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カテゴリ:なんちゃって星と嵐
北アルプスで過ごした3泊4日の夏休み。ここ10年で最もステキな夏休みを過ごせました。
左手。 あまり激しく日焼けしたくないから2時間おきくらいの頻度で日焼け止めクリームを塗っていたのですが、相棒プロトレックのバンド付近は塗り残したらしく、見事なグラデーションになってしまいました。 右手。 もう残り1時間という小学生の遠足なみのなだらかな下りで、山のお兄さん気分でハアハア登ってくる人達に挨拶しながら歩いていた時にずるっと滑って転倒。さほど激しい転倒ではなかったのですが、手をついたところに木か岩か人工物か何か鋭いものがあったらしく、グサッと切ってしまいました。 3cmくらいの長さなんですが、けっこう深くて、血がドロドロ止まらなくてあせりました。こりゃ縫わないと止まらないかも。 手ぬぐいを裂いて左手と歯を駆使してぎりぎりしばり止血。 登って来た山ガールが、大丈夫ですかぁカットバンあげましょうか? ありがとうございます。でも大丈夫、僕もカットバン持ってきたんでー(カットバンじゃ役に立たんし)。 ふもとの中房(なかぶさ)温泉立ち寄り湯に着いてほどいてみると、手ぬぐいは血だらけでしたが、なんとか血は止まっていました。 温泉の受付のお兄ちゃんに、近くに診療所とかないですかねー、って聞いてみたけど、穂高の町にいかないとないそうです。 しかたないから、処置します。 痛みに呻きながらトイレの水道で洗い、ギザギザでビロビロな皮膚の一部を裁縫セットのハサミで切り取っていると、受付のお兄ちゃんが、何か手伝いましょうかって。いい人です。 そのあと、救急セットの中の密着ハイドロコロイドパッドを貼って処置完了。これで水に濡れても大丈夫なので、温泉入ってガシガシ頭を洗いました。 24時間たっても感染の兆候は全くなく、明らかに傷は治癒に向かっています。転んだのは油断や早く風呂に入りたいという焦りが原因だったかと反省しています。逆に適切な処置ができたことに自信を深めてもいます。 山登りには何が必要で何が不必要なのか、登ることで学べることがたくさんあります。 実は、今回のルートで最もきつかったのは、夜に熊谷駅に帰ってきてザック背負ったまま直行したLewisのライブのボーカルの女性の太股のまぶしいことまぶしいこと、Lewisの転げ落ちそうな急な階段、帰宅の信号待ちでズシリと食い込むザックの重さでした。たかが10分程度の家がなんて遥か遠いのか。 寝静まった我が家、そーっとドアを開けたとたんに潤がダダダとやってきんました。顔をペロペロ。おかえりーっ、ただいまーっっ。 次回の報告は、旅の一日目に戻ります。一日目はこんな行程です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月17日 20時46分44秒
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