っているのも気になる。）調子を取り戻してきたかのように言われた久保田を廣瀬が見事に打ち返した。しかも変化球が見事な棒球となったところを，ナゴヤでは打撃不振で苦しんだ廣瀬が捕らえたのである。要するに今の久保田はただのストレート芸人でしかないと言うことを見事に証明した結果となった。カープから見れば，今井がいいピッチングをして試合の流れを作ったこと，中田も３イニングスで交代させられはしたものの，最後の最後，一打出たら試合が壊れるというピンチで思わぬ勝負度胸を見せたこと（→だから絶対リリーフで育てたほうがよいと思う），梵，木村，そして廣瀬とナゴヤドームで徹底的に封じ込められたバッターにヒット，しかも長打が出たこと，そして石井琢朗が同点タイムリー，という以上に，まさに芸術的なピッチャーとの駆け引きを見せたこと，これがよかったところだろう。まあまだ多少ぎくしゃくはしているが，投打が少しずつかみ合う姿を見せたのであって，こうなれば，上位球団相手といえども今のカープとて十分勝ち負けになるのである。という以前に，実はいかに上位３強の争いなるもののレベルが低いかと言うことの証明なのであって，だからこそ，カープの現状が，めちゃくちゃ悔しいのである。ちゃんとした野球をやっていれば，いやちゃんとした編成をしてちゃんとした準備をしておれば，決して今の順位に甘んじることなんてなかっただろう。それだけに，カープのフロント，そして首脳陣には，猛烈な反省を促したいのである。とにかく，ここまで来たら上位３強の争いを徹底的に混乱させてやるのがよい。そのためには，ホームである市民球場で，キャッツを３タテすること。これしかない。いや，それがカープに課せられた責務であると言ってよい。ペナントレース云々は関係なしに，カープファンを納得させるために，そしてカープのレゾンデートルを保つために。何でもいいから，とにかく勝て。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/03

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  最低最悪の試合。おまけのアホ采配付き

  今日カープは，偉大なる記録を達成した。昨日の試合の5回表から，今日の試合の3回表まで，実に９イニングス連続で無安打，いわばノーヒットノーランの参考記録とでもいうべき大記録を達成したのである。さらに正確にイニングを計算すると１０イニングスと３分の１になるのだが，特筆すべきはその間出塁したのは天谷だけ，しかも盗塁失敗やら何やらで，何とその間無残塁なのである。とにかく打力が弱すぎる。打てなさすぎる。ジャイアンツやキャッツのへばりきった投手は打てたかもしれないが，ドラゴンズのピッチャーにかかったら赤子の手を捻られるも同然だったのである。これがすべてである。機動力野球とか何とかいって長打力のある選手の補強をサボったことと，ヒューバーなるスカ外国人を野村謙二郎がむりやり押し込んだことがすべての原因なのである。これだけで，もう野村謙二郎は辞任に値する。そもそもの戦略の誤りを認めようとせず，中途半端な小手先戦術でごまかそうとしたことが，かえって野球の神様を怒らせる結果になったんだと思う。その怒りを静めるには，残念ながら生け贄が必要だ。今日はもうあまりにもばかばかしすぎて書く気がしない。４安打２四球１失策と走者もまともに出せず。その上に盗塁失敗１に４併殺，３塁も踏めずでは，いったいてめえらこの試合に何を思って何を意気込んで挑んだのかと問いたださざるを得ない。そして，残った結果が２年連続同一カード９連敗である。もう何ともいいようがない。それなのに，またしても野村謙二郎と大野豊はアホ采配でミソをつけるのである。８回裏，ツーアウトから伊東が走者二人を許した場面でバッター和田。ここでなんと治癒不可能な左右病が発病して，突然森跳二などマウンドに送ったのである。正直にいって，森跳二と伊東昴大の球の力を比べたら，数段伊東の方が上だ。この際伊東に任せて，打たれたとしてもそれは勉強となれば，まだ点を取られても理屈は付いたのだが，かえって森などマウンドに送って思いっきり打たれて点を取られたのでは，選手もしらけるだろう。もうこれ以上書くと怒りが頭の中を回るのでこのくらいにしておくが，最後に言いたいことだけいっておく。おい，てめえら。それでもプロか。やる気あるのか。悔しくないのか。同じ相手に同じように負け続けて。このヘボ野郎，いやヘボヘボ野郎ども。この負け犬ども。やる気がないならやめちまえ。いっそこんなチーム解体しろ。弱い。弱すぎる。プロとは言えないほど弱すぎる。悔しかったら勝ってみろ。結果を出してみろ。野球ごっこやってるんじゃないんだ。働け。やる気がないならやめちまえ。勝手に大連敗して自滅してりゃええわ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/02

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  それでもプロか　同じチームに２年連続して大連敗して悔しくないのか

  もう，出てくるべき言葉がない。前田健太は堂々のピッチングで，９回１失点。当然勝利投手になっていなければならないところ，このヘボチームのスカ打線は１点しか取ってやれないのである。全く話にならない。挙げ句の果てに，おそらくドラゴンズの中で一番打撃が弱いだろうと思われる岩崎達郎がサヨナラホームランである。まさに，１点取って後は前田健太におんぶにだっことばかりに淡々と凡退を重ねたこのチームの野手に対する野球の神の怒りがこういう形になって表れたと思われるのである。一気に潰すチャンスはあった。３回表ツーアウトから連打で１・３塁。４回表はワンアウト１・２塁から前田健太のバスターがヒットとなって１死満塁。これで点にならないのである。まあ，仕方ないだろう。カープのバッターの顔には，山井は嫌だ，打ちにくいとちゃんと書いてあったのである。ドラゴンズに７連敗，しかも現在連敗中のチームで絶対神たる前田健太が登板する試合で，こんな消極的なプレイを見せられたら，もう腹をたつのも通り越して悲しくなる。先制タイムリーを打ったのがおそらく山井に対しての苦手意識が薄いだろう岩本であったのは，決して偶然ではあるまい。そして，何とカープのバッターは前田健太のバスターによるヒット以降，一本のヒットも打てず，四球１個に封じ込められたのである。これじゃあ，勝てない。いや，勝てないだけじゃない。弱い。弱すぎる。涙が出るほど弱い。はっきり言って，前田健太が投げてる試合だから何とかしてやろうと言う必死ささえ，攻撃陣からは見ることが出来なかった。同じように淡々と凡退し，強い打球すら飛ばない。それこそ機動力云々を言うなら足でかき回そうとかバントの構えで揺さ振ってやろうという形さえ見えなかったのである。こんなことをしていたら，野球の神はお怒りになる。一方で，代打で見逃し三振をした野本がヒットを打ち，８回に送りバントをスリーバント空振りで失敗した岩崎達郎がサヨナラホームランを打ったというのは，彼らのこの試合に対する思いをちゃんとくみ取ったんだと思う。なに，カープにだって，前田健太を負け投手にしたりこれ以上防御率が下がるようなことをしなかっただけ，野球の神も配慮はされているのである。とにかく，ふがいない。腹が立つほどふがいない。とにかく，今シーズン何度も使ったか分からないが，このチームは打力が弱すぎる。だからジャイアンツとかキャッツの出来の悪いピッチャーは打てても，ドラゴンズのちゃんとしたピッチャー相手になると馬脚を現すのだ。はっきり言って今日の試合も長打なし。岩本を除いてはその可能性を感じさせるような打球もなし。というより一部の振れているバッターを除いては，ヒットになりそうな打球すらないのである。本当に，今日は心底腹が立った。前田健太という絶対的エースを押し立てながら意地でも連敗を止めるという気魄すら感じられなかった。こんなチームが勝てるわけがない。今日は，誰が悪かったからどうなったとかいう気はない。あえて言えば，カープというチームをこんな闘争心のかけらもないヘボチームにしてしまったカープという組織の，いやファンやプレスまで含めたヒロシマ球界の生ぬるさが，最大の戦犯だとだけいっておきたい。やる気がないならやめちまえ。勝手に大連敗して自滅してりゃええわ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/09/01

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  栗原で負けた。守備の怠慢プレイで負けた。

  今日の試合は，もう標題に尽きる。チェンを相手に負けるのは想定の範囲内だからまだいいのだが，それにしても後味が悪すぎる。ともかく言えることはこれだけだ。ふざけるな栗原。ディフェンスはサボってもいいとでも思ってるのか。問題の４回裏。先頭和田の高いバウンドの緩いゴロを何を思ったかベースの後ろでボサーッと待って取ったが故に内野安打にしてしまった。これがすべての悪夢の始まりなのである。はっきり言って，栗原はサードの守りを手抜きしているんじゃないのか。普通に前に出て取れば，確かに揺るいだ球だったが鈍足でしかも足を引きずりながら野球やっている和田であればアウトにできないとおかしい。もしこれをきちんとアウトに取っていれば，このイニングは堂上直倫の外野フライでスリーアウトだったのである。その意味で，非常に罪が重い怠慢プレイである。さらに，その後チェンの打球がまたサード前への緩い打球になったが，このとき栗原はまたボサーッとサードの定位置にいたのである。こういう場合，必ずサードは定位置から前に出ておくということは，はっきり言って高校野球のサードでさえきちんとできているようなことだ。しかし，それを怠った。その結果，試合の流れを決定的に変えた大惨事を招いたことは，腹立たしいので書きたくない。そしてとどめは６回裏。ワンアウトフルベースから森野のレフト前への打球。ホームインは仕方ないとしても，天谷はチェンのスタートが遅れたのを見て完璧な送球をサードに返したのである。が，またしてもここで栗原はそれに気が付かずただ呆然と天谷からの送球を受けてベースタッチが遅れるという特大のボーンヘッドをやらかしてしまったのである。何のことはない，サードベースに足を付けて送球を受ければフォースアウトになったようなタイミングだったのである。まあ，そのプレイを巡って野村謙二郎が退場になったのはもはやどうでもいいことだが，いかに栗原が，ディフェンスへの献身的な姿勢がなくただ呆然と球を捕っているかと言うことの証明である。もしちゃんとプレイしていれば，ツーアウト１，２塁になって和田の外野フライでチェンジ。何のことはない。栗原のいい加減な守備のせいで１点が７点に化けたのである。確かに先制タイムリーを打った。しかしそれがどうしたと言いたい。栗原のミスで４点取られた直後の５回表。赤松と天谷が連打でお膳立てしてくれた名誉挽回のチャンスで，箸にも棒にもかからないようなバッティングをしてしまうのである。そして，ランナーなしでヒットを打っ鷹と思えば，9回表，まあ大勢に影響はしなかったといえどもランナー二人おいて迎えた打席で打てず最終打者になってしまった。こう見ると，もう今日は全部栗原のせいで負けたようなもんである。ただでさえ，近時長打になりそうな予感の打球すらなく。ましてやスタンドに飛び込みそうな打球などお目にかかっていないような悲しい結果しか残していないのである。だったら，余計にディフェンスくらいちゃんとやれよと言いたい。チャンスに打てないろくに守れないでは，はっきり言って少なくとも４番打者としての存在意義はない。明日から冗談抜きで岩本と変われと言ってやりたいくらいである。まあ，悪いことばかりいても仕方ないので，まずは岩本。チェンから打ったホームランは圧巻の一言だった。とても７番を打つバッターのホームランではない。まごう事なき４番打者の代紋を背負えるバッターの打球である。現に，ドラゴンズは試合の途中から，ほかのバッターはどうでもいいとばかりに，岩本を徹底マークしてきたのである。それだけもう相手に恐れられるバッターになったと言うことだ。そしてプロ初登板の伊東昴大。高卒投手のプロ初登板とは思えない素晴らしい内容だった。なにより，相手バッターに対して向かっていく気持ちがボールに乗っていたのである。しばらくはこういう場面での起用になるだろうが，ゆくゆくは１試合でも先発させてみたいと思った。もう来年は間違いなく一軍に欠くべからざる投手になること間違いないだろう。さらに言えば，９回表の會澤翼と山本芳彦の連打もあげておこう。はっきり言う。今日はかなりの確率で勝つことができた試合だった。しかし，それを栗原の怠慢プレイで壊してしまった。一人だけの力で勝つのは難しいが，一人のせいで負けることはあまりにも簡単だ。そういう意味では，またしてもドラゴンズに敗れて７連敗となったと言うことも含めて非常にやりきれないし，結果として片八百長まがいの野球を見せつけられたことに無性に腹が立つのである。さあ明日から６連敗中のドラゴンズ戦。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/31

