近状
先週の金曜日、2週間ぶりに隣町の小学校へ行った。(去年から定期的に通っている学校)たったの2週間の間に、1人いなくなっていた。ブラジルへ帰国したそうだ。去年から始めたボランティア、何人の児童が編入・転校してきて、何人、帰国や転校していっただろうか・・・この学校の全校児童約600人の内、約1割強が外国人児童です。しかも、その内9割が日系ブラジル人。来年度もまた大勢の児童が入学してくるようです。一年生の各クラスに少なくとも4~5人は二系人児童がいる。その割には、日系人が多くいる愛知や静岡のように学校側に通訳となる人がいません。私の知人で愛知県のとある学校に常駐している通訳の方がいる。その学校は、40人に満たない人数のために、2人の通訳が常駐しているそうです。一人は児童対応を主に、もう一人はPTA対応を主に活動しているそうです。実際、現場の先生方は、必要な時に思うように児童の親御さんと話ができないということ、そして、児童本人とも、意思の疎通ができなかったりするので非常に困っている様子です。その市とは対照的に、私が住んでいる市の教育委員会はとても対応が良く、児童のケアに通訳をスクールアシスタントとして雇っています。(私もその一員です)私も、二つの小学校の各一名の児童のために、通訳として通っています。市町村が違うだけで、いったいこの差はなんだろうと、疑問に思います。一方は、60数名の外国人が在籍しているのに、ボランティアのみで賄いもう一方は、たった1名でも対応してくれる。これは、行政の問題?それとも地域性?なんか、納得がいかないこの対応の差・・・なんか、はがゆいな。定期的に通っている隣町の小学校・・・ボランティア、止めようにも止められない始めたからには、後戻りできない放っておけないぼやきでした。