会話レッスンのあれこれ ~その3・2人で大泣きしたレッスンの話~
大学の授業は冬休み中なので、クラスメイトや友人から紹介された会話レッスンをとっている中のいろんな出会いが会った話、その3です。彼は、一番最初の授業から気が合い、週1~2はレッスンとして、おしゃべりしている中国人さん。頭もよく、気のいい人で、彼とのレッスンはいつも楽しく話せているのですが、そんなある日のこと、彼の子供の話になりました。(彼は小さい男の子のお父さん)なんでも、すごくいろんな人(周りの親戚や友人)に、彼の子育てのことであれこれ言われるらしく、それがプレッシャーになっているようで、つらそうだったので、「もしそれらの意見やアドバイスを聞いて、あなたがイヤな気持ちになるんだったら、そんな意見は全く聞かなくていいよ!聞いて、楽しくなるアドバイスにだけ耳を傾ければいい。あなたは、私が知っている限り、すごく素敵ないい人なんだから、そんなあなたが自分の子供にと選んだやり方は、誰の決定よりも一番いいに決まってるじゃない!」と言うと、彼は、泣き出しちゃった!?というのも、いつも「自分が悪い父親なんじゃないか?」「子供にもっといい教育方法があるんじゃないか?」と不安だったそうで、私の言ったその言葉を一番誰かに言ってほしかったらしい~彼はとある都市の出身の人なのですが、もっと、自然な中で暮らしたい、と奥さんの実家のある地方に引っ越し、そこで子供も生まれ、そこでの子供への教育のことなどで、あれこれ人に言われ続けていたみたいなんよねー。彼も今まで我慢していたみたいで、つらかったことをわーっと打ち明けてきて、私も、思わず感情移入してもらい泣き...2人で画面越しに泣き続けるレッスンって、どんなレッスン??私も、教師としての経験も長いけど、泣くレッスンは初めて。貴重な経験となりました。いや~、いろいろあるね!