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  攻めきれなかった　あまりにも残念

  勝てた試合だった。いや，勝たねばならぬ試合だった。そして，それは十分な可能性を持ってカープの掌中にあったのである。しかし，結果として，敗れてしまった。あまりにも残念だし，正直に言って徒労感のほうが強い。試合を分けたのは，言うまでもなく６回の攻防である。カープはツーアウト1塁まで林が追い込みながら，小笠原ラミレスを迎えた途端に腕が縮こまって四球を連発し，変わった青木高広がそれ以上に腕が縮こまって押し出しの上に連打を食らったのである。その裏，今度は山口を攻め立てて３点取り返してなおワンアウトフルベース。ここでピッチャーが越智に代わったとはいえ，４番バッターが一打逆転のチャンスに空振りの三振を喫してしまうのである。勝負は，事実上ここで決した。こんな相手ディフェンスがばたついているような場面で回ってきたチャンスで簡単に三振して何が４番打者か。もちろん一時は逆転となるタイムリーも打っているし，廣瀬の追撃のスリーランにも絡んでいるので栗原を責めるのはフェアではないと思うが，どうも今シーズン，いや昨年あたりから，こういうシーンがあまりにも目立つような気がする。いや，栗原だけでなくカープの主軸打者はおしなべて，乾坤一擲皇国の興廃この一戦にありという正真正銘の鉄火場での打席に弱いという感がある。今日は，残念ながら主軸打者の差で負けた，そう言って差し支えないだろう。それにしても６回の林と青木高広である。いったい何におびえていたのか。少なくとも今のカープの打線には終盤で少々の点差なら追いつき追い越せる力があることは，この６連戦で証明済みなのである。どうして打てるもんなら打ってみろという開き直りができなかったのか。そのあたりは，もうテレビを見ていて情けなかった。特に青木高広。もう一度ファームに行った方がいい。あんな気持ちの弱さじゃとてもここ一番での勝負どころなんて任せられない。というわけで，結局はカープの最大の弱点である，野村謙二郎と大野豊が壊してしまった投手陣のやりくりと，補強をサボったことによる中軸打者の打力の差で敗れたことに他ならない。それでも１１－１２などというところまで追いすがったのは，それだけジャイアンツの投手陣ももはや崩壊寸前だからというだけであって，よく立ち向かって善戦したのは認めるがやはりこれを勝ちきるだけの力がない，すなわち現状では上位争いなんてとんでもないということを証明したといわざるを得ない。要するに，勝ちたかったら今シーズンオフに徹底的な大補強が必要であるということだ。保守的な主流派カープファンが聞いたら目を回すかもしれないが，選手の半分くらい入れ替わって，FAで大物選手を狙うくらいのことをしないと，いつまでたっても変わらないのだ。２０年も優勝できないようなチームなんだから，現状は絶対どこか間違っているんだ。過ちを改めるに憚るなかれと，昔の偉い人も言っているのだ。というわけで，もう今日は残念至極，今日のような試合を勝てないのがやはり今のカープの限界なんだろうと思わざるを得ないが，唯一，岩本の９回裏の追撃のホームランには感服せざるを得ない。一昨日と同じく，またクルーンからである。今日は同点とはいかなかったが，これまでのカープの中軸打者がそれこそ縮こまって打てなかったような場面で，相手のクローザーから問答無用でスタンドにたたき込めるのである。これこそまさに，今のカープに決定的に欠けているものであって，彼はそれを間違いなく持っているのである。来年は，間違いなくこの男がカープの主軸を担うだろう。いや，それにかまけて４番を打てるような外国人打者の補強をサボられたらたまったものではないのだが。今日も，もう相手チームに見切られてまた打てなくなってしまったヒューバーを頑なに代打で使う光景を見て，余計に外国人打者の差というものを感じたのである。何せ野村謙二郎のお気に入り，ということは松田元のお気に入りでもあるのだろうから，彼と比較して他球団の途中入団外国人バッターと比較するのはヒロシマ球界ではNGとされているらしいが，ばかばかしい。ヒューバーとフィオレンティーノを切れずに外国人補強をサボったことが優勝争いに参加さえさせてもらえなかった原因であることは，明々白々たる事実である。話がそれた。この３連戦，ようやくいい野球ができてきたと思えただけに，今日の試合を勝てなかったことが悔しくてならない。ここまで３度も３タテを喰らっているジャイアンツに，赤い鉄槌を食らわせるチャンスだっただけに，なおさら残念だ。決して惜しかった試合ではない。勝つべき試合を落としたということを，最後に強調しておきたい。さあ次は６連敗中のドラゴンズ戦。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/29

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  広島エコ野球天国

  今日は家族で，地元の夏祭りに出かけていた。何と言っても南一誠の生歌を５曲，しかも最後は「それ行けカープ」を聴けて，生サインももらった上に，最後の抽選会でメロンが２玉×２当たった上に，その内のひと玉は物々交換でデラウェアひと箱に化けたから，なかなか収穫多き一夜だった。と，いうわけで，今日の試合。映像も見ていないし音声にも接していない。したがって，いかにも見てきたよーな聴いていたよーなことを書くことができない。一生懸命流れていた文字列（しかもサンフレッチェ対モンテディオの試合と並行で）でしか，今日の試合は把握していないのである。しかし，結果が４-１で勝ったというだけでなく，後味が実に痛快だ。実際に観戦されていた方とは違うかもしれないけれど。何と言っても，今日のカープは２安打である。対するジャイアンツは，何と二桁の１０安打。それが，カープは四死球でもらったチャンスを栗原の犠牲フライと嶋のタイムリー２塁打，さらには１点取られた（それもワイルドピッチ！）直後にまた四球を足がかりに廣瀬のツーランホームランという算段で，３点リードの勝利に化けてしまったのである。このところ効率も悪くて時間ばっかり長い野球をやっていたような気がするが，その意味では今日は見事なエコ野球である。しかも，主流派カープファンが誤解しているような少ないチャンスを足を絡めて点にするというのではなく，いただいたランナーをためてはドカンと中軸の長打が出るという展開。まさに勝利の一般法則にかなっているのである。そのうえに，ホームランを打った廣瀬がその直後の回にチュークの不始末で迎えたワンアウト３塁のピンチで，必殺レイザービームを炸裂させて松本啓二朗をホームで憤死させるという展開。実に美しすぎる。見てないけど。それに対してジャイアンツ。アルバラードの出来がどのくらいだったのかはもちろん分からないが，走者を出してはあと１本が出ず，ようやく取った１点はワイルドピッチ。しかも９回表は２死無走者から連打と四球で満塁としながら最後は高橋由伸が凡退するという，まさに今日の試合の象徴とも言うべき結末で終わってしまったのだ。昨日はアーチ攻勢返しを食らって敗れ，今日は拙攻の連続で敗れ，さぞかし原タツノリ君はご立腹で今日の試合後はきっと涙目で記者に応答していたことだろう。おそらくはまた３連勝でも当て込んでいたであろうカープ相手にこんな形で連敗してしまったのである。今はただジャイアンツという組織として茫然自失状態ではないんだろうか。こうなったら，カープもまた勝って兜の緒を締めよで，明日の試合もまたそこにつけ込んで勝ちに行かねばならないのである。なんといってもジャイアンツは伝統的に，どんなに悪い形で連敗しても３つめは目の色を変えてかかってくるという伝統のあるチームだ。カープの気が緩んでしまっていては，明日は逆にカープが逆ねじを食らわせられることとなってしまう。その意味では，明日こそ本当の勝負だ。これまでホームでジャイアンツに３連敗を２度も喫しているのである。その恨みを晴らすときが来たのだ。そのお膳立てを野球の神様がなさってくださったのだ。本当に，明日こそ何が何でも勝たねばならぬ。目先の１勝を取りに行くと言うだけではない。赤ヘル軍団の矜恃を賭けて戦わねばならないのである。それを，明日はとくと見せてもらおうではないか。さあ，目には目を，歯には歯を。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/28

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  掟破りのアーチ攻勢返し　さあこれまでの怒りを解き放て

  もう，この際，細かい内容などどうでもよい。ジャイアンツのアーチ攻勢に対し，９回裏土壇場で岩本がライトスタンドに同点弾を叩き込み，さらに横山がまさかの古城にツーランホームランを打たれた直後，またまた岩本が今度はセンターに叩き込んで１点差としたのである。あとは，野間口が舞い上がってコントロールを乱すところを天谷が一振りで振り抜いてスタンドにサヨナラ弾を叩き込んだ。残念ながら映像は見られなかったが，もう鳥肌が立った。ジャイアンツのアーチ攻勢をアーチ攻勢でひっくり返したのである。これまで，肝心なところで問答無用でスタンドに叩き込まれて苦汁をなめさせられていたのである。しかし，今日は，ジャイアンツがクローザーのクルーンを出した後に問答無用のアーチ攻勢で逆ねじを締め上げたのである。こんな痛快な試合が，今シーズンただの一度でもあっただろうか。だから，もう今日はこれで十分なのである。あえて蛇足ながら付け加えるならば，まさにこの試合。カープにとって後世に語り継がれる試合になるかもしれない。すなわち，カープの大黒柱たる中軸打者の世代交代となるべき試合と言っていいだろう。いうまでもない。この試合，試合の流れを土壇場で二度もカープにより戻したのは岩本の２本のホームランなのである。この岩本という天性のアーチストが，まさにチームの絶体絶命のピンチを救うべきバッターに成長した証の試合と言っていいと思う。これまで栗原が務めていた４番の座。そしてチームの大黒柱としての主軸打者の座。これを，もう近い将来岩本がその座に座るだろうと言うことを，まさに確信したのである。まさにこの２０１０年８月２７日は，岩本記念日とも言うべき一日になった。今日はもう，これで十分だ。というより，こんな劇的な試合はとくと見ることができなかったので，まだ興奮の余韻が頭の中をぐるぐる回っている。しかし，もうこれ以上の言葉はいるまい。この試合を礎にして，赤ヘル軍団が優勝戦線をかき乱す時が来たのだ。ここまでジャイアンツには，特にホームで３タテを２度喰らうなど煮え湯を飲まされ続けてきた。その怒りを，今こそ熱き炎として解き放って，ジャイアンツにぶつけるときが来たのである。さあ，明日からも，この勢いで勝たなければいけない。正義の赤い一撃を，迷走するウサギ軍団に叩きつけるのみである。さあ，目には目を，歯には歯を。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/27

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  汚名返上，でもあたかも当然の如く

  昨日の試合は，やっぱり何かの間違いだった，あるいは，首脳陣のアホ采配で流れを渡しただけだったと言うことが，今日証明された。何のことはない。現状の力関係では今日のような試合こそがデフォルトであるということなのだ。昨日の悪いイメージとアホ采配による選手へのダメージは大きかったかもしれないが，結局は幽霊の正体見たり枯れ尾花，ということなんだろう。今日はとにかくスタルツだ。前回登板が１回にいきなり５失点，前々回が３連発で逆転負けと悪い流れが続いていたが，今日は変化球のキレが文句なしだった。昨日のイメージと前回スタルツと対峙したときの結果だけに酔い痴れて，キャッツのバッターは何の工夫もなくくるくるとバットを振り回してくれたのである。特に中盤は本当に左うちわで見ていられたのである。いや，スタルツもよかったが，その良さを引き出したのは今日マスクを被った會澤翼だと言っていいだろう。まさに呼吸もばっちり，配球もばっちり。倉や石原でもそうはいくまいというほれぼれするようなリードを披露してくれたのである。そして打っては先制打に追加点の足がかりとなる二塁打。これは立派な正捕手の仕事である。倉も現状よい仕事をしているのだが，前回齊藤悠葵と組んだリードと言い，今日のリードと言い，現時点では遜色のない仕事ができていると思う。今後赤ヘル百年の計に鑑みるならば，會澤を正捕手に固定して倉がそれをサポートするという形がベターではないかと思うのである。それほど，今日の會澤はよかった。さて，今日は打っても先制中押し駄目押しと理想的な展開のように見えたのだが，正直なところ中盤以降はもっと点が取れただろうと思う。その意味では，あまりにももったいなかった。きょうのすたるつなら６－１で十分だっただろうが，やはり現状のカープのリリーバーのことを考えれば，取れるチャンスには取れるだけ点を取って相手の戦意を喪失させるということも必要だと思う。その意味では，ちょっともの足らなかった。ただ，あまりにもあっけなくキャッツのバッターが一夜のうちに化けの皮が剥がれてまた張り子のネコにもどっったから目立たなかったのだが。まあ，勝ったから何でもいいのだが，最後に１つだけ，私から見れば今日の試合の帰趨を分けたと言って過言ではないプレイを挙げておく。３回裏，ワンアウト３塁でマートンがタイムリーを打った後，確かにセンターやや深めの打球ではあったが，マートンは身の程も知らず２塁を狙ってあっけなくタッチアウトになったのである。カープにとっては，あまりにも大きかった。内野ゴロや外野フライで１点を取られても可なりというシフトを引いていたので，結果として残ったのは２死無走者。カープの思惑通りだったからである。さらに言えば，あの打球，マートンがセンターなら確かに２塁が取れただろうが，そりゃ赤松じゃ無理だ。おそらく昨日の終盤の勢いでもう何でもありと思って走ったのだろうが，そうは問屋が卸しませんぜという結果になったのである。このプレイは大きかった。序盤１点リードでなおワンアウト１塁で平野鳥谷と続けば，いくらなでも何が起こるか分からなかった。それだけに，今日はマートンに感謝しなければいけないのである。外野の守備と言えば，何と言っても５億円おぢさんの守備は見ていて楽しかった。レフトに打球が飛んだら鳥谷が定位置近くまで走らなければならないのである。出足がないからレフト前に落ちてくる球は必ず彼の目の前でぽとりと落ちるし，フライを捕ったらまずやっとこっさめの前の鳥谷に山なりのボールを返す始末。左中間を破ったらセンターが追いつかなければ三塁打の可能性大。これからもキャッツ戦はレフトの守りから目が話せない。さて，ようやくこのカード今季初めて勝ち越した。昨日も本来楽勝で勝たねばならない試合を首脳陣のアホ采配で無駄にしてしまったのがあまりにも悔やまれる。明日からは，ホームでのジャイアンツ戦である。頼むから監督とヘッドコーチは動かないでください。そのうえで，選手の力の総力を結集すれば，十分まともな勝負になるだろうと思うのである。さあ，目には目を，歯には歯を。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/26

