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RENAとお気楽パパ・ママ

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2007年08月12日
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カテゴリ:ママのお話
まとめて更新してます。



父の入院2日目。
前日は緊急入院になったので、着替えなどが必要な量を準備できなかったので、この日は沢山の入院準備品を持って病院に行きました。

お昼前に父の病室に入ると、前日とは違う父の姿が・・・。
足(折れていない方)には点滴、口には酸素マスク、腕には血圧・心拍数測定装置、指には血中酸素量を測定する装置が付けられていました。
驚いて「お父さん?どうしたの?」と声を掛けても、父は目を開けるだけで反応は殆どなし…。
手を握ると、すぐに分かるほどの体温上昇(測定の結果は40度)。
ただの骨折とは思えないほど、重篤な様子の父がいました。

何故急にこんな状態になったのか看護師さんに尋ねたくても、看護師さんは慌てた様子で病室とナースステーションを行ったり来たりして父の処置を続けていました。
私は訳も分からず、ただこのままでは父が天国に連れて行かれてしまうように思えて、ただただ必死に「お父さん、行かないで~」と泣きながら父を呼び戻すことしか出来ませんでした。



何が起きているのか分らないまま数十分後、解熱剤が効き始めてみるみる体温が下がり始めました。
37度台まで下がってきた頃、父の意識も戻り始めました。
暫くは記憶が混同している様子でしたが、それもすぐに治まりいつもの父になりました。

父と看護師さんの話を聞くと、どうやら父は何かの菌(この段階では何の菌かは特定出来ず)に感染し、感染症を起こしたようでした。
骨折はしているけどケガはかすり傷だけの父なので、何に感染したのかさっぱり分かりませんでした。
とにかく抗生物質を点滴で入れ、様子を見ることになりました。



父の容体が心配だったので、私は面会時間いっぱいまで側に付いていることにしました。
夫とRENAは、病院近くの夫の実家に面倒をお願いしました。





面会時間も終わりに近づいた午後7時半、そろそろ迎えに来てと夫にメールを打ち、父に「そろそろ帰るね」と声をかけました。
すると父が「帰る前に毛布を掛けてくれ、寒くなってきた」と言い出しました。
そして次の瞬間、ベットがガタガタと鳴るほどの震えに襲われた父。
みるみる唇は紫色になり、目の焦点も合っていないように見えました。
驚いた私はナースコールで看護師さんを呼び、必死に父を呼び続けました。

体温・血圧・呼吸数は急激に上昇し、血中酸素量は危篤状態と言われるほどに落ちました。
握った父の手は、血が流れていないかのように冷たくなっていました。

「個室に移動します」
そう看護師さんに告げられ、父は個室へと連れて行かれました。
私は移動の僅かな時間に、夫と義母に「すみません、父が急変したので帰れません」とだけメールを打ちました。

個室に移動させられたということは、かなり心配な状態だということは私にも分かりました。
処置を終えた病室に入ると、まだ寒さで震えている父の姿がありました。
当直のお医者さんから説明されたのは「何かの感染症なことは、間違いありません。でも血液培養がすぐには出来ないので、菌の特定が出来ないんです。とにかく抗生物質の種類を変えながら様子をみます」でした。

父の手を握ると、解熱剤のお陰で体温上昇は治まり手も熱くなっていました(体温上昇中は手が冷たくなります)
大量の汗をかいていたので、着替えさせながらふっと気づきました。
「そういえば父、昨日からあまり排尿できていない気がするんですが・・・。」

実は父は17年前に大きな手術を受けていて、その後遺症で排尿が普通の人よりやや困難になっていました。
普段は何とか出来ていたのですが、骨折により寝たきり状態になったことでそれが上手くいかなくなってしまったようでした。
1日目からそのことは気になっていたので、父に「管を入れてもらった方がいいよ」と言っていたのですが、父は嫌がって看護師さんに言わなかったようなのでした。
「とにかく思い当たることは何でもしましょう」と看護師さんが言い、お医者さんを呼んでカテーテル(?)を入れてくれました。



父の様子が落ち着くと、看護師さんが「面会時間は終わっていますが、どうされますか?」と訊ねてきました。
まだ心配だったので、完全看護の病院ですが付き添いで泊まらせてもらうことにしました。

ここで問題が・・・。
物心ついてから、絶対に私と一晩離れていられないRENAです。
父も心配ですが、私にはRENAも心配でした。
頼れる義母がついてはくれていますが、さすがにお泊まりはできないのでは・・・と不安になりながらも義母に電話しました。

状況を説明すると義母は「こっちはRENAに1晩泣かれても大丈夫だから、あなたはお父さんについていてあげなさい」と優しく言われました。
父のことを心から心配してくれた上に、お昼から食事をしていない私のことも心配してくれました。
優しい義母に心から感謝し、安心してRENAを預けることにしました。
RENAと離れるのは私も本当に辛く寂しかったのですが、今は目の前の父が心配で仕方ありませんでした。



看護師さんと話していると、看護師さんが「薬の効果が切れる8時間後が心配ですね。さっきも8時間ちょうどで熱が上がったから」と言われました。
午後8時に解熱剤を使ったので、次に効果が切れると予想されるのは午前4時・・・。
私はウトウトとするものの、僅かな物音でも目を覚ますほど神経質になって父の様子をうかがっていました。

看護師さんもとても心配してくれて、15~30分置きに父の様子を見に来てくれました。
そしていよいよ午前4時・・・。
父の容体に変化は見られず、落ち着いた状態でした。
この段階で、熱の原因は尿路感染だという予想になりました。



明朝8時、前回の解熱剤を使ってから12時間経っても父の容体は安定していました。
抗生物質と処置が功を奏したのだろうと思った私は、やっと安心して家に帰ることにしました。







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最終更新日  2007年08月26日 09時26分21秒
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