サイレンススズカ最強説
こんにちは!ラスカルスズカです。今週も土曜日に重賞が無いので、好きな事を書かせていただきます。競馬好きが集まると、良く出る話題で、 『 歴代の最強馬は? 』と、いう議論がされます。結論から言ってしまうと、産まれた年代が違うので、実際に競争して、決められないのです。が、競馬好きにとっては、ロマンみたいなものです。自分の好きな馬が、「 どれほど強いのかを人に教えたい。 」という願望があります。なので、あくまで、個人的な考えなので、「 この人は、この馬を、これ程好きなんだね。 」くらいに思ってもらえると幸いです。そして、私が思う歴代最強馬は 『 サイレンススズカ 』です。まずは血統から父馬 サンデーサイレンス母馬 ワキア母父馬 ミスワキ厩舎 橋田満 調教師最終成績 (9,1,0,6)GI 1勝GII 3勝GIII 1勝GIの1勝は春のグランプリ 宝塚記念 です。この馬の特徴として、逃げ戦法というのが、1番に挙げられるでしょう。とにかく、逃げが凄いです。のちの、関係者のインタビューなどを見ると、「逃げているのでは無くて、 マイペースで走っているのに、逃げている格好になっている。」らしいです。普通に走っているのに、他の馬がついて来れないのです。さらに、「 マイペースで、走っている 」ので、後半ゴール前の直線で、加速が出来るのです。これだけでも、この馬の凄さがわかるかと思いますが、この後、最強馬だと思う理由を挙げていきたいと思います。・主戦 武豊騎手のコメント「このペースで行ったら、潰れる。」 ペース配分には定評のある武豊騎手が、 他の馬では潰れるペースだと判断する。 しかし、サイレンススズカは潰れない。・逃げた距離&連勝 サイレンススズカが、覚醒したレースが、 1998年2月14日に行われたバレンタインSです。 東京の芝1,800mをスタートから逃げて、 そのまま逃げ切り勝ち。 その後、 ・中山記念 芝1,800m ・小倉大賞典 芝1,800m ・金鯱賞 芝2,000m ・宝塚記念 芝2,200m ・毎日王冠 芝1,800m を、全て逃げ切り勝ち。 逃げ切った距離の合計 11,400m。 これほどの馬が、今後、出てくるでしょうか?・金鯱賞 中京競馬場で行われる伝統のGII戦です。 このレースも逃げ切ったのですが、 その時の2着馬との着差が、物凄いです。 大差です。(11馬身差です。) 1着と2着の差ですよ。 GIIですからメンバーも揃っていたのですよ。 しかも、その時、騎乗していた武豊騎手は ゴール前で、ガッツポーズをとっているのです。 GIIですよ。GIをいくつも勝っている武豊騎手が、ですよ。 それだけ、凄かったということです。 ちなみに、このレースはレコード勝ちです。・毎日王冠 このレースはグラスワンダーとエルコンドルパサーという その時、無敗の4歳馬2頭との3強対決でした。 サイレンススズカ 59kg エルコンドルパサー 57kg グラスワンダー 55kg という、サイレンススズカにとっては不利な状況にも関わらず、 鮮やかな逃げ切り勝ち。 その後、グラスワンダーは有馬記念を勝って、 翌年は宝塚記念を勝ち、有馬記念も勝ちました。 その後、エルコンドルパサーはジャパンカップを勝って、 フランスに渡り、凱旋門賞で2着。 日本国内で先着を許したのは、 このレースのサイレンススズカだけである。・天皇賞(秋) このレースもスタートから逃げてきます。 グングン後続を引き離して、快調に飛ばしていきます。 このまま、いつも通りに逃げ切るのだろうなと、 みんなが思っていた3コーナーで、 悲劇は起きました。 左前脚の骨折です。 サラブレッドにとって脚の骨折は致命傷です。 今の時代なら、何か手立てがあるかもしれませんが、 この時代、骨折した馬は予後不良となり、 安楽死の処置がされます。 1番強い時に予後不良になってしまったことで、伝説化しました。天皇賞(秋)の故障が無ければ、どうなっていたのか?・その後、どれだけ勝っていたか。・種牡馬としてどんな産駒を出していたか。長くなってしまいましたが、これが、私が、サイレンススズカを最強だと思う理由です。こちらを参考にさせていただきました。【中古】 サイレンススズカ スピードの向こう側へ・・・ /(競馬) 【中古】afb