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  ふざけるんじゃねえ　真面目に野球やれ

  ８対３で勝っていた試合を，それから１９点入れられて負けたら，もうどうしようもない。今日は運が悪かったと思うしかないだろう。しかし，ひとつひとつを見ていけば，やっぱり今日のカープは負けるに値することをやっているのである。そして，そのほとんどが，首脳陣が動いたところで起きたのが悲しい限りだ。まずは先発の今村。悪すぎた。だから２回で代えられたのは仕方がない。しかし，だったら３回表の攻撃で打たせるな。ちゃんと代打出して攻撃の形を作れ。何のことはない，ランナーを置いたチャンスでバントもできず何か無茶振りして三振したのである。こういういい加減なことをして取れる点が取れないから，流れは簡単に相手に渡ってしまうんだ。まずあれが１つのキープレイだったと思う。しかも，誰がどう見ても懲罰交替にしか見えないから，余計に体裁も悪いし，チームの士気も上がらない。これが，あとあと響くことになったと言っても過言ではない。攻撃で言うなら，二度の満塁のチャンスをことごとく潰してしまった。しかも，その主犯は２つとも赤松である。正直に言って，今の赤松の打撃の調子は真っ逆さまの下降線である。肝心なところで回らなければいいがと思っていたら，案の定である。昨日の天谷の攻守が悪すぎたために赤松を３番に置いたのかもしれないが，残念ながら今日の試合においてはミスキャストだったと言ってもいいだろう。また，打ち取られ方が，ことごとく悪かったのである。これが第２の誤算だろう。そして，毎度おなじみのアホ継投。好投していた青木高広が返品おぢさんにホームラン打たれたと思ったら慌てて岸本に代えて，その岸本をイニングまたぎで使う。しかし，今日の岸本の出来は非常に悪く，もう絶体絶命の場面になって慌てて大島を投入。これは，あまりにも辛すぎる。今日だけは，５億円おぢさんに打たれた大島を責める気にはなれない。全部野村謙二郎と大野豊のアホ継投が悪いんだ。さらにいえば，打たれた時点で大島を解放してやるべきだっただろう。なんか勢いに飲まれるままその後２点余計に取られたのが，あまりにも展開を考えると残念なのである。しかし，８回に大乱調を演じてしまった梅津。これには，もう呆然として言葉が出ない。いい加減にしろ。それでもプロか。赤ヘル戦士の誇りはないのか。情けない。ただ呆然とマウンドに立って投げ続けては打たれる姿。こんなピッチングしかできないんだったら，もうさっさと二軍に行けばいい。こんなピッチングをしてもらうために一軍においてるんじゃない。これだったら，将来を見据えてファームから選手を補充しておいたほうが，いくらかましだ。はっきり言って，もう梅津は終わった。あるかないか分からない来年のために今から鍛え直した方がいいだろう。それにしても，死にかけのキャッツ相手に余裕で勝てるはずだった試合を，毎度おなじみ野村謙二郎と大野豊の迷走でおじゃんにするどころか，逆に完膚無きまでの叩きのめされてしまった。何のことはない。カープというチームは，監督が采配を振るうと限りなく弱いのである。せっかく今日は，いきなりメインディッシュに豚の丸焼き，続いて鶴の羽根焼きとおいしくいただいていたところ，料理長の不手際で皿を下げられ，いつの間にか給仕と皿洗いをさせられたようなものだ。こんな酷い試合は，そうはあるまい。それもこれも，采配を振るうとチームを迷走させる特技を持つ野村謙二郎と大野豊が悪いのである。今日の試合は，１つの区切りにもなるだろう。カープファンを裏切る重大な背信行為を犯したのである。とにかく何でもいいからさっさと辞表出してくれ。さあ，目には目を，歯には歯を。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/25

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  終わりよければすべてよし，藤川球児撃沈で白星。

  はっきり言って，序盤はイライラのし通しだった。先に４点取られるという悪い展開。しかも，ワンアウト３塁をクリーンアップで２度も潰すという最悪の攻撃。そして，岩本の特大のホームランが出たり，ぽつぽつと点を取って何とか追いついたものの，ヒットは打つが点に繋がらないというどう考えても勝てそうにない流れ。７回８回は逆にカープが押し気味だったとはいえ，勝てそうな空気は，ついぞ感じられなかったというのが，正直なところである。しかし，３回から篠田が立ち直って無失点で踏ん張り，７回に平野がよけ損ねたとばっちりで頭部死球・危険球退場になった後も大島が，チュークが踏ん張ってゼロで抑えた頑張りを，決して野球の神様はお見捨てにならなかった。４打席目までとてもじゃないが打てそうな気配を感じなかった嶋に仮託して，赤ヘルに味方したのである。９回表，決勝ソロホームラン。すなわち，藤川球児を粉砕したのである。これこそ，キャッツファンが，そしてキャッツそのものにもっとも打撃を与える勝ち方なのである。その衝撃は，９回裏にテレビカメラがベンチを映した際に映っていた，藤川球児の放心して目が宙に彷徨っていた顔にすべて表れていたのである。まさに，下手くそな試合ではあったが最後に最上級の打撃を与えたと言っても過言ではあるまい。このカードもオールドユニフォームで戦うと言うことで，キャッツは大阪タイガースダイナマイト打線時代の黒ユニフォームで戦い，先のシリーズではそれで３連勝したとかで，またこれなら勝てるという甘い見立てをしていたようなのだが，はっきり言って所詮は３連敗中のチームだというのがよく分かったのである。先に点を取りながら追いつかれる。終盤肝心なところで点が取れない。そしてクローザーを出して打たれるという展開に他ならないのであって，これぞまさに大連敗をしでかすチームが陥る負のスパイラルなのである。さあ，こうなったら，これまでのつもりつもった恨みを一気に晴らすチャンスだ。情け容赦なく叩きつぶしてしまうことこそ，もっとも正しい勝負のあり方なのである。カープとて決して褒められた野球ではなく，はっきり言うなら序盤に天谷と栗原と嶋が仕事をしていれば大楽勝で逃げ切れたかもしれない試合だったのである。その点は反省してもらわねばなるまい。まあ，最後に嶋が落とし前を付けたからよしとしよう。明日からは，きっと打線が繋がって流れるように点を取ってくれると信じている。まあ，そのためにはもっと天谷が頑張らなければいけないが。さて，オールドユニフォームと言うことで言えば，カープが着用したユニフォームで篠田の１４番を当時付けていたのは言うまでもなく津田恒実である。篠田も序盤苦しんだが，よく３回から持ち直したと思う。まさしく，弱気は最大の敵とばかりに，天上界の津田が篠田に力を貸してくれたのかもしれない。そして，その熱い思いのバトンが大島に，チュークに，そして横山にリレーされたのだと，密かに信じている。とにかく，勝った。何か久しく聞いたことにない言葉だがどうやら３連勝のようだ。しかも，勝ち方が勝ち方，負けさせ方が負けさせ方である。こうなったら，京セラドームシリーズ，同じ黒ユニフォームでも中身は往年の別当藤村といった猛者とは違う張り子のネコ軍団でしかないことをさらけ出すチャンスだ。いや，そうしなければならない。ところで，こうなったら，昨日からの流れで言えば，こう言って差し上げなければならない。おーい，広澤克実よ，見てたか，この試合を。何かしらんが，キャッツ，めちゃくちゃ弱いやん。今日のブログ，どうやって言い訳するんかな。楽しみにしとるわ。さあ，目には目を，歯には歯を。なおいっそう血の報復戦を発動せよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/24

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  家貧しゅうして孝子出ず

  昨日の前田健太登録抹消に続き，今日は東出が登録抹消，さらに石原もベンチに入ることができないという非常事態。いったいどうなることかと思ったが，結果は快勝となった。貧すれば鈍するという結果を一番恐れていたのだが，その穴を埋めるべく孝子が出てきて，それが勝ちに繋がった。現状のカープの苦しい状況に鑑みれば，非常によい勝ち方だったと思う。何と言っても今日は齊藤悠葵に尽きる。初回からピンチの連続だったのだが，粘り強く凌いだ結果が完投勝利という結果を呼んだんだと思う。ピッチングのリズムがよかったからこそ，終盤に駄目押しの追加点が入った上に，８回には赤松に対抗するかのような天谷のホームランもぎ取りスーパーキャッチが出たのだと思う。最後カスティーヨへの初球が甘く入ったのが残念だが，この結果を十分自信に転化していいだろう。いや，中盤から終盤に書けてのピッチングは，一昨年終盤先発ローテーションの一角として名前を挙げたときの肝っ玉の太さを，十分取り戻したように見えたのである。しかし，齊藤悠葵がこれだけのピッチングができたのも，２回裏に先制点が入ったからである。しかも，廣瀬岩本の連続ホームラン。まさにこれぞ有無を言わせぬ理想的な点の取り方である。こうでなくちゃいけない。これが全ての流れを作ったのである。こういう攻撃には長らくお目にかからなかったので，非常にうれしい。カープというチームは，そしておおかたのカープファンが勘違いしているところであるが，球場が広くなったからホームランは減るだろう，だから機動力野球を前面に押し出して細かく繋ぐ野球をしなければならないという誤った観念のもとにここまでチーム作りをしてきたように思われる。しかし，これは誤りである。広い球場で勝ち抜くためには，球場の広さをものともしないような長距離砲を揃えることが必要なのである。ドラゴンズが，そしてホークスが証明しているではないか。あるいは両翼こそ狭いが右左中間のふくらみが広い西宮もその内に入れてもいいだろうか。長距離砲より俊足巧打，外野の守備力が命，ではないのである。それを勘違いしてしまったがために，２１世紀の現代において大日本帝国陸軍時代の大砲を装備するような編成の愚を犯し続けているのである。したがって，もう来季のことを言うのは気が引けるのだが，問答無用でスタンドに放り込む力を持った最新鋭大砲を装備しなければならないのである。今日の試合をちゃんと見ていたカープファンの方々なら，必ずお分かりいただけるであろう。とにかく応援パフォーマンスが命で試合は二の次というような方々にはどうか知らないが。さて，今日の試合を語るには，もう二人の名前を挙げなければなるまい。一人は，齊藤悠葵を華麗にエスコートして完投勝利に導いた會澤翼。とにかく，ほれぼれするくらいリードが冴え渡っていた。さすがに打撃まで今日は気が回らなかったか，ヒットこそ出なかったが，少なくともキャッチャーとしての仕事は倉石原と遜色ない働きができることが証明されたのである。この段では，当分スターターで使い続けてもいいかもしれない。今後起こりうるいろいろなことを勘案すると。そして，木村昇吾である。守備走塁には何の心配もないのだが，この２試合，攻撃面でもラッキーボーイとなった。粘って四球を取ったかと思えば，チャンスには初球を叩いてタイムリー，そして走者１・３塁でのディレイドスチールを成功させ，さらにベイスターズのミスに乗じて梵が脱兎の如くホームインという一幕もあった。まさに東出の代役として期待した以上の結果を出している。これも，普段から出番に備えて十分な準備をしていたことの証だろう。あるいは，木村昇吾が応援歌を引き継いだ，同じ移籍選手でセカンドを守った同姓の先輩である木村拓也が，初盆の期間を延長して，彼に力を貸してくれているのかもしれない。いや，きっとそうだろうと思っている。勝手な思い込みかもしれないが。こういう試合をすれば，そうそう簡単には負けない。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/22

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  地底人決戦にふさわしいハプニングゲーム

  我が家でのチャンネル権の関係で18:30ころからテレビ観戦し始めたのだが，途中で見るのも嫌になってテレビをNHKの「思い出のメロディー」に変えて，ラジオでの音声観戦に切り替えた。熊倉一雄の歌うオリジナルの「ゲゲゲの鬼太郎」や，二葉百合子入魂の「岸壁の母」は，実によかった。というと話がそれそうなので元に戻すが，まあ，今日の試合。カープファンから見たら，もっと楽に勝てんかいといいたくなるような試合である。序盤はベイスターズの阿斗里をうちあぐね，ようやく１点取ったと思ったらその直後に下園にホームランを打たれる始末で，ああまた昨日の再現かいといらいらしながら見ていたところでチャンネルを変えた。そして６回裏，ようやく阿斗里を攻略して４点取ってなお無死満塁。バッターは４番栗原５番嶋６番廣瀬。なぜこれで１点すら取れぬ。案の定これでベイスターズに息を吹き返させてしまい，直後の会に1点差まで追い詰められたわけだが，今日の試合は，まさにこの点に凝縮されている。チャンスで中軸打者が打てない。それがまさに現在のカープの苦戦の最大の理由である打力不足，得点力不足の象徴と言うべきである。特に栗原と嶋は徹底的に今日チャンスを潰しまくっていたので，腹が立つやら泣けるやらである。本来なら，昨日の試合のように野球の神による天罰が当たっても仕方がなかったのである。それをなだめてくれたのは，まさに脇役の活躍である。３安打猛打賞でチャンスメイクをした岩本，マルチヒットで先制タイムリーを打った倉。おそらくは東出の休養でスターターに起用された木村昇吾もマルチヒットで，昨日の黒羽根に対抗するわけではないが今季初打点（押し出しだが）。そして，脇役と言ったら怒られるかもしれないが，代打の神・前田智徳の勝ち越し２点タイムリー。今日は絶対神・前田健太がおそらくは昨日の試合で指のまめを潰したと言うことで登録抹消，復帰時期未定という暗雲垂れ込める事態となったところであるが，どっこい赤ヘルにはもう一人の神がいる。ずいぶんと１ヶ月半以上苦しんだが，ようやく神が再び悩める赤ヘル軍団を救うために立ち上がった。そうなれば，今日のような接戦ではカープにとって最大の切り札として君臨してくれることになり，攻撃のオプションも広がるのである。まあ，今日はさすがは前田智徳ということにしておこう。裏返して言えば，栗原と嶋には特大の喝を入れねばならぬ。彼らが少しでもバットで結果を出せば大楽勝だった試合なのである。それが，率先してチャンスを潰しまくってどうするといいたい。特に栗原。今日のような，いやここ数試合のようなバッティングしかできないようでは，来年は４番剥奪，それに変わりうる４番打者を外国人市場で探してこなければなるまい。今のままでは，たとえ故障者が全員揃ったとしても，勝てない。上位で戦うことはできない。さて，今日はヒーローインタビューも受けたアルバラードなのであるが，６回１失点でよく抑えたと見ることもできるのだが，まあ今日の内容は自作自演劇場である。ランナーをためるだけためて肝心なところでは連続三振とかで切って落とす，格好いいと言えば格好いいが，なら余計なランナーを出すなとも言えるところなのである。それに，まあ何とも言いにくいことであるが，あえて言わせていただくと，最下位をひた走るベイスターズだからこそそれで通用した，逆に言えばそれを詰め切れないから最下位にいる，といわざるを得ない。まあ，それでも勝ってよかった。彼に勝利投手が付いてよかった。そのことだけは素直に喜びたい。これで，地底人決戦広島ラウンドは，その内容も期待を裏切ることなく１勝１敗のタイとなった。さあ，問題は明日だが，カープの先発はこの段でいくと中田廉なんだろう。なんとなく，また明日も無駄に試合時間だけが長いぐだぐだの試合になりそうな予感がする。しかし，この際，内容不問，結果重視。何でもいいから点取って勝ってくれ。要するに弱いもん同士だからこんな試合になる。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/21

