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カテゴリ:なんちゃって星と嵐
今日は有給だったので山に行きました。日光白根山です。
冬になるとよく尾瀬岩鞍スキー場にでかけます。ゴンドラで山頂に登ってミルキーウェイを滑り降りてくるとき、丸沼スキー場の上にぽっかり乗っかっているパキケファロサウルスのような白根山が見えます。あいつに登ってみたいなあと思っていたのでした。 いっぺん登れば、また冬にスキー場で眺める楽しみが増えるし。 北側の菅沼登山口からまずは弥陀ヶ池を目指します。あいにく降ったり止んだりの雨で、今回も遠望はまったくありません。すぐ後ろから、旦那さんが65-70くらいで奥さんが5才くらい若そうな夫婦が登ってきました。 奥さんの方が元気にガシガシ登り、旦那さんはあとからついてきます。見れば旦那さんは上はレインウエアなんだけど下は防水じゃないし、さらになんとスニーカーみたいのを履いてます。 山をあなどり過ぎなんじゃないの? あるいはわざと苛酷な山登りをさせて旦那をくたばらせようという保険金めあての作戦か。かかわらないようにどんどん登ろう。でも結局、弥陀ヶ池まで数10mくらいしか引き離せませんでした。老人こそ侮れないね。 弥陀ヶ池はすっかり霧の中でした。 白根山は全く見えません。ここから山頂までは1時間ほどなのですが、この状況で登っても楽しくなさそうだなと思い、山頂には行かずにロープウェイ山頂駅を目指すことにしました。山頂に行くより時間がかかる急な降り道は、まだ雪が残っていて滑ったりはまったりで体力を消耗しました。 途中で寄った血の池地獄。 鉄分が沈殿して赤茶色になるのだそうです。案内板には、「女性が一生のうちに流す血がたまったものともいわれる」なんてすごい解説が書かれています。 パブデさん、楽しんでますか~? うーん・・・微妙。 山頂駅で山菜そばを食べ、近くの神社に今日の無事をお祈りしたところ、雨がザザッと強まりました。これって返事?イエスなの?それともノー? 急な登りで心臓ばくばくさせながら歩いていると徐々に雲が流れ出し、日がさしてきました。弥陀ヶ池にたどりつくと、なんと真っ青な青空ですっ! パキケファロサウルスの頭もくっきり。弥陀ヶ池に逆さ白根も浮かんでます。楽しいっ。やっぱり来てよかったなあ。ついでに五色沼まで足をのばしてみよう。苦労して歩いたご褒美だ。 天気が良いと木々の合間から見える山々の様子もステキで、けっこうばててたのにウキウキした気分で下ってこれました。やっぱり山歩きは青空がいいよねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月14日 21時30分43秒
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