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カテゴリ:言語・文化・コミュニケーション
胃が痛くなりそうな本が電子書籍化されて発売された。
10年以上も前に訳したビジネス書籍なのだが、 出版社の編集さんがハネムーン直前で超多忙だっただめ、 かなり滅茶苦茶な手の入れ方をしていた。 そのため、赤入れでその修正をしたら、 今後はDTPさんがあまりの修正の多さに赤入れを読みきれず、 これまた凄まじいDTPになって、第1版はミスが連発した凄まじい書籍となった。 段落もまるごと1つ不注意なミスで削除していたし・・・ ある読者さんによると、文章も途中で一部切れていたそうだ。 用語も一部変更していた。 しかも、彼女はITの直訳翻訳に慣れていて、 代名詞(あなた、彼ら、彼女ら、あの、その等)がない普通の日本語の文章というのは、 翻訳としてどこか落ち着かなかったらしく、 これまた急ぐあまり、英語の原文そのままに代名詞をせっせと翻訳に追加していた。 出版社が作成した帯も、いかにもダサい・・・ よく売れたなぁと思うが、内容的には爽やかな本だったので、 多分ビジネス書としてはかなり売れたのだろう。 第2版でかなり訂正したが、 今度はどんな修正になっているのだろうと恐ろしくて、第2版は見ていない。 (見たところで、出版社から 「第1版と違いすぎるとまずいので、これ以上修正はできません」と言われているので、 見ても無駄なのだ。) でも、よろしければ買ってくださいませ。 うちの猫たちは毎年この本の印税で買った ロイヤルカナンやヒルズのドライフードを食べているのです・・・(爆) グーグル: グーグル:静かなリーダーシップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.25 19:13:38
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