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  まさに野球の神からの天罰

  ５回裏，一度は逆転したが，そこまでのカープの野手陣のだらけきった攻守には，正直怒りさえ覚えていた。連敗中でしかもそれを止めるべく前田健太が登板しているのである。にもかかわらず，打っては加賀を捕らえられずに楽逃げさせてしまい，というより何としても塁に出ると言う意識を見せるとか球数を投げて揺さ振るとか言うことも全くなく，ただ淡々とアウトを積み重ねていった姿。そして守っては，本当にボロボロ。こんな攻守に弛みきった姿を見せれば，どのみちいつかはベイスターズにも追い抜かれる。それだけの危機感を選手と，あるいは主流派カープファンと共有できていないかのようなもどかしさとささやかな怒りを感じたものである。さて，結果的に言えば１番責任が重いのは大島であるが，どうも７回のピッチングはおかしかった。ツーアウト１塁まで来て後は稲田，黒羽根という軽量が並ぶところで，やたらと１塁ランナーの下園を警戒してクイックで放ってみたり，いつもの大島のように，いやそれまでできていたとおりのストレートとカーブを投げ分けるピッチングができればよかったものを，わざわざ無駄なボール球を使ってカウントを悪くして，あるいはバッターに集中できずに連打を食らってしまった。どうも肝心なところで大島の去年までの弱点である気持ちの弱さが出たか，あるいは石原が肝心なところでおかしなリードをしてしまったか，多分その両方なんだろうが，やはりこれ以上点をやってはいけないところでの集中力の欠如というところをさらけ出してしまったところなどに，この試合の前半にカープの選手が見せた攻守にわたるだらしなさに対する野球の神のお怒りが来たのではないかと，思っている。いや，そう思うしかない。誰が前田健太先発の試合にこんな結果を受け入れられるか。まあ，それを受け止めてまともに考えるとして，今日の敗因，いや，カープが今シーズンここまで落ちぶれてしまった原因は，もうこれしかない。打力弱すぎ。点取れなさすぎ。かつて私はカープの打線を評して「三八式歩兵銃打線」と揶揄したことがあるが，今日の試合など見せつけられたら，三八式歩兵銃に失礼に思えてきた。現状をあえて言えばむしろ「空気銃打線」もしくは「水鉄砲打線」がふさわしいのではないか。それほど，あまりにも打てなさすぎる。点が取れなさすぎる。さらに言えば，それに対する対策が取れなさすぎる。しかも，野村謙二郎自ら獲得した舶来大砲は一生懸命誠実に仕事をすることが取り柄で不発弾が，いや空砲の山を積み上げている始末である。これでは，どうしようもない。それにしても，また相手チームの連敗モードをカープは肩代わりしてしまい，毎回毎回相手チームの調子を上げる踏み台とされているのが現実である。これを屈辱的なことと誰も思わないのか。それを理解できないカープファンが存外多いことに，私はやり場のない怒りを覚えるのである。敗北や結果が出なかった経験をただ積み上げても，それは経験にも発展にもならない。選手が，そしてチームが強くなるために必要なものはただ１つ，成功体験のみである。今のカープには，それがどこを探しても存在しない。だから今日のような試合を片八百長のように簡単に負ける。悔しい。腹立たしいほど悔しい。それを悔しいと思わないカープファンがいることがもっと悔しい。とにかく何もかも弱い。弱すぎる。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/20

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  悪い冗談にもほどがある。

  事情があって試合当初は文字列でしか負うことができなかったのだが，まあ，映像や音声を聞かなくてよかったと思うしかないほど酷い結果だったとしかいえない。いや，ここまで来るともはや笑うしかないというのが偽らざる心境である。それにしてもスタルツ。１回表は３連続四球から２点タイムリーとホームランで計５点。２回表は今度は３連打を食らってノーアウトフルベースから犠牲フライでもう１点。よくもまあ，２回表はその１点だけで済んだものである。あるいは，前回の登板，魔の６回表がトラウマになっているのかどうかは知らないが，それにしても，よくもまあ同じことを何回も何回も続けられることである。スタルツと，今日も出てきてお約束のように失点したチュークを見て言えることは，メジャーリーグのピッチャーもよっぽど人材が不足しているらしいというのみである。ところで，もちろんスタルツの今日の内容と結果が褒められたものでないことは言うまでもないのだが，何でも大野豊もえらく立腹したとのことで，また同じ過ちを繰り返していてどうしようもない，という趣旨のことを吐き捨てるように言ったとのことであるが，それなら首脳陣も前回登板後にスタルツと会話をしてきちんと修正できるようにし向けたのだろうか。はっきり言って，何もやっていないのではないか。大野豊，そしてもちろん野村謙二郎に対しては，お前には言う資格がないとだけ返してみたい。それにしても，今日の相手先発の由規は，そんなに滅茶苦茶調子がいいようにも思えなかったが，結局まともに打ち崩すことができなかった。いくら由規のストレートに威力があるとはいえ，ストレート一本に絞って打ちに行って空振りしているようじゃ話にならない。要するに，強い球を投げられたら全く手も足も出ない，このチームの悪しき体質そのものなのであって，打力が弱すぎるのである。打てないから勝てないのである。何と言っても，まともにポイントゲッターを任せることができる選手がいないのである。栗原でさえ，復帰した当初はよかったがやがて厳しく攻められるようになって，ぱったりと当たりが止まった。まあ，これもは切り言えば十分予測可能だった話なのであって，ダメ外国人野手に見切りを付けて切れなかったことが全てなのである。少なくとも開幕直後の時点で，ヒューバーはスカ，フィオレンティーノもメッキが剥げたことが判明したのである。本来なら，この時点で徹底的に調査をしておかねばならなかったのだ。その意味では，現状の打力の弱さは完全な人災である。スワローズがデントナにガイエルがいるにもかかわらずホワイトセルを獲得して息を吹き返したのとは大きな違いである。まさに，これはカープという組織の不作為による犯罪といわざるを得ない。しかし，それを反省するどころか，特にヒューバーの批判をすることも許さないという大マツダ報道報国会の罪はなお重いと言ってよいだろう。もっとも，最近はその感じ者である中国新聞からも批判めいた書き方をされたり，今日の中継でもヒューバー登場の際に明らかに外国人の差でカープは敗れ去っているという会話が堂々となされているところから見ると，さしもの松田元のバカやその忠実なるポチ公である野村謙二郎ももうこれ以上庇えないと思い始めているのかもしれない。復刻ユニフォームで戦った３試合。特に昨日今日は恥の上塗りで終わり，せっかくの最後の栄光を知るユニフォームに泥を塗った結果になったことは極めて遺憾である。そして，誰がどうとは言えないが，明らかに中心選手から厭戦モードのオーラが出始めたことに気付かされた。それを感じさせなかったのは，タイトルがかかる梵は当然として，おそらく今日のスターターの中ではもっともその起用がファンによって批判されるであろう天谷であったことが，皮肉と言えば皮肉だ。そうだ。働けとか給料返せとかたまには打ってみろとか弊ブログではさんざんな言い方をしてきたヒューバーも，この期に及んでも真面目に一生懸命やっていることは認める。どうせチャンスに打てないから中軸など任せられるわけもないのだが。明日からは，現状カープよるも弱い野球をやっているベイスターズ相手で，しかも前田健太にアルバラード，前回好投した中田廉が登板するだろうから，本来ならここでもう一度弾みを付けてと言いたいところだ。ただ，打力の差はお話にならないくらい違いすぎるから，油断はできない。ここで無様な野球をやっているようでは，本当に最下位が見えて来る。まあ，この際それでもいいか。そうなったらその責任の所在を徹底的に追及して白日の下に晒すのみだ。とにかく何もかも弱い。弱すぎる。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/19

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  金の卵と試合を壊した腐ったミカンども

  ゴールデンルーキーズの一番星，今村猛が初登板初先発ということで否が応でも期待を持って見ていたのだが，はっきりいって失望した。いや，今村のピッチングにではない。チーム全体にこの大事な試合を意地でも勝ち抜くという意志が感じられなかったことである。はっきり言って，今日今村が先発登板することに嫉妬もしくはしらけた感情が働いていたのではないかと思えたくらいである。１回表，田中の打球を見失ってヒットにした東出のプレイ，そして相も変わらず野村謙二郎の意地と依怙贔屓だけで起用されているヒューバーが守りで思いっきり足を引っ張った草野球なみの凡ミス。そこには，今村を何とか勝たせてやろうという先輩としての気概も，いやそう言うことを抜きにしても連敗を止めてこれから反攻するぞと言う強い意志も，全く感じられなかったのである。これでは，全く話にならない。そして，一番糾弾されなければならないのは，二番手の青木高広である。はっきり言ってなんでこんな状態で一軍に昇格させたのかすらよく分からないほど球の切れもなく甘い変化球を投げ続けて６連打５失点である。まがりなりにも２点差に追い上げた直後の登板で，こんなことをされたらたまったもんじゃない。正直言って，今日は青木高広の醜態にぶち切れた。ふざけるな青木高広。何しに一軍に上がってきたんだ。もう顔も見たくない。さっさと荷物まとめて岐阜へ帰れ！こんな腐ったミカンどもに，試合をぶち壊されたら，しかも満を持して今村猛を先発させた試合を壊されたらたまったもんじゃない。せっかくスワローズに１０連勝の反動からか大連敗モードが出てきてたところに，またしてもその連敗モードの疫病神をカープは自ら進んで引き受けてしまったのである。情けない。こんなのがプロフェッショナルを治っていること自体情けなくなる。こんな野球を先輩の投手野手どもが見せたことにより，今村の士気が下がってしまうことを非常に危惧している。そう言うことを抜きにしても，またしても野村謙二郎は野球の神に不遜にも挑戦を挑んだ。確かに対石川との相性がいいとは言っても，またしてもろくに中軸打者らしい仕事をしていないヒューバーを相も変わらず５番に置くのである。ヒューバーの調子どうこうより，ヒューバーを起用すること自体野球の神様のお怒りを買っていると言うことを全く認識していないようだ。そんなに自分が引っ張ってきた選手がかわいいんだろうか。できたら来年も残留させようとでも思っているんだろうか。だったら，ヒューバーと一緒に腹を切れといいたい。もう，昨日のような試合のあとに，こんな試合を見せられたら，もう腹が立つのを通り越してこちらがしらけてしまう。野手の凡ミス，青木高広がつるべ打ちにあっているにもかかわらず５失点という大怪我になるまでただ左対左が続くというだけで投げさせ続けた野村謙二郎のアホ采配，お膳立てをしてもらいながら全く仕事ができない中軸打者，はっきり言ってしまえば栗原なのだが，それに攻守にお荷物のダメヒューバー。本当にホワイトセルと比較するたびに，溜息しか出ないのである。こんな試合しかできずにどの口が「優勝を目指す」と言えたものか。あまりにも情けない。今村のプロ入り初先発という試合を結果としてぼろぼろに汚してしまったカープというチームのだめさ加減を突きつけられているようで，本当にがっかりと来たのである。これで，きっとスワローズも息を吹き返したことだろう。本当にカープは自らの身を削って他球団に分け与えているようなものである。こんなカープに誰がした。責任者出てこい！今村が投げただけでお茶を濁して逃げる気か。野村謙二郎は自己批判と総括をせよ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/18

