子供の目にもクール!だったTVドラマ『木枯らし紋次郎』
★☆ 『木枯らし紋次郎』で知った紋次郎のニヒルとクールの意味 ★☆ ~ 定番のセリフは、『あっしには関(かか)わりのねえことで』 ~ 子供のころ、テレビの時代劇ドラマの中でもとても印象的で、ある意味ちょっとそれまでの時代劇の雰囲気とは大きく違う「ニヒルでクールな大人の男のイメージ像」に衝撃を受けたのが・・・笹沢左保原作の股旅シリーズの時代小説を1972年からテレビドラマ化で放映が始まった『木枯らし紋次郎(中村敦夫主演・市川崑監督)』でした。 このドラマのオープニング主題歌の上條恒彦が唄う『だれかが風の中で』も・・・最近の外国人が「カッコイイ!」を表現する言葉の「COOL(クール)!」でした。それにも加えて、当時はまだ、REALISTが小学生低学年でしたが、ナレーター芥川隆行の味わいのある語りにも強く感銘を受けたことを思い出します。★☆『木枯し紋次郎のテーマ 』関連動画 ★☆ COLDWIND MONJIRO Theme song「木枯し紋次郎の」のTVオープニング動画をご覧あれ !! 舞台の時代背景は、江戸時代の天保年間に設定されており、上州新田郡三日月村(現群馬県太田市付近)の貧しい農家に生まれた薄幸な子供時代を過ごした紋次郎は、10歳の時に家を捨てて渡世人となり、日本全国を渡り歩きますが、ドラマでは、既に大人の男となり成長した姿で、ボロボロな大きい三度笠を被(かぶ)り、薄汚れた道中合羽を羽織り、長い楊枝(ようじ)をくわえているのが彼の独特なスタイルでした。 この紋次郎役は、その後、菅原文太(1972年・映画作品のみ)、岩城 滉一(1991年)、江口洋介(2009年)なども演じたこともありますが、どれも違和感があり、やはり、役柄にピッタシはまっていたのが、中村 敦夫(あつお)の演じる紋次郎だと断言できます。★☆ 『 新木枯らし紋次郎ed 』関連動画 ★☆ 「木枯らし紋次郎」のエンディングの動画をご覧あれ !! この動画は、「木枯らし紋次郎」シリーズのある話のエンディングシーンですが、1時間ドラマのある話が終了するときに毎回共通しているのが、最後の芥川隆行氏の・・・「木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれたという、10歳のときに国を捨て、その後一家は離散したと伝えられる。天涯孤独な紋次郎、何故、無宿渡世の世界に入ったかは定かではない。」・・・と、必ずいつも同一のナレーションがありました。 この作品は、それまでの渡世人ドラマのイメージとは大きく異なり、他人との関わりを極力避け、自分の腕一本で生きようとする紋次郎のニヒルなスタイルと、主演の中村敦夫のクールなたたずまいが絶妙にミックスし、空前の大人気番組となりました。また、ドラマの中の殺陣(たて)シーンについても、侍ではない渡世人を前提としたぎこちない刀さばきのリアルさを追求したものに仕上がっていました。 【送料無料】【smtb-u】【中古】国内TVドラマDVD 木枯らし紋次郎 DVD-BOX<7枚組> 3価格:12,600円(税込、送料込)(Thanks) !! ↓(ありがとう)^^)/~~ ♪どのページへのリンクもご自由にどうぞ。♪