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カテゴリ:言語・文化・コミュニケーション
(2014年の6月頃の日記です。)
さっきアマゾン米国からCDとDVDが届いた。6月末の同時通訳の先生のお別れパーティ用のプレゼントとして、天使の声「アンドリュー・ジョンストン」のCDアルバム(One Voice)を買ったのだ。 個人的にも最近は透き通った美しい声の歌ばかり聴いている。アンドリュー・ジョンストンとか、ヘイリー・ウェスティンラとか、ケルティック・ウーマンとか、エア・サプライとか。透明で心がなごむ天使の声。「この世の中、汚いことなんかありません」という感じの声。全てが浄化されそうな清純な声。 ついでに米国アマゾンで、日本で発売していないCDやDVDも買った。ミュージカル・キャッツのDVD(CDは簡単に入手できるけど、DVDはなかなか入手できなかった)。エレイン・ペイジがグリザベラ役を演じているロンドン版。 「オペラ座の怪人」の後続ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイズ」のCD(シエラ・ボーゲスとラミンが歌っているもの)。日本で発売されている「ラブ・ネバー・ダイズ」のDVDは、主役がシエラとラミンじゃないみたいなのよね・・・ シエラ初の個人ライブのCDアルバムも購入(ミュージカルの一部で歌っているのではなく、全編シエラの歌声)。シエラは発音と会話の流暢さから察して明らかに英語のネイティブだが、ネパール語で何回も「こんにちは」(ナマステ)と言っていたので、ネパール系米国人なのかも。歌は・・・うーん。かなりうまいけど、ライブより馴染みがある歌が多いミュージカルの方がいいな。しかも、ライブのトークに慣れていないみたいだった。ちなみに、ラミンはイラン系。クィーンのフレディ・マーキュリーもこの辺りの出身。この辺りの人は声量が生まれつき違うのかな。歌に天性の才能がある気がする。 ところで、オペラ座の怪人というと、25周年記念でシエラがクリスティンを演じた後のアトラクションで、初演時にクリスティンを演じたサラ・ブライトマンが歌った時はショックだった。 サラ・ブライトマンは全盛期の時代のCDを数枚持っていて、セリーヌ・ディオンやマライヤ・キャリーなんかと一緒に、仕事中のBGMとしてよく聴いているんだけど・・・(この3人の歌姫、何となく歌声や歌唱法が似てますよね。) 25周年記念のサラは、高音のファルセット(裏声)のキーが外れるのだ。張り裂けんばかりに叫ぶ歌なので、「音が外れたかなきり声」という感じ。その直前のシエラの歌がかなり良かっただけに、サラの歌は聴いていてかなり辛かった。正直な話、聴くに堪えなかった・・・ サラはもう50代後半。高音部の声をコントロールできなくなっている・・・ そういえば、同じく美しい歌声のミシェル・ポルナレフも70代前後で、高音部に限らず、全般的に音程が安定しない。これも聴いていてかなり辛かった。 何か悲しいな・・・と思いながら、今が全盛期のシエラとラミンの歌声を聴く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.01 22:20:20
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