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  SHINODA-PASSION

  正直なところ，本当に野村謙二郎は野球の神を逆なでするようなことばかりやるもんだと，スターターを見たときに思った。いくら相手の先発が村中だったとはいえ，よりによって５番ヒューバーである。対左打者の相性がいいとか７月以降はよく打っているといっても，それが勝利にほとんど繋がっていない，もうはっきり言ってしまえばカープの疫病神なのである。それを４連敗中，対スワローズ戦６連敗中という泥沼の中で，打線の核においてしまったのである。こんな采配，はっきり言って野村謙二郎の自己満足以外の何物でもない。野村謙二郎のおそらく死ななきゃ治らない石頭ぶりを嘆くとともに，こういうことをしていたらきっと野球の神のお怒りがあるであろうと，半分諦めながら聞いていた。そこで今日の試合である。試合内容は，連敗中の内容とほとんど変わらなかった。ピッチャーは踏ん張るが攻撃陣が点を取れない。今日は本当に最少得点である。それを，篠田が必死に守りきり，ようやく９回までこぎつけたところで，そこまで篠田の粘りのピッチングでなだめていた野球の神の怒りが，ついに飯原の同点ホームランという形で現れてしまった。しかも，９回裏のサヨナラ勝ちのチャンスを，連敗中と同じように，きっちり潰してしまったのである。篠田は９回マウンドを降りたあと責任感から涙したと言うが，まさにこのまま敗戦モードへ向かって突き進むのだろうと，これまた半分諦めの境地で聞いていた。しかし，確かに監督はアホ采配を連発してもはやカープというチームを修復不能なところまで壊してしまったとはいえ，選手には戦う男の魂がまだ宿っていたようだ。それが今回復刻された1989年から1995年までの間使われた復刻ユニフォームがもたらしてくれたものかどうかは知らないが，ナゴヤドームで失点を重ねて敗戦の責任の一端を背負っていた横山がスワローズの10回表の攻撃をあっけなく退けた。そしてスワローズが繰り出したイム・チャンヨンから先頭打者梵の執念のヒット。何とか篠田の好投を無駄にするまいという思いはよく分かった。そして最後は天谷である。ここのところあっけなく凡退する姿ばかり見せつけられていたのではっきり言って期待していなかったのだが，今日の天谷は違った。初球から打ちに行くのはいつものことだが，今日はとにかくよく食い下がり，フルカウントまで持ち込んだ。そして執念のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取り，そのプレイで生じたエアポケットを付くかのように２塁からホームを陥れた梵のまさにこれぞ機動力野球というべき好走塁。いつもどおり，采配を超越した選手の熱き心が野球の神様のお怒りを鎮めたのである。サヨナラ勝ちという形で篠田受難の曲を歓喜の調べに変えることができたが，こと試合内容についてははっきりいって不満しか浮かんでこない。名古屋での３連敗の試合内容や試合展開と変わるところはないと言ってもいいくらいだったし，あの１２日のキャッツ戦の野村謙二郎のアホ采配以来，大連敗をもたらす貧乏神がキャッツからカープに乗り移ってきたかのごとくで，それだけでも胸くそが悪いのである。だからこそ，篠田の完封勝利という形できっちりと勝ちきってほしかった。あるいは，９回裏に何とかサヨナラ勝ちをして篠田に白星を付けてやりたかった。そうすれば，きっと風向きは変わり，ことと次第によっては大連敗貧乏神のバトンをスワローズに押しつけることだってできるはずだったのである。まあ，スワローズの立場に立ってみれば村中の好投を援護できず，最後イム・チャンヨンを繰り出してサヨナラで負けたわけだから，きっと後に引くものがあるだろうと思うのである。しかも１５日にはデントナ大活躍でキャッツを打力でねじ伏せて逆転し，最後寄せの手順のところで松岡がこっぴどい打たれ方をして敗れているのである。きっと，悪い流れのバトンをスワローズに渡すことができたと信じたい。ともかく，今日は今日，明日は明日である。どうやら大本営発表や大マツダ報道報国会から流される内容を見る限り，明日はいよいよ今村猛のプロ初先発が予定されているようである。この勢いに乗って今村を援護することができるか，攻撃陣が陥っていた負の連鎖を断ち切り，またたくさん点が取れるかどうか。ともかく今はそうなることを願うしかない。まあ，近藤真一のプロ初先発の再現となれば，立派なものだが。明日からも，なお一層必死で野球をやっている姿を見せてくれ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/17

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  GAME-OFF STADIUM by pridegreen(urabone version)

  天使：あーあ，また名古屋で三タテ喰らっちゃったわねえ。悪魔：これでホームアンドアウェイでそれぞれ３連敗，しかも今シーズン２度目の快挙か。よくもまあ最下位でないのが不思議なもんや。天使：ちょっと，ひょっとしてあなたのせいなんじゃないの。どうせお盆で暇だったんでしょ・悪魔：宗派が違うわい。それに，そんなことができるくらいやったら，名古屋や西宮や水道橋の仲間と通謀して，もっと面白いことを仕掛けてやったるわい。天使：それにしても，どうしてこうなっちゃったのかしら。悪魔：決まってるやろ。１２日の木曜日。あの野村謙二郎と大野豊のアホ采配がすべてや。天使：確かにね，スタちゃんを無駄に引っ張って大量失点したゲームね。あの采配は，本当に野村謙二郎さんっておバカ？っておもったもんね。悪魔：大野豊は茫然とした表情でベンチに座ってるだけ，野村謙二郎に至っては何か表情を変えるのが沽券に関わると思ったのかもしれんが，ベンチでふんぞり返ってたからなあ。天使：でも，そんなもんであそこまでがたがたにチーム状態が崩れるものかしら。悪魔：そんなもんや。これは宮仕えしてる人やったらきっと分かってくれるはずや。天使：そういえばあ，どうも今年今年は，節目節目で野村謙二郎さんのダメダメ采配がチームの流れを悪くしているような気がするわ。悪魔：おいおい，あんたまでそんなことを言うてやってどうする。キャラがかぶると難しいんやぞ，俺の立場が。天使：（懲りない）でも，そうとしか言えないもんねえ。さしもの私も，もうフォローできないわ・・・悪魔：まあな，それでも選手は一生懸命やってるんや。８月上旬のあの必死になって野球やってた姿を取り戻してやらなきゃいかん，って，これはあんたのセリフやないか！天使：（さらに懲りず）そういえば，この期に及んで応援団が「謙二郎とともに頂へ」なんて横断幕を掲げはじめたわねえ。明らかに何かを守りたいというのが見え見えよねえ。悪魔：そんなもん，小学生でも分かるわな。さしもの優しいカープファンでもそろそろ野村謙二郎体制に対する批判が巻き起こりつつあるからな。応援団を使ってそれを封じ込めにかかる作戦やということくらい。天使：でも，どうして応援団が球団の言うことに乗らなきゃいけないのかしらね。悪魔：それはやな。やっぱり何かと球団から便宜かそれに類するものを受けているというのが１つ。もう一つは，かつて某球団や某球団や某球団で問題になったけれども，まああまり表にでれない筋の人々との関係がやはり今でも断ち切れていないところがあるんやないのか。カープが絶対にそうではないと，言いたいけれども断言はできん。そう言う意味では，球団と応援団との力関係では圧倒的に球団のほうが強いんや，と思う。天使：最後は逃げたわね。確かに，いろんな噂は見聞きするんだけど・・・悪魔：まあな。やはり確証を握らないと断定はできん。天使：でも，どうせなら，「「優勝を目指す」はどうした謙二郎」とか，「NO MORE CARP! NO MORE KENJIRO! NO MORE HAJIME!」とかいう横断幕を張ったほうがいいんじゃないの？タイムリーで。悪魔：俺は知らん！聞かんかったことにさせてもらうからな。（以下天使の暴走は続くも悪魔が退散したため本日は打ち止め）とにかく，明日から必死で野球をやっている姿を見せてくれ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/16

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  弱い。弱すぎる。どうしようもないくらい弱い。

  今日は私の実家に帰省していたためラジオも聴けず，実家にはCS環境がないため映像でも見ることができなかったので，またしても全く文字列でしか追うことができなかった。しかし，一昨日も書いたところだが，文字列は残酷である。あくまで結果論でしか語ってくれない。そして今日刻まれた文字列は，昨日一昨日にもまして，どうしようもない結果だった。確かに２点先制した。しかし，その点の取り方は，ファーストのタイムリーエラーである。そしてそれ以外では，得点に繋がるチャンスすらほとんど作ることができなかった。そして，例によって賽の河原の石積みを一発で突き崩され，最後は押しまくられて決壊してしまった。そして，全く同じような試合展開でまたドラゴンズに３連敗を喫してしまった。全く話にならない。先月３試合連続完封負けという屈辱をすすぐどころか，むしろそれ以上に出来の悪い試合でさらに３連敗を喰らったのである。そして，今シーズン２度目の同一カード６連敗，しかも３連敗×２という恥ずべき記録を打ち立ててしまった。さらに，オールスターブレイク明けだけでも早くも３度目の同一カード３連敗。これを恥といわずして何を恥というべきか。さらに加えて言えば，この３連戦，取った得点はすべて下位打線か，下位打線から上位打線への繋がりでのものである。要するに，早い話が，中軸打線が全く仕事をしていない。打点もあげられなければ得点にも絡めない。特に栗原廣瀬が完全に封じ込められてしまっている。これでは，点になりようがない。残念ながら，完全に情報戦で遅れを取っているとしか言いようがない。一方カープの投手陣は，堂上兄弟あたりに簡単にチャンスで打たせてしまうのである。これでは，勝てようもない。試合の中身を見てもいないので，このくらいにしておきたい。ただただ，弱い。この言葉に尽きる。昨日も書いたが，明らかに野球そのものの質の差だ。そして打てない，点が取れない，それを守りきれない。要するに，戦力から戦術から何もかもが足らなすぎるのである。１日も早くカープは，今年犯した，いや過去十数年にわたって犯し続けた過ちを率直に認め，再生に向けて出直しを図るべきである。いや，その前に，責任者が進退をもってその責任を取ることがまず第一だろう。それは，１日でも早いほうがよい。そのタイミングは，今日がベストだ。いや，今日でも遅すぎたくらいである。とにかく，野村謙二郎・大野豊ライン，そしてOSの後ろに控えているオーナーを僭称する松田元を断ち切ってこそ，カープの未来が開けるのだと信じている。謙二郎，辞表を出してくれ。もうこんな野球は見たくない。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/15

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  あたかも賽の河原のごとく

  もう，今日の試合については，「黙して語らず」であるたいというのが，正直な思いである。１点ずつ，しかも効率悪く得点を積み上げてきたものを，一気に地獄の鬼に崩されて，そのまま奈落の底に真っ逆さま。こんな試合が，もう３試合も続いている。はっきり言って，これは大連敗モードの野球の流れである。まさに，大連敗モードの野球を続けてきたキャッツに木曜日に勝ちを譲り渡して以来，逆にそのモードを引き継いでいる感がある。やはり，こうなってみると，あの木曜日の６回表。野村謙二郎と大野豊合作のアホ采配が重大なチームのモラールダウンを引き起こしたと言われて，どう反論ができようか。まさしく，その後から野球の流れがころっと変わってしまっているからである。やあｈり，選手がベストを尽くさなければならないのと同様に，首脳陣が本来やるべきことをサボったらこうなると言うことを如実に示しているとしか，言いようがない。それでもすこしだけ今日の試合に触れるならば，カープの取った得点は，石原のホームランを別とすれば，まさに相手からもらった点数である。自分から積極的に崩して点を取ったものとは言いかねる。逆に，ドラゴンズは，積極的に攻めてその結果点に結びついたと言っていいだろう。要するに，点の取り方を知っているのである。それに比べれば，もうカープのやってることはプロフェッショナルの野球じゃないと言ってもいいだろう。しかも，またしても今日の試合も，中軸打者の働きの差がすべてを決したと言ってもいい。そう言う意味では，いかにも相手に食いついて食い下がって惜しくも敗れたという試合ではなく，完全に力の差，野球そのものの質の差が出た結果だと言って過言ではあるまい。まあ，あえてその差が出た傍証を上げるならば，９回表，先頭打者の赤松がヒットで出て，途中出場で初打席だった岩本。広商仕込みでバントは鍛えられているのかと思ってら，セーフティ気味にやろうとしたのか単に構え遅れたのか見事にフライを打ち上げてワンアウト。その後，梵東出となんでもできるバッターに繋がりながら，今度は走らせるとかエンドランをかけるとかいうそぶりもなく，ただ打たせてあっけなく凡退を喫してしまった。一方で，その前のイニング，ドラゴンズが追いついたきっかけになったのは，荒木と英智の間でのヒットエンドランが成功したことである。要するに，野村謙二郎は，点の取り方を知らないのである。判で押したように送りバントをするしか手立てを知らないのである。これぞまさに，指導者経験もなくしっかりとした野球観のある作戦参謀を持たずに「切り札」とか言われて監督になった素人監督の泣き所だと，いわざるを得ない。しかも，ろくな戦力の補強もせず，故障者が続出して右往左往しているのである。だから勝てない。だから弱い。明日も，カープはドラゴンズと野球をやる。そもそも誰が先発するのだろうか。今日は思いっきり迷走を重ねたとしか言えなかったスターターを，どういじってくるのだろうか。首脳陣のアホさ加減をまた選手の団結力で何とかすることができるのだろうか。ただ１つだけ言えるとしたら，勝てる可能性は極めて小さいということだけである。謙二郎，辞表を出してくれ。もうこんな野球は見たくない。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/14

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  基礎力の差，すなわち実力の差。

  故あって今日の試合は，映像はおろか音声にも接することができなかった。したがって，今日の試合は文字列で確認したのみである。だから，今日の試合内容について見てきたような，聞いてきたようなことをいうことはできない。しかし，文字列というもの，また非情である。負けたけどこのへんはよく頑張ったとかいう，ファンにありがちな欲目を一切排除し，冷酷なまでに事実のみを残酷に刻むのである。その点で言えば，今日の試合。まさに最低である。何が最低かといって，前回ホームで3連敗，しかも3試合連続完封負けという醜態をさらした相手に，また今日もゼロを並べ，危うく７回の１点でそれを回避するのが精一杯。しかも，それ以外のイニングには，得点の香りがしないか，してもたいてい潰してしまうのである。これでは，勝てない。まさにそれを決定づけたのは，５番から７番までの打者の働きにある。カープは岩本はともかく廣瀬，赤松が並んでいるのに対し，ドラゴンズは堂上剛裕・堂上直倫兄弟に新井良太である。広島人や主流派カープファンが大好きな格とか実績で言えば，絶対に負けるはずはないのである。しかし，カープは全く彼らが仕事ができなかったのに対し，ドラゴンズは彼らの働きで前田健太を攻略し，点を取って勝ったのである。これをまさに，絶対的な基礎力の違いと言わずして，どう評価できようか。やはり，いくら個人としての成績が上がっていたとしても，それが勝利に結びついていない限りは，いつまでたっても真剣勝負の鉄火場では結果となって現れないということにつきるのであり，それをまさにカープはドラゴンズに思い知らされたのである。それ以上でも以下でもあるまい。その意味からすれば，今日の負けは必然であり，絶対神前田健太をもってしてもそれを覆すことは非常に困難であったと言うべきなのである。もう，今日はここまでにしておこう。何を書いても後付け講釈にしかならないし，その結論として見いだせることは，今のカープはあまりにも弱すぎるということに他ならないのであるから。どうして，こんなチームになったのかなあ。それを根源まで遡って追及しない限り，永遠にカープは強くなれないだろう。それが何を意味するかは，いつも書いていることなので今日は言わない。虚しい。悲しい。見ていて情けない。ふざけるんじゃねえ。こんな試合を黙ってみてろというのか。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/13

