高校野球のお話
自宅教室の生徒さんで、球児のお子さんを持つ方がいらっしゃいまして。いつも、話題は、野球。小学生からボーイズで頑張ってきて、この春、高校へ進学されました。彼は、地元の県立高校を選択しました。先輩には、この春、甲子園でベスト4に勝ち残った大垣日大や、昨年夏、甲子園を湧かせた県岐阜商業へ行った方もいるそうです。強豪校は、確かに甲子園に行くチャンスに恵まれているけれど、ベンチ入りをするのは非常に厳しいのが現実です。その先輩たちも、ベンチにすら入れなかった方が多いとか。本音を言えば、1年生からチームの主力選手でありたい、そうです。たとえ、甲子園に行けなくともいいから、だそうです。それほど、厳しい競争を勝ち抜いて、強豪チームで、グランドで常にプレーのできる球児は、ごく少数なんですね。そして、その中で、また選ばれてプロ入りをする球児。活躍するためには、血のにじむような、本当に大げさでなく、本人とその家族を巻き込んだ努力が必要なんですね。お金もきっと、たくさん、かかるんでしょうね。さて、先週の土曜日から、県高校野球春季大会が始まりました。娘の母校は、初戦8回に打者11人の猛攻で0-5から大逆転で勝利しました。しかし、次の相手は、あの大垣日大です。最悪のドローです。が、大変なことが起きました。8回まで、リードしていたんです。そして、同点、延長12回サヨナラ負けでした。でも、でもですよ。あの大垣日大をてこずらせた!これは、すごい。新聞でも、「薄氷の大垣日大」という見出しです。甲子園帰りで疲れてた、なんて言い訳なしですよね!だって、マウンドには、エース出てましたもの。このお話は、そのボーイズ仲間で、娘の母校へ進学したコのおかあはんが応援に行っていて、うちの生徒さんにメールで実況してくれていたんですって。いや~スタンドにいれば、熱狂しただろうな~負けてもともとですから。でもね。相手チーム、2軍選手だったんじゃない?な~んて、皆さん、言うんですよ(笑) ネットでもこのとおり。(たった2行でしたが) 大垣日大は可児(中濃・飛騨3位)と戦い、延長十二回4-3でサヨナラ勝ち。序盤で相手に先行され、終始劣勢だったが終盤追い付き、振り切った。この夏の甲子園県予選、楽しみですね~甲子園?そんな大それたこと、願っていません。少しでも長く、グランドで彼らがプレーできますように!野球するために、彼らは、ものすごく勉強しているんです。毎朝0限にある小テストをクリアしなければ、放課後の部活と翌朝練出られないんですから。可児高野球部がんばれ~