おっぱいブルーと感謝の思い
先日は無事出産でき、皆さんにお祝いコメントをいただいてうれしかったです。で、その後はおっぱいが思うように出なくて、子供の体重が減ってしまい、ミルクを足すように指導されました。赤ちゃんはおかげで体重も増加するようになり、29日に生後18日で体重を測ったら、1週間でしっかり増えていて、保健師さんも「ファンタスティック!これ以上ミルクを増やす必要もないわよ!」一人目も同じような経過だったので、今回こそはちゃんと母乳を出したい!と思い、妊娠中からマッサージしたり、産後はすぐおっぱいを吸わせたりしたのですが、私の場合は体質的に(?)母乳不足らしい「どうして私ばっかりダメなんだろう。友達は高齢出産でも母乳だけでやれてるのに」と思い始めるとドツボにはまり、毎日、特に夜は大泣きして家族まで暗くしてました。産後はホルモンの関係で気分の浮き沈みが激しくなり、こういう症状はよくあるそうです。それはわかっていますが、あまりに苦しく、29日に赤ちゃんの体重チェックで会った保健師さん(スウェーデン人)はプロだからきっとわかってくれる、といろいろ愚痴ってしまいました。話そうとするだけでもう涙が・・・彼女は「そんな悩みを持つのはあなた1人じゃない・ホルモンで泣きたくなるのも当然。おっぱいの出る出ないは誰もわからない理由だし、思ったように出なくてもあなたは決して悪い母親じゃない」と力強く励ましてくれました。それでかなり落ち着きましたが、家に帰って楽天の過去の日記を読み返してみました。このブログ、もともと不妊治療に踏み込んだのを機にスタートしたものです。ちょうど1年ほど前は、最初にお世話になった産婦人科でのIVFが3回陰性に終わり、凍結していた受精卵もなくなり、次に希望をもてなくなっていたころ。周囲では保育園のママたちやお友達がどんどん二人目を妊娠・出産していました。ニュースを聞くたび、ああまた先を越されたか、と悲しい気持ちになったり、最後にはもうあきらめと卑屈な気持ちでいっぱいでした。妊娠するまでの口癖は「神様なんていない」でした。赤ちゃんグッズもすべて人に譲ったり、捨てたり、家から追放していました。そして2月に最後と思ってチャレンジしたIVFでなんと陽性。医師の言葉が信じられなくて、診察室で呆然としていたこと。いろいろ思い出し、自分の今のおっぱいの悩みなんてちっぽけなことだと気が付きました。赤ちゃんが元気で生まれてくれて、ミルクを飲もうが、すくすくと毎日育ってくれるだけででもう十分幸せなことだったんです個人のお名前を出すのもなんですが、ブログお友達の美夢たん、エレノアちゃんをはじめ、たくさんの人に励まされ、支えられてきました。皆さんもそれぞれの悩みを抱えているのに、暖かく見守ってくれて、本当に感謝しています。私の贅沢な悩みの話はこれで終わりにします。不妊に悩む皆さんにも、赤ちゃんがやってくる日が、それとも、赤ちゃんとは違った形だけど、いい方向に新しい人生が待っていると信じています。お互い今の立場でできること、がんばりましょうね。