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  まさに不作為の犯罪　野村謙二郎よ，辞表を出せ。

  はっきり言って，なぜ負けたのか，それを思う度に腹が立つ。序盤から負けることなんてあり得ない試合展開だったのだ。１回裏，ノーアウトから４連打で先制したチームが最後ボロ負けなんて，話にもならない。それだけ，この試合を負けに導く重大な間違いをこのチームは犯してしまったと言うことである。しかも，肝心なところで動かざるという勝負を賭けるものとしては絶対に犯してはならぬ過ちを。確かに今日のスタルツは非常に悪かった。悪いながらも，返品おぢさんのホームランの１点のみに抑えていたのである。あとは，ランナーはためるが点にはならぬという，連敗をするチームが陥る典型的な攻撃を見せてくれていたのである。あとは，追加点を積み重ねるだけでよかったのである。しかし，それが思うように取れなかった。理由ははっきりしている。全て赤松と岩本で潰してしまったのである。問題の５回裏。ノーアウト２・３塁から簡単に三振した４番バッターにも困ったものだが，その後廣瀬が歩かされてワンアウト満塁になった時点での赤松。ここまではっきり言って調子は落ち気味で，しかも全２回の打席が話にならないくらい悪かったのである。どうして，漫然と打たせたのだろうか。かつて２球続けてまでこだわったフルベーススクイズという選択肢はなかったのだろうか。そして岩本。我慢して育てているのは分かるが，特にここ数試合は全くといっていいほど結果が出ていないのである。勝負の非情さを教えるためにも，岩本のところで代打という選択肢はなかったのだろうか。それでこの試合の結果がどう変わったかは知らないが，石地蔵の謙二郎は動くべきところであまりにも動かなさすぎる。はっきり言って，こんなことを続けると流れが変わることすらこの石地蔵には理解できないらしい。いや，もう言の葉にも乗せたくない６回表。なぜスタルツを漫然と続投させた。アホか。勝負が読めないのか，この石地蔵めが。この一言で代えさせていただく。ともかく今日の最大の敗因はスタルツを６回表完了まで漫然と投げさせて，ボコボコになって点を取られながら，ベンチの中で平然と座って動きもせず言葉も発せずただ石地蔵のように固まっていた野村謙二郎の采配そのものと言って過言ではない。ついでに返す刀で切っておこう。その６回表，もうひとつ攻められるべきは石原のリードである。せっかくインサイドを丹念に攻めるということに気が付いて１２球団最低とも言うべきインサイドワークが成長したかと思いきや，あのイニングだけに関して言えば，本当にただ漫然と構えているだけだった。特に５億円おぢさんに対する配球。今日は打たせるという密約でもあったんじゃないか。とにかく気持ちよくバットが振れるところに投げさせて打たれていた感がある。やっぱり，石原は信用ならない。やっぱり彼は世が世なら通謀利敵罪で銃殺刑ものである。はっきり言う。今日のような試合を落とすというのは，まさに片八百長だ。自ら勝手に転んでやって負けてやったような野球である。そしてその原因を作ったのは，相も変わらずベンチで石地蔵のように黙って動かない野村謙二郎の犯罪的な不作為なのである。不肖この私，一カープファンとして，謹んで申し上げたい。今すぐ辞表を書いてください。それが嫌なら休養してください。あなたが監督でカープが勝つ姿というものが想像できません。ふざけるんじゃねえ。こんな試合を黙ってみてろというのか。ファンまで八百長に荷担させるんじゃねえ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/12

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  GAME-OFF STADIUM by pridegreen(TYPHOON VERSION)

  天使：それにしても，今日の中止の決断は早かったわねえ。悪魔：当たり前や。台風が接近する時間と重なってるのに，野外での興行やってどうするんや。試合はできても帰りのお客さんの足に影響がでかねんぞ。天使：でも，きっちり試合開始予定時間頃から過ぎてから雨も風も強くなったわねえ。悪魔：うーん，ある意味，見てみたかったな。風がぐるぐる回る市民球場での外野守備とかなあ。天使：キャッツの外野手さんは大変よねえ。右往左往する姿が目に浮かぶわ。悪魔：鳥谷とか平野は大変や。カバーで走りまわってそれだけで疲れてまうで。天使：でも，レフトのおぢさんはいいわよねえ。どうせ動かないんでしょ？守備範囲半径５メートルが限度という噂もあるわよ。悪魔：俺は言うてないからな。老醜をさらしているもんにこれ以上鞭打ってやったらいかんやろ。天使：そう思うと，昨日の試合は外野手の差で勝ったようなもんよね。悪魔：うん。廣瀬と赤松の好プレイに対して，左中間を割った当たりを三塁打にしたりレフトの定位置かからやや深くに飛んだ当たりが２塁打になる外野手とは，ものが違うんやなあ。天使：でも，赤松さんの起用は思い切ったわね。左右病の監督のことだからてっきり天谷君かと思ってたのに。悪魔：うーん，水道橋での２戦目３戦目のプレイの内容が悪すぎたからなあ。守りで大ポカは連発するわ，打っても精彩を欠くわじゃ，外されても仕方がないぞ。天使：でも，何かかわいそうなのよねえ。使われたら使われたでなぜかファンから文句が出て，結果が出なかったら余計に叩かれる。このブログのコメントでも「赤松を使え」の大合唱だったし・・・悪魔：管理人も相当悩んでたみたいやぞ。あそこまでむき出しの憎悪を受けるとなあ。そういえば廣瀬を固定したときもそうやったし，梵・小窪論争もかまびすしかったからなあ。天使：あったわねえ。小窪ファンがこんなに根強いとは思わなかったわ。悪魔：しかし思うんやけどなあ，どうしてカープファンは，と限定しちゃいかんのかもしれんが，どうして選手起用を二項対立的に考えるかなあ。１か０かじゃなくて，１＋１を２にも３にもするのがあるべき育成の姿と違うんか？天使：やっぱり，廣瀬さんは高校の後輩，梵さんは大学の後輩ということで，学閥の依怙贔屓で使われてるんじゃないかという思いがあるからじゃないの。天谷君は，何か知らないけどタニマチがフロントにいてスターとして売り出そうとしているんじゃないかという噂もあるわ。悪魔：ああ，「激突天谷くん人形」なんて唐突に作ったら，そりゃ疑われるわなあ。天使：だからこそ，ファンは平等な競争をしてほしいと思ってるんじゃないの。悪魔：あのなあ，少しでも組織に身を置いている人なら分かってもらえると思うけどなあ，人使いの最後の決め手というもんは好き嫌いなんや。絶対に，使うもんの主観が入ることは避けられん。それこそ神さんじゃないんやから。天使：えーっ！実力主義じゃないの？悪魔：そんなん嘘や。よくアメリカが実力主義の社会とか言われるけど，結局最後は上に立つもののお気に入りが登用されるんや。そりゃ日本とは比較にならないほど露骨なゴマスリが罷り通っていると聞くぞ。天使：だったら，たとえ地縁だろうが学閥だろうが，起用する動機としてはどうだっていいと・・・悪魔：ま，そういうことや。使うほうかて腹括らないといかんのや。もしそれでうまくいかなきゃ自分の首が飛ぶんやから。天使：確かに，廣瀬さんも梵さんも文句を言わせない結果を残したわねえ。逆に天谷くんはせっかく使ってもらっても肝心なところでは赤松さんに代えられるし，赤松さんももらったチャンスに結果を出し続けたからこそ今の地位があるって訳ね。悪魔：そういうこっちゃ。それよりも小窪はなあ。梵を依怙贔屓したから小窪の好調時が続かなかったと小窪ファンは言いたい気分かもしれんけど，なら赤松を見てみいということになるんや。それに，サードでスターターのチャンスを与えてもらいながら琢朗先生にはハナクソ呼ばわりされて，ついにヨシヒコにまで負けてファーム行きになったんじゃ，仕方あるまい。天使：結果こそが全て，なのよねえ。だとしたら，切り札とか何とか言われながら全然結果を出せない監督さんは，やっぱりダメでしたということになるのかしら？悪魔：まあ，そうとも言う。それにしてもあれだけ依怙贔屓じゃ何じゃと回りから言われることこそ，不徳のいたすところと言うべきと違うんかな。俺に言わせれば説明責任を果たしてない。なんで誰それを使うのか，どういう野球をやりたいからこうなるんかと言うことを，もっと宣伝しなけりゃいかんだろう。天使：そういえば，肝心なことは，ぜーんぜん，監督さんはしゃべってくれないわねえ。よほど隠したいことが多いのかしら，それとも何も考えていないのかな，やっぱりおバカ・・・悪魔：俺は言うてないからな！監督が無能だとかベンチがアホやとか言うてないからな！天使：えーっ，あたしそんなことまで言ってないわよ。心の中では思ってても。悪魔：・・・・・・あ。（以下悪魔がしどろもどろになるため本日打ち止め）カープとカープファンのプライドのために，意地でも負けてくれるな。打つんじゃ。勝つんじゃ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/11

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  球運僅カニ我等ニ味方セリ

  確かに，終盤かなり追い上げられたように見えた。しかし，よく凌ぎきって勝った。チュークがブラゼルと５億円おぢさんに捉えられたはずの打球が魅入られたように廣瀬のグラブに収まり，最後までタイニングランを許さなかったのである。まあ，はっきり言わせてもらうならば，４連敗中でろくに点も取れていなかったチーム相手だからやっとこさ勝てたというのが，正当な評価だと思う。それほど，試合内容ははっきり言ってよくなかったと思う。どうせ在阪御用プレス当たりはこれまでと違ってホームラン３本打って６点取った，打線に反撃の兆しが見えたなどと書くのだろうが，打てども打てども追いつけない，追い越せないということ自体が連敗中のチームの陥りやすい最大の罠であることだけは指摘しておきたい。何のことはない，大連敗をするようなチームがよくやる負け方である。現状のキャッツは眠れる虎，いや張り子のネコというのがふさわしい。当然，明日も明後日も叩きのめしておかなければいけない相手である。今のキャッツにしかもホームで負けることなど許されない。返さなければいけない借りは，まだたくさんあるのだ。話がそれたので今日の試合に戻すと，今日は篠田の自作自演劇場が前半の出し物，後半はチュークの納涼スリラーショウと言ったらいいか。まず篠田。先週と比べて出来はよくなかったように見えた。ブラゼルに打たれたホームランなど論外である。これで相手のもらった２点のリードを消したかと思いきや，自分のバットで前進守備の外野の頭を越す満塁走者一掃三塁打をたたき出し，東出の犠牲フライで自らも得点するという，今日のカープの攻撃では殊勲甲の働きを見せた。その意味では，やはり篠田は今日の勝利投手を掴む資格があったと言うべきであって，きっと野球の神様もそういう差配をしてくださったのだと思う。あとは大島，今日は残念だった。現状ろくに打てないのが分かっている５億円おぢさんを歩かせたのが運の尽きだった。その後に登板した横山。心配してみていたが，とにかく素晴らしかった。間違いなくいいときの横山が戻ってきていた。なんか代打の貧乏神を襲名するらしい関本を見逃しの三振でずばっと切って落とし，坊や一昨日おいでとばかりにマウンドでクールに決めた姿を見て，本当にほれぼれした。横山が本調子となれば，まさに投手陣にとっては百人力である。そして，チューク。確かにスピードガンの球速は上がっていたが，コントロールはばらばらで空振りを取れるボールがないという悲惨な状態。前回の水道橋でのピッチングはなんだったんだといわざるを得ないのだが。とりあえず残った結果はセーブ１である。中身はこの際度外視して，今日は来日初セーブを挙げたということだけをポジティヴに考えてほしいと願うばかりである。まあ，ピッチャーもばたついて，打線もあと一押しがなかなか出ないという点ではカープにとってはじれったい試合だった野だが，それでも白星を取れたのは，どうせカープファンのブロガーはこぞって取り上げるのだろうが，外野手の守備の差である。ライトフライで身分不相応にもサードにタッチアップしようとした桜井を三塁ベースにかすらせもせずにアウトにした廣瀬渾身のレイザービーム。キツネザルのセンター前に落ちるかという当たりを全速力でチャージしてヒットを許さなかった赤松の時空間移動キャッチ。そして，ブラゼルの大飛球を，前進守備の位置から全速力でフェンスぎりぎりまで追いついて取った廣瀬の守備位置の広さ。彼らにダイヤモンドグラブ賞が与えられないなら，そんな賞は絶対に認めない。はっきり言って，キャッツの外野手，センターとしては守備に相当難ありのマートンと，肩も衰え守備範囲も限りなく狭くなった５億円おぢさん。そして守りにはてんで興味がありませんというのが見え見えの桜井なんかとは，ものが違いすぎるのだ。いや，比較することすら廣瀬と赤松に失礼だと言うべきか。その意味では，今日の試合は，やはり野球の神様の差配で球運がカープに傾いていたからこその勝利と言うべきだろう。さあ，こうなったら，野球の鉄則，連敗中のチームは徹底的に叩きつぶして骨までしゃぶるべしを忠実に守らなければならぬ。明後日の今頃，黄色い集団が下を向いて球場を後にさせて，初めてよく頑張りましたということにしよう。カープとカープファンのプライドのために，意地でも負けてくれるな。打つんじゃ。勝つんじゃ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版（追記）気が付いたら，今日でブログ開設１５００日目の節目の日となっていた。よくもまあ，飽きもせず懲りもせず書き続けられたものだと我ながら自分を褒めてやりたいくらいだ。もっとも，ある時点で人格が変わったように文体も変わったのだが。でも，最初はここまでカープのことばっかり書くつもりじゃなかったんだけどなあ，これもやはりカープファンの業と言うべきなんだろうか。とりあえず，次は２０００日を目指して，しつこく書き続けようと思う。　

