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Pussy Cat Sophie (子猫ソフィの猫物語)その他

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2016.01.21
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四季はよく人生に例えられる。

命が芽生える春。桜ピンクの未来。
命が躍動する夏。真紅に燃え盛る。
秋、忍び寄る老い。深みを帯びた茶。
冬、静寂の死の世界。真っ白な雪と氷の世界。

私は美しくて純真無垢な雪景色が好きで、1枚PCの背景画像に入れていた。
どこまでも雪原が広がり、雪に覆われた白樺がところどころに散在する。
澄み渡る青空で、寒さがヒシヒシと伝わってくる。
キーンと身が引き締まるような雪景色だった。

母に聞いてみた。
「綺麗でしょ?」
母の返事は・・・
「さみしいから、いや」だった。

命のかけらもない雪景色。
冷たい氷の世界。
母の年代は晩秋である。
命が消える冬は、既にすぐそこまで来ている。
母の友人も1人1人消えていく。

木々が枯れ、命が消え、無機質の冷たい雪や氷に覆われている景色は、
母には美しいというより、寂しかったのだった。





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Last updated  2016.02.07 23:05:18
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