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カテゴリ:腎ネフローゼ奮闘記
人は生きている時、社会で有利に生きていくために、金銭欲、物欲、名誉欲、見栄など、自分の心の中の諸々の価値観に縛られることが多い。
でも「生きる」というたった1つの点に絞った場合、本当にシンプルな在り方、シンプルな価値観になるのかもしれない。 死にかけて助かった人達が、異口同音に、「生きてるだけでめっけもの」「生きてるだけで金メダル」と唱える気が、何回も死にかけた身には、実感としてわかる。 小さい頃から人間の社会生活で身に着けてきた様々な物の考え方や価値観が、どんどん削ぎ落ちていって、最後は「生きる」ということに収斂していく。 これが更に進むと、100歳近い人々の「達観」に達するのかもしれない。多分80歳でも・・・死期を悟った80歳を超えた人々の文章を読むと、達観してるなぁと思う時がある。 100歳近い人達は、俗世の諸々の価値観どころか、もう生命にさえ執着してない・・・ 飄々と風のように去っていく。 無我の境地。 自然に還る。 でも、おそらく私はまだその域に達するには早い。 まだまだ人生これから。 今年も宜しく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.02 10:27:57
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