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カテゴリ:言語・文化・コミュニケーション
今まで私は10年間以上、英語から日本語に、
毎月10万ワード前後(このうち半分以上は金融・会計・法律・契約関連)を訳してきた。 単純計算すると、この10年間プロの実務翻訳者として1200万ワード前後を訳したことになる。 今回の入院中も、病院のベッドで訳していた。 (アルブミン計測不能1以下でも訳していたので、お医者様方が仰天していた気もするが。) とにかく10年間以上、細かなところまで注意を払いながら、 せっせと英文を読んで訳し続けた。 パソコン画面上で英文を目で追って訳しながら、 いつも英語の映画やテレビ番組をかけっぱなしにして、 耳で映画やテレビの英語を聞いてきた。 それで今では特に金融・会計・法律・契約書の分野では、 日本語から英語に訳す方が簡単かな・・・と思うことがある。 小さな頃から日本語の読解力と文章力が自慢の私だったが、 今では時々日本語よりも英語の方が楽だと思うことがある。 時間的制約があるので、 みんながみんな、このようなことができるとは限らないが、 英語を学びたい方は、なるべく多くの英文を読みつつ、 耳で英語を聞き続けてみるのも1つの手である。 耳で聞く英語は、目で読んでいる英文と同じでも良いし、別の文章でもよい。 目で文章を追わなくても、耳で聞くだけでもよい。 とにかく、なるべく多く (自分が学びたい分野や品位の)英語に触れることが上達の秘訣だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.27 00:32:41
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