  2010/08/10

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  GAME-OFF STADIUM by pridegreen

  天使：やったわね，２カード連続勝ち越しよ。しかもジャイアンツをやっつけたし，この勢いで８月反攻よ！悪魔：うーむ，借金２０を超しているようなチームが，３試合で１歩ずつ進んで，何となる。追いつく頃には再来年になってるぞ。天使：負けが込むよりましじゃないの。栗原さんも戻ってきたし，チュークさんも本領発揮で，一気に攻め抜くのよ！何かキャッさんは４連敗して都落ちしてくるようだから，一気に前半戦の恨みを晴らすのよ！悪魔：その前に先発投手陣はどうするんや。どう考えても１枚足らんぞ。またスタルツ中４日か？前田健太中５日か？それとも中田廉にもう一度期待するんか？天使：そこは・・・まだ固まってないから，大野さんに聞いてえ！悪魔：とても現状を打開できる腹案を持ってるとは思えんぞ。また行き当たりばったりを繰り返して沈んでいくんか？いっそそのほうがええかもしれん。♪うみのそーこに，しずんだなら，なきたいだけだいてほしいーっ，と。天使：古いわねえ。最近の読者は２０代前半かそれ以下も多いんだから，分かってもらえないわよ，って，何よ。カープはもう難破したってこと？ひどーい！悪魔：そんなこというて，スワローズは借金１９になって監督の首が飛んだんやぞ。いくら新監督とはいえ，この現状じゃあ，本来は監督が腹切っても不思議じゃないやろ。天使：いいの，オーナー自ら「最下位でいい」って言ってるんだから。悪魔：あー，あの球史に残るアホ発言な。あれ以来松田信者の主流派カープファンがおとなしくなって，ええこっちゃ。天使：それはさておき，今週のカープは，うまく勝ち抜けるかしらねえ。不安がない訳じゃないんだけど。悪魔：何と言っても慢性的な残塁病はなあ。そもそもベイスターズ戦は３連勝せんと嘘やろ。負けた試合の落とし方が悪すぎる。まあ，地底人の決戦だと思えば仕方がないかもな。天使：でもそれは栗原さんが入って変わったのよ。打線に繋がりが生まれたのよ，見てよ土曜日の炎の７連打を！悪魔：監督がよせばええのに序盤から押せ押せの場面でスクイズを敢行して自爆したあの試合か。あれかて，もっと点取って勝てたはずやぞ。それにジャイアンツ戦の３試合目の無様な負けっぷり。あの賞味期限切れの朝井が打てんか？天使：いいの！負ける時なんてあんなものなのよ。悪魔：それになあ，一つ不安なことがある。中田廉を２回で下ろしたのはまあ仕方ないとして，なら３回の打席に立たすか？普通は代打やろ。ひょっとしたら，また野村謙二郎の逆ギレで思いつきのようにぴっちゃー代えたんと違うんか？林は早いイニングで登板することを想定してなかったんやないか？だからあれだけぼろぼろと打たれて試合を壊したような気がするぞ。天使：確かに，林さんらしくなかったわねえ・・・何かしょっちゅうこういう打たれ方を見るような気がするけど。悪魔：だからあんたが言うてやるなって。それはやっぱりなんかおかしい，監督はチームの勝利より中田廉を守ろうとしているというのが見えてしまったのかもしれんな。それが証拠にその後のカープの攻撃と来たら・・・天使：淡泊。いや，無策，あるいはやる気がない，かしら？悪魔：それに輪をかけて，今日の一軍選手登録の公示を見たか？天使：あーっ，林さんが抹消になってる！悪魔：表向きはどう取り繕うのか知らんが，何か昨日の敗戦の責任を一手に引き受けさせられたような気がするな。そうなると，・・・天使：また選手のモチベイションが下がる，って，どうしたらいいのよ！えーん・・・悪魔：正直に言って，それを非常に危惧してる。いくらキャッツが４連敗中やからと言っても，これじゃあまたこれまでのキャッツ戦と同じ轍を踏むぞ。しかもまだホームでは未勝利やないか。なんまんだぶ，なんまんだぶ・・・天使：じゃあ，どうすればいいの，カープが勝つためには。悪魔：そりゃ，一番手っ取り早いのは監督が辞めることやな。そしてコーチの中で一番人望のある人を監督にする。といっても，おらんか，誰も。天使：確かにオーナーのお気に入りと言うだけでコーチやってる人が多いもんねえ。そうだ！オーナーが辞めればいいんじゃない！悪魔：それが簡単にできたら苦労はせんわい・・・あーあ。誰かこのチームの経営権，買うてくれんかなあ・・・（以下愚痴ばかり続くので省略）カープとカープファンのプライドのために，意地でも戦い抜いてくれないと困るんだ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版　

  2010/08/09

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  やっぱり，昨日まではファンの欲目だったか。

  実は今日は，朝から家族連れで浜田のアクオスに行っていたこともあって，映像を全く見ていない。しかも，ようやく音声が聞けるようになった時点では，もはやどうしようもない状況に追い込まれていたため，ばかばかしくて音声も聞く気がなくなった。したがって，今日書くことは，文字列だけを見ての後付けの結果論でしかない。しかし，それを見ての感想は，やっぱり１週間も持たずに元に戻ってしまったのかということに尽きる。確かに相手先発は移籍したばかりの朝井とはいえ，朝井とは2008年に交流戦で対戦実績もあるわけだから，見たこともないピッチャーとは言わせない。それに，そのころから格段に進歩したのであれば，そもそも移籍の対象になるわけがない（マーティに嫌われたというなら知らないが）。そのピッチャー相手に，ヒット２本。しかも打ったのはいずれも復帰したばかりの栗原である。もし栗原の復帰が遅れたらノーヒットに抑えられる可能性すらあったわけだ。あまりにも情けなくて，言葉も出ない。さて，先発の中田廉だが，２回を投げて５四死球。打たれたヒット１本が２点タイムリーでは，まあ早々に代えられても仕方がない。一軍実績を積むごとになかなかピッチングが上達していたように見えたのだが，今日は悪い方の中田廉が出てしまったのかという気がする。でも，いいときの気っぷのよいピッチングを見ると，次の登板機会を見て見たい気もするのだが，きっと野村謙二郎と大野豊のことだから明日にもファームに落とされるだろう。何と言っても責任転嫁をやらせたら球界随一の二人のことだから。ところで，中田廉について言えば，またしてもこの首脳陣は理不尽なことをやっている。２回裏，ピッチャーの朝井に四球を出して作ってしまったツーアウトフルベースのピンチに何とかラミレスを抑えた直後の３回の攻撃で打席に立たせながら，その裏のマウンドに上げないという，またしても見せしめ以上の意味を持たない懲罰降板である。まだそこで代打を出したというならばまだ戦術的な交替という言い訳も付いたのだが，これではそれすらも立たない。どうやら中田廉が故障をしたとか言う情報はないようだから，本当にこの首脳陣には育成というものを任せておかない。このままじゃ，本当にこのチームは根底から壊れてしまう。そんな予感が文字列から見えたのである。それにしても，中田廉はともかく，一番けしからぬのは３回に投げた林である。本来なら中田廉にこれがプロのピッチングだというところを見せつけなければならない立場のピッチャーが，いとも簡単につるべ打ちを食らっていては話にならない。まあ，以上の事情からモチベイションが上がっていなかったであろうことは理解できるのだが，それにしてもこれで試合を壊されたのではたまったもんではない。何のために１３年もプロで飯を食っているのかと言われても仕方がないだろう。今日の試合で唯一よかったのは，中継ぎで２イニングス投げたチュークだけのようだ。素トレー路は最速１５２Kmを記録するなど１４０Km台後半が出ていたというし，変化球も切れていたようだ。２回投げて１安打３奪三振だから，結果も悪くない。あとは，競った展開の終盤でそれができるかどうかだろうが，それにしても，やはり前回登板は準備不足の見切り発車でしかなかったことがまた露呈してしまった。どうも，このチームのやることは何もかも泥縄に他ならないのではないかと，こんなところからも思わざるを得ないのである。最初から今日の試合は難しい展開になるだろうことは最初から分かっていたが，それならばそれなりに負けて納得するような試合をしてほしいものだ。その意味では，どうもすっきりしない。来週はホームでのキャッツ戦とアウェイでのドラゴンズ戦があるが，キャッツとの対戦成績は対ジャイアンツ並みに恥ずかしいものであるし，ドラゴンズには前回ホームでどんな目にあったかはいうまでもないだろう。もう一度，昨日までの５試合に込められた気持ちを思いだしてほしい。カープとカープファンのプライドのために，意地でも戦い抜いてくれないと困るんだ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版　

  2010/08/08

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  赤ヘル戦士の熱き魂が，戻りつつある。

  今日は，昨日にもまして絶対に負けてはいけない試合だった。そもそも論としてこれ以上ジャイアンツには絶対に負けられないという明確なる使命があるのだ。そして昨日は前田健太が先週の仕返しとばかりに見事なピッチングを展開して勝った。そして今日は，いうまでもない。栗原健太の復帰戦である。正直なところ，栗原が打てばそれだけ勝利に近づく可能性は高くなるわけだが，そうそううまくはいくまいと思っていた。むしろ，栗原が４番に座ることで非常に収まりのよいというか，適材適所とでも言うべきラインアップになるわけで，それがどう功を奏するか，すなわちカープの攻撃陣がどれだけこの試合の一打に期するものがあるかを見せられるかを，注目してみていたのである。そして，それは，２回表の７連打５得点となって結実した。確かに打球の勢いというより飛んだコースがよかったがゆえのヒットが多かった。しかしそれでいいのである。何でもいいからヒットを打って点を取ることが最善なのである。途中梵のスクイズ失敗などという一幕もあった。しかし，梵は自分のバットで取り返した。打った相手は先週ホームで易々と白星を許した福田である。あんな一軍半のピッチャーに続けてやられてたまるかという執念のようなものを，確かに感じたのである。そして，真打ちが登場する。栗原健太。これまでの調整途上の打撃結果から言って，まさかホームランが出るとは思わなかった。しかし，一軍の鉄火場であがってちゃんと仕事をして帰ることこそ，チームの主軸打者としての貫禄というべきだろう。単に点差を広げたという以上に，ジャイアンツの選手の心をポキリと折ってしまったのである。あとは，ジャイアンツ打線が自ら死屍累々となって積み上がっていく様を，見ていればよかったのである。さて，前回は悔しい降板をしたアルバラードだが，テレビで見ていた限りの印象では，はっきり言ってよくなかった。アウトコースへの変化球はすっぽ抜ける，球は高めに浮く，いいときのアルバラードの出来にはおよそ及ばなかったのだが，それでも２失点に封じて勝ってしまった。どうも見る限り，ジャイアンツのバッターが相当アルバラードを嫌がっている。どうも前回登板はアウトコースへのカットボール一辺倒になったところを捉えたという面もあったようだが，今日はインサイドも大胆について，かつチェンジアップや曲がり落ちる変化球をも有効に使っていた。たたこれだけで，見違えるような結果を残したのである。やはりキャッチャーのインサイドワーク，組織としての相手打者への攻め方の意思統一が大事かと言うことを，またしても十分に見せてくれる結果となった。これだったら，もう十分に先発投手の確固たる軸として信頼が置ける。もっとも，やはり全てがうまくいったかと言われれば，必ずしもそうではなかった。嶋と岩本の長短打で作ったノーアウト２・３塁のチャンスで点が入らなかったことを筆頭に，逃したチャンスも大きかったこと，８回から投げた育成選手上がりのリン・イーハオを崩しきれなかったこと。前者はやはりこれまでの流れを考えると徹底的に相手を叩きつぶしておかねばならないところであるし，後者はこれからジャイアンツの秘密兵器にしようとしているピッチャーをガツンと痛い目に合わせて少なくともカープ相手には嫌な印象を持たせるということができなかったことが，やはり残念だ。そして，２回と３回の天谷のまずいフライの追い方。東京ドームの乳白色の屋根と重なって目線から消えたのかもしれないが，今さらそんなことを言われても困るのだ。２回のエドガーの打球は捕れていなければいけなかったし，３回の坂本の打球も天谷をもってすれば追いつけていなければいけなかっただろう。事実，３回はそれをきっかけにツーアウトから２点失ったのだから，１つ間違えれば試合の流れを変える大ボーンヘッドになるところだった。ようやく打つ方では少しずつ調子が上がってきているように見えるのだが，肝心の守備でこんなミスをされたらたまったもんではない。それこそ，野村謙二郎お得意の懲罰交替でもあるのかと思ったら，なぜかそれはなかったのだが。とにかく，やっとこさ今シーズン初めてジャイアンツ戦のカード勝ち越しを決めた。まあ本当に情けないことであるが，この２試合で分かるとおり，まともな野球ができさえすれば，警戒の要こそあれ恐れるに足りる相手ではないということだ。明日はジャイアンツもカープもローテーションの谷間である。ジャイアンツは移籍したばかりの朝井の先発が噂されている。一方カープは，どうやら満を持して中田廉のようだ。名前だけ重ねると当然有利とは言えないが，ここはひとつ中田廉が何も考えず思いっきり飛ばし続け，そう一昨年の夏の甲子園１回戦，対高知高校戦の時のように自分の持てる力をフルにぶつけていけばよいのだ。そしてへばったところで先輩投手陣が１イニングずつでも魂のバトンで抑え続けることだ。そうなれば，栗原が帰ってきたカープ打線であれば，朝井を打ち崩すことは必ずしも難しくないだろうと思う。まだ，ジャイアンツに対する借りは山ほどある。この２連勝ごときで満足していられない。３連勝して初めて戦果ありと言えるのだ。明日もまた打つんじゃ。打って打って打ちまくるんじゃ。そして勝つんじゃ。カープとカープファンのプライドのために，意地でも戦い抜いてくれないと困るんだ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版　

  2010/08/07

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  魂は滅びず　神は死なず

  今日は言うまでもなく，広島は６５回目の原爆忌である。一昨年昨年はこの日に合わせて柄にもなく固いことを書いたのだが，３年続けて同じようなことを書く気になれなかったのと，それより何より中身も実態もないアキバ流折り鶴平和主義に辟易しているところであるので，今年は書かない。私の心の中で被爆の後遺症で亡くなった母方の祖父に手を合わせ，定時に黙祷を捧げたのみである。しかし，それと矛盾する思いのようであるが，やはり広島を名にし負うプロスポーツチームであるならば，やはりこの日には特別の感慨を持って戦ってもらいたいという思いがある。ましてや，広島カープというチームには，その設立目的からして被爆からの復興という願いが込められていたのである。そういうチームであるからこそ，なおのこと今日のような日に無様な試合はしてほしくない。これもまた偽らざる感情である。さて，今日の試合である。相手は先週ホームゲームで無様な三連敗を喫してしまったジャイアンツ，しかも１年以上勝っていない東京ドームでの試合である。先発は前田健太。先週の今日，６回表にまさかの７失点を喫してしまい，シリーズの流れを一気に相手に渡してしまったいわば張本人である。それだけに，不安と諦めとかすかな期待が混在する複雑な心境で向かい合っていた。また相手先発のオビスポにはしょっちゅう全く無為無策でやられているだけに余計である。しかし，赤ヘル軍団の熱い魂は，確かに今日，熱く燃え上がっていた。先のベイスターズ戦と同様，相変わらず得点効率は悪いし，取れる点を取り切れていないと思われるような場面もあった。でも，２回には今月不惑を迎える石井琢朗執念のタイムリーで先制し，３回に追いつかれてもチームの総力を挙げて粘りきり，そして６回。まさに今頃元安川に流れているであろう灯籠の灯火の如く，天谷が，嶋が，オレンジに染まるライトスタンドに打ち込んで勝ち越したのである。とにかく，もうこれ以上絶対にこの相手には負けないんだという執念だけは，確かに感じ取った。それだけは確かに言える。そして，マウンドには傷つきかけた絶対神・前田健太。彼もまた死んでなどいなかった。いや，立ち上がりから必ずしも調子が思うとおりでなかったことは間違いないのだろうが，これ以上続けて負けてなるものかという思いを全身からほとばしらせていたように見えた。いや，７回８回など嫌なランナーの出し方をしたのだが，やはり首位攻防とおだてられて必要以上に全力で駆け抜けたことでバーンアウトしてしまったかのように，ジャイアンツの選手にミスやボーンヘッドが続出して点にはさせなかったのである。これぞまさに絶対神の真骨頂であり，そして神は死なないのである。もっとも，前半戦ならば調子に乗って９回も投げさせ，完投で勝ったとしてもそれ以上に前田健太を消耗させた可能性もあったのだが，今日は８回で交替させるという首脳陣の英断もあった。そして９回を任された大島。もはや彼は何かを掴んだといっていいだろう。マウンドの上で楽しそうにしっかり腕を振って投げ込み，ジャイアンツに反撃の糸口すら与えなかったのである。まだまだクローザーとしては仮免というべきだろうが，ただの左のリリーバーという以上の存在意義を手に入れたことは間違いあるまい。とにかく，先週の無様な３連敗の仕返しをする足がかりを，わずかながら掴んだ。これで終わったらただ前田健太はすごかったの一言で済まされてしまう。いかなる形であろうとも明日明後日勝ちに行くことが，赤ヘル軍団に課せられた運命である。日曜日の夕刻，原タツノリ君の涙目が見られて初めて，ミッションの３分の１は果たしたことになるのである。今日はよかった。こういう試合をしてくれれば被爆により犠牲になった御霊もさぞかし喜んでくれるだろう。しかし，１試合じゃ駄目だ。毎日このくらいの戦い振りを見せてこそ，シンの赤ヘル軍団復活への橋頭堡が築かれ，再生への新たなストーリィが奏でられるのである。まずは，明日だ。万全とは言えないだろうが栗原健太が戻ってくるのである。これで負けちゃあ，嘘だろう。明日もまた打つんじゃ。打って打って打ちまくるんじゃ。そして勝つんじゃ。カープとカープファンのプライドのために，意地でも戦い抜いてくれないと困るんだ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版　

  2010/08/06

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  こうすれば，勝てないはずがない。

  今日は，とにかくスタルツに尽きる。先週神宮で投げたスタルツとは，いやここまでセントラルのチーム相手に投げていたスタルツとは，全く別人ではないかというくらい素晴らしかった。ストレートの力，変化球の切れに，決して弱くない，いやカープよりはよほど打力があるベイスターズ打線をきりきり舞いにさせてしまったのである。いろいろ遠回りもしたが，やっとスタルツの本領というものが完璧に発揮されたと言うべきだろう。これでこそ，黒田博樹お墨付きの投手である。いや，スタルツがよかったのも間違いないのだが，今日は，いや今日もというべきだろうが，キャッチャーの石原がかなり思いきってインサイドの球を多めに使って，勝負球を外に持って行くにしても的を絞らせないインサイドワークをしていたことを，やはり挙げなければならない。まあ言っちゃあなんだが，これまでの石原だったら漫然とアウトコースに投げさせ，球にインコースを要求してもミットの構えが中途半端なもんだからそれが甘く入ってという悪循環が多かった気がするんだが，今日のようなインサイドワークができれば，もっともっとカープのピッチャーは生きると思う。これも，選手同士でミーティングを持った効果か，あるいは投手と担当コーチを交えて徹底的に議論をした結果であるのかは分からないが，とにかくこれでいいのである。この調子で行けば，このあとジャイアンツキャッツドラゴンズと続く連戦も，そう簡単には踏み台にはさせませんぜというくらいのことは言えるのである。攻撃は，序盤の先制パンチは見事だったが，中盤終盤にあと一押しがなかったのはやっぱり課題だろう。ターニングポイントは５回，昨日危険球退場を犯してしまった藤江を攻め込んでノーアウト１・３塁。ここからあと一押しがなかったのが悔やまれる。まあ，それでも思い切ってインサイドを付いた藤江を褒めるべきなんだろうが，やはりこのあたりが現状カープの抱える課題である打力の弱さというものを如実に表してしまっているのである。この点だけは，ちょっと不安だ。結果的には残塁の山を築いてしまい，昨日の敗北の原因と同じことをやってしまったことには間違いないのであるから。まあ，今日は勝ったからよしとしよう。とにかく，今のカープの唯一の勝ちパターンである，先に点を取って粘る野球ができたのである。昨日はおそらくさんざん悔しい思いをしたであろう岩本が今日は口火を切る先制打を打ち，やはり昨日２安打を打ちながら理不尽な代え方をさせられた山本芳彦がそれに続いたのである。おそらく結果を出せなかったらまた監督の左右病だとか依怙贔屓采配だと指弾されたであろう天谷も２安打を打ち，三盗も決めた。何と言っても昨日赤松のスーパーファインプレイがあった後だけにプレッシャーもあったかもしれないが，少しずつだが天谷のいいときのぎらぎらと吸い込まれるような目力が戻ってきたような気もする。とにかく，若手であろうが中堅であろうが，自分の力で点を取って勝ったことこそ，成長させる最大の薬である。きっと，明日以降もいい結果を出してくれるに違いない。明日からは，もうかれこれ１年以上勝っていない東京ドームでの試合である。しかもジャイアンツとの対戦成績は２勝１２敗。この数字を前にして燃えなきゃ，プロじゃない。相手を親の敵だと思って，死んでも叩きのめすという気魄を持って，プレイをしてもらいたい。鉄火場でがちがちになってなすべくもなく勝手に転んで負けるような試合は願い下げである。打つんじゃ。打って打って打ちまくるんじゃ。そして勝つんじゃ。カープとカープファンのプライドのために，意地でも戦い抜いてくれないと困るんだ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版加えて，「広島東洋カープオーナー・松田元氏の「最下位でも構わない」発言の撤回を求める署名」も立ち上がった。署名はこちらから。　PC版　モバイル版　

  2010/08/05

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  信じられない　なぜ負けた

  事情あって見聞きできたのは６回表からなのだが，文字列で確認した５回裏の点の取り方からして，このまま行けば必ずカープの流れになると，そう確信した。事実，６回表にカスティーヨに同点ホームランを打たれた直後に梵がホームランを打って再度勝ち越したのである。そして７回は岸本が非常によいリズムで締めた。この時点で，若干の不安を感じながらも，今日も勝てるだろうと思ったのである。負けた原因は，直截的には上野が９回ツーアウトから３連打を食らったことに尽きるのだが，私があえて挙げたいのは８回表。梅津が村田を抑えてスレッジ下園と続く場面で，小島を投入したことである。これが流れを変えてしまったといわざるを得ない。確かに，先日のジャイアンツ戦でよいピッチングをしたが，しょせんは負け試合だったのである。競った展開でマウンドに上がるのは何年ぶりかという投手をそもそも使うべきだったのか。さらにいえば，下園が左投手に極端に強くて右投手に弱いのは周知の事実である。ならば，スレッジには大怪我をしないように騙し騙し投げて，下園以下をきっちり締め上げることは，梅津をもってすれば難しいことではなかっただろうと思うのである。その意味では，やはり重大なミスキャストを犯してしまったというべきである。いや，素人でも知っているデータさえも拒絶する野村謙二郎の重傷の左右病が敗因となったというべきか。その意味では，やっぱり今の体制では駄目だと，溜息をつくほかないのである。打つ方では，９回まで毎回得点圏に走者を進めながら攻撃が繋がらず５点しか取れなかったことがやはり響いた。不運だったのは，チャンスにことごとく岩本に回り，その度ごとに左投手と相対しなければならなかったことである。しかし，岩本にとってはこれは試練である。ここからなにくそと這い上がってこないことには一流の打者にはなれない。まあ，広商に亜細亜大という名門で揉まれてきた岩本のことだから，きっとこれを糧にするだろう。そうなってくれれば，今日の試合は決してカープに無駄にならないのである。その意味で私が疑問に思ったのは，５回裏，岩本が同点のタイムリーツーベースを打った直後のワンアウト２塁で，それまで２打席連続でヒットを打っている山本芳彦を交代させてまで代打に前田智徳を送ったことである。正直にいって，全く意味のない戦術だったといわざるを得ない。確かに勝ち越し点がほしい展開だったかもしれないが，それにしても当たっていたヨシヒコを下げてまで前田智徳を代打で使う必要があったかといえば，はっきり言って疑問である。しかも８回９回というならいざ知らず，５回に，しかも投手陣の台所事情からしてこの１点を守りきる野球ができるとはお世辞にも言えない状況だったのである。ここまで来ると，やはりピッチャーが右腕に変わったからだとしかいわざるを得ない。やっぱり，重傷の左右病がここにも災いしたといわざるを得ないのである。もし，この交替が，５回表に村田のファウルフライを落球したことに対する見せしめの懲罰交替だったとすれば，それはもう最悪だといわざるを得ない。現状は，カープは持てる力の総力を結集しないととても勝てるような状況ではないのである。そんな見せしめ的な選手交代なんて何の意味もないどころか，有害無益である。野村謙二郎は，そういうことが大好きだから余計にやりきれない。やっぱり，先の重傷の左右病と相俟って，彼に現場の指揮官を任せていてはいけないと，強く感じた次第である。確かに繋がりも悪く結果も出し切れたとは言えなかったのだが，昨日に引き続いて選手はよく戦ったと思う。しかし，やはりそれを生かすも殺すも指揮官次第なのである。いにしえに故鶴岡一人親分が言った，「指揮官の悪い部隊は全滅する」を，今日のカープはまさに地で行ってしまった。いや，今シーズンずっとといっていいかもしれない。とにかく，徒労感だけが残った。ラジオで聞かなければ，テレビで見なければよかったとさえ思う。村田のホームランを阻止した赤松のフェンスをよじ登ってのスーパーキャッチなど，もし勝ちさえすればチームの勢いを付けるには格好のプレイだったのだが，それも虚しくなってしまった。やっぱり，野村謙二郎体制じゃだめだ。カープとカープファンのプライドのために，意地でも戦い抜いてくれないと困るんだ。BlogPeople↑ポチッと，クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。（モバイル環境からもクリック可能になりました。「画像を表示」をクリックして，出てきたバナーをクリックすればOKです。）（後記その１）旧・広島市民球場の市民のコンセンサスなき解体に反対する動きとして，「（旧）広島市民球場フォーラム」のリンクを張らせていただいている。これから新たな展開があることを祈り，あえてこのリンクは継続して張りたいと思う。（後記その２）現状のカープに危機感を抱く方々に対するWEB署名として，「広島カープに聖域無き球団改革を要求する署名」が立ち上がったので，謹んで弊ブログでも宣伝させていただく。署名はこちらから。　PC版　モバイル版

  2010/08/04

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